優しい嘘。息子の服役。欺かれてるのはどっち?出来杉孫息子が貫く無関心
(回答者に交代)
野島梨恵:
もしもしい?
相談者:
あ、もしもし、よろしくお願いします。
野島梨恵:
はい、よろしくお願いします。
お孫さんは今高校生なんですよね?
相談者:
はい
野島梨恵:
今、高校1年生ですか
相談者:
はい
野島梨恵:
学校との面談、学校との先生とのやり取りっていうのは全部あなたがなさってるんですか?
相談者:
はい
野島梨恵:
普通
相談者:
はい
野島梨恵:
親が行く、保護者として行ったりするような場面にお祖母さんが出て来ることについては特段何も訊かない?
それはあなたと・・
相談者:
養子縁組をしてるせいなのかよく分からないですけど。
野島梨恵:
うん・・
!あーあ・・養子縁組をなさったのね?
相談者:
はい
野島梨恵:
あなたとしてはこのことを、学校の先生に相談してみるってことはあんまりお考えにはならない?
相談者:
・・ならないです(苦笑)。
野島梨恵:
うーん
相談者:
誰にも言わないくらいですから。
野島梨恵:
言いたくない?
ふうーん
相談者:
就職とかに関わるかなとか。
野島梨恵:
うん、うん、うん、なるほどね。
お孫さん、今度、じゃ、高校2年生になられるのかな?
相談者:
はい
野島梨恵:
将来については短大に行きたいとか大学に行きたいとか就職したいとか、なんか、こう、希望ってもう持ってらっしゃるんです?
相談者:
学校が特殊でえ、
野島梨恵:
うん
相談者:
5年で卒業なんですけど、
野島梨恵:
ふん、ふん、ふん
相談者:
そこから「就職する」と、本人は言います。
野島梨恵:
うーん
じゃ、も、働きたいっていうご希望なのね?
相談者:
はい
で、「その後また、2年大学に行ったら?」って言っても、
野島梨恵:
うん・・うん
相談者:
「いいところに就職できるから、そうしたい」って言うんです。
野島梨恵:
ふうーん、うん、なるほど、なるほど。
相談者:
・・はい
野島梨恵:
お父さんが家にいるときの、お父さんとお孫さんの会話ってどんな感じなんです?
ま、お父さんとお孫さんてか、お父さんとお子さんというか・・
相談者:
あー
野島梨恵:
の会話。
相談者:
息子は薬物をしてないと・・いい人なんですよ(苦笑)。
野島梨恵:
うん
相談者:
薬物をすると、言葉使いも、粗暴になりますけど。
野島梨恵:
まそりゃ薬物やっていい人ってなかなかいないですよ。うん
相談者:
ええ(苦笑)
野島梨恵:
うん
相談者:
ええ、まあ、薬物やってるときは電話でしか話したことないですけど、
野島梨恵:
うん・・うーん
相談者:
やり始めると家を出てくので、
野島梨恵:
うん
相談者:
それは・・
野島梨恵:
で、家にいる間は割といい人?
相談者:
はい
野島梨恵:
て、親子も、割とそこそこ会話はしているようです?
相談者:
はい
野島梨恵:
ただ、お父さんどこにいるんだとか、何してるんだということをお子さんから訊くような状況ではないっていうことかな?
相談者:
はい
野島梨恵:
ふうーん
相談者:
疑り深くないのか?
野島梨恵:
うん
相談者:
本に、桜の・・ハンコみたいなのが押してあるんですよ。
野島梨恵:
ふん
相談者:
そういうのを見ても、
野島梨恵:
うん
相談者:
何も、感じないみたいです(苦笑)。
野島梨恵:
んなるほどね。
相談者:
だから、疑ったり詮索したりはまったくないですね。
野島梨恵:
・・そうすると、可能性の1つとしてはね?
相談者:
はい
野島梨恵:
また、あの、本が送られて来た、す、
相談者:
はい
野島梨恵:
例えばほんとにお父さんが何してるか知ろうとか思ったら、
相談者:
はい
野島梨恵:
この桜のマークはなんだろう?とかね?
相談者:
はい
野島梨恵:
この住所には何があるんだろう?と思ってインターネットとか
相談者:
ええ
野島梨恵:
携帯電話で検索したら一発で分かっちゃいますよね?
相談者:
はい
野島梨恵:
あなたのほうで・・この子なら今言っても受け止められて、越えられるだろう、ていうような・・
相談者:
はい
野島梨恵:
お子さんに対する、ある意味でこう信頼っていうかあ?
相談者:
はい
野島梨恵:
この子は乗り越えられるんだっていう確信?・・
相談者:
はい
野島梨恵:
を・・まだ持てない?
相談者:
・・まだ持てない。
野島梨恵:
うん、ま、まだ15歳ですもんね。
相談者:
はい
野島梨恵:
二十歳ぐらいになったら持てますかね?
相談者:
・・そうですね。
ん、「僕がこの家を建て直すから」とかって言うんで。
野島梨恵:
ふうーん
相談者:
ま、そういう意識はあるんだと思うんで。
野島梨恵:
うーん
相談者:
そういうふうになってからかな?って思います。
野島梨恵:
この家は僕が建て直すんだっていうことは、でも、お子さんもやっぱりお父さんは当てならんな、っていうの(苦笑)ま、「遊んでる」って言われてるぐらいだから、まあ、薄々当てにならない何かをしてるんだなっていうことは・・まあ、
相談者:
ああ
野島梨恵:
そこまではたぶん分かってるのかな?
相談者:
分かってますね。
野島梨恵:
うーん
なんか良からぬ、感じなんだなっていうのは、分かってるんでしょうね。
相談者:
そう思います。
野島梨恵:
うん
相談者:
風貌も良からぬ感じですから。
野島梨恵:
うーん
相談者:
・・次男はあの・・もう自死で、亡くしてるんで。
野島梨恵:
うん・・うん
相談者:
なんか・・それでちょっと、怖いなと思ったり・・
野島梨恵:
・・ま・・そうね。い・・お子さんが自分で何らかの方法で、もう、これ、今たぶん、お子さん本気で調べようと思ったら、たぶん、調べられちゃうと思うんですよね。
相談者:
そうですね。
野島梨恵:
うん
相談者:
今、わたしも考えつかなかったですけど。
野島梨恵:
でも、まだそこまで本気じゃない、わけですよね?
相談者:
ですね。
野島梨恵:
今から、お祖母さんとしては、お子さんがね?それを知ったときの衝撃に耐えられるように、
相談者:
はい
野島梨恵:
しておいてあげられることって何だと思います?
お祖母さんが精一杯できることとしたら。
相談者:
・・「そんな大したことじゃないんだから人生は」みたいなことしか、見せられないです、わたしには。
野島梨恵:
うーん、でもそれでいいんじゃないです?、うん
相談者:
・・はい
野島梨恵:
あとは、お孫さんがショックを受けたときに、
相談者:
はい
野島梨恵:
きちんと、ずっと寄り添えるような、信頼関係を築きつ、今、十分お有りのようですけれども、
相談者:
はい
野島梨恵:
こう・・ね?親子の間のね、ま、親子といっても、ま、養親であ、あるとしても、こ、
相談者:
はい
野島梨恵:
血縁同士の間の、信頼関係を、きっちり保っておけば、
相談者:
はい
野島梨恵:
たぶん、お話になっても大丈夫でしょう。
相談者:
・・あー、そうですか。
野島梨恵:
うん
お子さんを信じて、言う・・
相談者:
はい
野島梨恵:
しかないと思います。
相談者:
分かりました。
野島梨恵:
うん
相談者:
信じるって言葉が今なんか、強く響きました。
野島梨恵:
うーん・・はあい
相談者:
不安がっててもね、仕方ないですからね(震え声)。
野島梨恵:
そうですね。
相談者:
はい・・ありがとうございます。
野島梨恵:
はい、ありがとうございます。
今井通子:
はい
相談者:
はあい
(再びパーソナリティ)
孫息子はある程度解っているんだろうな!でも、おばあちゃんに心配かけたくないってことじゃないのか?
この環境でまっすぐに育っている奇跡の孫。
でもいつかは言わないと駄目でしょうね。
孫が就職したら、父親がお金の無心に来る可能性があるから。
いっそ孫が警察官にでもなれば父親が寄り付かないでしょうけど。
身辺調査で、実親が薬中だとなれないのでは…
難しいですね…
こうした方がいいと
なかなか言えない。
お父さんが素面の時に自分の口で
伝えた方がいいのかな…
お孫さんは工業高専に通われているのかな?
それならば、就職先も良いところが見つかりそうですね。
相談者が亡くなった後が恐いな~
真っ当に生活を送っているお孫さんに薬中の父が寄り掛かってきますよね。
今後、結婚等の人生の節目に親の存在が大きな障害になると思うし。
ダルクといった支援団体に通われたことはないのかな?
https://telephone-soudan.com/20181026-kato-ai/
この記事思いだす。服役した家族問題の、服役した父親視点。後ろめたさはありつつも、「懲役満了したからいいでしょ」みたいな態度も垣間見える。「薬物やってなければ良い人」と述べる相談者、イネーブラーになりそうで・・・それは杞憂か。孫を養子縁組し、息子の金の無心は無視しているそうだから大丈夫か。孫は薄々というより、大方気づいているのだろうな。
さすが!素敵なタイトルですね
相手を想って優しい嘘をついているのはどちらか?映画「やさしい嘘」思い出して久しぶりに観たくなりました!
お孫さんの言った、本当の事を教えてくれない云々というのは、「もう本当の事言ってもいいよ、ぼくは大丈夫だから」というおばあちゃんへのメッセージなのかなあと想像すると切ないです。
高校選びも、早く自立したいという優しさと強さなんだろうな。
おばあちゃんはもし息子が帰ってきたら受け入れるべきか悩んでいるようでしたが、将来 息子が孫に迷惑をかけることが無い様にきちんと環境を整える事に力を注いで欲しいです。
何度か読み返してたのですが、本当に利発なお孫さんだなと思います。(僕がこの家を建て直すから、、)なんて泣かせる言葉です。たいへんな苦労もあったと思いますが、こんないいお孫さんに育ってよかったです。あとは、出所してきた長男がこれから先も相談者さんと息子さんに付き纏わないようにと祈るばかりです。
いやぁ孫は気づいてるね、こりゃ。どう聞いてもダメダメな息子から、いかに孫を護るかが今後のカギになりそうですな。
突き放して欲しいのが本音ですが、刑務所は正直前科者となってしまうだけに、大変でしょう。少年院だと前科がつかないと聞いたことあります。