不満のない結婚生活と元彼の妻の座を射止めた女への恨み。辻褄合わぬ感情の嘘

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
あなたあの、小さい頃、お母さんに十分甘えていなかったってことはないんですか?

相談者:
その可能性は、あります。

加藤諦三:
実は、その母親固着の願望が、

相談者:
うん

加藤諦三:
今出てるんです。

相談者:
うーん

加藤諦三:
ですから、あなたはまだ・・失礼な言い方ですけど、

相談者:
はい

加藤諦三:
今の、

相談者:
うん

加藤諦三:
ご主人を、愛していないからね?

相談者:
はあ

加藤諦三:
つまり、人を愛するだけの積極性がまだ自立してないんですよ。

相談者:
うーん

加藤諦三:
まだ受け身なんです。

相談者:
うん、うん、うん

加藤諦三:
だから「嫌がらせをしたい」っていうのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
嫉妬ですけれども。

相談者:
うん

加藤諦三:
受身的攻撃性って言って、攻撃性があるんですよ。

相談者:
はあ、はあ、はあ

加藤諦三:
嫌がらせをし・・

相談者:
うん

加藤諦三:
だけど受け身なんですよね?あなたの場合は、すべて。

相談者:
うん

加藤諦三:
一口にいうと、大変、失礼な言い方だけど、30歳になっても、

相談者:
うん、(苦笑)

加藤諦三:
1人の女性として、

相談者:
うん

加藤諦三:
自立していません。

相談者:
じゃあ、自立してる女性っていうのはどういう状況にあるんでしょう?

加藤諦三:
まず・・受け身でない。

相談者:
はあ・・

加藤諦三:
積極的。

相談者:
うん

加藤諦三:
愛するっていうことは積極性があって愛するわけですから。

相談者:
うん

加藤諦三:
だけど、あなたは今、受け身なんですよ、すべてが。

相談者:
うん、うん

加藤諦三:
愛されたい、なんです。

相談者:
うん

加藤諦三:
保護されたいんです。

相談者:
うん

加藤諦三:
ところがあなた30歳で子どもができて、もう、

相談者:
うん

加藤諦三:
保護されたいっていう願望のほうではなくて、

相談者:
うん

加藤諦三:
人を保護するっていう立場に立ったんです。

相談者:
うん

加藤諦三:
で、人を、保護し、守るようになって、自立できたっていうことです。

相談者:
ああ

加藤諦三:
そして、本当に、人を愛するだけの人間になって行ったときに、

相談者:
うん

加藤諦三:
許せない人が自然となくなっていきます。

相談者:
はあー・・

加藤諦三:
イライラが、自然と消えていきます。

相談者:
うん

加藤諦三:
今のように・・愛されたい、保護されたいという気持ちで、

相談者:
うん

加藤諦三:
生きている限り、

相談者:
うん

加藤諦三:
イライラは・・消えません。

相談者:
はあい。ハハハ(苦笑)・・(大きく息を吸って)あー(ため息)・・

加藤諦三:
分かります?

相談者:
分かります。
「自分にできるかなあ?」っていう、不安の、ため息でした。

加藤諦三:
この、その不安を乗り越えて、

相談者:
うん

加藤諦三:
生きて行く・・だから大変いい、勉強を今してる、ときなんです。

相談者:
うん、そうですね。

加藤諦三:
よろしいでしょうか?

相談者:
はい・・頑張ります!

加藤諦三:
はいどうも失礼しました。

相談者:
はあい、ありがとうございました。

加藤諦三:
人を愛する条件は、積極性です。

 

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「不満のない結婚生活と元彼の妻の座を射止めた女への恨み。辻褄合わぬ感情の嘘」への37件のフィードバック

  1. 大原先生『暖かい情と優しい感性を身に着けて、素敵な人になりましょう。』

    加藤先生『人間の心を学びその知識を身に着け、しっかり人生を歩みましょう。』

    両先生には、その得意技が宙に空振りしてしまうタイプの相談者が時々当たる模様。

  2. 元彼にふられた腹いせに勢いで結婚して後悔している。それを認めたくなくて「自分は幸せだ」と必死で自分に言い聞かせている…そんな印象をうけました。

  3. 昨日は「手伝ってもらっているのにイライラ」今日は「ほっておかれてカリカリ」人間の業の深さよ。人間は完全に満足するなんてあり得ない、と思っていたら諦めもつくってもんです。

  4. 心底幸せなときに元カレのことなんか思い出さない。あのとき結婚してなくて本当に良かった!と思うことはあっても。
    今は寝てることが多い赤ちゃんも3歳くらいになれば公園をエンドレスで6時間くらい走り回るようになる。さすがにその頃になれば元カレなんか思い出す余裕もなくなるだろう。

  5. 竹内まりやの「シングルアゲイン」を思い出しました。この相談者さんの心境は まさにこの歌の最後の一行なんでしょうね。残念ながら(?)元彼さんは幸せなんですけどね。

    1. ひ~こさんのコメント、児玉清さん同様、パーソナリティのまま亡くなった市川森一さんのコメントの仕方を思い出したため、つい反応しました。
      市川さんなら文学作品を使ったと思いますが、本来の木曜日パーソナリティ柴田理恵さんが担当だったら、どんなコメントだったか気になります。

  6. この人をふって新しい女性と結婚した元彼は正しい判断をした、と思う。😁

  7. 産後2ヶ月ならホルモンバランスの乱れでメンタルがガタついてるんじゃないのかな。あまり眠れてないだろうし。
    別に誰に迷惑かけてるわけでない、ただ過去に苛まれてるだけの相談者にバッシングコメント多いのが謎。

    1. うん、うん、という対応が失礼な所も 
      バッシングされる要素の一つかなと思いました。

  8. がらがらした声と「うん。うん。ほお。なるほど。」という相づちが耳障りで集中できなかった。もう一度聞き直しました。

    1. この人の場合、高飛車な態度では無かったから、受け答えや相づちの仕方など気にならなかったわ。教えを指南してもらう時の態度としては別に普通でしょ。

  9. 目上の人とはなしてるのと、相談してる立場なのに
    「うん」「うん」て、私もすごく気になった。
    あと、そんなに旦那さんの仕事、忙しいのかな?
    家に居たくないいだけだったら・・
    今の幸せ壊れないように、賢く、頑張ってください!

  10. 前回のイライラ女性、今回の未練タラタラ女性。
    批判覚悟で言いますけど、この二人に限らず、今の20〜30代女性って、かなりヤバい奴が多いんです。
    話してて深みがなく、スタバの新作だ、ディズニーのイベントだ、新色の化粧品だ、そんなことばかり追いかけてる。
    交際相手もそんなノリで選んでる。元カレがダメならこっちでいいや、って感じだったのでしょう。
    そもそも人をきちんと愛せないし、自分は何も与えないのに愛されて当然だと思い込み受け身だし、相手には肉欲的なもの、金銭的なものを求めて、そんなことで満たされるだけ。

    バブル崩壊の頃に育てられて、親に愛されなかったのかな。
    今の幼児はコロナとこんな母親たちに囲まれて、災難だよなぁ。

    1. そんなヤバい奴しか周りに集まらないのであれば、あなたも同レベルってことでは?

    2. 嫌な姑や嫌なお局ってこういう思考回路なんだなということが良く分かるコメントですね

  11. よっぽど傷つけられたら多少根に持っても仕方ないけど、そもそも何で近況を知っているのだろう。インスタにキラキラ投稿でもされてるのかな?
    首も据わらない赤ちゃんと出掛けることもできないから、ついSNSばかり見てしまってるんじゃないかと想像しましたが、もしもそうなら1週間SNS断ちすれば余裕で忘れられると思う。

  12. 加藤先生は核心的なところをついてくる。
    大原先生は女心をついてくる。
    いいコンビ。わかりやすかった。

  13. 旦那さんが仕事が忙しくてあまり構ってもらえず毎日お子さんと家で2人きり、暇を持て余しているんでしょう。人間暇だとロクな事考えないですからね。残念ながら元彼とは縁がなかったんですよ。今の旦那さんと縁あって結婚しお子さんが生まれたんだから今の生活を大切にするべきです。皆さんのおっしゃる通り大原先生に対してのうんうんが気になりますね。本人は無意識で言っているんだろうけど30歳にしては子供っぽい人だと思いました。

  14. 泥棒ネコ、裏切り者同士である意味お似合い。他に犠牲者出なくて良かった。ノシつけてくれてやったんだ、くらいに思っていればいいよ。

    子供が歩き出したらそんなことはどうでもよくなるし、ずっと忘れるよ。

  15. たとえ目上の方のお話をお聞きしている最中であっても、真剣に聴いていたら無意識に相づちが
    『うん』になってしまう場合も多々あると思う。いちいち
    他人様の言動に目くじらたてて
    非難したり、上目線コメントする輩が相も変わらず多くて、😵。
    最後の方で相談者さんのお声が明るくなってきたので良かった。

    1. 頭の方に並んでいるコメントは女性(元オンナ)でしょう。
      人間とは意識しない奥の奥から湧き出てくるダークな感情があるのです。相談者はその事を厭わず自分を曝け出して相談しました。
      その勇気に感動すら覚えます。
      許したくても許せないない感情。泥棒猫女をとことこんな憎んでそれに飽きたら幸せな家庭を築いて行って欲しいです。

    2. 真剣に聞いていても、受け答えが
      「うん」にはならない人は大勢いますよ。

      上からの物言いというのじゃなくて、感じ方、受止め方は人それぞれだから、そのままを皆さん書かれているのかと…。

      「上目線コメントする輩」がそこそこいるってことは、相談者がそう思われるような言動の人だと、世間的にも受け取られているのかもよ。

      1. 相槌や口調については相談内容に関係ない些末なことであって、目立つ落ち度がない相談者をなんとか貶してやろうという姿勢が不自然だし単純に意地が悪いという話だと思います。

  16. 元カレを横からちょっかいを出して奪って行った、って物じゃないんだから……
    彼は自分の意志で相談者と別れて今の妻と結婚したと思います。

  17. よく言う「得た物の喜びより、奪われた怒りのほうが強く頭に残る」って話なんかな
    普段は理性で抑え込んでる感情が、心身とも疲労困憊の状態で表に出てきてる、っていう

    それか、初めての育児で心身とも余裕がないのに誰も助けてくれなくて、かといって旦那にも文句を言えないから、怒りの矛先を過去に求めてるだけかもしれない

    どっちにしても、テレ人に電話かける余裕があるなら、寝た方がいい
    疲れて参ってるときにいろいろ考えても碌なことはない

  18. この相談に共感した。似たような状況に陥ったことがあったから、回答者の言葉に正解を教えてもらった気分。甘えたかったんだよね。でもうまく甘えられない状況だもの。この相談者にお茶を入れて、いつも頑張ってるね、偉いねって労いたい。

  19. 同じく共感した。
    私は状況こそ違うけれど元彼の幸せに嫉妬する気持ち、夫への愛情、思い当たる部分が沢山ありました。

    こういう悩みって人を選ばないとコメ欄にいる人達のように元彼への未練だと突っぱねられたり、恨みなんて話そうもんなら人格否定されるしで解決したくて足掻けば足掻くほど、傷つくことになる。だから誰にも言えずもちろん大事なパートナーに元彼の話なんて出来るはずもなく、どん詰まりになるんですよね。
    相談者さんはちゃんとした場所で心の暗い場所も正直に打ち明けてる。本気で解決したかったんですよね。

    甘えたい。が根底にあるの私も同じでした。
    で、夫にベタベタしにいって向こうも応じてくれるのだけど癒されるのは一過性。またふと元彼幸せそう、悔しい、でも私も幸せなのに未練はないのに何故だろう?とモヤモヤグルグルしてしまう。
    愛の与え方が間違えていたのだと気づきました。休日の過ごし方から意識してみます。
    相談者さん、いい相談をしてくれてありがとうございました。私も救われました。

  20. 質問してもらえてありがたかったです。
    未消化のままだとどこかでほころびが出てくるのかな。同じような悩みを抱えてる人は沢山いると思います。

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