婆「孫に会いたい」大原敬子「今の誰?」婆「孫です、ちょっ待って‥」

テレフォン人生相談 2021年10月4日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 女68歳 夫75歳 二人暮らし 離婚した長女45歳 孫4歳 長男は他界している

今日の一言: 苦しみはなくなりません。なくそうとするのでなく、改善する、調整することが大切です。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
よろしくお願いします。

加藤諦三:
最初に、年齢教えてください。

相談者:
68歳です。

加藤諦三:
68歳

相談者:
はい

加藤諦三:
結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
ご主人何歳ですか?

相談者:
んとお、75です。

加藤諦三:
75

相談者:
はい

加藤諦三:
お子さんは?

相談者:
2人いて・・

加藤諦三:
はい

相談者:
長女と長男、長男は亡くなってます。

加藤諦三:
で、長女は何歳ですか?

相談者:
45歳です。

加藤諦三:
45歳、今はお2人で生活してんの?

相談者:
そうです。&#△%

加藤諦三:
はい分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、どんな相談ですか?

相談者:
んとね、娘が・・離婚して、

加藤諦三:
はい

相談者:
4歳児を連れて実家に、来ました。
んで、子どもといつまでも、テレビ見てるんです。遅くまで。

加藤諦三:
うん

相談者:
で、「そういうふにしてると、朝も起きらんないし」、

加藤諦三:
うん

相談者:
「保育園行くようになって、朝、ご飯も食べらんないんじゃないの?」って、わたし言ったんです。

加藤諦三:
うん

相談者:
そしたら「お母さんには関係ないでしょ」って言われて、

加藤諦三:
うん

相談者:
そのあとから、やっぱりギクシャクしちゃって、

加藤諦三:
うん

相談者:
1ヶ月と10日ぐらいして、自立するってことで、引っ越ししました。

加藤諦三:
あーそうですか。

相談者:
その後・・引っ越ししたときに・・荷物が、すごい、いっぱい持って来たんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
8畳いっぱいと、玄関いっぱいで。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、今度引っ越しするところが、荷物入んないから、

加藤諦三:
うん

相談者:
荷物置いてったんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
でもあたし、その荷物に囲まれて生活するのはもう、すご、く、鬱陶しくて、

加藤諦三:
ええ

相談者:
その「荷物はコンテナに、預けてちょうだい」って、言ったんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、「その荷物のお金はわたしが出します」って言って・・

加藤諦三:
わたしってあなたですね?

相談者:
あ、そうです。

加藤諦三:
はい

相談者:
そしたら、「あたしの荷物は置けないの?」って・・

加藤諦三:
はい

相談者:
娘が、

加藤諦三:
うん

相談者:
反論して来て、

加藤諦三:
うん

相談者:
「この部屋も、あたしの部屋でしょ」って言ったんですね。

加藤諦三:
うん

相談者:
「それはね、違うんじゃない?、あんたは一旦出た身だから」

加藤諦三:
うん

相談者:
「あんたの部屋っていうわけにはいかないんだよ」って言ったの。

加藤諦三:
うん

相談者:
そしたらもう口を利かなくなって、

加藤諦三:
うん

相談者:
引っ越しして、
いまだに、もう実家に来ないんです。

加藤諦三:
うん

相談者:
だから、その言ったことが、あたしは先生、間違えてんでしょうか?

加藤諦三:
いや、そう簡単に、言えることじゃないですけどね?
最悪のケースはね?

相談者:
うん

加藤諦三:
お嬢さんがいて、

相談者:
はい

加藤諦三:
子どもがいて、

相談者:
はい

加藤諦三:
毎日あ・・テレビばっかり観ていて、

相談者:
うん

加藤諦三:
それでもあなたは我慢して、

相談者:
うん

加藤諦三:
不満を全部心の底に、抑えて、

相談者:
うん

加藤諦三:
外側から見るとなんにも事件が起きないけれども、

相談者:
うん

加藤諦三:
ま、なんか、一軒の家(うち)になってる。これは最悪ですよ。ま・・

相談者:
でも先生、あたしも・・

加藤諦三:
うん

相談者:
看るつもりで覚悟をして、

加藤諦三:
うん

相談者:
なるべく言わないように?、見ないように?

加藤諦三:
うん

相談者:
してたんだけど、やっぱり言わないと、

加藤諦三:
うん

相談者:
掃除もしないんですね。
おもちゃも片付けないで、

加藤諦三:
うん

相談者:
そこに布団を敷いて寝る。
これじゃね?生活の場じゃないよねって・・

加藤諦三:
うん

相談者:
も、言うと、腹立っちゃうっていうの分かってたんだけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
も、ほんとに我慢した、我慢してあたしも辛いし眠れなくなるし、

加藤諦三:
うん

相談者:
言わなきゃこの子分かんない、よなと思って、

加藤諦三:
うん

相談者:
言ったんですよね。

加藤諦三:
でも言っても分かんないよね?

相談者:
あーあーあー、そうだと思う。あたし。

加藤諦三:
うん

相談者:
うん

加藤諦三:
で、

相談者:
えー

加藤諦三:
今日のあなたの電話掛けて来てくださったのはですね、

相談者:
うん・・うん・・で・・

加藤諦三:
ギクシャクしてると。

相談者:
はい、なんですよ&#

加藤諦三:
それで、荷物も、

相談者:
はい
ま、片付けてくれました。荷物は。

加藤諦三:
ん・・ん・・

相談者:
コンテナに。

加藤諦三:
じゃあ、うまくは行ってんじゃないすか。

相談者:
うん。でも、腹立って出てくと、もう孫も連れて来ない。

加藤諦三:
うん

相談者:
あたしも言ったけれど、孫に会いたい。

加藤諦三:
ああ

相談者:
で・・

加藤諦三:
そうすっとそういうように、

相談者:
うん

加藤諦三:
今、せっかく孫もいることだから、

相談者:
うん

加藤諦三:
ごく普通の、

相談者:
うん

加藤諦三:
生活するには、どうしたらいいでしょうか?っていう・・

相談者:
あ、そうです、そうです。そうです。

加藤諦三:
のが今日の・・

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
電話ですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい・・それではあのお・・

相談者:
(ため気)うん

加藤諦三:
いろんな視点から、

相談者:
うん

加藤諦三:
物事を、捉えていただける、

相談者:
はい

加藤諦三:
幼児教育研究の、

相談者:
あーあ

加藤諦三:
大原敬子先生がいらしてるので、

相談者:
はい・・はい、ありがとうございます。

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)

「婆「孫に会いたい」大原敬子「今の誰?」婆「孫です、ちょっ待って‥」」への13件のフィードバック

  1. 娘の荷物が鬱陶しいからコンテナに容れさせたって、お母さんやることが早いけど、孫に会えなくなって、やったことが正解ではなかったんですね。そういうところが人づきあいが下手ってことなんだと思いました。

    相談中に孫が訪ねてきたんですか~。良かったですね。
    荷物は捨てたわけではないから、傷は浅かったですね。
    理屈は言わないで孫と楽しく触れ合いなさいって、良いアドバイスだと思います。

  2. 相談者さんの根底にある想いをすぐに見抜く
    大原先生。
    確かに離婚し傷ついて帰ってきた
    子供を追い詰める事なんてできないのが普通。
    亡くなった息子さんが寄り添ってくれた事は事実だけど、生きている大事な娘さんとの絆まで失って欲しくないなとしんみり思いました。

  3. 4歳の孫が一人で来ないだろうから
    娘さんも一緒に来てくれたところだったっぽい。
    良かったねえ、お母さん。

    私も片づけられなかったり
    お風呂に入るのもしんどかったりダメダメなんですが
    相談者母娘のように
    親が厳しくてダメ出ししかされたことがないので
    それも原因だったのか~と感慨深かったです。
    分かった以上は、これ以上親の影響下で生きないためにも
    片づけろよ!風呂入れよ!と
    自分を鼓舞していきたいと思います。

    1. 私は、片づけろよ!風呂入れよ!と
      自分を鼓舞することをやめました

      若いときは、だらしない自分が許せなかったりして自己肯定感が低く辛かったですが
      今はそういう自分を受け容れ、しかたないなあ、と
      許容できるようになりました
      歳取るのも悪くないです。家はひどい散らかりようですが

      「こんなに部屋が片づかなくなったのは、母親が亡くなってからよ。タカが外れたのかも」と、先日マツコデラックスさんがTVで言ってるのを聞いて、自分もそうだったのかもなあ、としみじみしました

      息子を亡くした悲しみや怒りを娘にぶつけてしまった、それに気づいたお母さん
      これからは円満に、仲よく過ごしていただきたいものでございます

  4. 加藤先生の話、じわ〜っときた。
    苦しみ、悲しみを無くそうとしない。
    受け入れて、原因を見つめて、改善、調整するってことですね。

  5. 『大切な人との関係性をどう作っていくのかを学びたいので教えてください』という相談に対してはこの主力コンビは本領を発揮して的のド真ん中をストレートに射貫く。聞いていて氣持ち良いほどでした。

    それにつけても、自分の人生の課題に向き合えず、他人に憂さ晴らしする人間の多さにウンザリする。

  6. 否定的な意見ですいませんが、
    私は相談者の行動は正しかったと思う。
    なぜなら荷物を倉庫に預けさせ、家をスッキリさせても孫は来たから。時が解決したのでは。

    4才の孫は可愛い。でも大きくなる。父親と離れて育つのなら尚更、躾は必要。スッキリした部屋で可愛がってほしい。

    今は娘さんとぶつかることもあるでしょう。
    でも娘さんが困った時は助けてあげられる方だと思う。ぶつかっても助け合いお互い角がとれて、だんだんうまくいってほしい。

  7. 過去は変えられない。
    苦しみ悩みは、つきまとうものですが、それでも今日は過ぎて行き。だからこそ今日の1日を心豊かに積み上げて、そこのお家ならではの親子関係を築けたら素敵です。
    自らの心を調整し、相手を思い、この子の心に寄り添えたら、折り合いをつける事も出来て、きっと慕われると思う。
    自分は自分が変えられると思う、
    関わり方がこれからのお孫さんの成長に繋がる。

  8. 加藤先生が仰った「辛い事があると受け止めきれずに置き換え先を間違える。」って、自分にも経験があるのでハッとした。
    この相談者だけでなく娘さんもまたそうだったのかも知れない。

  9. 本来家系を継がなきゃならない長男が亡くなったというのは、本当につらいと思いますし、長女にとってもちょっと困る部分が出てくるでしょう。
    長男は結婚、子供が出来ないうちに亡くなったのかなあ?もしそうだったら、やっぱり長女も困ると思いますが、後継ぎは本当に大変ですよねえ。

  10. 娘さんの離婚理由の中(無意識?)に、この家の跡を継がなければ…と言う思いがあったのでは?

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