50年前の彼女を忘れたい。フラれて半年後に耳にした力づくで奪われていた女の操

テレフォン人生相談 2023年11月30日 木曜日

忘れたいのは思い出すと苦しいから。
いわゆる「慙愧の念に堪えない」(ざんきのねんにたえない)

つまり彼女を忘れたいのではない。
自分の愚かさ、小ささ、冷たさ、恥ずかしさ、優柔不断、計算、うぬぼれ、ジコチュー、チキン、女々しさ、未練がましさ、罪悪感、・・

20代なんて未熟が服着てるようなもんだけどさ。
振る舞いが若者の危なっかしい直球暴投というより、すでに保身に長けた70代。

 

今になってあなたの気持ち
初めてわかるの痛いほど
私だけ愛してたことも
< 駅 詞・曲 竹内まりや >

(*)
別れて2年後の女性の心情。
最後の「私だけ愛してた」には2つの全く違う解釈がある。
一つは字ヅラそのまま。
つまり彼は私を愛してなんかいなかった。
たとえば本当に愛していたのは奥さん。

もう一つは、「私だけ ”を” 愛してた」。
主語は「あなた」で、彼が愛していたのは
私だけだった。

 

女版。
何かを伝えたい、訊いてみたい。
やっぱ忘れたいというのは珍しいみたい。

50年の想いを伝えたい相手とは?訃報欄の元彼を訪ねたい女72にちょっと待った!

 

パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 男70代 妻65歳 長男32歳 次男30歳 4人暮らし

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