口だけの相続放棄。3ヶ月過ぎて不穏な姉妹。釘を刺される外野のいっちょかみ夫
テレフォン人生相談 2022年12月10日 土曜日
相続放棄するする詐欺。
だってもうできないよ?
相続放棄する気持ちを妹にも夫にも伝えるものの、実際に相続放棄する手続きの壁をいまだに超えられない妻。
しびれを切らした妹が、じゃあって条件をつけたのが姉へのセリフ。
相談者 「今のところお金のことはなんの問題もないです」
はあ・・
妻のため息が聞こえる。
育ち盛り3人いて、進路さえまだ何も分からないのによく言うよ。
相談者: 男55歳 妻50歳 長女16歳 長男15歳 次女8歳 両親 7人暮らし 妻の父は3ヶ月前に他界 妻には妹がいる
玉置妙憂:
もしもしい?
相談者:
もしもし、お世話になります。
玉置妙憂:
はい、テレフォン人生相談です。
早速ですが、今日のご相談はどのような、ご相談でしょうか?
相談者:
3ヶ月前に、
玉置妙憂:
はい
相談者:
カミさんの父親が亡くなりまして。
玉置妙憂:
はい
相談者:
えー、先月、四十九日の法要をしました。
玉置妙憂:
はい
相談者:
で、その後、カミさんと、義理の妹で、
玉置妙憂:
うん
相談者:
えー、遺産相続の話を、
(ガラガラガラ)
玉置妙憂:
うん
相談者:
えー、始めました。
玉置妙憂:
うん
相談者:
で、カミさんとしては、
玉置妙憂:
うん
相談者:
自分はもう嫁いだ身だし、
玉置妙憂:
うん
相談者:
相続に関しては、
玉置妙憂:
うん
相談者:
放棄をするつもりでいますよという旨を、伝えました。
玉置妙憂:
うん・・はい
相談者:
ただ、
玉置妙憂:
はい
相談者:
その際に、
玉置妙憂:
うん
相談者:
妹から、
玉置妙憂:
うん
相談者:
今までの、父や母の看病をしていたときの、
玉置妙憂:
うん
相談者:
えー、愚痴とか、お姉ちゃんに対する気持ちとかというものを、
玉置妙憂:
うん
相談者:
言われまして。
玉置妙憂:
・・うん
相談者:
えー、それがすごくあの、ショックになってまして。
玉置妙憂:
うん
相談者:
わたしも見ててちょっと、自分が辛いものですから。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
カミさんにどのように、言葉をかけていいのか?
玉置妙憂:
うん
相談者:
で、相続のことにつきましても、どうしたらいいのか?
玉置妙憂:
うん
相談者:
えー、お伺いしたいと思いまして、
玉置妙憂:
はい
相談者:
お電話させていただきました。
玉置妙憂:
はい、分かりました。
えっと、まずはご年齢を教えていただいてもよろしいですか?
相談者:
55歳です。
玉置妙憂:
はい。奥さまは?
相談者:
50歳です。
玉置妙憂:
50歳、えーと、お子さまは、いらっしゃいますか?
相談者:
えー、はい
玉置妙憂:
うん
相談者:
3人いまして。
玉置妙憂:
うん
相談者:
16歳女の子
玉置妙憂:
はい
相談者:
15歳男の子
玉置妙憂:
15歳男の子、はい
相談者:
はい。8歳女の子です。
玉置妙憂:
8歳女の子、じゃあ、今、5人で、暮らしてらっしゃるんですか?
相談者:
あ、えーと、あと、わたしの父、母が、
玉置妙憂:
うん
相談者:
はい、同居してます。
玉置妙憂:
そうですか。
相談者:
7人です。
玉置妙憂:
はい
それで、今回亡くなったのは、義理のお父さまということで。
相談者:
はい
玉置妙憂:
奥さまのほうのごきょうだいは、その、今、お話に出た妹さん、
相談者:
はい、妹1人です。
玉置妙憂:
だけなんですね?
相談者:
はい、はい
玉置妙憂:
うん、うん
それで、妹さんはじゃあ、ご結婚なさらないで、ご実家にいらっしゃったんだ。
相談者:
あのお、仕事の都合で、
玉置妙憂:
うん
相談者:
別に、部屋を借りてまして、
玉置妙憂:
うん
相談者:
週末に実家に帰って来るというような生活をしてました。
玉置妙憂:
あ、妹さんはね?
相談者:
はい
玉置妙憂:
義理のお母さまはどうされた?
相談者:
3年前に、
玉置妙憂:
うん
相談者:
癌で亡くなってます。
玉置妙憂:
あー、亡くなられたんですね。
相談者:
はい
玉置妙憂:
じゃあ、お父さまが亡くなったときの、その、所謂看病とか、介護とかも妹さんが、主にやってらしたみたいな感じなんですか?
相談者:
介護、に、なるほど、
玉置妙憂:
うん
相談者:
えー・・症状があったわけではなくて。
玉置妙憂:
あー、あ
相談者:
たまたま、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ちょっと薬を飲み忘れた日が続いたらしくて、
玉置妙憂:
はい
相談者:
ちょっと、低血糖お・・
玉置妙憂:
おお
相談者:
というような形で少し動けなくなりまして、
玉置妙憂:
はい
相談者:
病院のほうへ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
えー、一人暮らしなので、
玉置妙憂:
うん
相談者:
入ったらいかがですか?という、あの、普段、通っている開業医の先生のほうからお勧めがありまして。
玉置妙憂:
うん
相談者:
でえ・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
亡くなるひと月前に、入院したんですけれども、
玉置妙憂:
入院されて、うん
相談者:
その後急にあのお、容態が、悪くなりまして。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
それであの、老衰という形で、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
亡くなりました。
玉置妙憂:
そうですか、おいくつだったんですか?
相談者:
えっと85歳でした。
玉置妙憂:
あそうでしたか。
ま、そういう状況で、あの、先ほど妹さんから奥さんにね?、ちょっと、
相談者:
はい
玉置妙憂:
酷い、というか、
相談者:
はい
玉置妙憂:
ていうのは、それはどういうこと、なんですか?
相談者:
要は、「お姉ちゃんには」
玉置妙憂:
うん
相談者:
「確かに、財産を」?、「もらう権利が、ある」。
玉置妙憂:
うん、ある?、うん
相談者:
「でも・・お姉ちゃんが」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「お嫁に行ってから」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「家族を看ていたのは」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「わたしだし」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「自分の気持ちとして」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「看てない人に」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「あげたくない」と。
玉置妙憂:
うん
相談者:
「ただ、姪や甥がいるので、それはすごく可愛いから」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「その分に、使いたいというのであれば」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「お姉ちゃんが使わないという約束をすれば」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「わたしは・・その分のお金は」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「渡す」と。
玉置妙憂:
ふうん
相談者:
で、そういう、言い方をされたものですから、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
あの、カミさんのほうはちょっと、びっくりしてしまって。
も、何も・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
返事ができなかったそうです。
玉置妙憂:
ん、そうですよね、だって、そもそも論、奥さまは、放棄するって・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
言う、おつもりだったの?、それとももう、それは、お伝えしてあったんですか?
相談者:
あ、とにかく・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
父と母が何を残しててくれたのかということが知りたいと。
それで、「法事の前に、教えて」と言って、
玉置妙憂:
うん
相談者:
でも、妹のほうは、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「知って何になるの?」って、いう、ま・・
玉置妙憂:
うーん
相談者:
そんなような感じで。
玉置妙憂:
妹さんと奥さまって、元々、仲悪かったのかな?
相談者:
いや、全然、カミさんのほうから、妹の悪口を聞いたことがなくて。
玉置妙憂:
ん、あ、そうですかあ。
相談者:
で、何を・・不自由なく2人平等に、
玉置妙憂:
うん
相談者:
育てられたと聞きましたけども。はい
玉置妙憂:
だけども今回・・こんなことになってしまったと。
相談者:
はい
玉置妙憂:
で、1つは、落ち込んでらっしゃる奥さんを、どういうふうに・・ま、サポートしようかっていう、ことですよね。
相談者:
そう、それがほとんどです。はい
玉置妙憂:
うん
でも、もう1つ先ほど言ってらしたのは遺産のことどうしようかってチラっとおっしゃってたけども。
相談者:
あ、あの、妻が、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あの、普通に、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あの、「放棄をするよ」って、いうことで。
玉置妙憂:
うん・・はい
相談者:
「今、何を言われても」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「自分は、最初の気持ちを貫こうと」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「思ってるよ」ということで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
わたしにはそう伝えるんですけれども。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
ただ、先日もちょっと、電話で話をしていたらしいんですが。
玉置妙憂:
はい
相談者:
妹のほうが、
玉置妙憂:
うん
相談者:
自分は結婚をしてないので、
玉置妙憂:
うん
相談者:
後々・・自分、を、看てもらいたいという気持ちがあるのか。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
えー、自分の・・甥姪の誰かに、
玉置妙憂:
うんん
相談者:
少し・・ま、3人が均一になるかも、ちょっと分かりませんが、
玉置妙憂:
うーん
相談者:
少し渡したいみたいような、ことを、言い出してるということを・・
玉置妙憂:
い、あーあー
相談者:
え、聞きました。
玉置妙憂:
ふうん
相談者:
はい
玉置妙憂:
先ほどもおっしゃったように、甥っ子姪っ子ちゃんは可愛いから、
相談者:
そうです
玉置妙憂:
あの、お姉さん、が、要するに絶対使わないっていう条件付きで、渡したいってこと。
相談者:
(ため息)・・はい、そうです。
玉置妙憂:
で、それには、どうやら、自分が年取ってから、少し面倒看てもらいたいという気持ちがあるんじゃないか、ということですね?
相談者:
はい
玉置妙憂:
うーん、それで、今、その件についてどうしようかと思ってらっしゃるってことですよね?
相談者:
あ、はい
玉置妙憂:
うーん、分かりましたあ。
じゃあ、その辺りのことを、今日弁護士の先生ですから。
相談者:
はい
玉置妙憂:
お訊きしてみましょう。
相談者:
はい
玉置妙憂:
はい
今日お答えいただきますのは、弁護士の、塩谷崇之先生です。
では先生、よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
姉は相続放棄しようと思ったが、妹は自分の老後のことを考え、甥姪にも相続させようと思っているとしたら、姉妹で相談すれば別に悩むこともないのでは?と思った。
この人、いい大人が「うちのカミさん」連発。コロンボじゃあるまいし(古っ)
夫がほしいんだろなこれ
妹さんが実家のことをどれくらいしてきたのかわからないけど、「やった人」はやってきた大変さをずっと覚えているし、やってもらえなかったことにもまた然り。
「やらなかった人」は、やらねばならなかったことも、やってきた苦労も、どんなものがあって、それの何がどれほど大変だったか…
気付くこともせずに今に至ってることも少なくない。
妹さん、何かしら言いたかったんだろうね。言ったところで伝わらないだろうけど。
落ち込んで泣いて済むなら楽でいいわ、くらいに思ってるかも。
相談者はもーっとわかってないんだから、口突っ込まない。
少し前に「いっちょかみに」推測で偉そうなことを言うなと匿名の方に注意された者ですw
管理人様のタイトル通り、このご主人と同じです。
それはともかく、今回の件、妹の立場に立てばわかりやすいと思うんです。
父と母が何を遺してくれたのか、お姉さん(相談者の奥様)が妹さんに聞いたとのことですが、なんで?って思いました。
何か理由があったとしても、「遺産目当て?私が隠すとでも思ってるの?」と妹さんに嫌な気持ちにさせてしまう可能性はいい大人なら想像できなきゃマズイでしょ。
そんな前置きがあって「私は遺産放棄するよ」と言われても「どれくらい遺産あるのか聞いておきながら放棄するって何なの?本音では欲しいけど、それが言えないから忖度しろというわけ?」と解釈されてもおかしくはないと思います。
お姉ちゃんは相変わらずだけど、姪っ子には罪はないし…、と考えた妹が、「姪っ子のためならどうぞ」という棘の刺さった言い方になったとしたら、無理はないような気がします。
時間を巻き戻せないので、時間が解決してくれるまで待つほかない。
ましては先生のおっしゃるとおり、外野の相談者が「いっちょかみ」したらまずい。
もしお姉さんがデリカシーのない方なら、待ってる間に少し反省したほうがいいかも。
なんか変な話ですね。
相続放棄するとしても、どれだけのものを放棄するのか(どれだけのものを自分が妹に与えることになるのか)、親がどれくらい持ってたのか知りたいってことだったのかな?
法的な『相続放棄』じゃなくて、遺産分割協議書で妹さんが全部相続することに同意するってことを『相続放棄』って言ってるんでしょ?たぶん。
「私にも半分権利がある」と言って親が遺したものを全部きっちりテーブルに上げて、妹さんの苦労話や言い分を聞いて、配分を話し合ったほうが綺麗だったですね。その上で「あなたがそんなに親のことで苦労したんなら全部あなたにあげる」という話にしたほうが良かった。
子供たちを巻き込むのはややこしいですね。そういう趣旨のものこそ受け取らないであげたほうが子供たちのためです。このご主人は「いっちょかみ」かもしれませんが、子供たちのことにも影響するとなるとやはり悩んでおられるのでは?変なことになっていますもの。
妹さんがそんな言い方するのに、姉妹仲は悪くなかったとしている姉はなんか、胡散臭い気がする。今に始まったんじゃないよね。
今回塩谷先生回答わかりやすかったな。
「相続の手続きの中で、それぞれの人柄が表れてきます。」という加藤さんの格言がありますが、相続は正直いつの時代も難しいなあと思います。
玉置さんの2年発言がちょっと気になりますが、悲しみから回復するにはそれだけ時間が掛かるだけに、無理をせずに気長に回復を、でしょうか。
祖父がなくなった時、父と伯母達が揉めて絶縁状態になりました。
私にとってはお世話になった大切な伯母ですが、結婚の報告すらできませんでした。(内緒で年賀状くらいは送ろうと思いましたが、田舎で全て筒抜けなので…)
色々と悲しい思いをしたので、私は親の財産は親の物。貰えて当たり前と思わない、元々無いものと思う事にしています。
相談者様のお子さん達と叔母さんの関係が悪くなりませんように。
わかります。親の遺産は親の物。
介護で全て使いきって争いの種を残さず往生してもらいたいものです。