母のサンドバックとなり泣いた子供時代。三石由起子「再スタートの為には女!」

テレフォン人生相談 2022年11月22日 火曜日

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 男23歳 父と母は21年前に離婚 母46歳ぐらい 腹違いの妹13、4歳 祖母と2人暮らし

今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、もしもし?

今井通子:
はい
今日はどういったご相談ですか?

相談者:
・・家族ていうか、ま、特に母親との、えー・・関係・・そして、えー、ま・・えー、人間関係の相談ですね。

今井通子:
はい・・あなたおいくつ?

相談者:
23歳です。

今井通子:
23歳、えーと、お母さまはおいくつ?

相談者:
40う、6歳ぐらいですかね?はい

今井通子:
お父さまは?

相談者:
えっと、離婚してます。

今井通子:
あー・・えーと、何年ぐらい前に?

相談者:
21年前と、かですかね?

今井通子:
そうすると、あなたは、何?一人っ子?

相談者:
種違いの妹がいます。

今井通子:
あ、お妹さんいらっしゃんのね?

相談者:
はい

今井通子:
お妹さん何歳?

相談者:
10う・・3、4歳ぐらいですかね?

今井通子:
・・今

相談者:
はい

今井通子:
あなたのお父さまじゃないお父さまがいらっしゃるってこと?

相談者:
あー、とも離婚してますね。

今井通子:
妹さんにとっては、お父さまだった方とも、お母さまはもう離婚されちゃってるってことね?

相談者:
あー、そうですね、はい

今井通子:
あ、なるほど、はい。
それで・・まずお母さまとの関係が、どうなんですか?

相談者:
憎しみとか、怒りていうか、そういう感情があってどうしても、ま、会う、たり、話したりすると、ま、イライラしてしまっ、たりとか。

今井通子:
その・・えーと、あなたの恨みとかっていういうのはどういう、恨み?

相談者:
ま、子どもの頃に・・所謂虐待みたいなことをされてたんですけど。

今井通子:
はい

相談者:
ま、なあぐる(殴る)蹴るう、とかあ・・

今井通子:
えー

相談者:
ラジカセでぶん殴られるとか、

今井通子:
えー・・はい

相談者:
包丁突きつけられるとかあ、あ・・

今井通子:

相談者:
ま、布団、蒸しにされるとか、

今井通子:
うん、うううん

相談者:
そういうことをされてて・・

今井通子:
で・・お母さまはそうすると?

相談者:
はい

今井通子:
どういうときに?

相談者:
はい

今井通子:
殴る蹴る、の、とか、布団蒸し(苦笑)にするとかっていう・・

相談者:
自分が、よく、泣く子どもだったみたいで。

今井通子:
あーあー、はい

相談者:
泣き続けてると、ま、母親が、ちょっと、ヒステリック気味になって。ま、泣くのをやめないと、ま、強制的にその、包丁突きつけたりとかして、泣くのをやめさせたりとか、あ。

今井通子:
なるほど・・あなたの、母方のお祖父さんお祖母さんて、いらっしゃる?

相談者:
祖母は、いますけど、えー・・そこの、あの、お祖父ちゃんお祖母ちゃんも離婚してるので、祖父に関しては・・今は一緒に暮らしてるとかなんかそういう関係は、あんまりないですね。

今井通子:
お、祖母さまはいらっしゃんのね?

相談者:
自分は祖母と一緒に住んでます。

今井通子:
あ、なるほど!

相談者:
はい

今井通子:
あなたと、お祖母さまが一緒に住んでらっしゃる?、はい

相談者:
はい

今井通子:
そうすっと、お母さまは別に住んでらっしゃんの?

相談者:
そうですね、はい

今井通子:
うんうん・・で、そうするといつ頃から、まず、あなたは、お祖母さまと一緒に住んでんの?

相談者:
えー、昨年の・・

今井通子:

相談者:
終わりぐら、頃ですね。

今井通子:
なるほど。なんか事情があって?

相談者:
地元から離れて仕事をしてたんですけど。

今井通子:
はい

相談者:
体調崩してしまって。

今井通子:
あなたが?

相談者:
はい

今井通子:
はい

相談者:
で、一度・・ま、地元に戻ろうというところで、

今井通子:
はい

相談者:
住むことになりました。

今井通子:
で、地元に戻ったときに、じゃ、親御さんのところじゃなくて、お祖母さんのところへ、戻られたわけですよね?

相談者:
そうですね、はい

今井通子:
でその、訳は?

相談者:
ま、一緒に、住みたくないなあと。

今井通子:
お母さんとは?

相談者:
はい

今井通子:
なるほど。
えーと、そうするとちょっとね、時系列的にもう、あの、教えていただきたいんだけど。
そのままじゃあ、小学校終わって、中学校終わって、高校行かれた?

相談者:
そうですね、高校まで行って、高校は中退しました。

今井通子:
中退はどうして?

相談者:
そうですね、もう、その時点では、まあ・・高校生時代は高校の、社会の中でもう、うまく、溶け込んでいくことができなくなっていってた、というか。

今井通子:
ていうことは・・お家に引きこもってたの?

相談者:
いえ、高校中退して、すぐに、えー、寮付きの、仕事を紹介、知、知り合いから紹介してもらったんで、すぐに、ま、家を出て、寮付きの、仕事を・・

今井通子:
あー、なるほどね。
そのなんか病気になられる、までの間、同じ職場でずっと働いてらした?

相談者:
そうですね、最後お、に、働いてたところは2年半ぐらいはいました。

今井通子:
・・あ、じゃあ、仕事もその後、転々とはされた?

相談者:
そうですね。はい

今井通子:
はい・・で、体壊した?

相談者:
ま、元々ずっとその・・ま、不安障害みたいな部分とか・・

今井通子:
うん

相談者:
は、あったんですけど。

今井通子:
はい

相談者:
ま、それが、その、仕事辞める直前の段階では、あの、そのなんか死にたいみたいな気持ちが・・

今井通子:
あーあ、はい

相談者:
ま、は、はた、働いてるときにそれが出て、それでなんかこう、どっかに自分が、飛んでっちゃいそうみたいなそのちょっとパニックになる感じになってしまって。

今井通子:
うん、うん、うん、うん

相談者:
さすがにこんの、レベルの症状は今まで出たことがなかったので。

今井通子:
うん

相談者:
「ちょっとまずいなあ」と思っ、って、

今井通子:
うん

相談者:
辞めましたね。

今井通子:
これ病院行ってたあ?

相談者:
ま、メンタルクリニックみたいなとこですかね。

今井通子:
あ、メンタルク、うん、うん・・じゃあ、病院の先生とも相談はされた?

相談者:
・・そうですね、その、ま、どちらにせよ、その・・仕事辞めるときに、その病院の先生に話して、

今井通子:
うん

相談者:
書類がどうこうっていう手続きが必要だったので。

今井通子:
うん、うん

相談者:
ま、それ、そういうこ、意味で話しました。

今井通子:
・・あー、なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
で、話した、結果・・病院の先生は・・なんていう診断書出してくれたの?

相談者:
ま、社交不安障害と抑うつ状態というような・・診断を。

今井通子:
あ、社交不安ね。

相談者:
ですね、ま、その、症状が出る前からずっと病院では・・対人恐怖があるみたいな話をずっとしてたから、たぶん、そういう診断になったと思うんですね。

今井通子:
うんうん・・あのお、今、お話を伺っていて。

相談者:
はい

今井通子:
まったくそういう症状の方には見えないんだけど。

相談者:
はい

今井通子:
今、この、耳で聴いてるだけ、ではあるけれどね?

相談者:
はい

今井通子:
うん。
今は、落ち着いた状態でいらっしゃるわけ?

相談者:
まあ、悩み、に繋がるんですけど。

今井通子:
うん

相談者:
ま、結局今別に母親とも会ってない、中で。
それでも、その母親になんか執着してしまうっていう、この・・どうやったらその・・母親、への依存から・・ま、抜け出せるか・・ていうところなんですかね?質問としては。

今井通子:
あ、なるほどね。
はっきり言っちゃうと、お母さんには認められたい?

相談者:
そういうのもあると思います。

今井通子:
うん
なんか愛情を持って接してほしい?

相談者:
あると思いますね、それも。

今井通子:
うん・・それを持って、あなたは・・ま、マザーコンプレックスっていうか、

相談者:
はい

今井通子:
母親あ、に、依存していると自分を、分析してるわけね?

相談者:
そうですね。

今井通子:
うん・・ま、憎いと思いつつも、親に認められたいとかってそういうことだろうと思うんだけど。

相談者:
はい

今井通子:
うん
そういう部分をどうしたらいいでしょうっていうお話ですよね?

相談者:
はい

今井通子:
はい
今日はですね、三石メソード主宰で作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので・・お願いいたします。

相談者:
はい、お願いします。

(回答者に交代)


「母のサンドバックとなり泣いた子供時代。三石由起子「再スタートの為には女!」」への18件のフィードバック

  1. 親の鬱憤を晴らさせてあげた結果死んじゃう子どももいるので、今井先生のアドバイスはちょっと引っかかりました…
    加藤大原コンビに聞いてみたかった回でした。

  2. 誰かの不満を解消するためのサンドバッグとして生きているわけじゃない。この母親とすっぱり縁を切っていい。この人は何も悪くない。

  3. 個人的には…ラジカセで殴ったり、包丁を持ち出したり、布団蒸しにしたりする人間を許す必要なんてない。そこは迷わずに切って欲しい関係だ。
    人生で大切なことは「他人を悩ませる人と関わらない」事だと思う。

    祖母が実害のない人なら、そこに住みながら、これからの実りある人間関係や仕事等を手に入れて行って欲しいと思う。

    相談者はしっかり話も聞いていて、頭も悪くないと思う。
    自信を持って、自分の価値を認めてくれる人や居場所を手に入れて欲しい。

    精神科のドクターやカウンセラーも優秀な人は居ると思うので、出会うまで探し続けて欲しい。

  4. 女でなくても、自分のことを大切にしてくれる人に出会えるといいですね。母からもらえなかった愛情を、これから母以外の人からもらえれば、人生やり直せるのではないかな。

  5. 相談者みたいな話はよく聞くね。
    親になるのも資格や免許(更新あり)が必要なんじゃないかと思ってしまう。
    三石先生の「おんな!」に変な誤解をする人がいそうで困る(笑)
    今井先生の話も自分が我慢すれば家庭が守れると勘違いさせられる子供がいそうで「?」でした危険ですね。

  6. 三石先生は相変わらず男でおもしろい。
    今井先生の最後のほうのアドバイスは軽すぎて話にならん。

  7. 相性が合わなかっただけなのではないかな。
    同じ親から生まれた子供でも、可愛がられる子もいれば、そうでない子もいるから。

      1. そうなんです。
        「普通」じゃないって、ことなんです。
        今回の回答者は、専門医の方がよかったと思いました。

  8. この母親が変わってないとしたら、種違いの妹は大丈夫なんだろうか?
    と、ふと思った。
    三石先生が言うように私も好きな人できたらいいな、と思う。
    そして自分の大切な人、こと、もの、少しづづ増やしていってほしい。

  9. 相談者には、母親を求めているのではなくて、母なるものを求めていることに気づいてほしい。
    相談者の母親は残念ながら母なるものを持ち合わせていない母親だっただろう。
    もう母親に執着せず、真面目に生きていればきっと自分を認めてくれる人と出会えると思う。

  10. 三石先生の、母親の性格を分析するでもなく全く相手にしないキッパリ感が清々しかったです。相談者はまだ若い!三石トレーニングで毒親を超えて行けというエールに明るい気持ちになりました。

  11. 私の兄は、母親が厳しくて愛情を感じられなかった為か「女は命令したり否定するばかりで怖い」という認識を持ったらしく、50代の今も独身です。でも本当は死ぬ前に優しい女性に甘えたいと言ってました。
    相談者さんはまだ若いし、今回の相談で気づきがあったんだから母親にとらわれずに幸せになってほしいです。

  12. 大変過ぎて、、よく生きて来られて凄い方です。適応障害も致し方ない状況だから。祖母にも愛情があるのかどうか心配。
    全て一線引く事がいいと思う。
    不安な時、どうも白黒つけたくなる、
    今の段階はとりあえずご自分の事だけ考えて。自分を大切にして下さい。
    悶々と働けるようなところがいいのではないかと。日本中どこでも住める場所あります。親は自分が幸せになるために捨てていいと聞きます。私も子供がいますが、元気でそれなりに幸せならばそれだけでいいと思う。それが最高の親孝行ですから。

  13. 三石先生の、楽しかったことは何度も何度も思い出す、嫌なことはいいように解釈するというアドバイス、すごいと思いました。物事は、結局は解釈の仕方で良くも悪くもなるってことだと思います。

    1. 三石さんの発言に「??」。
      「いやなこと」にも限界があると思う。
      この相談者のケースは、
      簡単に「良い方」に発想の転換することはできないと思う。
      話をよく聞いてくれる医師、心理カウンセラーに相談した方が良い。

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