0点の嵐に慌てるパパが支援校を口走れば渡りに船の学校。大原判定は?

テレフォン人生相談 2023年8月21日 月曜日

学校としては手のかかる子は別にしたいという空気かしらねえ。

 

質問の数はほぼほぼ同数なものの、質問事項には多少のアレンジが見られる。

小1本人は嫌がる普通教室から支援学級への異動。悩むお母さんに19の質問

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 男45歳 妻41歳 長男9歳 次男7歳

今日の一言: 社会的正常性と心理的正常性は違います。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
もしもしい。

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、よろしくお願いしますう。

加藤諦三:
はい。最初に、年齢を教えてください。

相談者:
45歳です。

加藤諦三:
45歳。結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
奥さん、何歳ですか?

相談者:
41です。

加藤諦三:
41歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
お子さんは?

相談者:
二人、男の子がいます。

加藤諦三:
二人男の子。

相談者:
はい

加藤諦三:
何歳でしょうか?

相談者:
9歳と、7歳です。

加藤諦三:
9歳と、7歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、わかりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
それで、どんな、相談ですか?

相談者:
次男の、方の・・7歳の、

加藤諦三:
はい

相談者:
小1の、男の子の、ことなんですけどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
テストで、あのうう、0点を、5枚も6枚も、何枚もちょっと・・取ってきてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
心配になっちゃって、あのううう、妻と、先生に、

加藤諦三:
はい

相談者:
ちょっと、「学校の様子は、どういうふうですか?」っていうふうに、お伺いしたらあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
授業中に、あの、あんまり話、聞いてなくて、消しゴムで遊んだり、

加藤諦三:
はい

相談者:
ぼ、おーっとしてるもんでえ、「はい、じゃあ、今からこれやりなさい」って言っても、パッと、取りかかれないんです。

加藤諦三:
あー、なるほどね。

相談者:
そういうことが多くてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
0点が多いっていうのが、一番、心配だったんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
入学ちょっと前から、勉強できないなと思ったもんで、あのうう、入学3ヶ月前から、塾に・・行かせているんですけどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
そのおかげで、まあ、足し算はできるようには、なってきてるんですけどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
文章問題を、もう、ほとんど解けなくてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
文の、意味を、理解しようと、してないんです。

加藤諦三:
あ、あああ・・

相談者:
例えば、記号で答えなきゃいけない問題なのにい、

加藤諦三:
はい

相談者:
字で書いたりとかあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
何個、と答えなければいけないのに、数字だけ、書いたりとか。

加藤諦三:
はい

相談者:
答えなきゃいけないことに対して、答え・・れてない。

加藤諦三:
はい、はい。

相談者:
このような状態でえ、2年生に上がって、ついていけなく・・なると思って、

加藤諦三:
うん

相談者:
支援学校の方ですねえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
そっちの、方の、お話は、どういうふうですか?っていう、ことをちょっと、こっちの方から・・お聞きしたんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
そしたら、ちょっと、話の方が・・進んでしまってえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
支援学校の、あの、許可が下りたんです。「もう、入っていいよ」っていう。

加藤諦三:
あい

相談者:
でまあ、あのううう、しっかりみてもらうにはあ、

加藤諦三:
うん

相談者:
支援の方がいいな、と、自分も、思ってるんですけどお、

加藤諦三:
うん

相談者:
なるべく、普通学級で行かせたいって思いが、強いもんで。

加藤諦三:
うん

相談者:
で、あと、その普通学級が、1クラスしかないもんでえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
もしも、支援に、1年でも行ったとしてえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
また、戻っても・・今、仲の良い友達とかともねえ?、どうなるかも不安なもんでえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
普通学級に行こうか?、支援、に進めばいいか?、どっちかを、ちょっと、迷ってるんです。

加藤諦三:
うんん、なるほどね。

相談者:
◆#$

加藤諦三:
なんか、あなたは、テストで0点取ったっていうことを、非常に、重要視してる、みたい・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ですよね?

相談者:
はい

加藤諦三:
ただ、あのううう、0点取っても、

相談者:
はい

加藤諦三:
小学校の、1年生ですから・・いろんなことに、興味を持ってえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
テストが、0点なって・・いる場合と、

相談者:
はい

加藤諦三:
もう・・何も、かもに、興味を持てなくなってる子供と・・両方いると思うんですよ。

相談者:
あああ・・(吸って)

加藤諦三:
いろんなことに・・興味を持って、学校、に、注意が集中、しないっていう・・ことも、ありますからね?

相談者:
ああ、はい、はい、はい。

加藤諦三:
だから、テスト・・で、0点、取ったとき、
例えば・・あなたがね?

相談者:
はい

加藤諦三:
良く・・0点なのに、答案、きちんと見せたね?、っていう・・

相談者:
あああ・・

加藤諦三:
な、受け取り方をする場合と、

相談者:
はい

加藤諦三:
0点取ったっていうことを、ものすごい、重要視する場合と、違うと思うんですけどね?

相談者:
はい・・

加藤諦三:
お父さん、お母さんによっては・・「0点取ったけど、あなた、きちんと、自分の名前書けてるわね」っていうようなね?

相談者:
(苦笑)はい

加藤諦三:
そういう、受け取り方をする子と、いや、これは、うちの子、どっか・・おかしいんじゃないか?

相談者:
ああ・・いいえ・・

加藤諦三:
特別な支援を必要としてんじゃないか?っていうように・・なっちゃう場合と、二つあると思うんですけどね?

相談者:
は、あい・・

加藤諦三:
どうも、今の、あなたの、話聞くと、0点、ということは、すごい重要なことというふうに、思ってる・・

相談者:
ああ、ああ・・はい。

加藤諦三:
ですよねえ?

相談者:
はい・・

加藤諦三:
うん

相談者:
まあ、それが、多いもんでね、何枚も、取ってきとるもんで・・

加藤諦三:
うん、なんか、5、6枚あっったていう・・

相談者:
5、6枚、はい。はい。

加藤諦三:
勉強以外のところでの、この、7歳の子の、態度ってのは、どうなんですか?

相談者:
勉強以外のことは、興味は、ある・・ものも、ありますね。

加藤諦三:
生きること、そのことに、その・・生きるエネルギーを失っちゃってる子と、生きるエネルギーは、あるんだけれども、

相談者:
ううん・・うん・・

加藤諦三:
たまたま、学校の答案だけが・・

相談者:
はい

加藤諦三:
0点だ・・ていう、

相談者:
はい

加藤諦三:
二つありますからねえ。

相談者:
はい、はい・・今、言われた、後の方です。

加藤諦三:
後の方だったら、これは、あのううう、それほど、大きな問題じゃないんじゃないですかね?

相談者:
ああ、そう・・

加藤諦三:
生きるエネルギーを、失っちゃってるっていう子はね?

相談者:
うん・・

加藤諦三:
真剣に、支援・・の学校に行く、ということが・・必要だと思いますけれども。

相談者:
はい

加藤諦三:
学校以外のことには、関心があるん・・ですか?

相談者:
そうですねえ・・
友達と遊んだりとかあ、

加藤諦三:
うん

相談者:
そういう、ことは、好き・・なんですけどお・・

加藤諦三:
(吸って)学校そのものは?、嫌がってんですか。

相談者:
嫌がって、無いです。

加藤諦三:
学校が、嫌がっていてえ、

相談者:
うん・・

加藤諦三:
テストが、あ、れ、で、0点でっていう、

相談者:
うん

加藤諦三:
これはちょっと、問題かもしれないんですけれども、

相談者:
うん

加藤諦三:
学校ううう、が、嫌がってなくてえ、

相談者:
うん

加藤諦三:
0点、5、6枚あるって・・むしろ、あなたが、大人の視点から、この0点の答案というものを・・考えちゃってえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
せっかくの、この子のお、創造性みたいなものを、摘み取っちゃうってことは、ないんですか?

相談者:
ああああ。

加藤諦三:
だから、7歳で、正常か?・・正常じゃないか?っていうことは、

相談者:
はい

加藤諦三:
0点取ったか、0点取らないかっていう、んじゃなくて、

相談者:
はい

加藤諦三:
子供として、正常な、成長をしてるかどうかっていうことなんですけどね?

相談者:
はい、はい、はい。

加藤諦三:
(吸って)だけど、あなたから見ると、0点の、答案が・・5枚も6枚も出てくると、

相談者:
はい・・

加藤諦三:
「この子どうなんだろう?」ということですね?

相談者:
は、あああ・・

加藤諦三:
で、今日の相談っていうのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
支援学校に行くか?、どうするか?っていうことを、考えているということですね?

相談者:
それ、と、文章、問題とかも・・家、とかの宿題でも、

加藤諦三:
はい

相談者:
やろうともしないし、理解、しようともしないんですけどお、そうい・・

加藤諦三:
うん、そりゃあ、もう、最初っから・・面白くないと思ってる場合は、しないですよね?

相談者:
ううんんん・・ま、そういうときの、まあ、やる気の出させる方法とか、声かけの仕方っていうのがあったら・・

加藤諦三:
あるか?ということですね。

相談者:
はあい、はあい。

加藤諦三:
はい、わかりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日は、あのう、幼児教育の、大原敬子先生が、スタジオに、いらしてるので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)


「0点の嵐に慌てるパパが支援校を口走れば渡りに船の学校。大原判定は?」への13件のフィードバック

  1. 親は毎日忙しくて、自分がやったほうが早いし面倒くさくないから ついつい手伝ってあげてしまいがちですよね。次男くん末っ子だし。
    私も自分の子育てを反省しながら大原先生のアドバイスを聴きました。 
    次男くんは不器用かもしれないけど、まだまだ伸びしろは沢山あると思います。日常生活で出来る事が増えて自分に自信がつけば、見える景色も変わるでしょう。支援学級を検討するのはそれからでも遅くはないですよね。

  2. 要は親が手出ししすぎて、経験不足からきているということか?兄は大丈夫そうだが?

  3. 1年生の息子の心配を表すのに0点をたくさんとってくる。という言い方に違和感を覚えました。
    もっと何か細かい事、大原先生が言った事ができないと言った上で、もちろんテストは0点です。って言い方ならわかるのですが。
    夫が電話してくるのも、すぐに支援級をと考えるのもなんか違うんじゃないかと思いました。
    情報不足?愛情不足?知恵が無い?

  4. うちの子はLDで知的ボーダー。小1の時、0点余裕でありました。指先も不器用。幼稚園の工作の時から一苦労でした。
    大原先生の言わんとする事よく分かる。発達障害か否か?は二の次。この子がどうすれば社会生活に馴染んでいけるか?が優先事項。それを考えた時に、訓練が必要なのか?服薬が必要か?など、必要な支援環境を整える事に尽きます。そこに診断が必要なら検査する、が前提のお話かと思いました。私も経験者としてそう思います。当時は慌てて検査したんですけどね 苦笑

  5. 「なぜ0点を沢山とってくるのか?」の原因をすっ飛ばして「支援級」という結論に至っているのが問題なのかなと。
    授業を聞けない理由が聴覚の問題なのか興味の問題なのか知能の問題なのかではアプローチが全く違いますし。
    大原先生の言う身辺自立も大切にしつつ、然るべき検査などをする場面だと思いました。

    1. 僕も支援学級というか、支援学校というか、その判断をする前に、しかるべき精神科病院に通院させての検査→診察の方が良かったかと思います。
      特に支援学校になってしまうと、通常の高校にあたる高等支援学校に行くのも難しいんですよねえ。定員割れも不合格、結構乱発しているんです。

  6. うちの一年生も知的ボーダー(とのボーダー)&不安と緊張が強いタイプ&不器用です。

    就学前相談も受けましたが生理が100日間止まらなくなった程大変でした。

    あくまでも私の住んでいる自治体の場合ですが、支援学校や週5日固定の支援学級では『障がい者としてどう生きるか』という世界に入ってしまうと感じました。

    ボーダーなので通常級の子ども達について行くのは大変だけど、固定の支援級では内容が易し過ぎる。
    いつか通常級に戻れるように個別のサポート等もなく、(実際戻った子はいないと言われた)実質片道切符だなと思いました。

    必要な支援は勿論受けた方が良いと思いますが、障がい者として生きるかそうでないかで将来の選択の幅が大きく変わってくると思います。

    生活の中で身体の不器用さを訓練する。
    心掛けていますが、本当に手間がかかるし根気がいりますね。

    下の子は何も教えていないのに勝手にできるようになって、元々手先も器用、運動神経も良い。

    生まれ持ったものは大きいですが、この子が社会の中で上手く生きていけるように、私が一番にサポートしなくては!
    と思いつつも時々はモヤモヤしたりしますが、、

    長くなりましたが質問者様のお子さんが良い環境に恵まれますように。

  7. お父さん、何だか短絡的だなぁ、と感じたんだけど…。

    支援学級じゃなくて、支援学校なの?
    そんなに簡単に支援学校への通学が認められるのかな?
    自治体で違うのかな??
    うちの地区は支援学級でもそんな(ポンポンいかなかったから。

    できれば普通学級がいいとは言ってたけど、支援学級になれば問題解決となるわけではないんだな。

    支援学級の先生はそれなりにそういうスキルがあると思っていたけど、友だちんとこはメンタルやられて休んでた先生が、復帰して支援を受け持つことになった、「児童の人数少ないから、みたいな?」と言ってたし、

    うちの子の場合は支援に行けるようになった頃、ちょうど支援の担任が変わって、思い込み偏りまくりの児童差別する若い先生になって、すごく辛かったり…。

    宿題を率先してやらない、みたいなことも言ってたけど、公文のCMみたいな1年生なんてそんなにいないだろ?
    お兄ちゃんは優秀だったのかな?

    1年生の宿題なんて、親の宿題みたいなもんだ…と思って、毎日横についてみてやってたけど、「普通の子」は率先してやってるんすかね??

  8. まずは医療機関に相談される事が必要かと、普通級で「お客さん」状態が続くと本人がつらい。
    ただし、どちらに通っても普通級、支援級とも先生間の力量の差が大変大きかったように思います。
    今日の相談で、O先生の日常生活の重要性については、確かに理解出来る部分多いです。
    K先生のお話しは、難しすぎて理解出来ませんでした。
    以上、普通級から支援級に移った息子の経験からです。

  9. また目の前3センチしか見ようとしてない親が出て来た
    他の方が既にご指摘されてるとおり、相談者は息子のテストが0点ばかりなのに焦ってるだけで、原因には全然目が向いてない

    そもそも、この親父は根本的に育児にも子供の成長にも無関心だな
    次男の7歳までの成育過程がわからないし、そもそも気にしてもないから、答えが「見たことない」「~と思う」ばっかりになる
    そして、それをどうにかしようとした形跡もないし、食事にしたって面倒くさいから食べさせてやって、食事を済ませることにしか目が向いてない
    文章題が理解できないとぼやいてたけど、次男に読み聞かせとかしてあげたことが一回でもあるんだろうか
    家庭で親がやってやれることをなおざりにして、学習習慣もろくについていないのに、6歳から塾に行かせて勉強を習わせるって、いくらなんでも親としての対応がおざなりだ
    そもそも、専門機関にかかりもせずに、テスト点数が取れないから支援学級ってのもあまりに安直だ
    息子が定型発達なのかどうかすらも興味が薄いのかもしれん

    加藤先生と大原先生が繰り返し「テストの得点以外にも関心を持て」と忠告されてたけど、この相談者にはなかなか難しいのかも知れない
    一瞬だけ話に出て来た奥様=母親が相談してきた方がよかったと思う

    1. ホント「見たことないですねw」の何と多いこと…
      本人をよく見ないで半端な情報だけで
      0点0点0点のテストを見て
      ヤベッうちの子のび太みたいになっちゃうw?もしかして今流行り?の支援級の方がいいってヤツ?
      みたいに思ってそう

  10. 僕も同じ体験でした。ですが、普通学校に行くと周りの子に置いていかれてしまう可能性が高いです。この父親は文字しか見ていなく、本当の子供の考えも分からない最低な父親ですね、、。この子が周りの環境でストレスにならないようにしていきたいですね。

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