子ども皆不登校より悩む引っ越し「家族が割れています」→実は夫婦仲の問題

テレフォン人生相談 2023年9月11日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 女47歳 夫48歳(現在単身赴任) 長女17歳 長男14歳 次女11歳 四人暮らし

今日の一言: 人生の変化を挑戦と受け取るか、ストレスと受け取るかで全く違います。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
もしもしい。

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
よろしくお願いしますう。

加藤諦三:
はい。最初に、年齢を教えてください。

相談者:
47歳です。

加藤諦三:
今、お一人ですか?、結婚してんですか?

相談者:
結婚してます。

加藤諦三:
ご主人何歳ですか?

相談者:
48歳です。

加藤諦三:
48歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
お子さんは?

相談者:
三人います。

加藤諦三:
男の子、女の子はどんなんですか?

相談者:
ええと、一番上が、女の子で、

加藤諦三:
はい

相談者:
1・・7歳。

加藤諦三:
はい

相談者:
2番目が男の子で、14歳。

加藤諦三:
はい

相談者:
3番目が女の子で、11歳です。

加藤諦三:
はい。それで、どんな相談でしょうか?

相談者:
我が家は、ちょっと、転勤族なんですけれどもお。

加藤諦三:
はい

相談者:
18年前に、今の県に、結婚して住み始めてえ。

加藤諦三:
はい

相談者:
そのまあ、10年後・・8年前に、隣の県に・・移動してえ、

加藤諦三:
◆#$、はい

相談者:
でえ、4年前にまた・・今のところに戻ってきてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
で・・ちょっと2ヶ月ほど前に、夫の事例が出て。夫だけ、ちょっとまた、隣の方に・・移動したっていう、状態なんですがあ。

加藤諦三:
今はあ、そうすっと、お子さん三人とあなた・・

相談者:
はい。一緒で、夫だけちょっと先にい、

加藤諦三:
い・・はい

相談者:
隣の県に行ってるんですがあ。今住んでるところも一応、あの、社宅の扱いになってるのでえ。

加藤諦三:
ええ

相談者:
急な、移動だったのでえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
今は、社宅のま、状態で、住まわせてもらってるんですけれどもお。

加藤諦三:
はい

相談者:
だからもう・・ひっこさないって決まったら、ちょっと、自分たちで家賃を払わないといけないような状態で。

加藤諦三:
はいはい。

相談者:
その引っ越すかひっこさないかで、今ちょっと、家族で意見が割れていてえ。

加藤諦三:
なるほどね。あなたは、引っ越した方がいいと思ってるんですか?、それとも・・

相談者:
もう、私自身も、

加藤諦三:
ええ

相談者:
ちょっと4年前の引越しで、やっぱり、すごく大変だったもので。

加藤諦三:
ええ

相談者:
当時、中学生と、小学生二人連れて、の、

加藤諦三:
はい

相談者:
引っ越しだったんですが、やっぱり、手続きとかも、いろいろ大変でしたしい。

加藤諦三:
はい

相談者:
今回も引っ越すとなると、すごく、もう大変なのが、目に見えるので。

加藤諦三:
はい

相談者:
私自身はもう、動きたくないなっていうのは、(苦笑)

加藤諦三:
はい

相談者:
あるんですけどお。息子はどしても、やっぱり、「そんな、離れ離れは駄目だ」とかあ、いろいろで、

加藤諦三:
はい

相談者:
向こうに、ちょっと友達がいたりい、彼は、するのでえ。

加藤諦三:
はい

相談者:
で・・ちょっとあの・・子供たち、不登校・・だった経験がありましてえ。◆#$%□&▽

加藤諦三:
不登校になった子っていうのは、三人のうちの、どの子ですか?

相談者:
三人ともなんです。

加藤諦三:
あ、三人とも。

相談者:
はい

加藤諦三:
ということは、三人とも、しょっちゅう、学校変わって、友達が変わるっていうことは、きつかったんですかね?

相談者:
そういう感じでもなくてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
8年前に、隣の県に引っ越した時にい、

加藤諦三:
ええ

相談者:
2年ぐらいたって、みんなバタバタと、不登校になってしまってえ。

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、仲のいい友達が、あんまりできなかったっていうのも、あると思うんですけどお。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、4年前に、こっちに戻ってきてえ。次女の方は、結構いろいろ友達が、今、できてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
順調なんですけどお。

加藤諦三:
はい

相談者:
真ん中の男の子の方は、

加藤諦三:
ええ

相談者:
やっぱりうまくいかなくてえ。

加藤諦三:
ええ

相談者:
はい・・

加藤諦三:
そうすると今・・真ん中の今、14歳の、男の子は、

相談者:
はい

加藤諦三:
今は、不登校ではないん・・ですね?

相談者:
今も、不登校です。

加藤諦三:
あ・・

相談者:
ずっと不登校です。

加藤諦三:
今も不登校ですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
それは、あなた、大変な苦労ですねえ。

相談者:
え、いえ、(苦笑)はい・・

加藤諦三:
で、今、決めてないわけですね?

相談者:
はい。引っ越すだろうっていう方向で・・動き始めてはいるんですけれどもお。

加藤諦三:
うん

相談者:
でも、どおうにも、こううう、「本当に引っ越せるのかなあ?」とか、「引っ越していいのかなあ」っていうのが、ずっとあってえ。

加藤諦三:
うん・・

相談者:
で、もう、引っ越さないっていうのも、ありかな?、と思って。そしたら、長男をやっぱりこう・・説得う、しないとなって、思ってえ。やっぱり、長男が一番、あの、引っ越す派・・なので、主人も、別に、あの、もう、単身赴任は覚悟してたから、「いいよ」っていうふうに、言ってくれてるんですけどお。

加藤諦三:
うん

相談者:
はい

加藤諦三:
引越しうつ病っていう言葉がありましてね?

相談者:
はい。はい。

加藤諦三:
引っ越すと、例えば、自宅が、会社に近くなって、

相談者:
はい

加藤諦三:
家が、広くなってんのに、

相談者:
ええ

加藤諦三:
本当だったら喜ぶはずなのに、うつ病になっちゃう人いるんですけれども。

相談者:
はい

加藤諦三:
それは、要するに、今までの生活の基盤が、

相談者:
はい

加藤諦三:
すっかり変わるっていうことで、

相談者:
はい

加藤諦三:
心理的に打撃を受けちゃって、うつ病になる・・

相談者:
はい

加藤諦三:
多いんですけれども。

相談者:
ああ、◆#$%

加藤諦三:
ご主人はあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
そういうふうに引っ越して、こう、変わっていくということに、

相談者:
はい

加藤諦三:
それほど・・心理的な打撃を、受けてないんですか?

相談者:
多分、受けてないような気がします。

加藤諦三:
ああ、それは良かったですねえ。

相談者:
結局、行ったり帰ったりって感じなので、知り合いも・・多いんですよね。

加藤諦三:
で、この、14歳の、男の子も・・引っ越して、いいと・・

相談者:
14歳の子が、「隣の県に引っ越したい」と・・言っていてえ。上の女の子と下の女の子は、

加藤諦三:
ええ

相談者:
「自分では決められない」って言うふうに、言うんです。

加藤諦三:
うんん。

相談者:
上の子も通信制の高校に通ってるんですけれどもお、

加藤諦三:
うん

相談者:
やっぱ、週1回ぐらいしか、行かないので。そんな仲のいい友達っていうのも、いない、ですしい。

加藤諦三:
うん

相談者:
下の子は、すごく仲の良い友達がいて、でも、彼女はやっぱり、「自分が言って、お兄ちゃんにそれがバレると、お兄ちゃんに責められる」っていうのもあったりしてえ。

加藤諦三:
うんん。

相談者:
だから、言わないけど、彼女は、こっちに居たいんじゃないかな?と、私から見たらあ・・なんとなく、感じてます。

加藤諦三:
いやあ・・何か、今の話を伺うと、

相談者:
はい・・

加藤諦三:
引っ越した方がいい・・そっちのほうが、

相談者:
はい

加藤諦三:
みんなの気持ちとしては、まとまるんですかね?

相談者:
そうなんですかねええええ。はあああ・・(ため息)

加藤諦三:
あなたとしては、あまりにももう、大変だと。

相談者:
ああ、そう・・(ため息)

加藤諦三:
引っ越しに、疲れたっていうところなんですか?

相談者:
そ、そうですねえ、本当、私が仕事もちょっと・・パートですけどやってたり、それもやめてえ。

加藤諦三:
うんん

相談者:
行くことに、なります、しいい・・

加藤諦三:
ええ

相談者:
はい

加藤諦三:
引っ越しうつ病っていう言葉を聞くと、「いやあ、私も本当にそうなっちゃいそうだ」っていう・・それほどでは、ないんですよね?

相談者:
はあああ、うつ病には、ならないかなああ、と思いますう。

加藤諦三:
じゃあ、今のあなたの気持ちとしては、どうなってんの?、これは、もう、やるしかないということ?

相談者:
どっちかいうと、今はあ、長男を何とか説得できないかなっていう方に傾いていてえ。

加藤諦三:
ああ、そっちの方ですか。

相談者:
そうなんです・・◆#$%□&

加藤諦三:
で、今日の相談は、そういう・・家族の中で、どうしたらいいか、ということですね。

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、わかりました。今日はね、非常に難しい、ご相談だと思いますけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
心についてのエッセイストとしておなじみの、マドモアゼル愛先生が、いらしているので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)


「子ども皆不登校より悩む引っ越し「家族が割れています」→実は夫婦仲の問題」への15件のフィードバック

  1. 子ども三人とも不登校、、、母としてはかなり辛いですよね。不登校の理由、それぞれちゃんと把握しているのだろうか。子どもに発達障がいがあるのか、母親の育て方に課題があるのか、母自身が何かしら大きなストレスを抱えているのか、、。引っ越し云々より、母親がまず心療内科を受診し、カウンセリングを受けてみてはどうだろうか。

  2. 加藤先生の最後の言葉、いいですね。
    人間だからしんどいことは嫌ですけど😅💦

  3. 何度か引っ越し経験しました。大変ですよね。もう2度としたくありません。
    他の誰でもない相談者さん自身が引っ越したくないんですよね。というか、引っ越しの煩わしさから逃れたい。だから引っ越さずに済む言い訳を探しているような気がします。でも、ここは腹をくくって引っ越しましょう。母校がどこかわからなくても、家庭がどこかわからなくなるよりいいでしょう?

  4. 確かに引っ越しは面倒臭い‼️
    でもね、転勤族ならこれもさだめ。また次もあるかも。ということで、自分なりの引っ越しマニュアルを作っておけばいいと思います。やることリスト、スケジュール表、その他コツ的なことをまとめておけば、だんだん要領よくこなせるようになって、億劫度数も下がっていくかも。しかも、今回は子どもさんたちも手伝ってくれるでしょうし。
    ちょっと疑問に思ったの旦那さんが単身赴任になったら、家族はそのまま社宅を利用できるのでしょうか?

    1. 住み続けることはできるが家賃負担が生じる。
      そのように言っておられたと思います。

  5. 高校生になっているお姉ちゃんが特に心配かなあと思います、高校は全日制に関してはですが小中学校に比べて転校は正直本当に難しいですから。
    あと、単身赴任という英語がないという話を某テレビ番組で言っており、家族全員赴任が鉄則とも言っていましたが、単身赴任、日本独特かなあ?

  6. 結婚前から転勤が多かったのか、結婚後に転勤族になっちゃったのかで問題は変わってくると思う。
    前者なら転勤が多いことは承知していたわけで、環境のせいというよりも夫や家族のことが嫌になって加藤先生が言ってたように鬱っぽくなってるのだろうし、後者であれば元々望んでいた形での結婚生活ではなくてやはり夫に不満があるのかなと。
    ということは、どちらにしろやはり夫婦関係があまり良くないのでしょう。
    もしかすると実のところ夫だけを単身赴任にして最近多い事実離婚状態にしたいんじゃないのかな?
    確か前もありましたよね、単身赴任中に家を乗っ取られた相談。
    子供全員が不登校経験ありという原因も家庭環境ひいては夫婦関係にありそうです。
    子供が行きたいと言ってるのなら相談者さんだけ家に残るのもアリかな?でもそれはそれでまた違う問題が出てくるか…

  7. 相談者さんは、引っ越しの煩わしさから引っ越しをしたくなくて、長男をなんとか説得できないかな?と、相談しているのにねぇ〜

    回答者のマドモアゼル愛さんと加藤先生は、なるべく家族は一緒に住んだ方がいい?と、言われているのかしら・・・

  8. 転勤族の子供であった私としては転校と言うのは大変つらい体験でした。しかも元居たところに戻ると言うのは苦行。だって数年の時間の経過で人間関係が変わってたりするんですから。
    不登校になってしまう気持ちよくわかるなあ。

    1. わたしは引っ越しも転校も経験ないけれど、次女が引っ越したくない、お友達もいるし…
      と言ってるのが胸に来ました。

      その年頃って女子はグループ出来上がり、難しいお年頃になってますよね?
      しかも、もちさんが言うように、以前いた所ってビミョーな気がする。

      知ってるから余計孤独を感じてしまう、そんなふつになったら本当に気の毒だ…。
      それでも、兄を気遣って口にしない、だから余計次女の気持ちに肩入れしてしまう…。

    2. なるほど
      子供さんにとって出戻りはキツイですね、4年も経過していると尚更。
      ふと、中学時代の転校生が学校に馴染めず3ヶ月で元の学校に戻って行った出来事を思い出しました。
      親御さんが銀行勤務だったかな。おそらくお父さんだけの単身赴任になったようです。
      その子もちょっとクセのあるこういう田舎は辛かっただろうなあとも感じる。

    3. なるほど
      子供さんにとって出戻りはキツイですね、4年も経過していると尚更。
      ふと、中学時代の転校生が学校に馴染めず3ヶ月で元の学校に戻って行った出来事を思い出しました。
      親御さんが銀行勤務だったかな。おそらくお父さんだけの単身赴任になったようです。
      その子もちょっとクセのあるこういう田舎は辛かっただろうなあとも感じる。

  9. 相談者と娘は家に残り父親と息子が引っ越しをするパターンもありっちゃありだけど、それだと別居状態になるしそれはそれで色々問題が出てくる。
    2世帯分の生活費がかかるという経済的問題と両親が離れて過ごすことによる子供たちへの心理的影響の問題。

    だから相談者とすれば別居という選択肢よりも旦那と息子を説得してそもそも引っ越し自体を避けたいのかなと。
    話を聞いていて引っ越したくないというと旦那は「不機嫌な感じ」と言っていたが、裏を返せばその程度の意思疎通しか取れておらず相談者さんは旦那さんとよく話し合っていない印象を受けた。
    おそらく日常的にコミュニケーションがあまり取れてないんじゃないだろうか。
    根底にコミュニケーション不足からくる家庭基盤の脆さがあって、不登校の理由もそこにあるような気がします。

  10. 自分も数年前家族で転勤引っ越ししました。小学生だった子供の精神状態にかなり気を配りました。勉強よりも
    とにかく楽しく過ごせるように、かと言ってプレッシャーかけないように。
    幸い、優しいクラスメイトに恵まれてよかったのです。
    大人も新しい環境に慣れるのは大変なので、特に気難しいお子さんがいたら
    優先的に考えてあげた方がいいと思います。
    しかし、夫婦関係が良好でないとこれもなかなか難しい。
    隣の県なら週末帰れるし、しばらく
    お子さん達が落ち着くまで単身赴任でいいかなーー。
    習い事送迎はなんとか頑張って!

  11. 元同僚の状況に酷似していたので「数ヶ月前に元同僚が相談していた」とすら思った。子供の人数と性別が異なるから別人だけど。
    元同僚は「慢性化した神経痛」と「人手不足による職場環境の悪化」が理由で最近退職したけど、旦那さんの方へ引っ越すのもあるんじゃないかと見ている。
    元々馴染みのある土地ではない。子持ち故にシフトは平日限定となり、仕事の習熟度合いで周りと差がついてる。…なら、土地にも仕事にも未練なんてないよな…と。
    本相談者もそうなりそうな気がする。

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