二度の投身。息子の治療に求められる高いハードル、家族一丸
(回答者に交代)
高橋龍太郎:
ん、初めまして高橋です。
相談者:
よろ・・
高橋龍太郎:
そうね。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
今のお話を、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
まあま、本当に、例えば可能性はね?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
発達障害もあれば・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それから、所謂、気分障害って呼ばれる・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
気分が上がったり下がったりっていうような・・えー、障害の可能性もあれば、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
純粋にパーソナリティの障害だということもあるかもしれない。
相談者:
あ、はい
高橋龍太郎:
で、或いは・・各々が少しずつ合併してるかもしれない、けれど、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
だけど・・特に情報の、共有化がまず第一だと思う。
少なくともご両親で、
相談者:
ええ、はい
高橋龍太郎:
知ってる限りの情報をまず・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
共有することを・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ね?
その情報を基に・・ご次男と、病気について・・要するに、自分がどういう病気だと思っていて・・どういう治療法を望んでるかっていうことも含めて、
相談者:
・・はい
高橋龍太郎:
情報を共有しないと先に進めないと思うよ。
相談者:
・・
高橋龍太郎:
その将来を見据えてこういう状態だと・・障害者ワークの就労を目指すとか、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
もっと楽な、社会復帰の仕方があるんじゃないかって考えるとか。
相談者:
あのお、この、就労支援、あのお、そちらのほうの、あの、仕事は、行ってたんです。
高橋龍太郎:
うん、で、
相談者:
なんで・・
高橋龍太郎:
就労支援ていうときには、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
普通は障害者枠だから、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
障害者手帳っていうのが出てるわけでしょ?
相談者:
あ、はい、いただいてます。
高橋龍太郎:
うん、その病名はなんて書いてあるの?
相談者:
・・あ、それは、あの、もう、わ、た、し、息子から、あのお、否定されてまして、
側に、ていうか・・行けないような状態で・・
高橋龍太郎:
あ、お母さんは、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
側に、近づくなっていうふうに、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
息子さんから言われているの?
相談者:
はい、そうです。
高橋龍太郎:
それはなんでそういうふうになったの?
相談者:
・・あの、ほんとに、自殺未遂1回目するまでは、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
あの、とても、あのお、こう、コミュケーションていうか、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
相談もして来たり・・相談に乗ったりしてたんですけれども、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
それが、あの、ことごとく、うまく行かなくて、
2回目のあの、掛かった病院にもう一度戻りたかったんですけれども、
高橋龍太郎:
ふん
相談者:
それが、あの、お母さんのせいで、あのお、うまく・・行けなかったと。
高橋龍太郎:
・・
相談者:
向こうの病院で拒否されて。
わたしが、ちょうど、あの、行ったんですけれども、そういうことがあって、もう、信用できないと、いうことで。
高橋龍太郎:
ん?
相談者:
うん
高橋龍太郎:
お母さんが向こうの病院に拒否されたの?
相談者:
ていうふうに本人は、あの・・言っています。
高橋龍太郎:
・・ふん?
相談者:
転院して、あの、そこからあの以前のところに、掛かってたところに、あの・・手紙を、あの、もらって、あの、お薬をもらいに行ったんですけれども、
高橋龍太郎:
ふん
相談者:
その際に、あの、先生との話し合いで、
高橋龍太郎:
ふん
相談者:
「薬は出せない」って言われてしましまして、
高橋龍太郎:
ふん
相談者:
それは、うん、「お母さんの対応が悪かった」と。
「自分は戻りたかったのに」と・・いうことで・・
高橋龍太郎:
・・うん・・うん
相談者:
うーん
高橋龍太郎:
なるほどね。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そしたら、その、少なくともここ何年も、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
何年もの間、お母さまと・・心の交流は、閉ざされてる、状態なんですね?
相談者:
はい、そうです。
高橋龍太郎:
で、心を通わせられるのは誰なの?
相談者:
今、いないと思います。
高橋龍太郎:
・・あ、じゃあ、その、あなただけではなくて、みんなと交流がうまく行ってない、ような状態なの?今や。
相談者:
はい、そうですね。娘も・・
高橋龍太郎:
うん
相談者:
兄妹仲は良かったんですけれども、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
それで、あのお、今回の一件で、今度娘のほうをもう一切もう関係ないと・・切り離したいと、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
いうことで。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
次男、のことに対してはもう、わたしも言わないし、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
聞いても来ないし。もう、あん、そっとして、おいてます。
高橋龍太郎:
ふうーん、なるほどね。
まあ、これは、ただ、本当に、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
あの、隔靴掻痒(かっかそうよう)で、申し訳ないんだけれど、
(*)隔靴掻痒: かっかそうよう。 靴を隔てて(履いたまま)痒い所を掻く。もどかしいこと。はがゆいこと。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
断片的な行動で、診断も、深いところ聞いてないと、答えようがないんですけれど、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
何か少し中途半端のような感じがする。
相談者:
・・あ、はい
高橋龍太郎:
だから・・えー、どこがどうって治法も分からないのに、なんと申し上げられないけれど、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
やっぱり、その、医療お・・の体制え、を、全部整えて、情報を一元、化していかないと・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
統一的な治療方針って、なかなか出て行かないと思うし。
統一的な治療方針が出ていないのに・・お母さまがヤキモキしても、あんまり意味ないし。
だからお母さまが尽力すべきなのは、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
息子さんとどう接するかということよりも、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
統一的な、権威のある、治療方針に・・どうやったら近づけて行けるかっていうことを・・家族でみんな話し合うってことが第一じゃないかなと思いますよ。
相談者:
あ、はい
高橋龍太郎:
ふうーん
相談者:
あのお、転院ということで、
高橋龍太郎:
ふん
相談者:
あのお、息子にも、あのお、話は行ってるんですけれども。
高橋龍太郎:
ふん
相談者:
頑として、あの、本人が、動こうとしないんですよね。
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
それで、あの、今回?・・自立するということで、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
あの、部屋を別に借りて、住むという話になってるようなんですよね。
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
・・え・・まだ・・
高橋龍太郎:
まあ、だから、そのときに
相談者:
うん
高橋龍太郎:
もちろん、もう、ここまで来て、それを、やめさせることはできないけれど、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
じゃあ、今回、その自立ということを受け入れる代わりに、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
その自立がうまく行かなかったときは・・自分たちの方針に従って、ちゃんとした・・要するに、我々が信頼できると思う医療機関に掛かって、継続的な関係を図れるように・・することを、約束の上で、だから独立してもらったらどーお?
相談者:
・・
高橋龍太郎:
で、それが、独立は僕はとてもうまく行くとは思わない、から、
相談者:
ええ・・ええ
高橋龍太郎:
結果的に、その段階で・・ちゃんとしたっていうと失礼だけど、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ある程度、いろんなことを検査できて、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
尚且つ、方針も安定した治療に、恵まれて行くんじゃないのかな?、そんな気がするけど。
相談者:
そうですねえ、はい
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
・・分かりました。
ちょっと、うん、自宅のほうに帰って、もう1回あの・・主人のほうと・・
高橋龍太郎:
うん
相談者:
息子のほうと、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
話してみようと思います。
高橋龍太郎:
うーん
(再びパーソナリティ)
精神科医も金儲け優先なんだな。以前の病院にかかろうとして拒否されたなんて。
高橋も「精神科に行こう」プロモーションに終始して何の解決策も出なかったな
精神疾患は特に、治療について約束が結べなければその患者を断る場合が珍しくないんだよ。
無知から来る偏見。愚かなボクチャン。
高橋先生も詳しい内容がわからい状況だから
アドバイス?助言をするのを渋ってましたもんね。
加藤さんの「これからは高齢者を巡るトラブルは次々出ると思いますが、なるべく社会の利用出来る制度は利用して欲しいと思います」の格言の改良版ですが、「これからは一般人を巡るトラブルは~」ということで、少しでも解決の道を探って欲しいかなあと僕は思います。
具体的には主に障害者サポートが中心の基幹相談支援センター、生活相談支援センター、若者サポートステーションにもしっかり相談、信頼できる精神科病院と連携して欲しいということですが、あと、別居婚状態の「夫婦関係修復」もしっかりして欲しいところでしょうか。
精神科医選びは特に難しくて、本音としては高橋さんの病院でお世話になれないかなあと正直思いますが、相当苦労した解答をされていただけに、厳しいかなあ?遠隔地であれば、行くのも難しいですから。ご相談者さんの地元、信頼できる精神科医、いらっしゃるのかなあ?
次男の精神疾患が21歳で出たことを考えると、大学で何かあったのか?いや、就職していて、就職先で何かあったのか?僕、パーソナリティだったら、ちょっと聴いていたかも。加藤さんとは違って、専門的な答えは出しませんけど。ともあれ、社会復帰出来て欲しいです。
う〜ん・・・
パソコンには、遺書のような書込みでも残していたのかしら?
加藤さんだったら追及していた可能性はあるが、どうだったか?夫婦関係も良くなかっただけに、追及は相当厳しかったかなあ?
加藤さんならこの家族の闇を根掘り葉掘りしてくれるんだろうなー。加藤&高橋で聞きたかったな。
全く同感です、この家族はいびつ過ぎる
今井・高橋両先生は医者らしく「家族で話し合ってください」とまとめられたけど、とても話し合って合意を導ける関係とは思えない
ここは加藤先生の「あなたは心の底に何を隠してるんですか?」が必要だった
心を病んだ息子が母親でなく父親を頼り、その父親は妻=相談者を嫌ってるって時点で、なんとなく察しが付く
そもそも相談者も、次男を心配するそぶりはしてるけど、情報が断片的なうえに伝聞ばかりで自分の目で見たものがほとんどない
本当に息子を心配してるのか、むしろ心配してるいい母親のふりをしてるだけじゃないのか?
最初相談してきた次男が2回目から心を閉ざしたのも、それを見抜いて「こいつには何言っても無駄だ」と思ったからじゃないかな
私も精神科は、当たり外れあると思うし、とても怖い。薬漬けは嫌だけど、薬での治療も必要…
母の愛が大事だと思う。今は拒否られてるけど本当に彼の見方になり、彼の存在を丸ごと信じて、長い目で包み続けて行って欲しい。
そして医者も治療も彼にピッタリがみつかりますように。