母の財産を溶かす実家の妹のカルト信仰。腰が引けた対応は看護の負い目

(回答者に交代)

大迫恵美子:
もしもし?

相談者:
もしもし、よろしくお願いします。

大迫恵美子:
はい、こんにちは

相談者:
こんにちは

大迫恵美子:
あなたのお母さんおいくつですか?

相談者:
95歳になります。

大迫恵美子:
今、しっかりしてらっしゃるんですか?

相談者:
いえ、多少の、会話はできますけれども、

大迫恵美子:
ええ

相談者:
もう、介護が必要ですし、

大迫恵美子:
うん

相談者:
認知症です。

大迫恵美子:
うん
それを、同居の妹さんが看ている状態なんですね?

相談者:
そうですね、はい

大迫恵美子:
はい・・お父さんの、相続、が発生した頃に、

相談者:
はい

大迫恵美子:
お母さんのお金をね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなた名義と、妹さん名義の、お、預金通帳に分けて、預けたということなんですけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
確かにね?、元のそのお金はお母さんのお金ってことになると思うんですけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
ま、おそらくお母さんの気持ちとしてはね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
自分も、どんどん年を取っていくなかで、

相談者:
はい

大迫恵美子:
お母さんが自分でそのお金を全部、管理して、

相談者:
はい

大迫恵美子:
銀行から出し入れしてね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
使って行くのは難しいと。

相談者:
はい

大迫恵美子:
しかもま、恐らくは、それなりの金額がおありだったんでしょうから。

相談者:
はい

大迫恵美子:
ある程度、余剰の分ていうかね?、余る部分については、娘さん達、名義に変えて・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
でも、まあ、あげたとは言ってないんでしょうから。

相談者:
はい

大迫恵美子:
そうすると、それはね?、管理を任せたっていうことなんだと思うんですよ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
ですから、あなたの、口座に入っているお金は、あなたが管理を任されたと、いうふうに考えなくちゃいけないのでね?。

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたは先ほど、「妹さんが勝手に、あなたの、預金口座からお金を下ろして」、

相談者:
はい

大迫恵美子:
「恐らく、宗教に使ったのではないかと思われる」と、

相談者:
はい

大迫恵美子:
いうことですけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
これはお母さんのお金だから、口出しできないんじゃないかっていう、ふにお考え、なってるっておっしゃいましたけど。

相談者:
あ、そうです、はい

大迫恵美子:
そうじゃないんです。これはあなたに管理を託されてるのでね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたが・・知らないところで勝手に下ろされたりね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたの、意に沿わないような、というか、まあ、言ってみればお母さんの意に沿ってるかどうか分からないような、使い方をされているときにはね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたのほうが、文句を言わなくちゃいけない、そういうお金だと思いますよ?。

相談者:
あーそうですか。はい

大迫恵美子:
だからあなたはね、責任が、ちょっと放棄されてるかなっていう感じがして。

相談者:
あ、はい

大迫恵美子:
わたしは、あなたの遠慮、がちなね?、考え方は間違ってますよっていうことを申し上げたいと思うんですよね。

相談者:
あ、はい。確かに、妹を信用しきってた部分があったので。

大迫恵美子:
ただね?、宗教にのめり込んでいるということは、前々から分かってらしたんですよね?

相談者:
うん、分かってはいましたけれども、

大迫恵美子:
うん

相談者:
近くに反対する人がいると・・ちょっと、抑えますよね?

大迫恵美子:
うん、&#△

相談者:
それにあの、自由になるお金がないと、のめり込みたくても、のめり込めない部分がありますけれども。

大迫恵美子:
ええ

相談者:
母のお財布を、妹が、持つようになったときから、あら?って思うような、感じになって来たんですけども。

大迫恵美子:
でも、あなたはね、それ、あら?と思ったらすぐ止めなきゃダメですよ。

相談者:
いけなかったですね、確かに。

大迫恵美子:
95歳って、そりゃあもう、大変な高齢でらっしゃるけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
老後のお金はまだ、きちんと抑えておかなくちゃいけないお金だと思うんですけどね。

相談者:
はい

大迫恵美子:
そういう物を、もう、お母さんのお金はいらないでしょ?みたいなことでね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
全部宗教のために注ぎ込まれてしまうと・・それは、お母さんが、最終的には困ってしまいますので。

相談者:
そうですね、はい

大迫恵美子:
ええ
で、特にその、一番、ね?、心配なのは、一緒に暮らしてるってことなんですよ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
だから、あなたは少なくても自分の名前の、預金や、印鑑を持ち出して、ちゃんと自分で管理しなくちゃいけないし。
ちょっとここは、波風が相当立つかもしれませんけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
お母さんの年金が入る口座についてもね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
どういうふうになってるのか・・点検して、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたのほうで、管理するとかね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
そういうことも考えなくちゃいけないかもしれませんよ?

相談者:
あ、そうですか。はい

大迫恵美子:
妹さん名義でね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
渡された・・お金。

相談者:
はい

大迫恵美子:
そのお母さんの半分のお金ですよね。

相談者:
はい

大迫恵美子:
こんなこと、断定的に申し上げるのは失礼ですけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
わたしの考え、としては・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
それはもうないんじゃないかなと思いますよ。

相談者:
そうかもしれないですね。

大迫恵美子:
ほんとに残念ですけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
恐らく妹さんがね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
入っている、宗教というのは、ま、宗教という名前ですけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
宗教の中にはね?、例えばその・・日本の場合は、それぞれのお家の、お葬式なんかのときに、使われてる、古い、宗教と・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
新興宗教っていうかね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
いろんな時代に少しずつ発生して、そしてまたこの頃でも発生してる、宗教がありますけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
いろんな種類の物があってね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
一口に宗教、て言っても、宗教だからどうこうって、そういうことは言えないんですけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
中にはね?・・カルトって、わたし共弁護士が呼んでいる・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
宗教があるんです。

相談者:
はい

大迫恵美子:
カルトっていうのはね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
例えば、その、非常に、いろんな、教義がね?、強い教義で、信者をマインドコントロールとかって言いますけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
ほんとに、洗脳して行くようなことを、教えとして持っていてね?

相談者:
はい・・はい

大迫恵美子:
そして何よりも・・お金をたくさん・・寄付させるんですよ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
その寄付のさせ方がね?、常識を超えてというか、公序良俗違反っていう言葉があるんですけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
信者と、なった人の生活を破壊するほどね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
たくさんの寄付を、させる。

相談者:
はい

大迫恵美子:
こういう、ような、物は、カルトだと、わたし共は言ってるんですけど。

相談者:
はい、そうですか。

大迫恵美子:
でもし、仮に、妹さんが入ってるのがそういう宗教だったりすると。

相談者:
はい

大迫恵美子:
もう、どんな嘘をついてでもお金は持って、行っても、それはね?、むしろそういうことをすることが、自分にとっては功徳になるとかね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
ま、場合によっては、その、騙されてお金を取られてしまった家族とかね?、「そういう人のためにもなる」、なんていう教えだったりする、物も、ま、いくつかあるんですよ。

相談者:
あー、はい

大迫恵美子:
そうすると、こちら側から、ご家族の人が見てね?、いい子だったのにとか、素直な子だったのに、とか、常識的な範囲で妹さんを見て、評価しても・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
それは当てはまらないことが、結構あるんですよね。

相談者:
あ、はい

大迫恵美子:
よく、その、人が変わったとかって言いますけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
カルトに取り込まれてしまうと、そういうふうに家族に見えてしまうっていうことは、多いんです。

相談者:
はい

大迫恵美子:
そうなって来るとね?やはり家族としては、やはり、防衛しなければいけないので。

相談者:
はい

大迫恵美子:
妹さんい預けてある物をあなたが預かるとか、と、

相談者:
あー、もう「お金はない」って言ってるんです。

大迫恵美子:
うん、でも、その、お母さんの年金が入って来る通帳とかね?

相談者:
あー、そうですね、はい

大迫恵美子:
うん、そういう物回収するとか。

相談者:
はい

大迫恵美子:
或いは、まあ、お母さんの面倒を看る方法をどうか、考えるとかね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
も、ほんとに、いろんな、ことをして防衛しないといけないということはあるんです。

相談者:
だから、わたしはとりあえず、一番最後に話(はなし)したときには、妹が「信用できないからお金はすぐに渡さない」っていうことは、言ったんですけども。

大迫恵美子:
それはそうです。

相談者:
&#△

大迫恵美子:
だから本当に信用できないならね?、お金の管理はあなたのほうがしなくちゃいけないです。

相談者:
あー、はい
また、母を悲しませることになるかもしれないんですけど。

大迫恵美子:
だからそのお母さんを看ながら、あなたのほうがね?妹さんが、そのお母さんにまったく会わないように、あ、するとか、締め出すとかそれはちょっとできないかもしれませんけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
むしろお母さんのために、何がいいかを考えながらね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
お金の・・兼ね合い。例えば、ま、

相談者:
はい

大迫恵美子:
「顔出すたびになんかがなくなるねえ」なんていうことが、仮にあったとしても・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
顔を出す、のを見てお母さんが喜ぶなら、その分はしょうがないっていう判断もあるわけじゃないですか。

相談者:
はい

大迫恵美子:
そういうね、バランスの取れた判断をして。

相談者:
はい

大迫恵美子:
お母さんの気持ち、を、測りながらやるというのがあなたの役目だと思いますよ?。

相談者:
あーそうですか、はい

大迫恵美子:
はい

相談者:
もうちょっと、実家のことに関わって来なければいけなかったな、ては、反省してます。

大迫恵美子:
介護する方がいるときに、別のきょうだいが一生懸命やってくれると、ついね?甘えて、任せきりにしてしまいがちだっていうのは(苦笑)、だれでもそういう面があると思いますけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
ちょっとね、今はね、妹さんが、その善意を持って、お母さんの世話をしてるのかどうかも心配しないといけないと思いますよ?。

相談者:
あ、そうですね、はい

大迫恵美子:
はい

(再びパーソナリティ)

「母の財産を溶かす実家の妹のカルト信仰。腰が引けた対応は看護の負い目」への6件のフィードバック

  1. 管理人さんのタイトル通り、この相談者の弱気な態度が、母親の財産を喰いものにされるのに一役買ってますね。
    自分の通帳やハンコ、母親の預かり金までほったらかしとは、ある意味信者より有能。

    明日も宗教絡みの相談てことですが、先の法案閣議決定で、放送しやすくなったとか?
    あとやはり柴田さんはNG案件なのかも気になる。

    1. 「介護する方がいるときに、別のきょうだいが一生懸命やってくれると、ついね?甘えて、任せきりにしてしまいがちだっていうのは(苦笑)、だれでもそういう面があると思いますけど。」という大迫さんの発言に、正直なところグサッとくるものがあり、結局そこが特に印象に残りました。
      介護を任せて甘えてしまうということ、介護あるあるでよくありますが、本当は持ち回りで介護をするのが望ましいのかなあと思ったりも。さて、スペシャルウィーク実質初日の相談、まさにケンちゃんさんが仰る通り、カルト宗教被害救済法案通過によって放送しやすくなったかと思います。

  2. 週の頭から予告がヘヴィだなあと思ったけど、宗教問題よりも相談者の脇の甘さが気になった
    印鑑も通帳も全部預けっぱなしとか、いくらなんでも不用心が過ぎる

    そもそも、財産管理に無頓着なだけじゃなく、母親の介護にも、それを担う妹の状態にも、相談者はほぼ無関心だったんじゃないか?
    カルトでなくても、大金が思いのままにできる状況に置かれたら、魔が差すことだってあろうけど、そんなことも気に留めてなかったようだし、そもそも5年間もなんで放っといた?
    結局、自分が関わり合いになりたくなくて、妹に母の介護を丸投げしてたツケが回ってきてるようにも見える

    加藤先生の〆の言葉どおり、このままではまずいと思うのなら、相談者自身がこの問題に積極的に関わっていかないと
    今の相談者の「手は動かさないが口は出す」状態じゃ、何の解決にもなりゃしない

    あと、70代夫婦が長男長女と同居ってのも引っかかった
    8050問題が目に見えてて、老後資金が必要になってきたから慌てだした、ってのはさすがにうがち過ぎかな

    1. ご相談者さんの妹さん、介護ストレスから新興宗教に行ってしまったのではないか?
      妹さん家族の状況は不明だが、家族がいたら、その家族もストレスがあっただろう。
      とかく介護は特定の人に丸投げされがちだが、持ち回りが望ましそうかなあと思う。
      大迫さんの甘えてしまう発言、グサッときたし、介護の在り方を多少考えてみたい。

    1. 長男と長女は自立・独立しているが、未婚状態で、独身の状態での同居だったのか?
      子供3人と言っていたが、次男か次女が家を出ての生活をしているんだろうと思う。

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