偏狭な価値感に振り回される女の本質は自己蔑視。逃げ切れなくなってウツになる
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
今ね?
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたが、心の底にある物は何かって言ったら・・孤独ですよね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
つまりさっき・・不安から逃げるって言ったのは・・妊娠して・・出産してという・・そういう忙しい、ことをして、いないと・・本当にあなたが恐れている・・
相談者:
はい
加藤諦三:
孤独と向き合わなければならないからなんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
誰とも繋がってないんでしょ?
相談者:
繋がってないですね。働いてないし。
加藤諦三:
小さい頃から・・ただ、孤独から逃げて来ただけなんです、人生は。
相談者:
はい
加藤諦三:
そして、孤独と向き合うことを避けるための・・いろんなことをして来てるんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
30歳過ぎると・・貰い手がないなんていう、そういう言葉が怖いっていうのは、そういうとこなんですよ。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
そして、その、根底にあるのは自己蔑視なんですよ。
相談者:
自己蔑視?
加藤諦三:
ありのままの自分が、価値があると受け入れられない。
相談者:
はい
加藤諦三:
だからそこら辺があなたの鬱なんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
ですから・・解決はただ1つです。
相談者:
はい
加藤諦三:
ありのままの自分を受け入れる。
相談者:
ありのままの自分を受け入れるですか?
加藤諦三:
はい
相談者:
あ・・
加藤諦三:
今、焦りがあるんですけども、
相談者:
え、はい
加藤諦三:
焦りもそうなんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
誰とも繋がっていないんですよ、あなたは。
相談者:
繋がってないですね。
加藤諦三:
それが・・焦りの原因なんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
そこの根源の一番、深いところにあなたが気づいて、
あ・・自分は間違った価値観で生きて来た。
相談者:
うん
加藤諦三:
このありのままの自分は・・とにかく41歳まで生きて来たと。
相談者:
はい
加藤諦三:
頑張った・・
その、ありのままのわたしを認めるところから出発する。
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすっと新しい人生が始まります、これから。
相談者:
そうですかね?
加藤諦三:
必ず始まります。
相談者:
はい
加藤諦三:
今まで生きて来た自分の過程を認めましょう。
相談者:
はい
加藤諦三:
そして新しい人生を始めてください。
相談者:
あ、分かりました。
加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
相談者:
はい、ありがとうございまあす。
加藤諦三:
年を取るということは、老いることではなくて、成熟することです。
3人目を妊娠されていらっしゃるそうですが、とにかく家族仲良く、体を大事にして子育てに励んでいって欲しいなあというのが正直な感想です。
夫婦ともにまだ40歳代で、人生100年時代のご時世ですから、折り返し地点まであと少しですが、まだまだ元気で頑張っていって欲しいです。
加藤先生のいつものアドバイス・・・
ありのままの自分を価値があると受け入れる。
大事なんですね〜
この歳になるまで
人の死に対面しないで済んだというのが驚き。
これからは本人の望む望まざるに関わらずどんどん人との別れがあるからまぁ耐えるしかないですね。
でもこんなにダルそうな喋りなのにガチャ切りしなかったのはエラいと思った。
近しい人の死に目に会うのは本当につらいけど、それは多くの人が大人になるまでに否応なく体験する通過儀礼みたいなもの
40過ぎまで体験できないままだと、それはそれできついだろうなと思った
この相談者に全体的に漂う不真面目さというか軽薄さも、そこに一因があるんじゃないかな
妊娠出産も命がけの行為なんだけど・・・
比べるもんじゃないけど、同じ週に、50前にして病を得て、それでも最後まで堂々と生き抜かれた相談者の息子さんの話を聞いた後だと、どうしてもこの相談者の物言いが幼稚に思えてしまう
古い洋画の主題歌にこんな一節があります
「死ぬことを恐れては、決して生きることは学べない」(ベット・ミドラー「ローズ」)
30で周囲の空気にようやく焦り出し、結婚したら旦那、出産したら子どもにアイデンティティ全振り、依存。自分が無い。他の誰かと比べた若さしか寄り掛かれる支柱が無い状態。
この人の30までの半生には逆に何か有ったのか?何も無かったから、人の死でまた無になる現実を突き付けられ混乱、虚無に。
こういう人、趣味は無いの?と不思議に思う。