不登校を相談しつつ口数少ない女が図星にトーン変わる。ごまかしの死刑台の笑い
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
あなた笑うのは、ごまかしてるんです。
相談者:
そうです
大原敬子:
ああ
加藤諦三:
ああ、すごい、そこは分かる。
ごまかすための笑いなんです。
相談者:
うん
加藤諦三:
大原先生が、「あなたが嫌われてるんじゃありません?」って言ったときに、
相談者:
うん
加藤諦三:
猛烈な勢いでもって、「嫌われていません!」って言いましたよね?
相談者:
うん
加藤諦三:
実はあなた・・意識では嫌われていないと思っていますけれども、無意識では、あなたは自分が、この家族の中で、嫌われているということを知ってるんです。
相談者:
うん
加藤諦三:
で、それが、あなたの孤立感なんです。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
今、本当の心の底の底のところの無意識の部分では、あなたは自分が、この集団の中で孤立して、孤独であることを知ってるハズです。
相談者:
はい
加藤諦三:
素直です。
大原敬子:
ううん
加藤諦三:
これで解決つきます。
大原敬子:
ううん
相談者:
はい
加藤諦三:
つまり・・16歳のお嬢さんは、家を出るのが怖いんです。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
何が怖いんだと思いますか?
相談者:
わたしと娘の関係ですか?
加藤諦三:
いやあ・・
大原敬子:
(笑)
加藤諦三:
よく分かってるねえ・・
お嬢さんは、家を離れたら家で何が起きるか分からないという恐怖感で家から出られないんです。
相談者:
うん
加藤諦三:
だから、お嬢さんが、どうしていいかわかんないって言うのは、別の言葉で言うと、「あなたたち嫌いです!」てこと。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
だけど嫌いですって言えないんですよ。
相談者:
うんうん
加藤諦三:
何が起きるか分かんないから。
相談者:
うんうん
加藤諦三:
も、家の中ものすごい緊張状態です、今。
相談者:
うん
加藤諦三:
このものすごい緊張状態が、あるから、逆に核心の部分に触れると、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたは、笑うしかないんです。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
こういうのをね、ちょっとキツイ言葉でごめんなさいね。
相談者:
はい
加藤諦三:
死刑台の笑いって言うんです。
相談者:
うん
加藤諦三:
死刑になる直前に笑うの。
相談者:
うん
加藤諦三:
もうどうにもなんないんです。
まさにお嬢さんが言ってる、どうしていいか分からないんです。
そのぐらい皆んな、お互いに怒りを持ってるんです。
相談者:
・・
加藤諦三:
もうね、あなたの、家の中はね、怒りでもって、ちょっと、マッチ擦ったらドッカァーーン・・て・・
破裂するような状態です。
相談者:
・・
加藤諦三:
良かったですよ、電話かけてくれて。
相談者:
はい・・
加藤諦三:
家庭が、静まります。
大原敬子:
うん
加藤諦三:
なぜ静まるなんていうこと、自信を持って言うかっていうと、さっきあなたの言った言葉です。
「いえ!嫌われてません!」って。
・・
嫌われてんですよ。
本当は嫌われてるということを知ってるからこそ、「嫌われてない!」っていうことを強烈に言うんです。
相談者:
・・
加藤諦三:
こういうの反動形成って言うんですけどね。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
僕に言った時の、あの態度と、あの言ったことを、本当に認めてくれれば、問題は解決します。
もうごまかさないで、死刑台の、笑いは、やめましょう。
相談者:
はい、やめま◆#・・
加藤諦三:
お子さんは学校に行きます。
相談者:
はい
ありがとうございます。
加藤諦三:
よろしいでしょうか?
相談者:
はい
ありがとうございました
加藤諦三:
はい、どうも失礼します
相談者:
ありがとうございましたあ
加藤諦三:
家で何が起きるか?怖いので、家から出られないという不登校の子がいます。
ご相談者さん、熟年離婚だったか、それとも娘が未成年時に離婚したか、ちょっと気になりますが、孫の不登校に、本気で心配してしまいました。
あと、娘の夫の病死、本当に気の毒でなりません。3人の孫のうち、一番上が県外だそうですが、既に就職、自立しているということでしょうか。
末孫は高校1年生か2年生ということでしょうか、先生がせっかく手を差し伸べているのに不登校になってしまうのか、本当に残念でなりません。
このままでは留年なので、正直心配ですが、登校を再開するか、通信制あたりに転校して、何とか高校を卒業して欲しいと励ましてあげたいです。
見守ってあげることはもちろん大事ですが、ご相談者さんと娘さんの仲、それから、真ん中の孫との関係の改善・修復を祈りたいなあと思います。
ところで、明日の今井さん、三石さんとの組み合わせですかあ。加藤さんと愛さんか大原さん同様、この組み合わせ、当面は続きそうでしょうか。
ひと様の投稿にとやかく言いたくはないが、上の匿名さんお願いですから何かハンドルネーム付けて投稿してください。長い文章を読み解こうとしたムダな時間を使わなくて済みますので。
「孫の相談をしてくる婆」→「回答:ほっとけ」ってのがテレ人の定番であり、「孫の問題の主因は婆自身」ってのもよくあるパターンだけど、今日はまさにそれ
本当に得体の知れない相談者だった
加藤先生は「死刑台の笑い」と評されたが、「曳かれ者の小唄」って言い回しがとてもしっくりくる不気味な笑い
娘婿が早世されて、娘と孫が親元を頼ってきたパターンとお見受けするが、祖母が相談者じゃ高校生のお孫さんも気が落ち着くまい
「あなた嫌われてるんですよ」
出た加藤ブシ。
ゆっくりハッキリと人を刺すのね。
確かに、年齢と共に笑いでお茶を濁したり、誤魔化す事が増える。
人間関係を円滑にする為に、はたまた自分自身の辛さを軽減する為に培われた生活の知恵と言う所も否めない。
それがこんな時にも出てしまう悲しさ。
そこに一撃。
他に言い方があるだろうに。
昔は、良い本書くなと思っていたが、最近は同じような内容ばかり何冊も出している。
言葉遣いも衰えてくるのか?
「老い」は誰もが通る道。自分も気をつけよう。このじいさんより遥かにバカなので余計に。
お孫さんは、相談者に話してもどうせ母親にチクるし、母とばばの関係が余計に悪くなるので何も話すまい。
2人の顔色を見て生活するのにもうんざりなんだろう。
独立して早く家を出る事だけを希望に計画を立てて頑張ってほしい。
鯖さんに同意。相談した時点で婆さんの目的「孫を心配する祖母、を演じきる」が達成された。でなきゃ、笑えない場面で笑える「死刑台の笑い」は出ないだろう。婆さんに冷笑主義の影がちらつく。但し、加藤先生からのカウンターパンチは予想外だったようで。