婆「孫に会いたい」大原敬子「今の誰?」婆「孫です、ちょっ待って‥」
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
人間として生まれた以上・・
相談者:
うん
加藤諦三:
もう苦しみとか悲しみとか・・悩みっていうのは避けられないんですよ。
相談者:
うん
加藤諦三:
で、あなたの場合もお・・
相談者:
うん
加藤諦三:
いろんな・・
相談者:
ほん・・
加藤諦三:
あの・・
相談者:
と、いろんなことがありました。
加藤諦三:
ん・・誰もが抱えるわけです。
相談者:
うん
加藤諦三:
間違っちゃうことは、なくそうとしちゃうことなんです。
相談者:
うん
加藤諦三:
なくならないんですよ。
相談者:
うん
加藤諦三:
苦しみは。
相談者:
うん
加藤諦三:
生きてる以上。
相談者:
うん
加藤諦三:
そうじゃなくて、自分の味わっている今苦しみや悩みを、
相談者:
はい
加藤諦三:
正しく、理解すること。
相談者:
うーん
加藤諦三:
その原因を・・
相談者:
うん
加藤諦三:
なぜ自分は、今、こんなに苦しんでんだろう?というように・・
相談者:
うん・・うん
加藤諦三:
その自分の苦しみを、の、原因を、しっかり理解してくことなんですよ。
相談者:
うん
加藤諦三:
いい息子さんがいて、
相談者:
うん
加藤諦三:
失ったときに・・
相談者:
うん
加藤諦三:
誰だってそれは・・
相談者:
ああ、ほんとに(涙声)、うん。辛かった。
加藤諦三:
受け止められなくて。
相談者:
うん
加藤諦三:
それを、置き換えますよ。
相談者:
うん
加藤諦三:
でその、置き換える場所を間違えるんです。
相談者:
あーあ
加藤諦三:
だから・・お嬢さんもこれからも・・理想のお嬢さんじゃないでしょ?
相談者:
うん
加藤諦三:
これ恐らくすぐには直らないです。
相談者:
あーあー、はい
加藤諦三:
でもあなたも、その度に・・
相談者:
うん
加藤諦三:
怒りは感じます。
相談者:
うん・・そうです。
加藤諦三:
でも、それが、
相談者:
はい
加藤諦三:
人生なんですよ。
相談者:
えー?!・・そうなんですか!
加藤諦三:
これがなくなるように、
相談者:
うん
加藤諦三:
人間は・・生まれて来てないんです。
相談者:
えー?!
加藤諦三:
もう・・人間は・・
相談者:
うん
加藤諦三:
生きるように生まれて来てるので、
相談者:
うん
加藤諦三:
幸せになるように、
相談者:
うん
加藤諦三:
プログラムされてるんじゃないんですよ。
相談者:
うーん
加藤諦三:
こういう45歳の離婚して、
相談者:
うん・・うん
加藤諦三:
4歳の子どもを、連れて、
相談者:
はい
加藤諦三:
いろんな問題抱えて、
相談者:
はい
加藤諦三:
ゴタゴタするのが、当たり前。
(ガラガラガラ 引き戸の音)
相談者:
うん
加藤諦三:
その原因を、正しく理解する。
相談者:
あーあ、それ一番訊きたかった。うん
加藤諦三:
なくすことじゃないんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
なくそうとすると、頭に来ますよ、このお嬢さん、45歳。
相談者:
うん
大原敬子:
フフフ(苦笑)
加藤諦三:
こういうものっていうのは、必ず起きますから。
相談者:
あーあ、やっちゃったんですね、それをね。
大原敬子:
(苦笑)
加藤諦三:
そうそうやっちゃったんです。
相談者:
うん
加藤諦三:
もう、必ず起きます。
相談者:
うん
加藤諦三:
だけどこのときに、2人が・・
相談者:
うん
加藤諦三:
うまくこの辛さを、
相談者:
うん
加藤諦三:
調整する。
相談者:
うん
加藤諦三:
改善する。
相談者:
うん
加藤諦三:
正しく理解するって。
相談者:
うん
加藤諦三:
これが・・大人になることなんですよ。
相談者:
うーん
加藤諦三:
なくすことじゃないんです。
相談者:
うん
加藤諦三:
それ今、大原先生がいろいろお話して、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたは、この、悩みを・・
相談者:
はい
加藤諦三:
正しく、理解、し、
相談者:
うん
加藤諦三:
調整することができるようになったと思います。
大原敬子:
うん
相談者:
あー、ありがとうございました。
加藤諦三:
よろしいでしょうか?
相談者:
はい
ありがとうございました。
加藤諦三:
はいどうも失礼します。
相談者:
はい。すいません、ありがとうございま、す。
加藤諦三:
苦しみは、なくなりません。なくそうとするのでなく、改善する、調整することが大切です。
娘の荷物が鬱陶しいからコンテナに容れさせたって、お母さんやることが早いけど、孫に会えなくなって、やったことが正解ではなかったんですね。そういうところが人づきあいが下手ってことなんだと思いました。
相談中に孫が訪ねてきたんですか~。良かったですね。
荷物は捨てたわけではないから、傷は浅かったですね。
理屈は言わないで孫と楽しく触れ合いなさいって、良いアドバイスだと思います。
相談者さんの根底にある想いをすぐに見抜く
大原先生。
確かに離婚し傷ついて帰ってきた
子供を追い詰める事なんてできないのが普通。
亡くなった息子さんが寄り添ってくれた事は事実だけど、生きている大事な娘さんとの絆まで失って欲しくないなとしんみり思いました。
4歳の孫が一人で来ないだろうから
娘さんも一緒に来てくれたところだったっぽい。
良かったねえ、お母さん。
私も片づけられなかったり
お風呂に入るのもしんどかったりダメダメなんですが
相談者母娘のように
親が厳しくてダメ出ししかされたことがないので
それも原因だったのか~と感慨深かったです。
分かった以上は、これ以上親の影響下で生きないためにも
片づけろよ!風呂入れよ!と
自分を鼓舞していきたいと思います。
私は、片づけろよ!風呂入れよ!と
自分を鼓舞することをやめました
若いときは、だらしない自分が許せなかったりして自己肯定感が低く辛かったですが
今はそういう自分を受け容れ、しかたないなあ、と
許容できるようになりました
歳取るのも悪くないです。家はひどい散らかりようですが
「こんなに部屋が片づかなくなったのは、母親が亡くなってからよ。タカが外れたのかも」と、先日マツコデラックスさんがTVで言ってるのを聞いて、自分もそうだったのかもなあ、としみじみしました
息子を亡くした悲しみや怒りを娘にぶつけてしまった、それに気づいたお母さん
これからは円満に、仲よく過ごしていただきたいものでございます
加藤先生の話、じわ〜っときた。
苦しみ、悲しみを無くそうとしない。
受け入れて、原因を見つめて、改善、調整するってことですね。
『大切な人との関係性をどう作っていくのかを学びたいので教えてください』という相談に対してはこの主力コンビは本領を発揮して的のド真ん中をストレートに射貫く。聞いていて氣持ち良いほどでした。
それにつけても、自分の人生の課題に向き合えず、他人に憂さ晴らしする人間の多さにウンザリする。
同感です
否定的な意見ですいませんが、
私は相談者の行動は正しかったと思う。
なぜなら荷物を倉庫に預けさせ、家をスッキリさせても孫は来たから。時が解決したのでは。
4才の孫は可愛い。でも大きくなる。父親と離れて育つのなら尚更、躾は必要。スッキリした部屋で可愛がってほしい。
今は娘さんとぶつかることもあるでしょう。
でも娘さんが困った時は助けてあげられる方だと思う。ぶつかっても助け合いお互い角がとれて、だんだんうまくいってほしい。
過去は変えられない。
苦しみ悩みは、つきまとうものですが、それでも今日は過ぎて行き。だからこそ今日の1日を心豊かに積み上げて、そこのお家ならではの親子関係を築けたら素敵です。
自らの心を調整し、相手を思い、この子の心に寄り添えたら、折り合いをつける事も出来て、きっと慕われると思う。
自分は自分が変えられると思う、
関わり方がこれからのお孫さんの成長に繋がる。
加藤先生が仰った「辛い事があると受け止めきれずに置き換え先を間違える。」って、自分にも経験があるのでハッとした。
この相談者だけでなく娘さんもまたそうだったのかも知れない。
久々に腹立つ声のバアサンだな。イライラしてんのねー。
本来家系を継がなきゃならない長男が亡くなったというのは、本当につらいと思いますし、長女にとってもちょっと困る部分が出てくるでしょう。
長男は結婚、子供が出来ないうちに亡くなったのかなあ?もしそうだったら、やっぱり長女も困ると思いますが、後継ぎは本当に大変ですよねえ。
娘さんの離婚理由の中(無意識?)に、この家の跡を継がなければ…と言う思いがあったのでは?