1%の小学生にしたかったママが息子の告白に震撼。失敗からの挽回

テレフォン人生相談 2023年8月22日 火曜日

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 女48歳 夫44歳 長男8歳小三

今井通子:
もしもしい、

相談者:
はい?

今井通子:
テレフォン人生相談です。

相談者:
はい、よろしくお願いします。

今井通子:
はい。
今日はどういったご相談ですか?

相談者:
あ・・はい。えっと・・壊れてしまったあ、息子の心を、どのように、癒やして・・いって、あげたらいいか、というご相談です。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
あなた、おいくつ?

相談者:
48歳です。

今井通子:
48歳。

相談者:
はい

今井通子:
ご主人は?

相談者:
44です。

今井通子:
44歳。

相談者:
はい

今井通子:
息子さんは、お一人ですか?

相談者:
はい、そうです。

今井通子:
おいくつですか?

相談者:
あ・・小学、3年生です。

今井通子:
て言うとおお、8歳?

相談者:
あ、そうですね。はい。

今井通子:
そのおお、経緯なんですがあ、

相談者:
はい

今井通子:
「壊れてしまった」っていうのはあ、

相談者:
あ・・はい。

今井通子:
どういうことでしょう・・

相談者:
ええ・・今、子供が、不登校、でしてえ、

今井通子:
はい

相談者:
夜、息子と、二人っきりになったときに、

今井通子:
はい

相談者:
「僕は、幼稚園のときに、ポキッと・・心が壊れてしまって、小2で、また、パキパキっと・・心が壊れてしまって、小3で、もう、本当に壊れちゃったんだよ」と、言われてえ、

今井通子:
・・は、い

相談者:
「この、家に、生まれてきたことが、間違いだった。いつも、怒られてばかりで、自殺したい」と、言われて、しまいました。

今井通子:
あ・・学校なんかの、いじめじゃないん、ですね?

相談者:
一応、本人に聞いてみたら・・「仲間外れにされた」とか、「授業が、つまらない」とか、まあ、そういったことは、原因として本人から・・聞いては、いるんですけれどもお、

今井通子:
はい

相談者:
ちょっと夜、暴れるうう、ようになってえ、心療内科の方に・・行ってみたら、知能検査で、能力のでこぼこが・・あったりとかあ、ADHD傾向が、あるのでえ、「支援が必要だ」とは、言われているんですけれどもお、
やはり、不登校の、原因は、私い、であると、思っていますのでえ・・今後、どのように接して、いったらいいかな?、という、ご相談です。

今井通子:
なるほど。
幼稚園のときって、何歳の時かな?

相談者:
あ・・そうですね、年長さんですね。

今井通子:
ていうのは?、5歳?

相談者:
はい。そう、ですね・・

今井通子:
5歳のときに、

相談者:
はい

今井通子:
何があったんですか?

相談者:
受験をしてましてえ、

今井通子:
はい

相談者:
そのときに、ちょっと、ま、難しい問題を解い、てたりしたときにい、結構、ガミガミ、言いながら・・その勉強を、やってたりとか、あったので。その当時のときの、この、テキストのイラストまで、今でも鮮明に覚えてて「あれをやってたときは、つらかった」と言ってました。

今井通子:
うんうんうん・・

相談者:
うん

今井通子:
これはあれ?・・私立の、非常に、難しい・・小学校に、入れようと思ってた?

相談者:
あ・・そんなに、難関では、ないです。
中堅、ぐらいの、はい。

今井通子:
今、結婚何年目ですか?

相談者:
10年ですね(ため息)

今井通子:
10年目。

相談者:
はい

今井通子:
あなた自身は・・ご兄弟いらっしゃいます?

相談者:
あ、一人です。

今井通子:
ご主人の方は?

相談者:
二人兄弟、で、お兄さんが、います。

今井通子:
あ、お兄さんがいらっしゃるのね?

相談者:
はい

今井通子:
で、あなた自身は、今の息子さん?

相談者:
はい

今井通子:
を、

相談者:
はい

今井通子:
育てる・・これ・・あなたも一人っ子だったんだけど、

相談者:
はい、はい、はい。

今井通子:
一人っ子、を、育てたかった?

相談者:
あ・・元々私は、結婚が遅くってえ、出産するには、結構、高齢出産だったのでえ、

今井通子:
はい

相談者:
なかなかできなくてえ、不妊治療を経て、やっと一人授かった感じです、

今井通子:
ああ、あ、なるほどね。

相談者:
うん。はい。

今井通子:
うん・・
それで、息子さんがね、

相談者:
はい

今井通子:
今・・幼稚園のときのことを、

相談者:
うん

今井通子:
言ってらっしゃるのね?

相談者:
あ、そうですね。それがずっと・・続いてく・・わけですね。その、

今井通子:
うん

相談者:
幼稚園の、ときも、そうだし、(吸って)小学校に上がってからもやはり・・宿、題、で、喧嘩になるときも、よく、ありましたのでえ、

今井通子:
ううんん。

相談者:
ずっと、本人にとっては続いている・・っていうことになりますね。

今井通子:
で、あなた自身の、意識としてはどうなの?

相談者:
もう、何か、感情う、的に、ずうっと育ててきたなあっていうのが、あります。

今井通子:
あああ、じゃあ、あなたにも、その・・

相談者:
うん・・はい

今井通子:
(吸って)罪悪感は、あるわけだ。

相談者:
大いに、あります。はい。

今井通子:
で、それを、現在、小学校3年生でしたよね?

相談者:
はい、はい。

今井通子:
で、3年生の今、完全に折れちゃったっていう・・

相談者:
はい。言い方を・・

今井通子:
言われてますよね?

相談者:
はい、そうですね。

今井通子:
っていうことは、息子さん、どういう、生活してらっしゃるの?、今。

相談者:
小学校に上がってえ、

今井通子:
うん

相談者:
小学1年生の後半ぐらいからあ、まあ、今にかけて・・授業が、非常に・・「つまらない」・・という、ふうに、言い出して。
授業を受けるのが、苦痛で、「もう、学校には、行きたくない」という、感じに、なってて。それはずっと、小1のときから思っているらしくてえ、

今井通子:
はい

相談者:
で、「もう、行けない」みたいな感じで今、もう、行ってません、学校に。

今井通子:
そうすっと、家で、何してんの?

相談者:
車が、大好きなのでえ、

今井通子:
はい

相談者:
トラックのおもちゃを、

今井通子:
うん

相談者:
二人でこう、動かしたりとかあ、サイクリングに行って、体を動かしてるんですけどお、通る車が・・興味があって、その車の車種ううう、とかを、なんか、教えてくれる感じで。結構、詳しいんですよね。

今井通子:
うん

相談者:
あと、まあ、習い事もやってたんですけど。それも一切、もう・・興味なくって、もう、全部、やめちゃったんですけどお、
なんか・・

今井通子:
習い事、何、やってました?

相談者:
あ、動かす系の、スイミングや、

今井通子:
はい

相談者:
本人が、パソコン好きなので、プログラミングう・・

今井通子:
はい

相談者:
あと・・習字とかあ、

今井通子:
はい

相談者:
英語ですね。はい。

今井通子:
じゃあ・・あなたと、二人でえ、外行っちゃあ、通る車見て、

相談者:
うん、うん、はいはい。

今井通子:
なんの、種類とかあ、

相談者:
うん

今井通子:
家の中では、

相談者:
はい

今井通子:
トラックを・・ジオラマみたいにして、

相談者:
うん

今井通子:
動かしてんですかね?

相談者:
あ、動かしたり。はあい。

今井通子:
で、それに、あなたは、付き合ってるの?

相談者:
そうですね。付き合うことも・・ある、し、「家事は・・私、あるからね」ってことでえ、なんか、洗濯・・干したりとかしてると、まあ、手伝ってくれたり、しますね。お風呂場洗いとか、

今井通子:
じゃあ、二人でいて、

相談者:
はい

今井通子:
息子さん的には、満足してるわけ?

相談者:
でも、やはり、そうは言ってもお、時間が余りすぎるのでえ、も、暇で、暇で、仕方ないみたいな感じでえ・・イライラしてますね。

今井通子:
結局ううう、あなた自身は、息子さんが言った、

相談者:
はい

今井通子:
「小学校3年で、完全に折れちゃって」、

相談者:
あ、はいはい。

今井通子:
「死にたい」っていう・・

相談者:
あ、はい。

今井通子:
これには、恐怖感、感じてる?

相談者:
非常に、感じました。

今井通子:
ゆえに、

相談者:
はい

今井通子:
今は、

相談者:
はい

今井通子:
息子さんの言う通りに、付き合っているっていう、状態?

相談者:
そうですねえ・・もう本当に、どう接していいかが、本当にわからなくなっちゃって・・

今井通子:
それで、

相談者:
はい

今井通子:
その心を、癒したいと。

相談者:
そうですね。これから良い関係を、親子で築いていきたいな・・って、思ってますのでえ、

今井通子:
うん

相談者:
どうやって、修復していったらいいかなあ、という・・感じですね。

今井通子:
わかりました。今日はですね、

相談者:
はい

今井通子:
三石メソード主催で、作家で翻訳家の、三石由起子先生がいらしてますので、

相談者:
はい

今井通子:
伺ってみたいと思います。

相談者:
あっ、はい。

(回答者に交代)


「1%の小学生にしたかったママが息子の告白に震撼。失敗からの挽回」への13件のフィードバック

  1. 子育てって本当に難しいですよね。

    自分の人生とは切り離して考えなければと思うも、子育て中は夢中すぎてつい自分の欲や理想を押し付けてしまった。
    子どもの為!と思ってたけど、自分の見栄や欲の為だったんだなって反省。
    今30を超えた我が家の子達に謝りたいことだらけです。

    この相談者さん、まだ十年ですよ。
    挽回できますよ。じっくりゆっくり、今日一日楽しく心地よく過ごせたら万々歳!!

    1. 仰る通りで、子育ては難しいですが、三石さんの話からすると、必要があれば精神科検査→通院案件含めて無理せず頑張れというところでしょう。

  2. この坊っちゃんはかなり賢いと思う。
    心が落ち着いて前向きになれたら、あくまで一例として大好きな車の設計や開発など
    そういう仕事もある→その仕事に就くには何を学べばよいか→よし勉強して大学行こう
    みたいになればいいねぇ…、まだ小3、時間はたっぷりあるよ…。

  3. 絵本も読んであげないで、小学校受験とは…。

    なるべく良い環境を作って、お母さんが手を出さずに居た方が、賢明だと思う。

  4. 父のことが好きではない私ですが
    ふと、子供のころ(8歳くらいまで)は
    弟と私の布団の間に入って毎晩本を読んでくれたことを思い出しました。
    そう思ったらいい加減私も大人になり親と和解しなければと思えてきました。

  5. 今朝読んだネットニュースで、中学受験は子供にかなりのストレスを与えて、吐き気などの症状も出るという。
    まして幼児が小学校受験なんて、人間性の基礎を破壊しかねないと思いますよ。
    お受験ママは子供を自己実現の道具にしないで欲しい。

  6. お母さんにガミガミ言われるのはつらいよ~
    私は母が亡くなった今でも思い出す。
    相談者さんはそれに気づいたからまだいいかも。

  7. やり様なんですよ
    子供に適切な目標立てて親が上手くスケジュール組んで楽しく学ばせれば出来る子には良い効果なんですがね

    幼児教育やトレーニングについて学ばず親の自己流でやるから失敗する
    自己流だから教育の失敗=親の失敗となって、親はますます子の現状を否定して教育の責任を子に押し付けるんです
    これが学んだものだと親は一歩引いて子の様子を見て教育効果を判断できます
    まあ、先日のテスト男親のように判断基準からして誤っている場合もありますが

    1. 人間社会が変化して高齢出産するのも自然の摂理に包摂されてるのですよ。

    2. 20代の出産は尚更「社会のお荷物」扱いされるから30以上で産まざるを得ない風潮なんだが。
      この手の質問見る度に「じゃあどうしろ」って思う。部屋から出たことないのか、コウノトリが運んでると思ってるのか。
      そんで「彼等」の答えを見たことあるが、タリバンも真っ青の倫理観度外視の内容だった。「女は16になったら40代の男と番にさせよ」とか。

  8. 三石御大のテープレコーダー読み聞かせのエピソード、ずいぶん久しぶりに聞いた気がする

    しかし、幼稚園児に読み聞かせもせず、褒めもせず、スキンシップもろくにせずに小学校受験を強要って・・・
    こんな人の気持ちのわからない、見栄だけの人が子育てしちゃダメだろとさえ思ってしまうレベル
    まあ、この相談者もこんなふうに「できることを褒められる」育てられ方をされてきたんだろうなとは思うけど、子どもを楽しませることを何も思いつかない時点でかなり深刻な事態だ
    旦那も40半ばのいい大人だけど、あまり息子に関心のありそうな父親じゃなさそうだし、この子にとっては楽しい家庭、頼れる両親じゃなかったんだろうなあ
    相談者が本当に反省しなきゃいけないのは、実はそこのはずなんだけど

    息子さんも言い回しからして知性の高さは感じられるから、学校以外に何か夢中になれるものを見つけられたら俄然変わってくるだろうし、そうなってほしいなと切に思う

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