異母兄に押し付けられた介護施設との窓口。6年目に心が折れた延命を断る役目
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
あ、はい、ありがとうございます。
加藤諦三:
あのお、ほんとに塩谷先生のおっしゃる通りでえ、お父さんの、問題ではなくて、あなたとお兄さんとの感情の縺れの問題になっちゃってるわけですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
だから塩谷先生が言うように、とにかく・・一旦あなたはあ・・父親を、見捨てるっていうんではなくて、
「疲れ切ってる」って言うんですからあ、むしろお・・お兄さんを通して、父親を助けるというような・・態度にはなるのはちょっとキツいの?
相談者:
・・うん
加藤諦三:
そうすれば一本化するんですよ。
相談者:
・・
加藤諦三:
お兄さんからすると、何もやってないでね?
「お前が勝手にやってんだ」と。
相談者:
・・
加藤諦三:
「お前と話しても話にならん」・・とまで言ってるわけ&#△
相談者:
そこまで言われてるんだから、も、わたしは、もう兄に関わらないほうがいいってことですよね?
加藤諦三:
うん、あの・・
相談者:
全部兄に、もう任せて・・
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしは何もしないで、そのお・・見守ればいいってことですよね?
加藤諦三:
その通りなんですけれども、
相談者:
うん
加藤諦三:
そこでそのすごい怒りじゃなくてえ・・
相談者:
うん
加藤諦三:
一旦・・そういう方法をしないと・・お兄さんとあなたとの間で、こんだけ揉めていてえ・・うまく行くはずがないですよねえ?
相談者:
・・うん、そうですね、はい
加藤諦三:
ここはあなたの本当の愛情の見せ所じゃないですか?
相談者:
の、それは父親に対する愛情ってことですか?
加藤諦三:
・・うん、だから、父親に対する愛情で・・一本化で・・
相談者:
いえ、父親に対する愛情まったくないです。
加藤諦三:
・・まったくない?
相談者:
はい、まったくないです!・・
加藤諦三:
ん
相談者:
これっぽっちもないです!
加藤諦三:
これっぽっちもない?
相談者:
はい
加藤諦三:
うん
相談者:
それはわたし自信持って言えます。
加藤諦三:
うん・・ていうことは?・・もう、これっぽっちもないっていうことは・・要するに・・
相談者:
ない、ないですよ。
加藤諦三:
ん
相談者:
ただ・・ないけれども、一番は、兄が、い、やっぱり・・あんとき「大変だ」「大変だ」・・って言ってた、で、その思いもわたしも分かるから。
加藤諦三:
だから、お兄さん・・がやるってんだから、やってもらっちゃったら?
相談者:
・・はい、分かりました。
加藤諦三:
・・それはあなたも無責任ってことじゃないですよ。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
あなたは常に・・これをしてあげることが、愛情だと思ってるんだけれども、
時に愛情っていうのは、これをして、あげないことが愛情ってことがあるわけですよ。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
・・だからそこら辺の、何かをやる、やらないっていうことが・・人間の知恵ですからね?
相談者:
うん・・
加藤諦三:
非常に、あなたにとっては辛い・・話をするようだけれども・・
相談者:
・・はい
加藤諦三:
・・疲れ切った・・気持ちを・・それで取り直してください。
相談者:
・・はい、分かりました。ありがとうござ・・
加藤諦三:
よろしいですか?はいどうも失礼します。
相談者:
はい、すいません。
加藤諦三:
何かをする、ということが、必ずしも愛情ではありません。これをしないということも愛情です。
なんで?
放って置けないんだろう…
勝手にしんどい状況に入り込んでるよ~仕方ないわね。
父親の生前の行いの結果が今現れている感じですね・・・
「介護は子育ての通信簿」を見事に体現した相談である。相談者の家族関係が最初分かり難かったが「11歳上の兄二人は双子。うち一人は音信不通」ということか。それでも、11歳差かつ「相談者が幼稚園児期に両親が離婚した」となると相談者出生時と父親と前妻の離婚時期が近い可能性は高い…。なんにせよ、前妻側の子も後妻側の子(相談者)にとっても父親はほぼ他人と言えるのは確か。父親の保証人は兄になっているので相談者は手を引いても構わないだろう。形ばかりの血縁者と噛み合わないままに巻き込まれた感じ。「父親に情はない!」と、ここだけは強調していたのが印象的。
そもそも身元保証人じゃない第三者が施設とのやり取りに挟まる義務などないし、延命云々だってやらないでくださいと施設にあらかじめ伝えておけば済む話。わざわざ問題に突っ込んでいるフシがある。
他に身寄りのない孤独から嫌いなはずの父と異母兄との関係に敵対的依存気味になってるんですかね?
人生いろいろ、介護もいろいろですが、私も長年介護状態だった母を先月後半に亡くしましたが、介護にかかわる答えはないというのが本心です。
施設で4年前に亡くなった伯母の時もそうでしたが、息子にあたる従兄間でもめましたし、正直難しいなあと改めて思うのは皆さんそうでしょう。
一気に過去の記事読んで全てにコメントつけてます?
内容も無関係なものが多いし、いいんですよそんな律儀なことしなくても。
「人生いろいろ、○○もいろいろ」ってフレーズ気に入ってるのかもしれませんが当たり前すぎて…。
両先生とも「手を引かない方が良い」という回答でしたが、手を引いても良いんじゃないかな?と個人的には思いました。愛情無いんだし。
お兄さんにそこまで言われるなら「私はもう関知しません」と。
相談者さんがテレ人に相談した理由は、思い止まらせて欲しいからなのか背中を押して欲しかったのか? わかりませんけど、もし私が回答者なら全然背中押しますよ~!
まるっきり手を放すのも気が引けるから、お兄さんにバトンタッチする方法がないか?という相談に読めました。それがあればよいのですが…
そうなんですね。
「もう手を引きたいんです!!」という相談なのかと思いました。
まぁ、いくら救急搬送されてもいずれは亡くなるでしょうし、その時に相談者さんが後悔しないようにすることが大事ですよね。
戻って来てしまったな…。定型文、目が滑る。母親の四十九日も終わらずにねぇ。やっと消えたと喜んでいたのに。
この兄という人は意志疎通が難しい人なんですよね?だから介護施設からこの相談者に通訳を頼んでくるんでしょう。施設は勝手に何も出来ないわけだから。
貧乏くじ引いちゃったのね。何かいい方法無いのかな?
体調悪くても治療しない、でいいのでは?
お兄さん、お金が大変なのよね、、、
葬儀はしてあげらるのかなあ
聞いていて…とても悲しくなりました。
お父さんがどのように子供たちと接してきたかが今の現状物語ると思います。
自分の気持ちに正直に、行動していいと思います。
看取りで延命措置の確認が初めからされてるのであれば、この先それほど長くないはず。
ここは兄の対応に感情的になって振り回されるのではなく、一度手を引いて、父との最後の整理を兄に任せてはどうかとアドバイスしていると解釈しました。私もその方が良いと思います。
私だったら、一度距離を置いて、いよいよお葬式になった時は、気持ちよく送り出したい。それは放棄していることにはならない。
相談者さん、最初に加藤先生に挨拶してないですよね。「はい」としか言ってなくてちょっとびっくり。最後に「ありがとうございました」って言うのかな?ってドキドキしながら聴いてました。
わたしもそれ、すごく気になりました。
子供が小学生の頃、連絡網で電話する家庭のお母さんが、何を言っても(挨拶しても)「はい」しか言わない人だったので、この相談者も変わった人なのかな??
と、ちょっとドキドキしながら聞いてしまった…。
最後まで聞いて、相談者にもそのお兄さんにも、お気の毒…という思いしかなかったです。