理系男子の最初の壁。勉強とは異質の卒論というコラボ。今にも踏みそうな兄の轍

テレフォン人生相談  2022年2月7日 月曜日

卒論、卒業論文。
大学4年時の課題、自由研究。
卒業に欠かせない必須の単位。
スポーツ特待の学生だって 作文 卒論は出している。

単独卒論が多いのが、文学、数学、芸術系など。
共同卒論が多いのが、社会学、工学など。

単独卒論であれば、勉強の延長みたいに進められるのだけど、共同卒論だとそうはいかない。

分担、時間、質・・
何一つとして自分一人じゃ決められない。
仕切り屋さん、お荷物くん、バイト命野郎、etc.

しかも共同卒論の場合、テーマからして自分の興味でなかったりする。

 

アタシは夏休みも過ぎてから共同卒論を諦め、教授に泣きを入れて単独卒論に切り替えた。

なんとか仕上げることが出来たが、今でもたまに夢を見る。
卒論締め切り日の朝に何も出来ていない・・

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 男22歳 大学生 独身 一人暮らし

今日の一言: 悲観主義は攻撃性の変装したものである。アドラー

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい、もしもし

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい、お願いします。

加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてくだだい。

相談者:
22歳です。

加藤諦三:
22歳・・まだ独身ですね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
そうすっと今、1人で暮らしてんの?それとも、お父さんお母さん・・

相談者:
今、大学生で、いちお・・

加藤諦三:

相談者:
家から出てから、ま、そうですね、あの・・

加藤諦三:
大学生で下宿して、してですね?

相談者:
あ、そうです。はい

加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?

相談者:
あー、ちょっとあの最近、生きるのが辛い・・ですけど。
自分なりに、なんか原因が、3つぐらいあるなと思ってて、

加藤諦三:
はい

相談者:
1つ目が、その今、大学生で、卒論を書くためにいろいろ研究とかしてるんですけどうまく行かなくて。

加藤諦三:
はい・・はい

相談者:
2つ目がその・・周りがすごく、なんか優秀でなんか自分がすごい作業が遅くて、

加藤諦三:
はい

相談者:
劣等感を感じてしまって、なんか・・あんまりその研究室にいたくないなっていうか・・

加藤諦三:
なるほどね・・はい

相談者:
最後の1つが、あの・・研究活動をするにあたって、

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
指導教員の先生とコミュニケーションていうか、

加藤諦三:
うん

相談者:
研究報告とかするんですけど。

加藤諦三:
はい

相談者:
うまくコミュニケーションができなくて、なんというか、

加藤諦三:
うん

相談者:
自分の意見が言えなくて、なんか、威圧されたりとかもあったりして。

加藤諦三:
2番目に言ったね?

相談者:
はい

加藤諦三:
周りの仲間と、うまく行っていないという・・

相談者:
あー、はい

加藤諦三:
まあ・・その研究室の中でえ、いても楽しくないということ?

相談者:
研究会の報告会とかあるんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
そのときに周りすごい、うまく、いろんな説、説明してんですけど自分はいつも、うまく説明できなくて。

加藤諦三:
うまく、説明・・

相談者:
なんか負けたなあという気分ていうか。
あんまり一緒にいたくないという・・

加藤諦三:
いや僕も、卒論指導、は、

相談者:
はい

加藤諦三:
もう、何十年もして来ましたけどね、勘違いをしてる学生っていうのは多いんですよね。

相談者:
あーあ、はい

加藤諦三:
本人は・・わたしはダメだと。

相談者:
はい

加藤諦三:
うまく発表できないと思っていても、

相談者:
はい

加藤諦三:
周りの・・人はそうは思ってないっていう、

相談者:
あー、はい

加藤諦三:
ことは、結構、あるんですけれども。

相談者:
はい

加藤諦三:
そんな可能性っていうのは・・君の場合、なあい?

相談者:
でも、なんかよく、人に説明してて・・
「何言ってるの?」

加藤諦三:
あー

相談者:
「結局何が伝えたいの?」みたいな、ていうか、自分でもなんか、ずっと悩んでしまうというか。

加藤諦三:
だからってあれでしょう?問題が起きてるわけではないんでしょう?卒業に。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
うん

相談者:
あ、そして、と、話変わるんですけど、ちょっと・・兄がいまして。
兄も卒業研究まで行ったんですけど。卒業研究が大変で、ちょっと休学という形で今・・

加藤諦三:
休学してるという・・

相談者:
や、そういう・・自分もそんなふうになるのかな?っていうか、なんというか、あんまり行きたくないなとか思って、しまって、なんか・・

加藤諦三:
恐らく君の場合には、なんかうまく行かないことがあると・・

相談者:
はい

加藤諦三:
全部それを自分の、弱点、欠点と結びつけて解釈しちゃうんじゃないの?

相談者:
あー、そうです。なんか、いつもそういうふうにして・・それを改善さえすれば、どうにかなるのかなとか思・・ってい&#△・・

加藤諦三:
うん・・だから、

相談者:
なんか、あの・・

加藤諦三:
自分はもう・・生まれつきね?

相談者:
はい

加藤諦三:
人とうまくやっていかれないっていうようなあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
そういう、考え方をしちゃう、傾向はあるの?

相談者:
あー、元々なんかちょっと、自分がちょっと太ってて、ちょっといじめられたっていうかそういう経験があってあまり・・人をなんか・・信じてないなというか。
表面上の付き合い方しかできないような感じで。そっから、なんかあまり人に、心を開かない感じ・・なのかなと思って&#△%

加藤諦三:
表面上のってことは、そうすっと今、あの・・友達は、あまりいないと?

相談者:
ああ、そうですね、いないです。なんていうか&#、

加藤諦三:
うん

相談者:
はい

加藤諦三:
友達がいないことの原因は自分のほうに、なんか・・原因を持って来るんだよね?

相談者:
そうです、なんか、自分といても、楽しくないんじゃないかとか。

加藤諦三:
あ、そう、そう、そう、そう、だから・・人と付き合うときはなんか・・

相談者:
はい

加藤諦三:
人に・・プラスになることを・・

相談者:
何か・・一緒になんか遊んでても何か、しないといけないとか面白いことしないといけない&#△

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
会話&#△らないといけないと。ああ

加藤諦三:
それでこれをどうしたらいいか?、ていう・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ことですね?
今日はスタジオに、幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

(回答者に交代)


「理系男子の最初の壁。勉強とは異質の卒論というコラボ。今にも踏みそうな兄の轍」への12件のフィードバック

  1. 何も解決してないじゃないの!小石だの岩だの、怒りだの攻撃性だの、いつもの言葉遊びばかり!大原の言ってることもめちゃくちゃ!
    指導教官や同級生の嫌がらせを止めさせるために相談窓口に行くとか、別の先生のゼミに変えてもらうとか、具体策を示さなきゃ!

    1. そういう答えを欲しいなら、別のところで相談したら良いと思います。

    2. ゼミを変えようが進路を変えようが、本人の無意識の心の癖が修正されない限り結局は別の環境で同じことの繰り返しになる。だからこういう解答なんだと思うけど。

  2. これまでの親との関わりで、こんなに生き方に悩まなければならない若者が多くいらっしゃると思うと、もったいない。
    相談者さんは、親を客観して自分の道を進んでほしいと思います。
    やりたい事みつけてやってみて。
    他人の評価は親も含めてどうでもいい事です。
    何かしらの頑張りはきっと観てる方々に訴えること出来ると思います。

    1. 自分の好きな事、得意なことは出来るし、そこには多少のストレスなく出来る、何より自分が心地よいです。
      生きて行ければいいと思います。

  3. 加藤先生も動物の例えはしなくていいと思う。
    大原先生だけでいい。

  4. 全くそのとおりで、こういうのは個人の感じ方の問題なんだよなぁ。
    特別個人攻撃されたわけではないのに自分のことかとやたら気にする人と、自分になんか言われても平然としてる人の差ってここにあるんだと思う。
    持って生まれたものもあると思うけど、期待に答えなきゃならないって刷り込みは怖いね。

  5. 人生いろいろ、大学生もいろいろですが、加藤さんに当たったのはよかったか?長年教鞭を執っていて、大学の裏の裏をよく知っていますから…。

  6. 相談者さんみたいな思いをしてる人、した人は結構多いのではないかな?
    お母さんに今日みたいに電話で打ち明けてみたらどうだろう?
    ご両親も聞かないだけで心配しているのでは?
    たとえどんな答えが返ってきても何かがふっきれるかもしれないし。
    相談者さんの今が良い方に向かっていることを祈ります。

  7. とても不安なのがよくわかります。
    自信が無いのもよくわかります。
    でも、卒業するんだと言う目標を定めれば、回りがどうのこうのは考えずに
    卒業するために逆算して、抜かり無く
    頑張ってください!

  8. 実にゼミ論文あるある、研究室プレゼンあるあるだなあ
    周りがみんな賢く見えるのも、みんな一度は通る道

    結局は自意識過剰なだけ、同じ大学なんだからみんな頭の出来は変わらないし、伝え方だって場数を踏めば慣れてくる
    ゼミで恥をかいても将来には響かない、親に嫌われても命は取られない
    吹っ切れたら違う世界が見えてくる、もう一歩だ。がんばれ相談者。

    加藤先生、最初は早大のゼミ生の相談に乗ってるような雰囲気だったけど、最後はぐっと感情が込められてるように感じた
    今日の相談者に、若き日の、父親の支配から離れようともがいていたご自身を見て取られたのかもしれない

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