医者を目指したいらしい二十歳を誰も応援しない。相談を思わず訊き返す加藤諦三
テレフォン人生相談 2022年9月3日 土曜日
反対されようが役者目指して上京するのとはワケが違う。
スポンサーたる親の了解なくして始まらない。
応援する人がいるとしたら貴女に関心がない人。
「医者?すごい、頑張って」
「祖父が癌で亡くなってナンチャラ」
いかにもって感じだけど、ここは面接会場じゃない。
そんなの両親は真に受けるかしら。
医者の志望理由がヒューマニズム溢れるなんて大間違い。
すでに就いてる人が人に話す目指した理由なんて後付けだから。
貴女の場合はさしずめ、見返してやりたいとか、そんなとこ。
そっちの方がよっぽど説得力があるよ。
貴女が今一番嫌なのは頭の出来を云々されること、思われること。
だから辞めた大学の学部なんて言いたくない。
親の老後を考えるのだってヒューマニズム。
スネの太さはいかほどかしら。
相談者: 女20歳 同居の両親共に46歳
今日の一言: 心の不調は体を通して表現されて来ます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に、ね、年齢教えてください。
相談者:
えと20歳です。
加藤諦三:
20歳?はい・・独身ですよね?まだ。
相談者:
はい
加藤諦三:
お1人で住んでんの?、それともご両親と一緒?
相談者:
両親と一緒です。
加藤諦三:
両親と一緒ですか
ご両親何歳ですか?
相談者:
46歳です。
加藤諦三:
46歳と?
相談者:
46歳です。
加藤諦三:
お父さんもお母さんも?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
それでどんな相談ですか?
相談者:
えーとですね、今年に・・わたし、病気して・・大学を辞めまして、
加藤諦三:
はい、大学を辞めて、はい
相談者:
そして社会人になったんですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
やりたいことができて。
加藤諦三:
「やりたいこと」っての、どんなことですか?
相談者:
えーとお・・医療系の仕事をお・・に・・就きたいなあ、て、思いまして。&#
加藤諦三:
医療関係の仕事をしたいということですね?
相談者:
はい・・で・・
加藤諦三:
具体的にはどういうことですか?
相談者:
具体的に言うと・・お医者さんになりたくて。
加藤諦三:
お医者さんになりたい?はい
別にその、耳鼻科の医者になりたいとか、歯医者さんになりたいとか、なんかそういうことじゃなくて、お医者さんになりたいっていうことね?
相談者:
はい
加藤諦三:
それで?
相談者:
勉強・・をしてるんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
親から、反対されてて。
加藤諦三:
親から反対されてるのは、お医者さんになるという職業になることを反対なんですか?、それとも、今勉強してるということに反対なんですか?
相談者:
お医者さんになるということを反対されてまして。
加藤諦三:
あ、お医者さんになるということを反対された、はい
それで?
相談者:
それで・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
自分も、ちょっと気持ちが、揺らいでしまって、
加藤諦三:
はい
相談者:
それで・・今・・悩んでるんです。
加藤諦三:
そもそもその、お医者さんになりたいと思った・・のはなんでなんですか?
相談者:
えとお、病気になってからあ、ちょっと入院治療・・
加藤諦三:
あー、病気いつですか?病気になったのは。
相談者:
大学辞める前です。
加藤諦三:
その病気は何?・・かなり深刻な病気だったの?
相談者:
いや、そこまでではないんですけど。
そのときに・・
加藤諦三:
そこまでではないけれども、なんとなく病気になって、やっぱり・・お医者さんなりたいなと思ったってことね?
相談者:
はい
加藤諦三:
それで勉強したいなっていうふうに思って、勉強始めたっていうことは具体的にはどういうことなのかな?
だって大学辞めて、医学部の・・行きたい、からそこの、入学試験を、受けたいとか、そういうことじゃあ、ないんですね?
相談者:
いや、そういうことです。
加藤諦三:
あ、医学部に、行きたいと思って勉強始めた?
相談者:
はい
加藤諦三:
そしたら、お父さんとお母さんが、お医者さんになることを反対したと。
相談者:
はい
加藤諦三:
具体的には、医学部に行くための、受験勉強することに反対、を、してるということですか?
相談者:
はい、そうですね。
加藤諦三:
あ・・あ、はい
それで?
相談者:
それで・・やっぱり・・なりたいっていう気持ちが強いので、
加藤諦三:
はい
相談者:
メンタルを?、強くする方法?・・教えてほしいなあって思って。
加藤諦三:
メンタルを強くする方法?
相談者:
はい
加藤諦三:
「メンタルを強くする方法を教えてほしい」って言われて、
「あー、こうすればいいです」って・・答えられる人いると思う?
相談者:
そうですねえ・・難しいですね。
加藤諦三:
・・「難しい」と言うけど・・あなたの、望んでいること自体が・・
相談者:
はい
加藤諦三:
非現実的じゃない?少し。
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
メンタルを強くする方法とか・・お医者さんに・・なりたい・・やっぱりそれは、医学部に行かなきゃしょうがないでしょうし。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
だからと言って・・歯医者さんになりたいとか、内科の医者になりたいとかっていう、も、具体的にこういうお医者さんになりたいっていうのが、ないわけですよね?
相談者:
・・あ・・
加藤諦三:
で、今、メン・・
相談者:
あります!
加藤諦三:
はい
そして、今メンタルを強くして・・ていうのは今日の相談ですか?
相談者:
・・はい
加藤諦三:
だから、「親に、反対されているので、それを押し切って、自分が、勉強を、続ける、そういう、人間に、どうしたらなれるか?」っていうこと?
相談者:
そういうことです。
加藤諦三:
そういうことですか?
「親に反対されてるけれども・・頑張って・・勉強を、するように、なるには、どうしたら、いいか?」っていうことね?
相談者:
はい
加藤諦三:
言ってることは、すごく・・非現実的・・なことだっていうふうには、今は・・思う、います?
相談者:
そうですね、思います。
やめたほうがいいって・・思お、われたら・・そう、言ってほしいな?と思います。
加藤諦三:
ん!?・・これから相談というのは・・「メンタルに強くなるにはどうしたら、いいか?親に反対されても勉強するのは・・どうしたらいいか?」・・ていうんで、「反対されたやめる」って言ったの?今・・
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
これからその・・な、に、を、相談したいんですか?
相談者:
このまま勉強続けて、いいのか?、悪いのか?
加藤諦三:
このまま勉強続けていいのか悪いのか?を、知りたい?
相談者:
はい
加藤諦三:
ということですね?
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はあの・・スタジオに、弁護士の中川潤先生が、いらしてるので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
今時こんな子がいるの?びっくりしたなぁ。
やめた大学の偏差値いくつだった?
バイトもしたことなさそう
ふわふわしすぎだろ!!
幼稚園児の夢の発表みたいな感じ
助けてくれた医者もびっくりする内容!
小学生のころに書く僕の夢私の夢という作文みたいな相談だった。
医療に携わりたいなら看護師などもっと現実的な職業もいっぱいある。(看護師も難しい資格だけれど)
実現不可能な目標を立てると失敗したとき親に反対されたから…とか逃げることが出来るのを無意識下で計算してはいまいか。
なんの病気なのか気になるなぁ
病気の事もあるんだろうが、応援してくれない親御さんで、やる気を削ぐのかなぁ
けど医師を目指すなら、親の意見より相談者の志だよ。
親御さんに代わって応援するよ!
加藤さん、苛立ちが見えたなぁ
疲れかなぁ、心配。
中川先生「メンタルを強くするとか強くしないとかじゃないんだよ…」
もうこの言葉に尽きる。
加藤先生と中川先生の壮大な無駄遣いでした
テレ人に電話して「あなたはこんなもんじゃないよ、メンタルが強くなればなんにでもなれる!」とでも言ってほしかったのかな
今井先生&大迫先生だったらどんな公開処刑になっていたやら
看護じゃないという言葉を信じれば、診療放射線技師とかOT・PTかな
そこで勉強に行き詰ったか、人間関係でその場に居られなくなったか
で、このまま引き下がれないから、その世界で最上位の資格を取って見返してやる、ってとこなんだろうな
まあ挑戦するのは勝手だけど、医者になるには強靭な体力と図抜けた暗記力が必要になる
医療系の学校を1年ちょっとで音を上げた相談者が、生半可な覚悟で挑める世界じゃない
解剖実習とかあるの知ってるよね?
相談者に今必要なのは「とりあえずバイトしよう」「家の掃除をしよう」とかいう地に足の着いた目標を立てて、中二病的な全能感を卒業することなんだけど、ここまでこじらせるとなかなか難しそうだ
夢を追ってたら、一生が夢心地のまま過ぎてしまった、なんてことにならないといいけど
親は本気で止めた方が良いけど、多分無理っぽいから、もしお金出せるなら適当な私立大でも進めて10年くらいかけて、諦めさせる。長い年月をかけて。この(見返してやる)病は何かを隠れ蓑にして一生続く。
加藤さんと中川さん、ご相談者さんともに失礼ですが、現状ではメンタル云々ではなく、病気治療と今の仕事の両立に力を入れるのが最優先。
年を取ればやり直しが効きにくくなるのはもちろんですが、病気とはいえ、どの学歴も中退というのは悪く働いてしまう部分がありますから。
だってお医者さんになりたいんだもん!
どうしてお父さんもお母さんもダメって言うの、わたしはこんなに本気なのに…!
と、もし自分が二十歳過ぎた子どもから言われたら、一瞬言葉を失うな。
突っ込みどころ多すぎて。
この年になったら、もはや子供の成長の芽を摘んではいけないとかじゃないよな、現実見ろやだよな。
反対とか応援するしない以前に、医学部受からんだろ。
医者になることを反対してんじゃなくて、無駄なになることを反対。
医者って、
医療系の仕事に就きたいなぁ~、と思って
で、なれる職業と思ってるのー?
二十歳で?!
ごめん、笑えた
中川先生の「わかりる?」が好き😁💕
あ、誤字じゃないんだ…
(管理人さん、失礼m(_ _;)m)
親が反対しているのは「身体が弱いから」ではなく「おつむが弱いから」…おっと、口が滑ってしまった😣😅
私がこのお嬢様の親なら…(経済的に余裕があると仮定して)、とりあえずどこでもいいから医学部に入れ、と予備校に通わせる。多分 受験にも至らず挫折すると思う。そしたら本人も納得して諦めるのでは?
残念ながら、医学部専門予備校でも、医学部コースのある塾でも認定がとれなければ門前払いなんですよ。なので、現実を知るためにもまずは認定テストを受けるべきですよね。
なるほど予備校にはいるのにも試験があるんですね。それならなお好都合ですね。予備校代払わずに諦めさせられますから。
確かにコメントされてる諸氏のおっしゃる通り相談者は「見返してやりたい病」なんだろうけど加藤諦三氏が最後の方で「親との関係が~」というのは親から相談者はかなりバカにされてそれこそ「隠された怒り」みたいなものを抱えてるのかね。以前、加藤氏は「侮辱されたりバカにされたら怒りを抱え込む」なんて言っていたが言葉の暴力というのはある。怒りに目が眩むというのは等身大の自分を忘れさせる。見返してやる、みたいなのはそういうのが多いのかな。
実際に出来ることと好きとかやりたいことは違うが、医学部進むなら次々に知識を叩き込んでいく記憶力が必要だし、そんなんだったら大学受験ごときに苦労しないだろう。中川弁護士も「現代の科挙」なんて呼ばれた旧司法試験クリアして弁護士やってるんだろうが破れ去っていった人も沢山みてるだろう。カッコよくてお金ももらえるからなんてファッション感覚でやることじゃない。