女80いまだ達観せず。持てるものに気づかずああ言えばこう言う波乱万丈の結末

(回答者に交代)

野島梨恵:
もしもし?

相談者:
はい、もしもし?

野島梨恵:
野島です、よろしくお願いします。

相談者:
あ、よろしくお願いいたします。

野島梨恵:
一番上の、お嬢さんは結婚されている?

相談者:
え、連れ子をして再婚して、また子供がいて、もう、みんな自立しまして、

野島梨恵:
結婚して子供がいる。

相談者:
50う、

野島梨恵:
うーん

相談者:
6になって旦那が70なんです。

野島梨恵:
ふうーん、2番目のお嬢さんも結婚している?

相談者:
え、子供できないんですけど、わたしが土地を買って、お店を買ってやって、

野島梨恵:
うん

相談者:
美容室をやらしてるんです。

野島梨恵:
で・・

相談者:
はい

野島梨恵:
その3番目のお嬢さんも、結婚されている?

相談者:
え・・旦那がちょっと、仕事を辞めたり、子供が引きこもりだったりで、

野島梨恵:
うん

相談者:
苦労してるんです。

野島梨恵:
うん

相談者:
パートで、もう、朝から晩までスーパーで働いてるんです。

野島梨恵:
ふうーん、それでもお、一応お母さんを乗せてったりはしてくれてるんだ。

相談者:
うん
「わたしハイヤーで行くからいいよ」って言ってもね。

野島梨恵:
うーん

相談者:
そのときだけは乗せてくれるんです。

野島梨恵:
うーん、ね、優しいお嬢さんですね。
一番最後にい、

相談者:
はい

野島梨恵:
上のお嬢さんに会ったのはいつなんですか?

相談者:
えーと、一昨年かな?

野島梨恵:
ふうーん
そのときは、じゃ、みんなで集まった?

相談者:
はい
で、あの、孫のお嫁さんも来てひ孫もできたので、

野島梨恵:
うんうん、みんなで&#△

相談者:
わたしはお料理を作ってご馳走すったけで。

野島梨恵:
あーあ、いいですよね。

相談者:
ええ

野島梨恵:
お祖母ちゃんの家(うち)でね。みんなでやってっていうのはね。

相談者:
それはずっと習慣でやって来たんですが、

野島梨恵:
・・うーん

相談者:
ただ下の子だけは・・家族揃って来てくれましたけど。

野島梨恵:
うん、下の、む、お嬢さんは来てくれたんだ、じゃ、

相談者:
はい、上2人が・・

野島梨恵:
上の2人はどうして来なかったのかしら?

相談者:
え、やっぱり、わたしとうまく行かないっていうか、わたしの言うことを聞きたくないっていうんですかね?

野島梨恵:
はい

相談者:
長女の旦那さんがですね。ま、家(うち)に・・孫といたときに、

野島梨恵:
うん

相談者:
奥さんのいる人だったんですよ。

野島梨恵:
うん

相談者:
それで奥さんが死んだという嘘をついてうちの娘と関係を持ってしまったんですね。

野島梨恵:
うん

相談者:
それでわたしがそれを、人から聞いてびっくりしたんです。

野島梨恵:
うん

相談者:
そんな嘘がつけるのかと。

野島梨恵:
うん

相談者:
生きてる人を死んだなんてね。

野島梨恵:
うん

相談者:
・・それで、なんか慰謝料を、100万持って来たんです。

野島梨恵:
うん

相談者:
それで「もうお付き合いはやめてください」と。

野島梨恵:
うん

相談者:
「お嫁にやる気はありません」ていうこと伝えたんですが、

野島梨恵:
うん

相談者:
陰で付き合ってたんですね。

野島梨恵:
うん

相談者:
そいで5年後にまたお腹大っきくなったって・・もう・・「結婚させてください」もなく、

野島梨恵:
うん

相談者:
「!オイ、行くぞ」って連れて行ったんです。

野島梨恵:
うん

相談者:
酷い人なんです。

野島梨恵:
うん、それで?、&#は?

相談者:
だからそこにはもう、まったく会ってないんです、それっきり。

野島梨恵:
うん

相談者:
だから娘が間に入って・・恐らく辛いんだろうと思いますけども、あまり辛さも見せませんからね。

野島梨恵:
うん

相談者:
わたしは許す気でいるんですけど、向こうが頭を下げたくない人なので。

野島梨恵:
ただね?

相談者:
はい

野島梨恵:
許すも許さないもあんまり・・ほぼ、ほぼ、わたしから言わせればあんまり関係がないと思う。で・・
問題はあなたのその、男性と、ご結婚されたお嬢さんが幸せかどうかですよ。

相談者:
・・あ

野島梨恵:
で、お嬢さんはお嬢さんなりにやってらっしゃるんだと思いますよ。
・・うん

相談者:
いや、だからわたしが1つ言ったのは・・
「ママはもう年だから何相談されても、もう何もできないよ」と。

野島梨恵:
うん

相談者:
「わたしはあなた方3人、旦那さん、孫までも・・頭の中に心に入れて、うまくやってくことはもう、不可能です」と。

野島梨恵:
・・そしたら、まあ、なかなか、お母さんとこには行かないかもしれませんね。
うん、心配掛けちゃいけないし、辛いことは聞きたくないって・・それは娘としては思うんじゃないかな?

相談者:
・・自業自得ですから。
いっつも1人で自分を責めてますけど。(鼻をすする)

野島梨恵:
ま、それはね・・

相談者:
じゃあ・・

野島梨恵:
自分を責めてね、問題が解決するんだったら、自分を責めてもいいと思うけれども。
少なくともね、

相談者:
でも人を悪者にもできませんもんね。

野島梨恵:
うん。誰かのせいでこうなったとか、自分のせいでこうなったとか言う前に、

相談者:
そうです、そうです。
はい

野島梨恵:
まずご自身がこれからどうされたいのか?っていうことで。
それで、最初のお話に戻るとね?

相談者:
はい

野島梨恵:
この寂しいっていうのを、なんとかしたいと。
で、特にお嬢さん達と、まあ、関係がうまく行かなくなってしまったのを、なんとか、少しでもね、心、お嬢さん達との心の触れ合いを取り戻したいっていうふうに、お考えなんですよね?きっとね。

相談者:
え、無理だと思いながらも、できればね。
はい

野島梨恵:
でも、

相談者:
はい

野島梨恵:
下のお嬢さんはあ、「ハイヤーで行くからいいよ」って言っても、乗せて来てくれたりして、
今はそういうことをしてくれるのは下のお嬢さんだけだとしたら、下のお嬢さん、とだけでもね、今の関係を、壊さないように、お嬢さんにこの感謝を伝えながら・・少しずつその関係を、伸ばして行って、
例えば、車に乗せて病院に行ってくれ、行く?、で帰りには・・ちょっとこう家(うち)に寄ってお茶でも飲んで行くような・・

相談者:
いえいえ、わたしはもうね?

野島梨恵:
うーん

相談者:
あの、ご飯食べに、孫も一緒に連れて行きます。そうやって乗せてもらったときはね。

野島梨恵:
うん、うん・・うん

相談者:
月に1回ですけどね。

野島梨恵:
うん、でも月に1回でもそういう交流があるならいいじゃないです・・

相談者:
いや、だから、も、それはわたし文句は何もないんですけど。

野島梨恵:
うーん

相談者:
今、自分がこれからどうするかっちゅこととはまったく違うんですよね。

野島梨恵:
うーん、これからどうするか?っていうのは、あなたが・・むしろどうしたいの?

相談者:
どういう心構えで・・明るく生きて行きたいとは希望してますけど、それができなくている自分に、ほんとにイラつくんですけど。
なんのために生まれて来たのか?みたいなとこへ入っちゃう自分がいるんですね。

野島梨恵:
ただね、そうやって、ま、明るく生きて行きたいっていうね、お気持ちがあって、
ただそれでもどうしてもこう辛い気持ちやね、苦しい気持ちに引きずられてしまうっていうんであれば、少なくともね、今、月に1回でも、こう娘さんと、ま、病院にね?、行くときに会えて、お孫さんとも会えるっていう、まずそういう相手がいることを、大事にされたらね・・

相談者:
いや、それはもう、ほんとに

野島梨恵:
うん

相談者:
3人のうちの1人でもと思ってますけど。

野島梨恵:
うん、うん・・ね

相談者:
情けないですわ。

野島梨恵:
・・何がですか?

相談者:
3人もいてもね、

野島梨恵:
うーん

相談者:
一番下に負担を掛けるっていうことがわたしは心痛いですね。嬉しいっていうのもありますけど。

野島梨恵:
うん、だ、そこをね?もうちょっと素直に、嬉しいって思われたらいいと思う。

相談者:
で、いっつもそういうふうに・・

野島梨恵:
うーん

相談者:
娘には伝えてますよ?

野島梨恵:
うん、それは、&#、

相談者:
だけど、

野島梨恵:
うん

相談者:
わたしは・・ほんとに満足ではないです。下の子にばっかり負担掛けるのはね。

野島梨恵:
で、それはやっぱりね、上の2人のお子さんはあ、そういうふうになったこと、について・・あなたが今、いろいろおっしゃったとしても・・だからといって状況は好転しないわけじゃないですか。
だから、なぜ、上の2人の娘さんはお姉ちゃんはああなのか?とか。あなたがそういうふうに思い続けてる限り、たぶん、あなたが寂しいと思うから、
もう上の2人のことはある程度ね?、金の無心もして来ない以上は、それ以上の物を求めようとすると、逆にあなたもお辛いと思うからね。

相談者:
いや、お金のことで、あまり、今はね、

野島梨恵:
うーん

相談者:
わたし・・自分もそうですけど、子供達もそんなに、

野島梨恵:
うん

相談者:
ま、下の子は少し大変でしょうけども。
も、長女はみんな、家出ましたしね。夫婦2人でいますから。

野島梨恵:
それなら、いいじゃない?
もうそれでいいって、ふうに、それならそれでいいって思い切んなきゃ。

相談者:
だからいいんです、そ、わたしが、1人でいることが、

野島梨恵:
うん

相談者:
悪いんですよ。

野島梨恵:
うん

相談者:
だから、ま、わたしも、誰か友達って、そういう・・

野島梨恵:
ふうん

相談者:
話の分かる人がいればいいですけど、なかなか探しても見つかりませんもんね。

野島梨恵:
そうですね。

相談者:
で・・

野島梨恵:
分かりました。
ちょっとね、今そういう状態で、じゃあ、一度加藤先生にね、もう1回お話訊いてみましょう。

(再びパーソナリティ)

「女80いまだ達観せず。持てるものに気づかずああ言えばこう言う波乱万丈の結末」への18件のフィードバック

  1. とてもつらい境遇で育ってこられたようだけど
    これでは娘も寄り付かないし友達も出来ないだろう・・・
    というか末娘だけでも来てくれることに感謝しないと
    そのうち末娘も逃げちゃうかもしれませんよ。

    人の話(慰めですら)聞かないのだから
    幸せになることを自ら放棄しているけれど
    それすら気づいて居なさそう。

    三石先生バージョンも聞きたかった。
    きっと大きなバトルになっただろうと思う。

  2. 不幸自慢…??

    と感じてしまった。

    途中までは、『なんて波乱万丈な…(涙)』
    と思いながら聞いていたけど、まさにああ言えばこう言うという表現がピッタリな感じで…。

    わたしも、これじゃ娘も寄り付かないよ、友だちもできないよ、と思いました。キョーレツだぁ…。

  3. この老婦人、曾孫までいることから何気に最強な気がする。てか女性陣そのものがバイタリティー強い。
    野島先生がカウンセラーの役割を果たしているのが意外だった。

  4. この相談者にしてパーソナリティが柴田さんで回答者が大原さんだったら、三者三様の延々喋りで編集しなけりゃ正味一時間以上にまでなったろう。

  5. 最初→辛い生い立ちで大変でございましたなぁ…
    途中→うん?これは…
    最後→あーもうなんだかんだで、めんどくさい人だぁ…。

    すみません個人的な感想です。

  6. 「ああ言えばこう言う」「でもでもだって」ばかりの80歳の老婆かぁ。
    野島先生、本当にお疲れ様でした…
    こんなに我が強いと、娘が3人いて、孫や曾孫にも出来て恵まれていることに気付かないまま生涯を終えそう。
    残り少ない人生、下のお嬢さんとのささやかな交流を大事にして心穏やかに過ごして欲しいですね。
    うーん、本人がアレじゃあ無理か…

  7. 本当は三女より長女が一番好きで、一番依存したいんだろうね。
    しかしまー流暢な喋り口調でビックリ。頭の回転早くてうらやましいわ。

  8. 野島弁護士お疲れさまでした
    ただただ愚痴だったけど、周りにこんな愚痴をこぼせる人も誰一人いないんだろうなあ

    この相談者、辛い身の上で我慢と辛抱ばかりの人生だったんだろうけど、
    どうなったら満足で、どういう状態が幸せなのか、それ自体わからないんじゃなかろうか
    何年か前に、同じようなつらい身の上で、天涯孤独で死にたいを連呼する同年代の老女の相談があったけど、
    今日の相談者はひ孫までいて、三女は気にかけてくれてて、側から見ればかなり満ち足りた老後に見えるんだが…

  9. サラ金13社〜
    などお金の苦労の話かと思ったら、土地買ってお店持たせて?
    どのような仕事されたのだろう。

  10. 管理人さんが、相談者の夫は(3番目の母親の連れ子)と書いておられるのだが、私は知り合いを連れてきたと思っていたので驚きました。

    1. そうなんですよ、私も3番目のお母さんが外から知り合いの人を連れてきて結婚させたと聞き取れました。
      でも管理人さんのように「連れ子の男性?」という解釈もできなくもないな···とも感じました。
      相談者の発する一言で何通りにも解釈できてしまうのが言葉の難しさ、怖さでもあり、同時に話上手、下手さも起因してくるのかも。
      この人、80代でこれだけ滑舌も思考もしっかり話せるなら、まだまだ頑張れるのにもったいない!
      野島センセーが最後、少し投げやりな感じになっていたのが笑えた。

  11. こういう苦労話を聞かされた相手は嫌な気持ちになるって一度も考えたことないんでしょうね。この年代は長男長女にこだわる人が多い気がします。

  12. 泣き言言うから親身に聞いて、こちらの持てるだけの励ましの言葉をかければそこはそんなに困ってない、となり、なぜかちょっとした自慢めいた話になる流れ。性別、年齢、生い立ちに関わらず時々見かける。
    こっちが何か失礼な事言ったかなと反省する羽目になるので完全に事故。
    単に寂しいんだろうけど結局他人が離れていく原因は当人にある。
    親身になったばかりに今日もどこかでしなくてもいい反省をしている人がいるんだろうなぁ。

  13. 子供時代の話は、盛りすぎかな?曾祖母も病気で片目みえなかったそうで、残念ではあるけど、当時ならよくある不幸だったとかな。下の子のお世話や家事手伝いなど、庶民的な家庭の長子なら普通だと思いました。でも今の価値観だ考えたらキツいですよね。
    でもいまはお子達立派に育て上げて孫も何人もいる、ハイヤー呼ぶゆとりもあるんですよね。過去の不幸じゃなくて持っているものに幸せ感じて欲しい。そして自分もそうありたいなと思いました。

  14. 「耐える価値」でつい思い出したのは、やはりストレス耐性。バブル崩壊以降はやはりストレス耐性が問われている、面接でもよく言われました。

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