人真似て老母を呼び寄せたものの追い詰められたマンション持ち大卒独女の背に腹
(回答者に交代)
野島梨恵:
もしもしい。
相談者:
もしもしい。
野島梨恵:
はい、よろしくお願いします。
相談者:
はい、よろしくお願いします。
野島梨恵:
5年前に、田舎から、お母様を、お呼び寄せになった、ということですが。
相談者:
はい
野島梨恵:
その呼び寄せた、元々お母様が住んでいらっしゃった家ってのは、今でもある?もうない?
相談者:
いや、ないです。元々賃貸に住んでいたので、
野島梨恵:
んんー。
相談者:
ないです。
野島梨恵:
今あ、
相談者:
はい
野島梨恵:
あなたとお母様が、一緒に住んでいらっしゃる家っていうのは、
相談者:
はい
野島梨恵:
マンションですか?、戸建てですか?、アパートですか?
相談者:
あ、あ、マンションです。
野島梨恵:
マンション。
相談者:
はい
野島梨恵:
あなた名義のマンション。
相談者:
はい、そうです。
野島梨恵:
どれぐらいの広さなんです?
2人それぞれ別々にちゃんと部屋が、
相談者:
あ、はい、
野島梨恵:
あって。
相談者:
それは、あります。
野島梨恵:
でえ、リビングがあって、
相談者:
はい
野島梨恵:
って感じ?
相談者:
はい
野島梨恵:
ううーふん・・。お母様は年金暮らしなんですよね?
相談者:
そうですね、はい。
野島梨恵:
別々に暮らした方が、できればいいんじゃないかなあ、というところで。
相談者:
はい
野島梨恵:
具体的に別々に話すとすると、
相談者:
はい
野島梨恵:
あなたが出て行くというよりも、お母さんを、どこかに住まわせるってことですよね?
相談者:
今ちょっとこの、マンション・・は、
野島梨恵:
うん
相談者:
売却、予定が、あって、
野島梨恵:
ああ!、そうなんですね?
相談者:
はい
野島梨恵:
はいはい、うん。
相談者:
そのうち、引っ越しは必ず、しなくてはいけないんですけれども。
野島梨恵:
ふーんん、・・そのときに、別々に住んだ方がいいんじゃないか?と。
相談者:
はい
野島梨恵:
(吸って)あなたは、あなた名義の、マンションを売却して、
相談者:
はい
野島梨恵:
まあ、益も、入るかもしれないし、
相談者:
はい
野島梨恵:
まあ、まだ、お仕事されているから、
相談者:
はい
野島梨恵:
まあ、ご自身で、衣食住、賄えると思うけど。
相談者:
はい
野島梨恵:
お母様は、衣食住は、賄えるの?
相談者:
えーと、私が、いくらか、
野島梨恵:
出して、
相談者:
はい、出さないと、無理だと思う。
野島梨恵:
ああ。経済的に、
相談者:
はい
野島梨恵:
お母様と、別々に住むってことは、不可能ではなくて、ま、可能、ではあるわけなんですね?
相談者:
そう・・で、す、ね。
野島梨恵:
ふん、ふん、ふん。
相談者:
ただ、まあ、呼び寄せた、元の住んでいた・・ところはもっと、
野島梨恵:
んんん。
相談者:
ここよりは、田舎なので、
野島梨恵:
うん、うん、うん。
相談者:
ま、そっちの、方が、家賃的には、安いんですけど。
野島梨恵:
うん、うん、うん、うん。
相談者:
まあ、「決心して、こっちに・・出てきたので、ここの辺で、暮らしたい。」っていうことに、なったときは、まあ、田舎よりは、ちょっと、コスト的には、
野島梨恵:
うん
相談者:
厳しいというか、結構、私の生活う、自体は、ちょっと、きつくはなると思います。
野島梨恵:
なるほど。
で、ドアの開け閉めとか、そういう問題、ですけど。
相談者:
はい
相談者:
出勤がなくなったら、まあ、煮詰まりますよね、多分ね。
相談者:
そううう、です、ねえ。
野島梨恵:
一つのマンションで、2人で住んでたらねえ。
相談者:
・・たまたま私もちょっと、神経質な方だっていうのは(苦笑)
野島梨恵:
んんん。
相談者:
ちょっと、災いしてるとは思うんですけど。(吸って)
野島梨恵:
なんかやっぱり、煮詰まっちゃってるんだろうと思うんで。
相談者:
あーああ。
野島梨恵:
一旦この、ちょっと離れた方がいいのかな?とは思うんですよねえ?
相談者:
うんんん。
野島梨恵:
そういう意味では、ちょっとこうううう、生活する場を、別々に、
相談者:
はい
野島梨恵:
物理的に、別々に?
相談者:
はい
野島梨恵:
もう、体と体が、物理的に、距離を取れるように、
相談者:
んんん
野島梨恵:
してみるっていうのも、一つの手かな?とは思う。
相談者:
うんうん、うん。
野島梨恵:
で、まああ、売却されて、引っ越しは必ずするって・・大体それ、1年ぐらいのスパンで?2、3年のスパンで?もっと10年ぐらい先のスパンで?
相談者:
あ、いや、半年以内ぐらいには・・
野島梨恵:
あ、そうなんですか。
相談者:
はい
野島梨恵:
その次に、住む場所探してらっしゃる?
相談者:
まだあ、具体的には、探してないんですけれども。
野島梨恵:
うん
相談者:
ちょっと次はもう・・賃貸、にしようと思っているのでえ、
野島梨恵:
うん、うん。
相談者:
売却うう、が、決まって、いそうな感じになってから、多分、動く感じんなんですけど。
野島梨恵:
うううん。
相談者:
はい
野島梨恵:
(吸って)例えばね?
同じ、マンションの中で、
相談者:
うん、ああ、
野島梨恵:
階を変えて、とか。
相談者:
はい、はい。
野島梨恵:
ちょっと、こう、近いけれども、
相談者:
うん、うん、うん。
野島梨恵:
別々、みたいに、「しない?」っていうふうに、
相談者:
はああ、
野島梨恵:
お母さんに、持ちかけたら、お母さん何て言うだろう?
相談者:
(吸って)・・
野島梨恵:
「ええっ」て言うと思います?「一緒に住みたい」っていうと思います?それとも、「ま、それもいいんじゃない」っていうと思います?
相談者:
んんん・・「住みたい」とは、言わないと思います。
野島梨恵:
ふんんんん・・
相談者:
多分、私が、「お金を払ってくれるなら、」
野島梨恵:
んんん。
相談者:
「いいわよ」って言うと思います。(含み笑い)
野島梨恵:
んんん。
んで、あなたは、
相談者:
はい
野島梨恵:
お金を払え、そう?
相談者:
(吸って)ぎりぎり・・というか、
野島梨恵:
(ゲップ)んんん・・
相談者:
まあ、今よりは、やっぱり、
野島梨恵:
(ゲップ)うん
相談者:
余裕がなくなるとは、思うんですけど。
野島梨恵:
うんうんうん。
相談者:
(吸って)母の、その歳になって、
野島梨恵:
うん
相談者:
もう1回、「1人で暮らして」って、・・言うのも、「酷だな」っていうのも、思いつつ。
野島梨恵:
うんうん。
相談者:
一方で、何か、今私自身がやっぱり、イライラして、母親に優しくできてないので、
野島梨恵:
うんうんうん。
相談者:
でえ、ま、優しくできてないっていうことは、わかっているので(涙声)、
野島梨恵:
うん
相談者:
あーの、それはそれで、ちょっと、つらいというか。
野島梨恵:
うんうんうん。そうなんですよね。
相談者:
ていうのもあるので、
野島梨恵:
うん
相談者:
まあ、母にとったらちょっと、こう、都合のいい、言い方に聞こえるかもしれないんですけど。なんか離れ、た、方が、ちょっと、(鼻をすすって)
野島梨恵:
うん
相談者:
優しくできるんじゃないかな?って、
野島梨恵:
ううんん・・
相談者:
思ってるとこが、ちょっとあります。
野島梨恵:
だから、結構、今、自責の念を、感じてらっしゃるんでしょう?「呼び寄せたのに、かわいそうだ」とか、
相談者:
そう、ですね・・(鼻をすすって)
野島梨恵:
でも自分はつらいし、
相談者:
はい
野島梨恵:
でもこのままだと、「お母さんに優しくできてない」って、また自責の念を感じてしまって、「さらにつらい」みたいな、こう・・ね、
相談者:
・・そうですね。
野島梨恵:
ストレスと、この自責の念の、
相談者:
はい
野島梨恵:
何かこう・・混み入った(苦笑)、感じになっちゃってるわけなんですよねえ。
相談者:
(鼻をすすって)そう・・ですね。
野島梨恵:
うん
相談者:
なんか、まあ、(吸って)ちょっと、ためすぎちゃ、ったのかもしれないんですけど、
野島梨恵:
うーん。
相談者:
自分でもなんで、こんな些細なことで、
野島梨恵:
うん。
相談者:
すごく、こう、イライラするのか、もう、なんか、だんだんわかんなくなっ・・てる、ん、ですけど。
ただ、なんかやっぱり、どんどんどんどん積も、ってきてしまってえ。(鼻をすすって)・・ん。なんかもう、
野島梨恵:
んん、でも、ねえ?それって、ある意味、私、そおりゃ、あ、そうだろうと思います。
相談者:
あ、
野島梨恵:
だって、母と娘とはいえ、
相談者:
はい
野島梨恵:
違う人格ですし。違う人間ですし。
相談者:
そうです、ねえ・・
野島梨恵:
そこでもう、べえったり、に、なってる方が、変だもん。
相談者:
(鼻をすすって)(笑い)
野島梨恵:
うん
相談者:
そうですね。ハイ。
野島梨恵:
違う人格なのでね。
相談者:
はい
野島梨恵:
違う人生だし。
相談者:
はい
野島梨恵:
でもやっぱり、解決策は考えた方がよくって。
相談者:
はい
野島梨恵:
まあ、そんなに遠くには、行かない程度でえ、
相談者:
はい
野島梨恵:
別々に、
相談者:
(鼻をすすって)
野島梨恵:
あなたがちょっと出すことで、解決できるんだったら、
相談者:
はい
野島梨恵:
多分それが、ベストなのかなあと。
相談者:
んんん・・
野島梨恵:
だから、ま、3日にいっぺんぐらい、お母さんところに行って、一緒に夕飯食べたり、
相談者:
はい
野島梨恵:
お母さんが、ちょこちょこ何か作ったら、煮物とか、なんか漬物とか作ったら、持ってこれるようなあ、場所に住むっていうのが、多分ん、(苦笑)
相談者:
はい
野島梨恵:
経済的に許すんなら、ベストなんじゃないですかね?そうしたら多分、もうちょっと、こう、あなたも本当に、お母さんに、優しくなれると思うし。しかも、もうすぐ引っ越すんであれば、それは、まあ、チャンスですよねえ?(苦笑)ある意味ね。うん。
相談者:
そう、です、ね。はい。
野島梨恵:
うん。で、お母さんも、もうすぐ引っ越すんだってことわかってらっしゃるんだったらあ、
相談者:
はい
野島梨恵:
まあ、「お母さん、次私ここに住もうと思う」と。
相談者:
んん、
野島梨恵:
でえ、「もうちょっと一緒に住むのも、いろいろあるから、お母さんは、家からそんなに遠くないここに住んで、」
相談者:
はい
野島梨恵:
「私がいくらぐらい出すから、これでどう?」って、
相談者:
うん、うん・・
野島梨恵:
出してみたらどうです?そしたら、
相談者:
うん・・
野島梨恵:
この同居生活も、あと少しだと思えばあ、
相談者:
はい
野島梨恵:
だいぶすっきりされると(苦笑)思いますよ?、うん。
相談者:
(吸って)(ため息)はあー。はい。
野島梨恵:
この機を、うまく捉えて、
相談者:
はい
野島梨恵:
これから、どうするか?ってことを、考えられた方が、いいのかな?っていう気が、しますねえ。うん。
相談者:
・・は・・い。ありがとうございます。
野島梨恵:
うん。まあ、ね、自分を責めても、どうしようもないから。
相談者:
えっ(苦笑)
野島梨恵:
次考えましょうね?
相談者:
はい
野島梨恵:
うん
相談者:
そうですね。はい。
野島梨恵:
はあい。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
田舎の親を都会に呼び寄せるって、親にしてみても大変なストレスだと思う。知り合いもいなけりゃ言葉も違うし。
親の住んでいたあたりのお安めな施設が良いと思います。福祉高齢課とか包括支援センターに相談すると良いですよ。
姑舅はこれで送っときました。父母は癌だったので地元のホスピス。
ちょくちょく顔を出してあげれば親孝行です。今の時代。
4:37さんが仰っていること、全くその通りだと思います。特に今後の介護、田舎だと施設が少ないだけに、本当に難しい部分もありますねえ。
なぜマンションを売却して賃貸に移ろうとしているのか。売却益を否定してないから、ある程度都会の良い物件なんだろうし、ローンが払いきれなくなった様子ではなさそう。
でもイライラの原因は実はローンが負担なのか、別に一緒に暮らしたい人ができたのか、過去の家庭での遺恨なのか。
あるいは買ったマンションが数百〜数千万レベルで値上がりしてるから今売りたいのか。
マンションが高騰するくらいの都会なら、今の住環境とかけ離れないレベルの賃貸物件を二戸借りるのはかなりの負担で、お母さんがあと5年そこに住むとしても、どこかの施設に入るとしても、相談者の負担は大きいはず。今更学生アパートみたいな1Kに住むわけじゃないだろうし。
マンション買う時に母が資金援助してくれたなら、追い出して売却益を得るのに罪悪感はめちゃくちゃあるだろうけど、そんな様子でもなさそうだし…。
なんでマンションを売るのか、売却益は今後の生活をどの程度支えられる金額なのか、ほんで、自分から呼び寄せた母が物音くらいで嫌になる根本的な原因は何なのか。その辺りを聞いてほしかった。
ずっと母親と同居ならまだしも、5年前から同居じゃ娘のストレスは当然でしょう。
「人真似て同居」では失敗する。リサーチ不足でしたね。年を取ると他人(家族)に気を遣えなくなります。物理的に離れるのが解決策です。
半年後に今の家を出ないといけないことが決まっているなら
もういくつか内見している段階でもいいくらい。
早く母親に事情を話して身の振り方を考えてもらわないと・・・
確かに身内でも租借音が気になるとか足音がうるさいとかあるから
同じマンションもしくはアパートの別の部屋というのはいい距離だと思います。
このあと30年後以降の相談者がしんぱい。一人で生きていかなければいけないので。