月6万の年金生活者が貸した318万。80代がご近所70代を脅してやっと6割回収

(回答者に交代)

坂井眞:
よろしくお願いします。

相談者:
あ、すいません、お世話かけて申し訳ないです。

坂井眞:
とんでもないです。

相談者:
ありがとうございます、はい。

坂井眞:
318万、円、を、3年3ヶ月前・・貸してえ、

相談者:
そうです。で・・今現在残ってるのは、125万です。

坂井眞:
125万円ね?

相談者:
はい

坂井眞:
でも・・200万円以上、よく返ってきましたよね?

相談者:
そうですね。もう、私が、もううう、(苦笑)ものっすごく(吸って)、

坂井眞:
こ、

相談者:
脅してたからねえ?

坂井眞:
こまめに、請求に行って、脅かしたんですか?、アッハハハ(笑)

相談者:
行って、脅しましたあ。(苦笑)はあ・・

坂井眞:
いや、でも、こういうのは、あなたがこまめに請求に行かれている成果だと思うので。貸して、ほっとくと、

相談者:
うん・・

坂井眞:
ここまで減らなかったと、思いますよ。

相談者:
そうですよねえ、ものすご・・んん・・

坂井眞:
うん。弁護士やってると、そういう話はいっぱいあるので。だから・・

相談者:
ものすごく、私も、きつく言ってるからああ。

坂井眞:
きつく言ってるんですか。で、それでも今は、もう、全然、返す、様子が無いの?

相談者:
そうですね。最後に返ってきたのが、(吸って)去年・・でしたからあ。

坂井眞:
ふうん

相談者:
それからもう、一銭も、入ってないです。私が、なんべん行っても。

坂井眞:
ええと、返済、期限って、決めてたんですか?

相談者:
いやいや、もう、「すぐかやす、すぐかやす(返す)」って言ってたからあ。あの、

坂井眞:
その、「すぐ」って言ったって、

相談者:
うん

坂井眞:
今日50万借りて、明日50万返せるって事は、(苦笑)まず無いからあ。

相談者:
うん。ここも自営業だったからあ、

坂井眞:
うん

相談者:
「お父さんのお金が入ってくるからあ」、

坂井眞:
あああ・・

相談者:
「そしたら、入ってきたら、かやす」とかあ。言ってましたけどねえ。

坂井眞:
で、ちょっとお訊きしたいんだけど、50万円貸したところから、最後の35万円貸したとこまでは、何ヶ月ぐらいっていうか、何日ぐらいあるの?

相談者:
まるっと1ヶ月かな?

坂井眞:
ひと月ちょっとって、事だよね?

相談者:
そうですそうです。月またいで、2ヶ月の間です。

坂井眞:
こういうの、気をつけなきゃいけないのは、消滅時効で。

相談者:
はい

坂井眞:
◆#民法改正っていうのがあって(苦笑)、2020年の4月1日以降に発生する債券からは、新法適用っていうのがあるんですけど。いずれにしても・・何ヶ月か前に、返してもらってるので、

相談者:
はいはいはいはい。

坂井眞:
まだ、その、消滅時効の事は心配しなくていいです。

相談者:
あ、そうですか。(苦笑)はい。ありがとうございます。

坂井眞:
うん。あのうう、で、

相談者:
はい

坂井眞:
この5回にわたって、全部・・「お金を借りました」っていう、書面をもらってんだよね?

相談者:
もらってます。はい。

坂井眞:
うん。で、証拠もあります。

相談者:
はい。一枚の、便箋に書いてもらったからあ。

坂井眞:
うん、で、返してもらった時はあ、

相談者:
はい

坂井眞:
どうしてます?

相談者:
返してもらったのは、もう・・私が一方的に、自分で、メモ用紙に書いてあるんです。

坂井眞:
向こうに領収書とかは、渡してるの?

相談者:
ああ、渡して無いです。

坂井眞:
(吸って)そ、れ、で、前は、放置される事は無かったの?

相談者:
そう、です、ねえ。

坂井眞:
あなたが行けば・・2万とか、3万とかずつは、返してくれたの?

相談者:
あ、そうですそうです。そうですね。・・んと、くが、

坂井眞:
で、ところが最近は、

相談者:
うん

坂井眞:
全く返してくれなくなっちゃった?

相談者:
はい

坂井眞:
それで・・前は返してくれええて、いたのに、返してもらえないっていうのは、向こうの、例えば・・お店やってるんだったら、商売うまくいかないとかあ、

相談者:
んん・・ま、

坂井眞:
店を畳んだとか、何か、理由は、あるんですか?

相談者:
ま、そればっかり言ってますけどね?商売って言うんか・・はいはい。で、この夫婦もね、私達と、一回り違うだけで。あれ、もう、70過ぎてるんですよお。

坂井眞:
ああ、なるほどお。

相談者:
はあはあ。

坂井眞:
で、少しずつでも、返せない、わけは無いと思うんだけど、

相談者:
ふん

坂井眞:
返してくれない、というところで、ご相談の電話をいただいたと、いう事なんで。

相談者:
そういう事です、そういう事、はい。もううう、

坂井眞:

相談者:
私も、行くのも、大変やもんでねえ、近くでもおお。

坂井眞:
うんうん。うん。だからね、何かのアクションを起こさなきゃいけないと思うんだけどお。

相談者:
そう、はいはいはい。

坂井眞:
問題は、何かのアクションを起こすとかいう事になると、娘さんに、(苦笑)言わなきゃいけなくなるからあ、

相談者:
うううん・・

坂井眞:
それは困ったなって、いう事なんだけどお。

相談者:
うん、うん。

坂井眞:
まず、その点からいくとね?

相談者:
はい

坂井眞:
元々、ご近所の方で。この、貸す事について、

相談者:
うん

坂井眞:
ま、亡くなったあ、旦那様が、

相談者:
うん

坂井眞:
健在の時・・だって、おっしゃってたでしょ?

相談者:
まあ、普通に、会話もできたから。はい。

坂井眞:
で、貸す事は、話したんでしょ?

相談者:
ああ、もちろんもちろん。

坂井眞:
夫に。

相談者:
そしたら、「困ってる時は、お互いやしい」、

坂井眞:
うん

相談者:
「そんな、悪い人じゃないから」、

坂井眞:
うん

相談者:
そこのうち(家)も・・わかってるし、

坂井眞:
うん

相談者:
そこの親族も、わかってるからあ。

坂井眞:
そうすると、

相談者:
うんうん、うん。

坂井眞:
あなたがあ、そんなに隠す必要無いと、私は思いますよ?

相談者:
ああ。フッ(苦笑)いや、その前に、娘がねえ。

坂井眞:
うん

相談者:
「お金、人に、貸しとらへんやろね?」っちゅって、言われた事が、あるもんでえ。

坂井眞:
だからさあ、、そこはさあ、

相談者:
うん、うん・・

坂井眞:
「いや、ちょっとね、返してもらってないから」

相談者:
うん

坂井眞:
「恥ずかしくて言えなかったんだけど」、

相談者:
うんうん。まあ、それは・・

坂井眞:
「実は」、

相談者:
はいはい

坂井眞:
って、言ってね?、

相談者:
はいはい。

坂井眞:
あなた、ちょっと、気が楽になった方がいいと思いますよ?

相談者:
っそうですよ(苦笑)・・(吸って)

坂井眞:
だってあなた、悪い事してるんじゃないんだもん。

相談者:
(苦笑)そうそうそう。

坂井眞:
言ってみたらさあ、ご近所様の、

相談者:
うん・・

坂井眞:
人助けをしてるわけじゃない。

相談者:
うん、うん・・

坂井眞:
まあ、ちょっとは・・言われるかもしれないけど。

相談者:
うん・・

坂井眞:
「こないだ嘘言ったね」って。だけど、

相談者:
うん・・

坂井眞:
隠れて、何か、悪い事したって話じゃなくて。

相談者:
そりゃまあ、・・(苦笑)大体、お人好しやちゅう事、娘そのものも、

坂井眞:
うんん

相談者:
知ってるからね?、あの・・

坂井眞:
で、それが一つね?、ポイント覚えといて。

相談者:
うん

坂井眞:
二つ目のポイントは、貸して、

相談者:
うん

坂井眞:
放置しといたわけじゃないよ◆#。

相談者:
うんうんうんうん。

坂井眞:
318万も貸しちゃったんだけどお、

相談者:
うんうんうん。(鼻吸って)

坂井眞:
ちゃんと返してもらわなきゃいけないと思って、

相談者:
うんうん。

坂井眞:
ご自分でえ、

相談者:
うん

相談者:
足しげく、

相談者:
うんうんうん。

坂井眞:
通って、

相談者:
うん

坂井眞:
あと、125万まで、返してもらったんですと。

相談者:
うんうんうんうん。

坂井眞:
そこまで頑張ったんだけど、

相談者:
(鼻吸って)うん

坂井眞:
あと125万で、止まっちゃったんで、

相談者:
うんうんうん。

坂井眞:
ちょっと、アクション起こそうと思うんだよね?って。

相談者:
うんうん。

坂井眞:
娘さんに言っちゃった方がいいですよ。

相談者:
そうですね。はあい。

坂井眞:
うん。で、言えるでしょう?、その二つがあれば。

相談者:
あはいはいはいはい。

坂井眞:
だから・・ちゃんとお話をして、

相談者:
はい。はいはい。

坂井眞:
その上で、ちゃんと対応を取るっていうふうに、

相談者:
はい

坂井眞:
した方が、私はいいと思う。

相談者:
はあい、わかりましたあ。

坂井眞:
それが、一つね?

相談者:
はい

坂井眞:
で、対応どう取るか?っていうのは、(苦笑)これからの話で。

相談者:
はいはい。

坂井眞:
もちろん、証拠もあるし・・訴訟を起こしてもいいんだけど。近所で・・いきなり訴訟を起こす必要もないし。元々、ご家族で付き合いがあったような方なんだから。

相談者:
うん、うんうんうん。

坂井眞:
私が勧めるのは、まず、簡易裁判所っていうところで、民事調停っていう、手続きがあるんですよ。

相談者:
みんじ・・はい。

坂井眞:
民事、調停。調停って、覚えてもらえば・・

相談者:
あ、ち、あ、はい、調停ね?はいはいはいはい。

坂井眞:
うん。簡易裁判所で、調停っていうのやってますから。

相談者:
離婚の時の、調停みたいなもんですね?

坂井眞:
そうですそうです。

相談者:
はいはいはい。

坂井眞:
あれはね、

相談者:
はい

坂井眞:
家事調停って言って、家庭裁判所の調停なんだけど、

相談者:
はいはいはいはい。

坂井眞:
今言ってるのは、民事調停で、

相談者:
はい

坂井眞:
簡易裁判所でやってるんです。

相談者:
はいはいはい。はい。

坂井眞:
で、これは訴訟で。いきなり・・訴状が届くんじゃなくて、

相談者:
うん

坂井眞:
もちろん、「返してください」っていう、申立書は書くんだけど、

相談者:
うん

坂井眞:
調停申立書って。

相談者:
はいはいはい。

坂井眞:
で、そこで書いて、

相談者:
うん

坂井眞:
話し合いで、解決するための、手続きなの。

相談者:
はああ。はいはい・・

坂井眞:
だからあ、ご近所同士で、話し合いするには、ちょうどいい制度で。

相談者:
はいはいはい。

坂井眞:
でえ・・別に、裁判所が入らなくても、話し合いで、話が決まればいいんだけど、

相談者:
はいはい。

坂井眞:
今のあなたの状況は、

相談者:
うん

坂井眞:
それが、できなくなっちゃったわけじゃないですか。

相談者:
はいはいはい。(鼻吸って)

坂井眞:
言っても返してくれない。

相談者:
はいはい。(鼻吸って)

坂井眞:
そういうときに、

相談者:
うん

坂井眞:
まあ、言ってみたら・・どうだろうなあ、そのお、

相談者:
はい

坂井眞:
簡易裁判所の調停員っていう人たちがいるので、

相談者:
はいはい。

坂井眞:
その上に・・裁判官がつくんですけどね?

相談者:
はいはいはいはい。

坂井眞:
公的な、行司付きの話し合いだと、思ってもらえばいいですよ。

相談者:
ああ、はいはい、はいはい。

坂井眞:
あの、本人同士で話してると、お互いの言い分なっちゃうけど、

相談者:
うん、うんうん。(吸って)あの、

坂井眞:
ま、「そういう事だったら、このあたりで話したらどうですか?」っていうような、

相談者:
うん・・

坂井眞:
事を、話してくれるから。

相談者:
はいはいはい。(吸って)

坂井眞:
お嬢さんに、ついて行っててもらって。1人で行かれてもいいけどね?

相談者:
ああ、もう・・(ため息)

坂井眞:
でも、お嬢さんについて行ってもらって。だから、「話した方がいいよ?」ってのは、その、前置きなわけ。

相談者:
あ、はいはいはいはい、はい。

坂井眞:
で、

相談者:
はい

坂井眞:
調停・・を、申し立てて、

相談者:
はい

坂井眞:
そうすると、向こうだって・・

相談者:
うん

坂井眞:
返す気が無いわけじゃない、人のようだから、

相談者:
うん、うんうん。

坂井眞:
出てきてくれて、

相談者:
うん

坂井眞:
「今こういう状況だから」、

相談者:
うん

坂井眞:
「こんなふうにして、分割で返します」とか、そういう話になると思うの。

相談者:
はいはいはいはい、はい。

坂井眞:
で、そこで、お互い納得できる形で、

相談者:
うん、うん。

坂井眞:
調停で話がつけば、調停調書っていうのができますから。

相談者:
はいはい。

坂井眞:
で、そうすると、今は何か・・本人同士で書いた、

相談者:
ん、はい

坂井眞:
簡単な念書みたいな分が、(含み笑い)あるだけでしょ?

相談者:
そう、そうそうそう、はい、そうですそうですう。

坂井眞:
で、それがあ、

相談者:
うん

坂井眞:
もう少し、きっちりした、

相談者:
うん

坂井眞:
裁判所が作る、調停調書ってのが、できるので。

相談者:
はいはいはい。

坂井眞:
で、返さなかったら、一括で払うとかね?

相談者:
ふんふんふん。

坂井眞:
裁判、書きと、同じような、効果が、出てくるので。

相談者:
はいはいはい。

坂井眞:
そういう心配も、無くなるわけ。

相談者:
あ・・

坂井眞:
時効で消えちゃうとかあ、

相談者:
はいはいはい・・

坂井眞:
争われるとか・・

相談者:
はい

坂井眞:
だから、まずね、

相談者:
うん

坂井眞:
調停を申し立てて、

相談者:
はい

坂井眞:
簡易裁判所で、返す方法をね、決めるといいと思う。

相談者:
はあい、わかりましたあ。

坂井眞:
うん。で、そうすると・・約束に従って、

相談者:
うんうん。

坂井眞:
毎月1回いくらとかって。

相談者:
うんうんうんうん。

坂井眞:
125万だから・・

相談者:
うん

坂井眞:
ある程度の時間、かかるかもしれないけどね?、今の向こうのお金が無い・・

相談者:
はい。はいはい。

坂井眞:
それでも・・あなたが、「また請求に行かなきゃいけない」とかって、

相談者:
うんうん。

坂井眞:
心配する・・よりは、いいじゃないですか。

相談者:
そう、ですねえ。はい。

坂井眞:
うん。

相談者:
わかりました。

坂井眞:
だから、その手続きを・・ちゃんとお嬢さんに、こういう状況だって、さっき言った、話した上で、

相談者:
はい、はい。

坂井眞:
隠れてやると、また、いろいろ、(ため息)心配だろうから。

相談者:
ッハッハッハ(笑)

坂井眞:
ウフン(苦笑)、そうならないように、

相談者:
はい、はい、わかりました。

坂井眞:
あのうう、で、

相談者:
はい

坂井眞:
手続き取られるのを、お勧めします。

相談者:
はい、ありがとうございますう。

坂井眞:
うん

(再びパーソナリティ)

「月6万の年金生活者が貸した318万。80代がご近所70代を脅してやっと6割回収」への11件のフィードバック

    1. 本来赤紙は徴兵するための召集令状のことを言いますが、分かる人、多分80歳以上の方でしょうねえ。70歳代まではちょっと難しいでしょう。
      本題ですが、「貸してしまっちゃあおしめえよ」というのが金銭貸し借りの現実なので、だいぶ返してもらったとはいえ、反省してもらわないと。

  1. 初めて貸したときすでに80歳過ぎていたことに、すごいなぁ…びっくり!

    亡くなった夫は性善説に基づいて
    「困ったときはお互い様」と、夫婦で貸すことを決めたようだけど、70代借り主はもしかしたら
    『こんなに返すはずじゃなかった』と思ってるんでは…?
    と、穿った見方をしてしまった。

    大切なお金を返してもうために費やしたエネルギー、さぞかし大変だったとお察しします。

    すごいわー、と思うのと同時に、
    にしても喧しいばあさんだなぁ…、とも(笑)

  2. 「うんうんうんうん」「はいはいはいはい」
    こればっかりで内容が入ってこなかった笑

    まともな人はご近所さんにお金借りないけどね。

  3. 「はいはい」「うんうん」こればっかりで内容が入ってこなかった笑

    まともな人はご近所さんにお金借りないけどねぇ。

  4. それでも随分返してもらってるなあと思いました。
    ふつうはこんな形で貸しても返してもらえまへんで!
    随分と脅したという話ですが
    「私はこうやって借金を回収しました」という本を書くと
    印税が入って来るかも知れませんね。

  5. だから人に金を貸すときは、あげるつもりでってテレ人であれほど…。

  6. 社会と繋がり薄く、子供達と一緒に居ることも少ない高齢者、つい頼られておだてられ、泣きつかれるとほだされてしまうのかもね。他人にお金を貸せるだけの余裕がある私、なんていい気分になっちゃったのかも。早く娘達に打ち明けるべき。
    でもこれ、高齢者になると、こういう思考になることもあるんだろうと、自分自身の戒めにしようと考えさせられた

  7. 頭の中で青木雄二の作画に変換されてしまう世界観でんがなー。

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