暴走するお婆ちゃんのスパルタ。娘親子を削りながら自分の過去を埋める

テレフォン人生相談 2022年6月27日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 関西なまりの女63歳バツイチ 夫75歳 二人暮らし 長女39歳 隣りのマンションに住む次女37歳 小5と小2の孫娘

今日の一言: 困難は人間が成長するためにあるものです。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい、お世話になります。

加藤諦三:
テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、お世話になります。

加藤諦三:
最初にあなたの、年齢教えてください。

相談者:
あはい。わたくし63歳です。

加藤諦三:
63歳、結婚してます?

相談者:
はい、してます。

加藤諦三:
ご主人何歳ですか?

相談者:
え、75歳です。

加藤諦三:
75歳、お子さんは?

相談者:
娘39

加藤諦三:
はい

相談者:
その下が、同じく娘で、37です。

加藤諦三:
今、そうすっとお2人で暮らしてんですか?ご主人と。

相談者:
そうです。はい

加藤諦三:
はい、分かりました。で、どんな相談ですか?

相談者:
あはい
孫とお、その、親、娘ですね。

加藤諦三:
どちらのお子さんですか?

相談者:
37の・・子どもです。

加藤諦三:
37歳?、はい

相談者:
はい。の、関わり方について、

加藤諦三:
はい

相談者:
アドバイスをいただきたいなと思いまして。

加藤諦三:
はい・・お嬢さんと、お孫さんとの、

相談者:
はい

加藤諦三:
関わりが、なんか問題があるわけですか?

相談者:
はい、そうなんですよ。
娘夫婦が共働きをしておりまして、
娘が、不規則なんですね、帰りが。

加藤諦三:
不規則ね、はい

相談者:
で、帰りが、早いときで7時半。

加藤諦三:
はい・・はい

相談者:
遅いときで、夜の9時になるんですよ。

加藤諦三:
あーあ、遅いですね、そうすると、

相談者:
はい

加藤諦三:
お孫さんのほうは、晩ごはんは、お父さんと一緒に食べてるの?

相談者:
いえ、父親のほうも、帰りが、9時とか10時になるんですよ。

加藤諦三:
あーあ、そうですか。

相談者:
で、小5の孫なんですけど。その下の、妹が小2なんですけども。
隣りのマンションに、

加藤諦三:

相談者:
娘夫婦がいてますんで。

加藤諦三:
あー、そうですか。

相談者:
あたしがそこに行く形なんですね。

加藤諦三:
はい、はい、はい

相談者:
で、3人で食べてます。

加藤諦三:
はい

相談者:
んで、主人は、あたし再婚ですんで、

加藤諦三:
はい

相談者:
娘たちのほんとの父親じゃないんですね。

加藤諦三:
あー、そうですか。
そこの関係はうまく行ってんですか?

相談者:
うまく行ってないです。冷めてますね。
あまり関わり合いは、持ってないです。

加藤諦三:
ふうーん

相談者:
で、娘夫婦がですね、

加藤諦三:
はい

相談者:
孫のことに、対して、あたしからしたら、

加藤諦三:
ええ

相談者:
甘やかしてるように思うんですね。

加藤諦三:
あ、はい、はい

相談者:
で、その娘の孫を看るときの条件として、

加藤諦三:
はい

相談者:
あたしが看るんだから、

加藤諦三:
はい

相談者:
お母さんの教育方針に、ついて来てな、っていう条件で引き受けたんですけども。

加藤諦三:
はい

相談者:
というのはね?娘夫婦は、ゲームもさせ放題。食べ物も、栄養バランスも考えずに、食べさせ放題。
家の片付けもさせない。それえ、なんですね。で、あたしは、それを、も、きちっとさせたいほうなんで、
娘といろいろ、

加藤諦三:
うん

相談者:
相談して、ゲームも

加藤諦三:
うん

相談者:
&#△%、1時間に、設定するようにしたんですよ。

加藤諦三:
ん、はい

相談者:
それも、解決したんですけども、

加藤諦三:
はい

相談者:
小学5年ともなれば、

加藤諦三:
ああ

相談者:
塾の宿題や、学校の宿題とかピアノとかも、習い事もたくさんさせてるんですよ。

加藤諦三:
ええ

相談者:
ほいで、縄跳びも、千回させてるんですね、毎日ね。

加藤諦三:
ええ

相談者:
その付き合いを、わたしが、パートから帰って来てからやってるんですけども、

加藤諦三:
はい

相談者:
孫のほうが、例えば、ドリルが間違ってて、

加藤諦三:
はい

相談者:
「ここ間違ってるよ」、「はい、やり直し」って言ったら・・泣き出すんですよ。

加藤諦三:
うーん

相談者:
それを・・つい先日も、娘に、言ったんですよ。

加藤諦三:
ええ

相談者:
「普段の、生活が、なってないから」

加藤諦三:
ああ

相談者:
「小5の孫は、こんな態度取るん違うの?」

加藤諦三:
ええ

相談者:
て言って、

加藤諦三:
はい

相談者:
意見したんですね。

加藤諦三:
ええ

相談者:
で、また、娘の、長女のほうも、この妹のほうに、苦言させたんですよ。
「親の躾がなってない」言って。

加藤諦三:
はい

相談者:
そしたら、その・・次女が・・「2人で怒られているときは、全否定されてる気分で、いつも死にたくなる」とか?
で、「昨日も、我慢し続けて、電車に・・吸い込まれそうになった」とか、どこまで本心か分からないんですけども、

加藤諦三:
うん、ということは、あなた、と・・

相談者:
はい

加藤諦三:
この37歳の、

相談者:
はい

加藤諦三:
お嬢さんとの関係はあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
非常に悪いと。

相談者:
はい

加藤諦三:
それで・・

相談者:
はい

加藤諦三:
このお孫さんは、母親との関係はうまく行ってるわけね?

相談者:
え、もう、ママ大好きなんですよ。

加藤諦三:
で、あなたから見ると、甘やかし過ぎてるから大好きということですね?

相談者:
に、取れるんですね。
で、娘は「お母さんのいてるとこでは、一緒に怒ったら、子どもが可哀想やから、お母さんがいてないときには、あたしも、すごい怒ってる」、「ちゃんとやらしてる」って言うんです。

加藤諦三:
あーあー、うん

相談者:
だから娘の子どもなんで、

加藤諦三:
ええ

相談者:
あたしが・・あまり、でしゃばり過ぎてるん違うかな?、て、反省するんですよ。

加藤諦三:
ええ

相談者:
だけど、孫にも、ちゃんと育ってほしいから、

加藤諦三:
うん

相談者:
「あたしの、教育方針に従ってね」って・・釘を刺したんですよ。

加藤諦三:
しかし、その言葉っていうのはあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
お嬢さんの母親の側からすると、

相談者:
はい

加藤諦三:
キツい、言葉だとは思いません?

相談者:
あー、そうですね。今気づきました。

加藤諦三:
今日のあなたの相談ていうのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
今そういうような感じの中で、

相談者:
はい(鼻をすする)

加藤諦三:
これを如何に、うまく、この関係を持って行くかっていうことですね?

相談者:
実はね、私立の中学、受験を目指してるんですよ。

加藤諦三:
ええ

相談者:
娘が、ちょっと、のんびり構えてるんでえ、

加藤諦三:
ええ

相談者:
あたしが・・ワイワイ言って、&#△%

加藤諦三:
あー、なるほど。

相談者:
って、

加藤諦三:
分かりました。

相談者:
(苦笑)ごめんなさい。すいません。

加藤諦三:
恐らく・・ゴタゴタするというのもよく分かります。

相談者:
(苦笑)

加藤諦三:
私立の中学校に行きたい・・という、ことが、あなたの人生の今もう、目標になっちゃってて。

相談者:
(苦笑)

加藤諦三:
75歳のご主人との関係よりも、

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
この子を私立の中学校にやりたいと・・

相談者:
はい

加藤諦三:
いうことが・・一番の目的ですよね?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
すいません。

加藤諦三:
今日はあの、幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、お話を伺ってみたいと思います。

相談者:
あっ

(回答者に交代)


「暴走するお婆ちゃんのスパルタ。娘親子を削りながら自分の過去を埋める」への15件のフィードバック

  1. 縄跳び千回。アンタがやれ。 
    なにがあかんたれや、失礼なこと言うな。少なくともアンタよりはまともな人間や!

    大原先生は相談者のプライドを傷つけないよう配慮して話していたけれど、ちゃんと理解できたか疑問が残る。またまた自分に都合よく解釈してそう。
    離婚したのも、今の旦那と上手く行ってないのもこの人の性格のせいだと思う。

    それにしても孫、義務だらけで可哀想。一体何のために生まれてきたのやら。

  2. なわとび千回…怖い…何のために…。
    お孫さんが、電車にすいこまれそうになると言ったのも「どこまで本音かわからないけど」と言う…。

    『自分は正しいことをしているのに、してあげてる!のに、なんでうまくいかないの』と、自分が間違ってるなんてゆめにも思わず正論をふりかざすおばあさんが本当に怖かった。
    正しさへの呪いが解けて、お孫さんが楽になりますように。

    1. お孫さん?が、電車にすいこまれそうになると言った・・・

      次女ですよね

      1. 聞き直したらわたしが聞き間違えていました。お孫さんではなくて次女でしたね。
        すみません、
        ありがとうございます!

  3. コメ欄にもあるように、価値観押し付けんなババア!孫かわいそうだろ!と怒りたくなる人がほとんどだと思うのですが、
    そこには触れず「離婚に罪悪感があったんですよね、だから孫に返そうとしてるんですよね?」と共感と気付きを与えることによって本人も反発せず納得する…というのが人間関係の難しさであり、テレ人の醍醐味だなと感じました。

  4. 酷い話だなぁの一言でした。
    忙しい娘夫婦のために孫の面倒をみること自体は素晴らしいのに「私の教育方針に従え」と条件が付く。離婚の経験が跳ね返って、という指摘もそのとおりかもしれませんが、元々この人には無償の愛情という感覚がないのだろうなと感じました。自分の要求を満たすものにしか愛着が湧かない。娘たちもそうやって育ててきたのでしょうね。

    考え方と行いを全否定され、おそらく受け入れ難いであろう先生たちのアドバイスに妙に簡単に物分かりよく納得した素振りを見せたのが却って恐ろしかったです。
    相談者自身、高圧的な親から無償の愛を受けることなく、いい子でいることしか認めてもらえなかった人なのかも知れません。上位の人に抵抗することを自分自身に許さないよう徹底的に躾けられている印象を受けました。

  5. でしゃばり過ぎてんのと違うかと反省してる←絶対うそ。
    相談者の接し方に傷ついて孫が泣いたと思わないの? 自分の教育方針に従ってねって……
    相談者は自分は何も悪くないと思ってる?
    怒りで震えてしまい、途中でラジオ切りました。

  6. あかんたれ、と聞いて志垣太郎を思い出した人!
    先生怒らないからこっそりいいねを押しなさい

  7. 聞いてて涙が出そうになりました。
    心が弱ってるのだろうか。

    過去の罪を償うということは、仕事頑張ってお金を貢ぐことでも、当時できなかったことをやり直すことでもない。そもそもどんなにお金があっても、過去をやり直すことはできないし、寂しい思いをさせた事実は残る。

    ただ、寂しい人は、今も寂しい。
    寂しく思わせてしまった気持ちに寄り添い、大切にすることはできる。

    ここで大原先生は厳しい。謝る必要はない、と。
    謝るという行為は自分は癒やされるけど、相手に許しを半ば強制するから、相手はなおツライ思いをする。だから、謝らず、ただ娘の気持ちに寄り添いなさいというのが大原先生のアドバイスだと解釈しました。

    ここまでこじれた人生を歩んだ人が、今日からこんなしんどい人生を歩むことができるだろうか。
    一歩一歩頑張ってほしい。自分も頑張らなくては。

  8. 相談者さんは、自己中心的と自分で気がついたでしょうか?
    後悔ではなくて反省して、ここからはじめてみては?
    旦那さんとの関係を改めて築く事からやり直してはいかがかと思いました。
    一番身近な人にも、要求や願望だけを押し付けても上手く行かない。
    金銭を与えるのと愛情とは違う。
    気持ちを心をみてあげてほしいです。

  9. 娘夫婦もこんな親に頼るくらいなら仕事変えるなりして縁を切ればいいのに。
    娘は子どもたちのことこんなにバカにされどう思ってるのだろうか。

    私立中学でお金かけるなら、おばあちゃんに会わない公立に行った方がよっぽど健康的に育ちそう。

  10. 最悪な祖母。
    この祖母に任せる娘夫婦がおかしい。
    そこまでして働かなきゃいけない人生設計が間違いだと思う。

    1. この側面はあると思う。
      娘夫婦が何かにつけ頼り、利用してしまったから母親の欲求が肥大化してしまった。娘夫婦が自分達家族の間に暇を持て余す母親のつけ入る隙を与えたと言ってもいい。

  11. これはひどい
    教育虐待案件の当事者の犯行告白みたいな相談はたまにあるけど、孫をいたぶる相談者は初めてだ

    相談者、根っからのサディストだよね
    他の方のコメントにもあるけど、これだけのことをためらわずできる人間が、大原先生に諫められたくらいで性根を入れ替えるわけがない
    離婚したのも、再婚相手と冷めてるのも、原因は多分一緒
    そして、長女が相談者の忠実なコピーなのが心底恐ろしい

    次女も経済的に背に腹は代えられないのかもだけど、駅で変な気を起こしたくなる時点で、毒親の毒が自分と娘さんに回ってきてるよ
    自分たちのことを考えたら、毒親と距離を置く以外にない
    まさに「攻撃性は弱いところに向かいます」(by加藤先生)案件だ

    「我が家の家風」だの「教育方針」だのって、その実は「親の心の葛藤を解消するための子育て」をするための屁理屈で、要は親の劣等感の裏返しで支配欲を満たしたいだけなんじゃないか
    加藤先生が育った家庭もそうだったと著書で知って、自分の親の異常さに気づいた身としては、そう思えて仕方ない

  12. 孫の面倒を見る条件 って自分の自己実現を孫を通してしたいんでしょ。両親も帰り遅くて。これは教育虐待にあたります。子供守られてなくて搾取されて可哀想。もっと大原さんとか厳しく諭してほしかった。気づいてないよ。

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