不満のない結婚生活と元彼の妻の座を射止めた女への恨み。辻褄合わぬ感情の嘘
テレフォン人生相談 2022年9月1日 木曜日
「どうしても許せない人がいる」
その女っていうのは、相談者のコミュニティの住人かしら。
杏里が歌う「悲しみが止まらない」の世界。
か、彼のコミュニティの住人だとして、彼を通じて相談者とも親しくなった。
いずれにしても相談者と彼女とは女どうしの関係ができていた。
で、二股。
信じていた、
嘘をつかれていた、
騙されていた、
:
元カレに未練はないというのはそのとおり。
フッた彼ではなく、女の怒りは女に向かう。
女のズル賢さは女にしか分からない。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女30歳 夫31歳 子どもゼロ歳
今日の一言: 人を愛する条件は積極性です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
最初に、年齢教えてください。
相談者:
30歳です。
加藤諦三:
30歳ですか?
今、お1人ですか?結婚してますか?
相談者:
結婚しています。
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
31です。
加藤諦三:
31歳、お子さんは?
相談者:
ゼロ歳です。
加藤諦三:
ゼロ歳が1人?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
どうしても許せない人がいる。憎んでしまっている人がいて。
加藤諦三:
はい
相談者:
2ヶ月前までは、
加藤諦三:
はい
相談者:
全然、そんなことも忘れて過ごしていたんですけれど、
加藤諦三:
はい
相談者:
なんかこの2ヶ月ちょっと、ふと思い出して、
加藤諦三:
はい
相談者:
その人のことに対して、イライラして・・許せなくって、その人が、幸せに、人生を送ってるんだと思うとなんか、すごいそのことばっかり1日中考えて、辛く過ごしているのでえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
自分の気持ちを・・どうにか整理させて、元の生活に戻りたいな、っていう・・
加藤諦三:
ふうん
相談者:
ところです。
加藤諦三:
その、どおうしても、許せない人っていうのは・・どういう関係の人ですか?
相談者:
ん・・元カレの奥さんにあたる人で・・
もう10年も前の話なんですけど。
加藤諦三:
ええ
相談者:
当時わたしが付き合ってたのに、横からちょっかいを出して来て、奪って行って、そのまま、元カレと結婚したっていう、ところで。
加藤諦三:
で、奪って行った、彼女と・・彼とは今、うまく行ってるわけですね?
相談者:
行ってる。はい
加藤諦三:
そうですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
うまく行ってえ、なければ別に・・
相談者:
そう、そう、そう
加藤諦三:
「許せない」っていうことにならないわけですからね?
相談者:
ならない、はい
加藤諦三:
それで大変失礼な、質問ですけど。
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたは今、ご主人とは、
相談者:
はい
加藤諦三:
うまく行って、ないわけですね?
相談者:
いや、それが、うまく行ってるし、全然その元カレ、よりも、今の、主人のほうが、わたしにとってはすごく大切だし、「この人で良かったな」って思って・・い、る、の、に。
だから「元カレに対しては未練はないけれども、その女の人が許せない」っていう感情に・・なってしまっている。
加藤諦三:
なるほどねえ・・
僕、ごめんなさいね?
相談者:
いえ
加藤諦三:
あなたの言ってることをそのまま信じられないんですよ。
相談者:
はあ・・
加藤諦三:
今の、彼との関係がうまく行っていればね?
相談者:
はい
加藤諦三:
その10年前の彼女との、ことで、
相談者:
うん
加藤諦三:
「どうしても許せない」っていう人になる、はずがないんですよね
相談者:
うん、ふん、うん、ふん
加藤諦三:
だから・・あなた、今の、彼との気持ちに、嘘があんじゃないですか?
相談者:
そうでもないかな?とは思うけれどもお、強いて言うならば、
加藤諦三:
ええ
相談者:
一緒に過ごす時間が、あんまり取れてない?仕事が忙しくて、主人の。
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、その、1人と赤ちゃん2人っきりで過ごしてる時間が、とっても長いのでえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
その・・赤ちゃんを看ている、間にボーっとして、昔のことを思い出してしまっている、ような状況・・
加藤諦三:
だから、単純に言うと、今あなたが、自分の生活に、満足していないんですよね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
だから、生活に対する張りとか意味とか、
相談者:
うん
加藤諦三:
生きがいとかがあれば、
相談者:
うん
加藤諦三:
イライラしないはずなんですよ。
相談者:
うーん、その可能性もあるかな?とは思う。なんか正直、今、赤ちゃんを産んで、仕事を休んでる状態で、毎日ずっと暇では、ある、状況なので・・うん
加藤諦三:
あなた、外から見て、今、夫はいるし、子どもは・・
相談者:
そう
加藤諦三:
できるし、
相談者:
うん
加藤諦三:
満足しているは、ず、な、の、に、
相談者:
うん
加藤諦三:
なんか、満足していないんですよね?
相談者:
うーん、うん、うん、うん
加藤諦三:
ところが、「わたしは、満足している」って言うことは、認めるのが、悔しいんですよ。
相談者:
うーん・・
加藤諦三:
本当の自分の気持ちを今あなたは、無意識に追いやってます。
相談者:
満足してない、っていう?
加藤諦三:
うん
だからあなた、今、意識の上の、自分と、無意識の自分とは乖離している。
相談者:
ふうーん・・
加藤諦三:
だから不安定です。
相談者:
うん、うん、うん
加藤諦三:
大体、2ヶ月前まではあ、
相談者:
うん
加藤諦三:
そうではないのに、
相談者:
うん
加藤諦三:
あるときから、そういう気持ちになり出したということは、
相談者:
ふん
加藤諦三:
満足していないということが、2ヶ月以後、はっきりして来たってことだと思うんですけど。
相談者:
ふうーん・・なるほど、でも、まあ、これからしばらく、自分は子育てでずっと家にいて、主人も仕事が忙しいのは、ずうっとこれからも変わらない、現状で、どうしたらいいか?
加藤諦三:
大変難しい問題ですよね?
相談者:
うーん
加藤諦三:
だからといって、10年前の、その、男性に、あなたが
相談者:
うん
加藤諦三:
一生振り回されるのも・・
相談者:
いやです。
加藤諦三:
いやですよねえ?
相談者:
うん、なんか、ほんとに、それこそ酷いときはなんか、こんなこと言ってはいけないし、やってはいけないのは分かってるので、やるつもりは、今のところはないですけど、なんか、
加藤諦三:
ええ
相談者:
嫌がらせの、手紙・・
加藤諦三:
そりゃしたいですよ。
相談者:
「やってやろうか?」って正直思ってた時期も。
加藤諦三:
あ、そういうふうに思い出す。
それで、「やってやろうか」っていう気持ちは強まって来ますよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、今日は、あなたの、このイライラしてる気持ちをどうしたらいいか?ということで。
相談者:
はい
加藤諦三:
幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてるので、
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
大原先生『暖かい情と優しい感性を身に着けて、素敵な人になりましょう。』
加藤先生『人間の心を学びその知識を身に着け、しっかり人生を歩みましょう。』
両先生には、その得意技が宙に空振りしてしまうタイプの相談者が時々当たる模様。
元彼に未練タラタラなのでは?
元彼にふられた腹いせに勢いで結婚して後悔している。それを認めたくなくて「自分は幸せだ」と必死で自分に言い聞かせている…そんな印象をうけました。
昨日は「手伝ってもらっているのにイライラ」今日は「ほっておかれてカリカリ」人間の業の深さよ。人間は完全に満足するなんてあり得ない、と思っていたら諦めもつくってもんです。
心底幸せなときに元カレのことなんか思い出さない。あのとき結婚してなくて本当に良かった!と思うことはあっても。
今は寝てることが多い赤ちゃんも3歳くらいになれば公園をエンドレスで6時間くらい走り回るようになる。さすがにその頃になれば元カレなんか思い出す余裕もなくなるだろう。
竹内まりやの「シングルアゲイン」を思い出しました。この相談者さんの心境は まさにこの歌の最後の一行なんでしょうね。残念ながら(?)元彼さんは幸せなんですけどね。
ひ~こさんのコメント、児玉清さん同様、パーソナリティのまま亡くなった市川森一さんのコメントの仕方を思い出したため、つい反応しました。
市川さんなら文学作品を使ったと思いますが、本来の木曜日パーソナリティ柴田理恵さんが担当だったら、どんなコメントだったか気になります。
この人をふって新しい女性と結婚した元彼は正しい判断をした、と思う。😁
産後2ヶ月ならホルモンバランスの乱れでメンタルがガタついてるんじゃないのかな。あまり眠れてないだろうし。
別に誰に迷惑かけてるわけでない、ただ過去に苛まれてるだけの相談者にバッシングコメント多いのが謎。
うん、うん、という対応が失礼な所も
バッシングされる要素の一つかなと思いました。
要は相談者いじめですね
違う。目上の人には言わない
失礼な奴だから叩かれるんだ、ってのは十分いじめですよ
がらがらした声と「うん。うん。ほお。なるほど。」という相づちが耳障りで集中できなかった。もう一度聞き直しました。
この人の場合、高飛車な態度では無かったから、受け答えや相づちの仕方など気にならなかったわ。教えを指南してもらう時の態度としては別に普通でしょ。
目上の人とはなしてるのと、相談してる立場なのに
「うん」「うん」て、私もすごく気になった。
あと、そんなに旦那さんの仕事、忙しいのかな?
家に居たくないいだけだったら・・
今の幸せ壊れないように、賢く、頑張ってください!
前回のイライラ女性、今回の未練タラタラ女性。
批判覚悟で言いますけど、この二人に限らず、今の20〜30代女性って、かなりヤバい奴が多いんです。
話してて深みがなく、スタバの新作だ、ディズニーのイベントだ、新色の化粧品だ、そんなことばかり追いかけてる。
交際相手もそんなノリで選んでる。元カレがダメならこっちでいいや、って感じだったのでしょう。
そもそも人をきちんと愛せないし、自分は何も与えないのに愛されて当然だと思い込み受け身だし、相手には肉欲的なもの、金銭的なものを求めて、そんなことで満たされるだけ。
バブル崩壊の頃に育てられて、親に愛されなかったのかな。
今の幼児はコロナとこんな母親たちに囲まれて、災難だよなぁ。
そんなヤバい奴しか周りに集まらないのであれば、あなたも同レベルってことでは?
しかいないわけではないです
嫌な姑や嫌なお局ってこういう思考回路なんだなということが良く分かるコメントですね
よっぽど傷つけられたら多少根に持っても仕方ないけど、そもそも何で近況を知っているのだろう。インスタにキラキラ投稿でもされてるのかな?
首も据わらない赤ちゃんと出掛けることもできないから、ついSNSばかり見てしまってるんじゃないかと想像しましたが、もしもそうなら1週間SNS断ちすれば余裕で忘れられると思う。
加藤先生は核心的なところをついてくる。
大原先生は女心をついてくる。
いいコンビ。わかりやすかった。
旦那さんが仕事が忙しくてあまり構ってもらえず毎日お子さんと家で2人きり、暇を持て余しているんでしょう。人間暇だとロクな事考えないですからね。残念ながら元彼とは縁がなかったんですよ。今の旦那さんと縁あって結婚しお子さんが生まれたんだから今の生活を大切にするべきです。皆さんのおっしゃる通り大原先生に対してのうんうんが気になりますね。本人は無意識で言っているんだろうけど30歳にしては子供っぽい人だと思いました。
泥棒ネコ、裏切り者同士である意味お似合い。他に犠牲者出なくて良かった。ノシつけてくれてやったんだ、くらいに思っていればいいよ。
子供が歩き出したらそんなことはどうでもよくなるし、ずっと忘れるよ。
たとえ目上の方のお話をお聞きしている最中であっても、真剣に聴いていたら無意識に相づちが
『うん』になってしまう場合も多々あると思う。いちいち
他人様の言動に目くじらたてて
非難したり、上目線コメントする輩が相も変わらず多くて、😵。
最後の方で相談者さんのお声が明るくなってきたので良かった。
頭の方に並んでいるコメントは女性(元オンナ)でしょう。
人間とは意識しない奥の奥から湧き出てくるダークな感情があるのです。相談者はその事を厭わず自分を曝け出して相談しました。
その勇気に感動すら覚えます。
許したくても許せないない感情。泥棒猫女をとことこんな憎んでそれに飽きたら幸せな家庭を築いて行って欲しいです。
(元オンナ)ってどういう意味?
真剣に聞いていても、受け答えが
「うん」にはならない人は大勢いますよ。
上からの物言いというのじゃなくて、感じ方、受止め方は人それぞれだから、そのままを皆さん書かれているのかと…。
「上目線コメントする輩」がそこそこいるってことは、相談者がそう思われるような言動の人だと、世間的にも受け取られているのかもよ。
相槌や口調については相談内容に関係ない些末なことであって、目立つ落ち度がない相談者をなんとか貶してやろうという姿勢が不自然だし単純に意地が悪いという話だと思います。
元カレを横からちょっかいを出して奪って行った、って物じゃないんだから……
彼は自分の意志で相談者と別れて今の妻と結婚したと思います。
私もやれやれさんと同じく、彼の意志だと思う。
相談者本人いらしてるんですか?
よく言う「得た物の喜びより、奪われた怒りのほうが強く頭に残る」って話なんかな
普段は理性で抑え込んでる感情が、心身とも疲労困憊の状態で表に出てきてる、っていう
それか、初めての育児で心身とも余裕がないのに誰も助けてくれなくて、かといって旦那にも文句を言えないから、怒りの矛先を過去に求めてるだけかもしれない
どっちにしても、テレ人に電話かける余裕があるなら、寝た方がいい
疲れて参ってるときにいろいろ考えても碌なことはない
この相談に共感した。似たような状況に陥ったことがあったから、回答者の言葉に正解を教えてもらった気分。甘えたかったんだよね。でもうまく甘えられない状況だもの。この相談者にお茶を入れて、いつも頑張ってるね、偉いねって労いたい。
同じく共感した。
私は状況こそ違うけれど元彼の幸せに嫉妬する気持ち、夫への愛情、思い当たる部分が沢山ありました。
こういう悩みって人を選ばないとコメ欄にいる人達のように元彼への未練だと突っぱねられたり、恨みなんて話そうもんなら人格否定されるしで解決したくて足掻けば足掻くほど、傷つくことになる。だから誰にも言えずもちろん大事なパートナーに元彼の話なんて出来るはずもなく、どん詰まりになるんですよね。
相談者さんはちゃんとした場所で心の暗い場所も正直に打ち明けてる。本気で解決したかったんですよね。
甘えたい。が根底にあるの私も同じでした。
で、夫にベタベタしにいって向こうも応じてくれるのだけど癒されるのは一過性。またふと元彼幸せそう、悔しい、でも私も幸せなのに未練はないのに何故だろう?とモヤモヤグルグルしてしまう。
愛の与え方が間違えていたのだと気づきました。休日の過ごし方から意識してみます。
相談者さん、いい相談をしてくれてありがとうございました。私も救われました。
質問してもらえてありがたかったです。
未消化のままだとどこかでほころびが出てくるのかな。同じような悩みを抱えてる人は沢山いると思います。