（回答者に交代）

中川潤：
こんにちは、中川です。

相談者：
はい、こんにちは、よろしくお願いします。

中川潤：
うーん
あなたお母さんのこと「理想が高くって」っておっしゃるけど、

相談者：
はい

中川潤：
理想が高いとかそういう問題じゃないよね？

相談者：
あー、そうなんですか？

中川潤：
考え方の違い。

相談者：
ああー

中川潤：
で・・あなた一人娘なの？

相談者：
いえ違います。
きょうだいは、３人おりますが、

中川潤：
はい♪
３人ってどういう構成？

相談者：
姉がおりますが、

中川潤：
うん

相談者：
嫁いで・・いて。

中川潤：
次が？

相談者：
わたしです。
で・・

中川潤：
次があなたで？

相談者：
ええ、３人目は妹がいます。

中川潤：
ああ

相談者：
で、妹は独身で、

中川潤：
はい

相談者：
１人で暮らしております。

中川潤：
ふうん、＆#

相談者：
で・・姉はもう、ま、ずっと前から・・
「結婚するときは、家に、残り」い、「なさい」ていうことで、

中川潤：
ん

相談者：
「どうしてわたしは、自分の好きな人と、結婚することが許されないのか？」（涙声）っていうふうに、泣いているのも、見たりして。

中川潤：
うん

相談者：
でそういうこともあって、わたしが、家に、残る形、を、取りますよ、というふうにすれば、姉も心置きなく嫁ぐことが・・できるし（涙声）、
両親も・・安心させることができるかなと思って、わたしが、家に・・残ったんですが。

中川潤：
お姉さんを、心置きなく、好きな人と一緒にさせるためにあなたが残ったの？、今の言い方は。

相談者：
あ、わたしが言いました。

中川潤：
あなたが先に結婚してたの？

相談者：
いえ、姉の、結婚、するとかしないとかっていう反対されてる頃に、

中川潤：
うん

相談者：
わたしも付き合ってる人がいたので、

中川潤：
うん

相談者：
相手の方に、

中川潤：
うん

相談者：
「こういう事情が・・あって」

中川潤：
うん

相談者：
「わたしの家に来てくれないですか？」っていうこと言ったらば、

中川潤：
うん

相談者：
「あーいいですよ」ということで来てくれたんです。

中川潤：
それが今のご主人ね？

相談者：
ええ、そうです。

中川潤：
んで、ここまでやとは思わんかったわけだ。

相談者：
ええ、主人も言っていました。
「わたしと結婚したのは、間違ってなかったけど」・・

中川潤：
うん

相談者：
「この家に来たのは間違いだった」と。

中川潤：
アッハン（苦笑）

相談者：
そして「今すぐにでも、この家を出たい」と言って、いるんですが。

中川潤：
うーん
お父さんいくつですか？

相談者：
父は６５歳です。はい

中川潤：
お母さんは？

相談者：
同じく６５です。

中川潤：
うん、２人共お、まだピンシャンしてんのね？

相談者：
ええ、そうです。

中川潤：
ふうーん
まずねえ？

相談者：
はい

中川潤：
自分たちのお、夫婦関係と、それから子ども。

相談者：
うん

中川潤：
何を大切にするか？

相談者：
ええ

中川潤：
両方共うまく行けば、それはそれに越したことないんですよ。

相談者：
うん、うん

中川潤：
うん、だけど・・今おっしゃってるようにあなた方の・・ご両親というか、ま、特にお母さんのようですけども、

相談者：
はい

中川潤：
お母さん、が・・

相談者：
うん

中川潤：
あなた方の家庭そのものお、に対して、

相談者：
はい

中川潤：
やっぱり、ちょっと・・脅威になる・・ていうふうなことであれば・・生活を共にすることを・・

相談者：
はい

中川潤：
ま、近場でもいいですよ。

相談者：
うん

中川潤：
所帯をやっぱり、別にしたらあ？

相談者：
それもですね、提案したんです。

中川潤：
うん？

相談者：
子ども達も学校もありますし、

中川潤：
はい

相談者：
学校が変わらない程度のところに、家を借りるなり？、家を建てるなりして離れ、たいっていうことも言ってみたんですが、
それについては父のほうが、

中川潤：
うん

相談者：
あの、もっと強く反対しまして。

中川潤：
うん

相談者：
「１回家に入った者が」、

中川潤：
うん

相談者：
「少し離れたところでまた別な暮らしを・・始めて」

中川潤：
うん

相談者：
「それだと迷惑だ」と言われました。

中川潤：
迷惑？

相談者：
ええ

中川潤：
迷惑というんじゃなくて不体裁ってことでしょ？

相談者：
そうです。みっともないということだと思います。

中川潤：
うん

相談者：
そして・・「もしも」？・・「わたし達（お前達）が、出てったらば」、

中川潤：
うん

相談者：
独身の妹が１人いますので、

中川潤：
うん

相談者：
それを「呼び寄せて」、

中川潤：
うん

相談者：
「家を継がせることもできるから」、

中川潤：
うん

相談者：
わたし達が「もしも、この家から出て行くのであれば」、

中川潤：
うん

相談者：
「どこかほんとに遠くの・・誰も知らないようなところに行くように」と。

中川潤：
うん

相談者：
言われました。

中川潤：
うん
それで？

相談者：
・・＆#△％

中川潤：
ご両親が、許可しないと、決めるわけに行かないの？

相談者：
・・

中川潤：
つまりね？・・あなたはねえ・・

相談者：
はい

中川潤：
２つながらのことを追っかけようとしてるんですよ。

相談者：
ああ

中川潤：
いいですか？
こういう、お母さんと・・

相談者：
うん

中川潤：
どうやって、ご主人共々・・円満にね？

相談者：
ええ

中川潤：
暮らして行くことができるか？

相談者：
うん

中川潤：
という、ご質問だと思うんですけども、

相談者：
はい

中川潤：
結論から言うとありません。

相談者：
あ（ため息）

中川潤：
１００％ありません。１２０％ありません。

相談者：
はい

中川潤：
ないんです。

相談者：
はい

中川潤：
んで、然り而して(*)・・２つながらって言った意味は、今の、あなたと、それから子どもさん達の、

(*)然り而して：　しかりしこうして。接続詞。
（前段を前提に、前段を肯定した上で）そして～、そこで～。

相談者：
うん

中川潤：
家庭を、

相談者：
うん

中川潤：
あなた達の心の平穏も含めて、

相談者：
はい

中川潤：
それなりの平穏な家庭・・と、

相談者：
はい

中川潤：
それから、親との、関係。

相談者：
うん、うん

中川潤：
それと・・両方２つながら、両立させる方法っていうのは・・ないんです。

相談者：
うん

中川潤：
二兎追う者は一兎も得ずって、よく聞くでしょ？

相談者：
はい

中川潤：
所詮無理です。

相談者：
はあ

中川潤：
で、そうするとね？、選択肢は２つしかないんで。

相談者：
はい

中川潤：
ご主人なりなんなりに、多少犠牲にしても、

相談者：
はい

中川潤：
自分の親なんだから我慢してくれいと・・

相談者：
はい

中川潤：
いうふうに・・あなたが・・道を取るのか？

相談者：
はい

中川潤：
そうじゃなくて、自分のやっぱり、直接の、パートナーであり、子どもさんであり、

相談者：
うん

中川潤：
そっちが・・優先されるべきであれば、

相談者：
ええ

中川潤：
多少・・お父さんお母さんと・・

相談者：
うん

中川潤：
ギクシャクする・・ことになっても、

相談者：
はい

中川潤：
それしょうがないじゃないすか。

相談者：
そうですよね。

中川潤：
で、そういう状態になったとしても、

相談者：
うん

中川潤：
先々、お父さんお母さんも・・

相談者：
はい

中川潤：
今６５は５年経てば７０になるんです。

相談者：
はい

中川潤：
１０年経てば７５になるんです。

相談者：
はい

中川潤：
今、そういう選択をしたからといって、

相談者：
はい

中川潤：
そのときまで、そのギクシャクが・・

相談者：
うん

中川潤：
続くとは、思えないし、

相談者：
はい

中川潤：
いずれあなたのように優しい方であれば、

相談者：
はい

中川潤：
手が必要になれば、

相談者：
はい

中川潤：
やっぱり・・捨てるわけじゃないんだから。

相談者：
ええ

中川潤：
ね？
こういう、今みたいなその・・家族のイベントのときにもね？

相談者：
はい

中川潤：
喧嘩になってしまう。

相談者：
はい（涙声）

中川潤：
ね？
そういう状態は・・お互いのために・・避けましょうよと・・

相談者：
（鼻をすする）

中川潤：
いうことで、お考えになったらどうですか？

相談者：
はい・・はい

中川潤：
うまく行く方法なんてないよお。

相談者：
そうですよね（涙声）。

中川潤：
うーん

相談者：
はい

中川潤：
ありっこないもーん。

相談者：
うん、うん・・分かりました。

中川潤：
ねえ、と、わたしは思うの、で。

相談者：
＆#△％

中川潤：
ちょっと加藤先生に代わりますね。

（再びパーソナリティ）