劣悪な境遇背負いやっと幸せな今。過去と決別したい三女に絡む大きい赤ん坊の父

(回答者に交代)

中川潤:
こんにちは、中川です。

相談者:
あ、こんにちは、よろしくお願いします。

中川潤:
いくつかあ、言葉の中で、気になったことお聞きしたいんだけど。
今あ、産まれて、半年の、お嬢さんいらっしゃるっておっしゃいましたよね?

相談者:
はい

中川潤:
で、その、「子どもが健やかに育つように接してあげたい」・・

相談者:
はい

中川潤:
ていうふうにおっしゃったんだけど。

相談者:
はい

中川潤:
子どもさんに・・自分が・・厳しく、当たっちゃいそうなんですか?

相談者:
いや、今のところは、ないんですけども。

中川潤:
ふん

相談者:
例えば・・自分が発する言葉、だとか。両親の言葉あ、が、とても、酷く心を不安に、させたり・・

中川潤:
今までね?

相談者:
突き放したり、はい
あとはもう否定・・するだとか、
「お前」・・

中川潤:
うん

相談者:
「は、ダメだ」とか。
うっかり、似たような言葉を言ってしまわないだろうか?とか。

中川潤:
その両親の・・血を引いてるわたしだから?

相談者:
はい、そうです。

中川潤:
それからもう1つなんだけども。

相談者:
はい

中川潤:
お父さんなんだけどもね?

相談者:
あはい

中川潤:
子ども産まれる前は、週に1遍は顔出してたんだけども。

相談者:
はい

中川潤:
産まれたからはやっぱり手も掛かるからね?

相談者:
そうですね、はい

中川潤:
2週に1度しか行けなくて、気にされてたんだけど・・お父さんのほうが、「なんで来ないんだ!」って、怒鳴ったりとか、怒ったりとか、するわけ?

相談者:
あ、は(わ)、一切ないです。
父い、は、直接、例えば、「なんで来ないんだ!」とか言うわけじゃなくて。

中川潤:
うん

相談者:
「来れないよ」とか言ったときに、酷くがっかり・・

中川潤:
寂しそうにするわけね?

相談者:
したような・・はい、それがも、子どものとき、にも、ほんとにそれが、キツくて。

中川潤:
ふん

相談者:
今でも、父が、ちょっとでもがっかりしたような、こ、ちょっと寂しそうな顔をすると・・

中川潤:
うーん

相談者:
「ほんとにごめんなさい」、「ほんとにごめんなさい」って、こう、思っ、ちゃうん、ですよ。

中川潤:
うん・・でもそれってさあ、

相談者:
よ・・はい

中川潤:
お父さん悪いよね?

相談者:
・・そうですね、はい

中川潤:
ちっさい頃のさあ、

相談者:
はい

中川潤:
そういう状況に・・あなたを置いたの自分たちなのに・・

相談者:
あはい

中川潤:
そういうことを思わせる父親のほうは、とんでもねえわな。

相談者:
はい。ほんとにそうだと思います。

中川潤:
でしょう?

相談者:
はい

中川潤:
で、そういうことを体験しているあなたがさあ、

相談者:
はい

中川潤:
さっきおっしゃったような・・その2人の血を引いてるから・・

相談者:
はい

中川潤:
自分の子どもさんに、同じようなことすると思う?

相談者:
・・したくないって・・いつも気をつけてるので。

中川潤:
いやいや気をつけてるっていうよりも、

相談者:
はい・・はい

中川潤:
あなたそれだけのことをね?

相談者:
はい

中川潤:
ずうっと、そうやって・・日を送って来たわけでしょう?

相談者:
はい

中川潤:
それがどれだけ辛いことかっていうのは、身に沁みて・・思ってるわけじゃないですか?

相談者:
はい

中川潤:
そのあなたがさあ、自分のお嬢さんに対してね?

相談者:
はい

中川潤:
同じような振る舞いするわげないじゃないですか。

相談者:
はい

中川潤:
それとねえ?

相談者:
はい

中川潤:
お父さん70、ておっしゃったよね?

相談者:
はい

中川潤:
で、今は退役して1人で暮らしておられるの?

相談者:
いや、まだ、籍は会社にあるみたいで、在宅う、で、仕事したりしながら。

中川潤:
あー、仕事はしておられるの?

相談者:
はい、そうです。

中川潤:
今更、70になってから、変わらんけどもさあ。

相談者:
はい

中川潤:
逆に少しは、トレーニングさせたほうがいいんだよ。

相談者:
あー、なるほど、はい

中川潤:
あな、たね?

相談者:
はい

中川潤:
まずもって今の、ご主人との間で、

相談者:
はい

中川潤:
ギクシャクするようなことってあるの?

相談者:
いや、基本的にはないです、はい。

中川潤:
だったら今の生活を最優先して、まず大事にすることでしょうによ。

相談者:
はい

中川潤:
で、娘が幸せになれば、それを喜ぶのが、父親のはずなんです。

相談者:
はい

中川潤:
で、それの反射としてね?

相談者:
はい

中川潤:
自分のほうへ・・今まで頻繁に来てくれてたのが・・

相談者:
はい

中川潤:
なかなか来れなくなった。
あー、それは忙しいんやなと、

相談者:
はい

中川潤:
思うのが当たり前のことなんですよ。
そこへお父さんを躾けて行くしかないんですよ。

相談者:
あはい

中川潤:
というふうな、考え方を持つしかないんですよね?

相談者:
はい

中川潤:
だからあなたその・・責め立てるっていうの、なんとか、両立させよう、ていうふうに考えてしまう自分を・・

相談者:
はい

中川潤:
どっかで断ち切らないとしょうがないよね?

相談者:
はい

中川潤:
ということないんではないんですかねーえ?

相談者:
はい。よく、分かります。

中川潤:
で、あなた一人娘なのね?

相談者:
いや、姉が2人・・

中川潤:
えー?!お姉さんいるのお?

相談者:
はい。姉はいるんですけども、離婚したあと、あまり、どちらも父のほうには、行ってなくて。
今は、交流はしてる、のはしてるんですけども、どっちも遠方に、いるので。

中川潤:
じゃあ、3人姉妹で・・

相談者:
はい

中川潤:
ずうっとそういう状況だったの?

相談者:
そうですね、姉たちは、そこまで、父のことを気に掛けるっていうふうはなかっ・・たんですよ。

中川潤:
はい、はい

相談者:
で、そのとき・・長女がうつ病を患っていて。

中川潤:
あー

相談者:
次女も・・養護学校に通ってたりで。

中川潤:
はい

相談者:
で、母親は母親で、ま、男お・・

中川潤:
はい

相談者:
優先の生活だったりして。

中川潤:
あー

相談者:
ま、ぐちゃぐちゃあ・・

中川潤:
ぐちゃぐちゃだわな。

相談者:
ま、ぐちゃぐちゃだ、たんで、父のことを気に掛け、るのも、正直自分しか、そのときいなくて。

中川潤:
いなかったわけね?

相談者:
はい

中川潤:
あなたが全部、ある意味ね、精神的な&#△%全部背負っちゃってたんだな。

相談者:
あはい、そうです。

中川潤:
あーん、もうね?・・やり切ったんだよ。

相談者:
あはは、あ、もう・・

中川潤:
やれることは。

相談者:
はい

中川潤:
もう、すべてやってあげたの、あなたが。

相談者:
・・はい

中川潤:
こっからあなたフリーになりなさいよ。

相談者:
・・ありがとうございます(涙声)。

中川潤:
ご両親やりたいことやって来たんだから。

相談者:
はい

中川潤:
はっきり言うけんど。
だ、あなたがね?・・30にまで頑張って来てねえ?

相談者:
はい

中川潤:
この先までね、肩に背負うことはないっすよ。

相談者:
(泣)もう、下ろせて、ていうの・・

中川潤:
ああ、もう

相談者:
生活だけを・・

中川潤:
すっかり下ろしちゃいましょうよ。

相談者:
ありがとうございま、す。

中川潤:
ほいで、お父さん幸いにさあ・・ちゃんと働き口あって自分でえ、ね?

相談者:
はい

中川潤:
そいで稼いで暮らしておられんだからさあ。

相談者:
はい

中川潤:
んな赤ん坊の面倒看るわけじゃあないんだから。

相談者:
はい

中川潤:
今まさに、ほんとの赤ん坊がいんだから。

相談者:
はい

中川潤:
大きな赤ん坊のほうはあ、1人でえ、頑張ってもらいましょうよ。

相談者:
はい

中川潤:
自分の家族のことをまず考えましょう。

相談者:
あはい

中川潤:
うん
家族の幸せだけを考えたって、なんにも悪いことないですよ、あなたやるだけのことやって来たんだから。

相談者:
はい・・ありがとうございます。

中川潤:
と、わたしは思いますよ。

相談者:
はい

中川潤:
加藤先生と、交代しますね。

相談者:
ああ、はい

中川潤:
はい

相談者:
ありがとうございました。

中川潤:
はい

(再びパーソナリティ)

「劣悪な境遇背負いやっと幸せな今。過去と決別したい三女に絡む大きい赤ん坊の父」への8件のフィードバック

  1. 加藤先生がよく言う親子逆転てやつですね。
    人生相談聞いてると、そんな親の犠牲になって大人になっても雁字搦めで苦しんでいるひとがほんと多い。
    自分と自分の家族の幸せが1番大事なんだから、親なんか捨てちまえ!といつも思う。
    中川先生のアドバイスとっても良かった。

  2. 中川先生が、「つらい思いしてきたあなたが、お子さんに酷いことするはずないでしょ」って言ったところでうるっときました。
    優しい大人に巡り会えなかった相談者さん。中川先生も加藤先生も優しいよ。
    ここにいるみんなもね。
    相談者さんも、必ず優しい大人になる。
    お父さんの人生はお父さんに預けて、自分の人生生きてね。

    1. 中川先生、自分の子供には「帰ってきて顔見せい」って言いそうですけどね^_^

  3. 相談者さん、きっと愛情は頂いたと思えた。もう充分親孝行しました。
    今、向き合うのはご自分の家族です。
    絶対間違えないで。
    1人で生きてける大人は親父は自分の人生を生きて貰ったらいいです。
    赤ちゃんは貴方が、大きな愛が必要なんです。赤ちゃん、幼児、子供の純粋な心は、親の感情を敏感に感じとるので、 どうか子育てに旦那さんと一緒に、心豊かな家庭を築いて下さい。相談者さんのような女性ならきっと大丈夫だと思います。
    外野ですが幸あれと応援します。

  4. 大きくてもこんな赤ん坊はいません。
    分かってはいるけどちょっと例えに納得できないです。
    どんなに譲歩しても、子泣きじじい(妖怪)みたいなイメージしか浮かばない。他にいい例えがあったら誰か教えてください。

    意外と父親は演技派で、相談者に罪悪感を持たせるのが上手いのかも。
    帰った後、急に素に戻ってタバコ吸ってたりして(笑)

  5. もしパーソナリティが加藤さん以外だったら、もしご相談相手が中川さんだったら、どんな回答になっていたか分かりませんが、何はともあれ、ご相談者さん・旦那さん・長女の今後に幸多きことを祈るばかりでしょうねえ。中川さんの回答にも驚きましたが、必ずや幸多き人生になりますよ。
    お母さんが再婚されましたが、今度はお父さんが再婚されるかがちょっと気になるところです。ところで、今回の相談は随分前で、加藤さんがパーソナリティ、ご相談相手が大原さんで取り上げられた掃き溜め案件だったような気もします。ご相談者さん、いちばんやさしい方ということです。

  6. 聞いてて何とも言えない気持ちになった
    こんなぐちゃぐちゃな家庭で、どうしょうもない親の下で育って、お姉さんみたく心を病んでも全然不思議じゃないのに
    この相談者さんにはお父さんを思う気持ちがあったから、そこで人の心が育ったのかも知れないなと思った

    だけど、もう親離れ子離れしないといけない
    中川先生の仰る通り、親父には子離れしてもらうしかないし、同時に相談者も、旦那さんと赤ちゃんを最優先して、親離れする時だ
    ここで親の呪縛から離れられなかったら、親の毒が回ってきて、相談者がいちばん恐れてる「親の因果が子に報う」ことにもなりかねない
    仮に父親が、相談者の夫や娘さんに嫉妬して、愛を争い始めたら、ためらわずに縁を切らないといけない
    管理人さんのタイトル画像のとおり、今こそ自分をつなぐ鎖を自分で引きちぎる時が来たんだ

    もう何も後ろめたい気持ちを持つことはない、相談者は十分親孝行してきた、次は自分が親の務めを果たす番だ
    「この子が自分みたいになったら」なんて考えずに、今は娘さんの成長をただ喜んで見守ればいいと思う、そうでなくても手がかかる時期なんだし
    家族で幸せを感じられて、心に余裕を持てるようになったら、自分も周囲も許せるようになってくるはず

    本当に、旦那さんと娘さんと幸せになってほしい、そう切に願う

  7. 私の親は毒親ではなかったけど、介護に通ってる時に小学生だった息子から「早く帰ってきてね」と言われて辛かった。
    相談者さん、もしお父さんが体がきかなくなって頼って来ても、罪悪感を持たずに上手に手を抜いて下さい。
    ご主人と子供さんを大切に、幸せに暮らしてほしいです

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