娘「教育虐待でした」肉体労働の家業をボヤき子どもに投資し続けた親父の自己満

テレフォン人生相談 2022年8月30日 火曜日

パーソナリティ: 今井通子
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 女32歳 夫32歳会社員 長男5歳 次男3歳 父72歳

今井通子:
もしもしい?、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい・・よろしくお願いします。

今井通子:
はい
今日はどういったご相談ですか?

相談者:
えーと、わたしの幼少期い、の辛かったことをあの度々、思い出してはちょっと親に、認めてもらいたかったな?っていう気持ちでえ・・

今井通子:
はい

相談者:
あのすごい、涙してしまうんですけども(苦笑)。

今井通子:
はい

相談者:
自分の子どもには、そんな気持ちになってほしくないっていうので、

今井通子:
はい

相談者:
ま、すごい、子育てのプレッシャーを感じるというか。

今井通子:
はい

相談者:
自分の幼少期の気持ちを、まず、整理したいっていうのが、一番ですね。

今井通子:
あなたおいくつですか?

相談者:
えと、わたしは32歳です。

今井通子:
32歳

相談者:
はい

今井通子:
ご主人は?

相談者:
32歳です。

今井通子:
32歳

相談者:
はい

今井通子:
ご結婚何年目?

相談者:
6年目です。

今井通子:
お子さんは?

相談者:
長男が5歳で、次男が3歳です。

今井通子:
今、そうするとお、ご主人は?

相談者:
会社員です。

今井通子:
あ、会社員ですか?

相談者:
はい

今井通子:
はい

相談者:
会社員です。

今井通子:
でえ、ご自身の幼少期のお話なんだけどお。

相談者:
はい・・あ、はい
父がすごい教育熱心というかあ、

今井通子:
はい

相談者:
あの、教育虐待に近いぐらい?

今井通子:
おお

相談者:
すごい教育熱心でえ、

今井通子:
はい

相談者:
とにかく泣かせて、罵倒したり?・・もう、そういうのがやっぱり3、4歳ぐらいの記憶がずっと、自分の中に残っていてえ・・

今井通子:
あー、はい

相談者:
母親は、ケロっとしてるというか、無関心で。

今井通子:
はい

相談者:
もう父に任せっきりい・・で、庇ってくれることもなくて。

今井通子:
はい

相談者:
で、それがずっと、自分の中にあって。で、結局、わたし3きょうだいなんですけどもお、

今井通子:
はい

相談者:
わたしの、2つ上に兄がいて、兄は・・えっと、小学校受験は落ちて、わたしは、合格して・・

今井通子:
うん

相談者:
で、ま、たぶん、合格したことで父の中でそれが・・

今井通子:
うん

相談者:
「やったぞ」っていうのが、あったみたいで、

今井通子:
はい

相談者:
それから先もずっと中学受験・・とか、高校受験とかずっと、ま、虐待に近いことお・・が、続いて来ました。

今井通子:
その、お父さまは、ご職業は何?っていうか、どんな・・

相談者:
あ、えっと父は、自営業で。

今井通子:
あはー、なるほど、はい

相談者:
えっと、ま、商売・・してるのと、あとは、えーと、ま、ちょっと、肉体労働じゃないですけどお、

今井通子:
はい

相談者:
えーと、身体を動かす仕事もしていました。

今井通子:
最終学歴は?

相談者:
父は大卒ですけど、元々お、祖父、お祖父ちゃん、

今井通子:
はい

相談者:
が、家業をしてたので、それを継ぎました。

今井通子:
あ、なるほどね?

相談者:
はい

今井通子:
お家を継がれたわけね?

相談者:
はい、そうです。

今井通子:
で・・今、大人になって思うと・・

相談者:
はい、はい

今井通子:
その、お父さんの、

相談者:
はい

今井通子:
教育熱心さってなんだったと思います?

相談者:
んー、たぶん、自分ん、の中でコンプレックス・・、があったと思うんです、父も。

今井通子:
ああ

相談者:
えっとお、自分がやっぱりい、ま、そういう身体を使ってしんどい仕事をしてるのでえ、

今井通子:
ええ

相談者:
「自分の子どもにはそれをさせたくない」っていうのはいつも言っててえ

今井通子:
あーは、は

相談者:
常々・・「自分の、家業は継がしたくないので、」

今井通子:
うん

相談者:
「子どもに勉強させる」っていうことをずっと言ってて。

今井通子:
なるほどね?

相談者:
え、そうですね・・

今井通子:
・・で、そうすると、

相談者:
はい

今井通子:
まずう、お兄さんがあの、受験に失敗したの?(含み笑い)

相談者:
あ、えーと、姉もいたんですが、姉はあ、

今井通子:
あの・・

相談者:
わたしがじゅ・・

今井通子:
ちょっと待って。

相談者:
はい

今井通子:
あなたはじゃあ、末っ子っていうこと?

相談者:
あ、そうですね。

今井通子:
うん

相談者:
3人きょうだいでした。

今井通子:
はい
あなたより、いくつ、上の、お姉さんお兄さんがいらしたわけ?

相談者:
えーっと、2つずつ・・年齢が違って。

今井通子:
あー、じゃ、2つ上の、

相談者:
そうですね、2つ上の兄と・・

今井通子:
4つ上のお姉さん。

相談者:
あ、そうですね。
姉は、

今井通子:
うん

相談者:
わたしが18のときに自殺しました。

今井通子:
あら!!

相談者:
・・鬱で、自殺っていう形にはなったんですけども。

今井通子:
あのお、お姉さんのほうは・・

相談者:
はい

今井通子:
じゃあ、ま、一応、小学校中学校高校は行かれたんですよね?

相談者:
あ、そうですね?はい

今井通子:
途中でなんか、不登校になったりはしました?

相談者:
あ、えーと、小学校の頃は虐められててえ、

今井通子:
あら!

相談者:
中学校は、一応、中学受験はして、私立の、中学には行ったんですが、

今井通子:
はい

相談者:
えっと、勉強・・について行けなかったのと、またいじめみたいなのがあってえ、

今井通子:
はい

相談者:
え、最後は専門学校に、行って就職しました。

今井通子:
はい

相談者:
22い、ぐらいで亡くなったので。で・・

今井通子:
うん

相談者:
兄は割と・・ま、言うこと聞いたというか、もう(含み笑い)、父の言いなりにな、ったので、最後は、歯科医師になりました。

今井通子:
おお、なるほど。

相談者:
はい、歯学部ですかね?

今井通子:
はい

相談者:
大学に・・

今井通子:
はい

相談者:
行って、今は、働いています。独立して。

今井通子:
なるほど・・という、こう、通り一遍のお話を(苦笑)伺うとお、

相談者:
はい

今井通子:
本当に、教育熱心なお父さまで。

相談者:
あ、そうですね。あのお、

今井通子:
え、うん

相談者:
自分の・・給料・・もちろん、お小遣いもすべて、子どもに費やして来たって感じで(苦笑)。

今井通子:
うん

相談者:
ま、兄も最後、医師になったっていうことで、

今井通子:
うん

相談者:
すごく・・納得してるというか、「自分のやったことは、間違いじゃなかった」っていうふうに・・

今井通子:
うーん

相談者:
すごい思ってて。

今井通子:
ですよね。

相談者:
でも、実際・・実際姉も・・

今井通子:
うん

相談者:
やっぱり心病んで亡くなったし(震え声)

今井通子:
うん

相談者:
姉がその、大学とか、に、行かずに専門学校に行ったことも、父は・・家ではぼやいてました。嫌味のように。

今井通子:
あ、嫌味を言っちゃったんだあ・・

相談者:
あ、そうですね、はい

今井通子:
なるほどねえ・・で、居場所を失くしちゃったのかな?

相談者:
そうですね。

今井通子:
うん

相談者:
はい

今井通子:
で、結局は、じゃあ、あなた自身は?

相談者:
あ、

今井通子:
だ・・

相談者:
わたしは、中学受験をして、

今井通子:
はい

相談者:
大学までエスカレートのある学校に行きました。

今井通子:
あー、なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
で、そのあとは?

相談者:
大学う、で、バイトしてたとこに就職したみたいな感じで。

今井通子:
ほおお

相談者:
ま、父の・・あれで思う、通りではないですよね?「ずっと小さいときから」、

今井通子:
うん

相談者:
なんか「勉強さして来たのに」・・ていう、ことも言われました、最後に。

今井通子:
うん

相談者:
「その結果がこれか」みたいなことは言われました。

今井通子:
うん

相談者:
あのお、自分の実家に帰省して・・

今井通子:
うん

相談者:
ま、「こんなんだったよね?」って、「今だから言えるけど」みたいな感じで・・親に、こう、たまに冗談、混じりで言ったりするんですよ、

今井通子:
ええ、ええ

相談者:
この、「嫌だった」っていうのを気づいて欲しくて。

今井通子:
あ、は、はい

相談者:
ん、けど、父は、まあ、「自分の子育ては間違ってない」・・ていうふうに?

今井通子:
はい

相談者:
兄も、「兄も立派に働いてるし」とか。

今井通子:
うん

相談者:
「お前もこうやって、結婚できただろう」みたいな感じで、

今井通子:
はい

相談者:
・・

今井通子:
なるほど?

相談者:
えー、そう(苦笑)、なんかどこにこの気持ちをぶつけていいのかも分からないし。

今井通子:
なるほど。
で、お母さんはなんて言うの?

相談者:
んー、母は、もう、「わざわざ掘り返すことじゃないでしょ」みたいな感じで。

今井通子:
んー、うん、なるほど。

相談者:
うん、うんん

今井通子:
そうすると、今日、ご相談としては何になります?

相談者:
そうですね、幼少期の自分の・・ま、気持ちっていうか、それを・・整理して、ちょっと前向きに生きたいっていうのと、

今井通子:
うん

相談者:
自分の子どもにはそんな気持ちに、なって欲しくないっていうので、こ、プレッシャーを感じてるのでえ、

今井通子:
うん

相談者:
どう、毎日を過ごして行ったらいいかな?っていう。

今井通子:
分かりました。

相談者:
はい

今井通子:
今日はですね、心についてのエッセイストとしてお馴染みのマドモアゼル愛先生がいらしてますので、

相談者:
はい

今井通子:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい、お願いします。

(回答者に交代)

「娘「教育虐待でした」肉体労働の家業をボヤき子どもに投資し続けた親父の自己満」への14件のフィードバック

  1. よく似た身内がいるので、本当に聞いてていたたまれなかった
    劣等感と、世の中への捻くれた感情と、子どもを利用して復讐しようとする浅ましい性根(子どもの感情は一切お構いなし)と・・・

    マド愛先生の仰るとおり、今こそ修羅場を作らないといけない時だよ
    相談者の我が子にまで口を挟もうとしてるのを、絶対許しちゃいけない
    旦那さんと、子どもたちと幸せになるためには、心理的にも(結果的に物理的にも)毒親たちと距離を置かなきゃいけない

    今回は今井先生がご担当だったけど、相談者にはぜひ加藤先生の著書を手に取ってほしい
    加藤先生も相談者と同じ立場で、同じような父親に立ち向かった方なのだから

  2. そうなんですね?加藤先生はそのような経験があるんですね?
    私も勉強したいと思います。
    子供の為…と言う気持ちが、勝手過ぎるのでしょうか?一生懸命働いて、お金を惜しみ無く。それが子供を苦しめるとわからずに…
    悲しいですね。
    わたし的には、子供を守れなかったお母さんに、怒りを覚えます。見方になってほしかった。

  3. ここはひとつ加藤先生がよくおっしゃる「修羅場」を作るとことですね。今までの思いを全部ぶちまけて お父さんと大喧嘩してください。絶縁したっていいじゃないですか。親御さんからの呪縛から逃れるための禊ですよ。お子さんたちを守ってあげて。

    1. 修羅場なんて作っても、こなのお父さんには通じないよ
      逃げるが勝ちです
      実家に行かない。実家を捨てよう

      1. その通りなんですけど、相談者が自分自身に決着を付けるために修羅場が必要なのかなと思いました。

      2. 私はこの相談と結構似た環境でした。

        逃げる事に賛成です。
        私は逃げましたが、この人の姉の自死を聞いて、残してきた弟を助けなきゃって思いました…
        彼は家族の正体に気づかずに家業を継いで暮らしていますが、伝え聞くに相当辛いようです。
        気づいて生きるのと気づかずに漠然と不安を抱えながら生きるのとでは、かなり心の負担に差があると思っています。

        向き合うと言うか修羅場を作るっていうのも私は幾度もやりましたが、このテの人らは馬耳東風なんですよね。彼らはこのやり方で「彼らなりの」成功を掴んでしまったから、聴かないし効かないんですよ・・・

        相談者は30代ですが、此方は50歳にもなってこんな事になってるんです・・・
        人間って罪深いですよ…

  4. 姉は歪んだ家族のスケープゴートにされていたのではないだろうか?
    母も父に服従するしか生きる道がなく(似た者同士かもしれないが)
    兄も一見普通に見えてるがどす黒い物を抱えていそう。
    相談者は自分の子供を守るため、実家にはもう一切かかわらない方がいいと思います。

  5. 気持ちは良く分かります。私も両親共に教員で特に中学生の時は成績の事は厳しく言われました。愛先生が言われたようにお父さんは劣等感が強く自分の子供達を教員という建前でストレスの捌け口にしていたんだと思います。お姉さんはお気の毒でした。お母さんは狡い人ですね。自分にその矛先が向かわないように見て見ぬふりをしてきたんでしょう。相談者さんはいまだお父さんの支配下から抜け出せないみたいですが、子供達には同じ思いをさせたら駄目ですよ。これからはお父さんの娘ではなく子供達の母親として生きていって下さい。

  6. 自分自身の生きづらさに気づくことができ、相談できて一歩前進できましたね。父親自身厳しい家庭に育てられたのでしょうか。見て見ぬふりしてきた母親は、我が子三人を守れなかった母性のない方だったのだと思います。相談者さんには我が子への愛情があります。よく生きて今までこれましたね。お姉さんの自死を、両親はどう受け止めているのでしょうか。実家とは距離をおき、腕の良い心療内科でカウンセリングを受けたほうが良いのではと思います。私自身もそうしてますので。

  7. まー相談者より1番幼いのは父親だよねー。
    そして父を野放しにした卑怯な母親。
    相談者は母親の重大な罪にしっかり気づいてほしいな。

  8. 一見すると立派で幸せそうに見える相談者さんのような方は、日本中にいるのかもしれないですね。
    想像力と思いやりを持って人と相対していかねばと感じました。

  9. 相談者は、マド愛先生に母親の本質を気づかされ、ハッとしたでしょうね。父親だけではなかったんだ…と。
    とにかく親と距離を置くことですよ。

    今井先生の「あら!」にはいつもちょっと違和感を感じる。

  10. 私も加藤先生の著書を、読まれるといいと思います。
    相談者さんも、実家に訪れる所に依存あると思う、そこもネックになってる、
    父親と距離取って自立して
    我が子を守って欲しい。

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