母他界まもなく父から自営任されたノーと言えないキャパ超え36歳まず出来ること

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
こんにちは

大原敬子:
ちょっと訊きたいんですけれどもね?、お母さまが、亡くなったのが、1年少し前ですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
で、あなたが、お父さまから引き受けた代替えは、いつですか?

相談者:
7ヶ月前・・はい

大原敬子:
で、もう1つ訊きたいのね?

相談者:
はい

大原敬子:
お父さまも、あなたも・・

相談者:
はい

大原敬子:
今、同じ心境ですよ?

相談者:
・・はい

大原敬子:
今あなた自身がね?、仕事の取り組み方とかね?、なんとか前向きに、しようと思って努力は分かるんですけども。

相談者:
はい

大原敬子:
あなたが、これを引き受けたら絶対ダメだと、無理なんだと。

相談者:
はい、はい

大原敬子:
分かっていても、引き受ける、その心理ですよね?

相談者:
はい、はい

大原敬子:
つまり、この橋は・・この重さの物を運んでしまったら・・壊れますよって分かっていても・・積んでしまう心理と同じでしょ?

相談者:
はい・・はい

大原敬子:
ということは、一見見ると・・あ、そうか、気が弱くてね?、こうだとか、いろいろ、推察します。

相談者:
はい

大原敬子:
でも・・もっともっともっと奥の底には・・

相談者:
はい

大原敬子:
あなたも、お父さまも、今、無気力で。

相談者:
はあ

大原敬子:
内なる中に・・

相談者:
はい

大原敬子:
自暴自棄なような・・「もうどうにでもなれよ」と思う気持ちも・・あるんではないかと思うんですけども。

相談者:
あーあ、仕事を進めていく上で、

大原敬子:
うん

相談者:
うまく行かないときには、そういうふうに、思ってしまうことはあります。

大原敬子:
そうですよね。

相談者:
はい

大原敬子:
ですから先ほどね?、心地が良いとか、ストレスが溜まるとか、

相談者:
はい

大原敬子:
そういう仕事も、まあ、すべて引き受けてしまうんではなくって。

相談者:
はい、はい

大原敬子:
もう、無気力に、

相談者:
はい

大原敬子:
来た仕事引き受けてしまう。

相談者:
はい

大原敬子:
そのときは、どうでもいいよっていう、なってしまうのは・・

相談者:
はい

大原敬子:
どっかに、お母さんが亡くなった喪失感かな?分かりませんけれども・・

相談者:
はい

大原敬子:
何か・・そういう物はないですか?

相談者:
喪失感はあります。

大原敬子:
そうですよね。
人っていうのは、環境が変わると、どうしていいか分からないんですよ。
ましては、食事とかなんかは、全部、このお祖母さんが作ってるの?

相談者:
いや実は・・母の病気と同時に父も、病気になりまして。

大原敬子:
うん、そうでしょうねえ。

相談者:
ま、父は、病気から回復したんですが・・わたしが仕事を回して・・家のことは父がやってくれていて。

大原敬子:
うん

相談者:
祖母の面倒は父が看ているというような・・今は状態です。

大原敬子:
そうすっと・・お父さまも、

相談者:
はい

大原敬子:
目一杯ですよね?

相談者:
はい・・はい

大原敬子:
片方で妻は亡くしてしまって。

相談者:
はい

大原敬子:
で、あなたの段階になると、今度は、僕にとっても精神的には、母の死と・・

相談者:
はい

大原敬子:
それから、突然、仕事をもらってしまったと。

相談者:
はい

大原敬子:
ここで、今日、整理しましょうね。

相談者:
はい、はい

大原敬子:
一番大事なことは・・やる意思はすごく強いんです。でも、どっかに、やる気は失くしてるんですよね。

相談者:
はい、そうですね。はい

大原敬子:
だって、どう見たって、この荷物を運んで、この橋はつぶれますよって分かっていながら、

相談者:
そうです。はい、はい

大原敬子:
やってる自分なんだよと思いませんか?

相談者:
はい

大原敬子:
それが現実なんです。

相談者:
はい

大原敬子:
じゃどうするか。

相談者:
はい

大原敬子:
人間って不安になると、どうでもいい仕事もみんな引き受けてしまって。

相談者:
はい

大原敬子:
これだけ仕事があって、これだけ依頼されてるんだと思うと・・

相談者:
はい

大原敬子:
怖さはなくなる。

相談者:
はい

大原敬子:
今まだ、目先のもので、仕事があるんだから、今は大丈夫だと思ってるんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
そうして自分の心の中の、一番の不安と、恐れ、これからどうなるんだろうかと。

相談者:
はい

大原敬子:
父親にも相談できないな、とかって、いろんな物が混ざって、

相談者:
はい

大原敬子:
頭の中が、混乱してる状態なんです。

相談者:
そう、そうですね、はい

大原敬子:
まず、今はやることは・・あなたが元気でいることよね?

相談者:
はい

大原敬子:
昔から言われてるんですけども、キャパシティを小さくするって、小さくってできないでしょう?

相談者:
あはい

大原敬子:
だって、自分のキャパ分かってないですもん。

相談者:
・・はい

大原敬子:
今の積荷とおんなしで。

相談者:
はい

大原敬子:
そしたらあなたはね?

相談者:
はい

大原敬子:
今、あなたの中で瞬間的に・・1から、10までの数にしましょう。大きさで、分からないけども。

相談者:
はい

大原敬子:
1が、あなたにとっては小さな仕事。

相談者:
はい

大原敬子:
10は、一発勝負の大きな仕事。

相談者:
はい

大原敬子:
そういう段階で見ると、もしね?1の仕事が10ありますと。

相談者:
はい

大原敬子:
で、10の仕事、今ありません。

相談者:
はい

大原敬子:
7、8があるなと思ったときは・・今の自分のキャパだった場合は、責任と信用があるから・・

相談者:
はい

大原敬子:
小さな数字で納めて行くんです。

相談者:
はい

大原敬子:
片付けていくんです。

相談者:
はい

大原敬子:
で・・片付けられたという、リズムが・・自信に繋がるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
まず人間が悩んだとき・・

相談者:
はい

大原敬子:
不安なとき・・

相談者:
はい

大原敬子:
どうでもいいやと思いながら助けを求めてるときの、行き方は・・

相談者:
はい

大原敬子:
自分の・・手元にある・・

相談者:
はい

大原敬子:
とっても小ちゃな数から・・

相談者:
はい

大原敬子:
処理してくことなんです。

相談者:
はい、はい

大原敬子:
処理ってことは、こんなに8つも引き受けてどうしようと思ったことを、コツコツ、コツコツ処理するんです。

相談者:
はい

大原敬子:
人はね?

相談者:
はい

大原敬子:
焦るときには、8の大きさとか・・

相談者:
はい

大原敬子:
9の大きさを選んじゃうんです。

相談者:
はい

大原敬子:
そして自信を失くすんです。

相談者:
はい

大原敬子:
まずあなたが一番必要なのは、

相談者:
はい

大原敬子:
小さな仕事。

相談者:
・・はい

大原敬子:
自分でもできる仕事を、まず、すぐに始めることですね?。

相談者:
はい

大原敬子:
そのうちに・・人間ていうのは、どんなに不安があっても、悩みがあっても、ある物事に集中すると・・

相談者:
はい

大原敬子:
不安とか、心配が消えるんです。不思議ですね?、これ。

相談者:
あ、はい

大原敬子:
お寺のね?、僧侶たちが言いますけども。どんなに不安なときどうするかっていうとね?

相談者:
はい

大原敬子:
草むしりするんですって。

相談者:
ああ

大原敬子:
一本一本

相談者:
はい、はい

大原敬子:
で、「こんな草むしり」と思うかもしれないけども。抜いてるうちに・・

相談者:
はい

大原敬子:
「できるじゃないか」と思ったときに、

相談者:
はい

大原敬子:
あの不安が薄くなるっていうんですね?。

相談者:
はい

大原敬子:
今わたしは、お寺のね?、草取りではないんですけども、あなたは手元にある、小さな仕事、

相談者:
はい

大原敬子:
しかも自分ができる仕事・・まず、始めて・・

相談者:
はい

大原敬子:
自分の心を・・体勢を立てることですね?。

相談者:
はい、はい

大原敬子:
と思いますけども、難しいですか?今の話。

相談者:
いや、半分・・ぐらいは理解できました。はい

大原敬子:
じゃあ、もっと簡単なこと。

相談者:
はい、はい

大原敬子:
まず手元に・・

相談者:
はい

大原敬子:
引き受けてる仕事を全部整理しなさい。

相談者:
はい

大原敬子:
仕事の立て直し・・どうするかっていうことは、

相談者:
はい

大原敬子:
まず、仕事を綺麗に、ほんと思ったことを全部書き上げてく。

相談者:
はい

大原敬子:
頭の中ではなくって。

相談者:
はい

大原敬子:
それを、仕事の大きさ大中小に分ける。

相談者:
はい

大原敬子:
で、当面・・

相談者:
はい

大原敬子:
自分の心を落ち着かせるための・・自分でできる仕事をまずやる。

相談者:
はい

大原敬子:
難しいかしらね?

相談者:
ん、どうしたらいいかというのが、少し分かったので。

大原敬子:
そうですか。

相談者:
はい

大原敬子:
あなたは決して、自暴自棄になってないんですね。「助けてくれ」っていうのがほんとの答えだと思うんです。

相談者:
はい

大原敬子:
それを頭に入れて、頑張ってください。加藤先生に代わりますね?。

(再びパーソナリティ)

「母他界まもなく父から自営任されたノーと言えないキャパ超え36歳まず出来ること」への2件のフィードバック

  1. 相談者さんは断ると悪いなと感じるあたり繊細さんの要素がありそうですね。自暴自棄になると自傷的に仕事を入れてどうにでもなれと思うのもなんだか共感できます。大原先生の小さなことからコツコツやって自信を身につけること、加藤さんのポジティブ・ノーは勉強になりました。

    1. 特にこのご時世、家族経営は難しいなあという感じも正直なところしています。中でも地方、後継者難でやめてしまうところ、多いんですよねえ。
      ポジティブ・ノーという問題ではなくて、続けるも地獄、やめるも地獄、そんな感じさえします。ご相談者さん、大都市ではなく、地方在住では?

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