仕事に打ち込める夫が憎かった専業主婦が子育て終えて現場復帰に躓くワケ

(回答者に交代)

中川潤:
こんにちはあ、中川です。

相談者:
あ、よろしくお願いしまスー。

中川潤:
はあい。
ちょっと整理させてくださいねえ。

相談者:
はい、お願いしまスー。

中川潤:
あのう、ご結婚される前は、医療系の仕事をしておられた。

相談者:
はい

中川潤:
「小児科で」というお話もあったので。小児科の看護かなんかですか?

相談者:
あ、そうなんです、はい。

中川潤:
看護師さん・・を、やっておられた?

相談者:
あ、はい。

中川潤:
それとねえ、

相談者:
はい

中川潤:
もう1つは、ちょっと気になったのは・・20年以上、専業主婦してこられて。

相談者:
はい

中川潤:
で、今、まあ、経済的な必要もあってね?

相談者:
はい

中川潤:
1つには。
それから、もう1つは、やっぱり・・子供も、とっくに手え離れてるからあ、踏み出したいと思うけれども、

相談者:
はい

中川潤:
今1つ、その、踏み出す勇気が、ないと。率直に言えばね?

相談者:
・・あ、そうなんです、はい。

中川潤:
そういうことでしょ?、はい。

相談者:
はい

中川潤:
ただねえ、ちょっと気になったのは、子供さんの育児の問題っていうのは、 例えば中学、お2人とも中学、終わって、高校生ぐらいになればね?

相談者:
はい

中川潤:
少なくとも・・手は離れてるでしょ?
その辺で、お考えになるってことはなかったの?

相談者:
その期間も、

中川潤:
うん

相談者:
仕事に出ようと思って、年に1回、は、チャレンジしてきたんでスー。就職活動に。

中川潤:
はいはい、やってきたんだ。はい。

相談者:
クリニックとかあ、

中川潤:
はい

相談者:
保育園とかに。

中川潤:
はいはい。

相談者:
入るんですけどお、

中川潤:
はい

相談者:
半年ぐらいでえ、

中川潤:
はい

相談者:
私、自身があ、

中川潤:
はい

相談者:
いろーんなことに、気づいたりしてえ、

中川潤:
はい

相談者:
嫌になってしまったりしてえ、

中川潤:
はい

相談者:
しんどくなってえ、やめ、て、きてるんでスー。

中川潤:
例えば、1つ2つ話してくださいよ、例えば、どういうことで・・嫌になるの?

相談者:
同じ、職場、の人のお、

中川潤:
はい

相談者:
顔色を見て、

中川潤:
はい

相談者:
「この人、不機嫌だなあ」とか、

中川潤:
はい

相談者:
あと、まだ半年なので、入りたてなのでえ、

中川潤:
はい

相談者:
いろいろ、気づかれたこと、言われたりするんですがあ。

中川潤:
はい

相談者:
私自身が、納得、できない、中でえ、

中川潤:
はい

相談者:
自分の意見が言えなかったりとかしてしまってえ、

中川潤:
うん

相談者:
言われる相手に対して、

中川潤:
うん

相談者:
私が嫌いになってえ、

中川潤:
うん

相談者:
「 顔も見たく、ないなあ」って、思ってしまってえ、

中川潤:
うん

相談者:
その、仕事に行くっていうのが・・

中川潤:
辛くな◆#$%

相談者:
苦痛になっていって、

中川潤:
うん。で、続かなくなって、

相談者:
我慢できなかったんです。

中川潤:
うん・・

相談者:
できずに・・続かなか・・

中川潤:
うん

相談者:
った、ところですね、はい。

中川潤:
うん・・うん。何が原因だと思います?

相談者:
・・私、本当に、そこが、本当に、知りたいです。自分が。

中川潤:
いや、ああたねえ、要するに、現実を、見据えてないからですよ。

相談者:
ああああああ、はあ、はあ、はあ、はい。

中川潤:
っていうのは、

相談者:
はいはいはい。

中川潤:
でえ、あなたね?、まあある意味、過去の栄光がとらわれてるんだわね。

相談者:
・・

中川潤:
つまり、かつて、

相談者:
はいはい。

中川潤:
それなりに、小児科でバリバリと、

相談者:
はい

中川潤:
やってこれたわけですよ。

相談者:
はい、はい。

中川潤:
それはもう、20数年も昔の話やと。

相談者:
・・はいはいはい。

中川潤:
ね?。で、過去の経験は、それ経験として・・多少は、当然、そういうお仕事ですから、そのキャリアってのは大事なことなんですよ?、あなたにとっては、とっても・・ 意味のあることなんだけれども。

相談者:
はい

中川潤:
今のあなたっての、もう、完全な、その、20数年のブランクがあるんだから、

相談者:
はい

中川潤:
全くの新人だっていうくらいの気持ちでえ、

相談者:
はい

中川潤:
職場に入らないと。

相談者:
うん、はい。

中川潤:
耐えられないですよ?

相談者:
・・

中川潤:
耐えられないっていうよりも、そういう認識で、

相談者:
はい

中川潤:
「私は新人なんです」と。

相談者:
・・はい

中川潤:
「かつてのキャリアを持ってるんです」って、そういう気持ちでいる限りでは、何か注意されることに、常にカチンとくるわね?

相談者:
あああ、はい。

中川潤:
まず、その・・ブランクは、もう、決定的に、あるんですからあ。

相談者:
あ、そうなんです、はい、はい。

中川潤:
だけど、あなたなり・・一定の資格をお持ちなんだから、 そういう職場、を、選べるわけですよ。よほど恵まれてるんですよ。ほかの、専業主婦やってきて、社会に、もう1度チャレンジしたいと思う人よりも。

相談者:
・・

中川潤:
あなた自身が、そういう過去のキャリア、を、抜けきれないもんだから、

相談者:
あ、は・・はい、はい。

中川潤:
新人の、看護師として、

相談者:
はい

中川潤:
振る舞うってことが、自分が、できていないんですよ。

相談者:
・・

中川潤:
全くの自分が、「新人なんだ」っていう、白紙に戻った状態で、飛び込まないと、ね?

相談者:
そうですよね、で、そういう、

中川潤:
あったりまえの話じゃないですかっ!(怒)

相談者:
・・はい

中川潤:
「すみません、あたし」、

相談者:
ええ

中川潤:
「何十年もブランクがあったもんで、ちょっと1から教えてください」と。

相談者:
はい

中川潤:
それぐらいのね?!、スタンスでいかない限り、まず関係が構築できないです。ま、

相談者:
本当にそうです、はい。

中川潤:
周りの人との。ね?

相談者:
私も、自信がないので。

中川潤:
うん

相談者:
そこです、はい。

中川潤:
で・・そこでね?、その現実を、そのまま、まず、受け入れる、必要があるわけです、あなたが。

相談者:
はい

中川潤:
それこそ、ね?、

相談者:
はい

中川潤:
腰が低うて、図が高いでいいんですよ。腰を低くして、「 ごめんね、あたしね、何十年も離れてたもんだから」、

相談者:
あ、はい。

中川潤:
「こんなことも忘れちゃったし、 20数年前の現場しか知らないから」、

相談者:
はい

中川潤:
「今のこともわかんないし、教えてくんない?」っつってね?、若い同僚に、教えをこうぐらいの、スタンスを、持たない限り、続かないですよ、絶、対。

相談者:
はあ・・本当に、

中川潤:
でしょう?

相談者:
あのう・・そうです。

中川潤:
うん

相談者:
選んできた職場も、本当に、レベル高いところ狙って、いたと思います。

中川潤:
うん。。

相談者:
ああは、

中川潤:
だからねえ、

相談者:
はあはあはあ。

中川潤:
そのことを考えれば、その、

相談者:
はい

中川潤:
レベルなんて、その、高いとこ狙うんじゃなくて、まずね、自分の地ならしから始めなさいよ。小さなクリニックでいいじゃないすか。場合によってね?、いいですか?

相談者:
・・

中川潤:
事務仕事のサポート 、も、すると。ね?

相談者:
うん、ふん。

中川潤:
あなたには、ね?

相談者:
はい

中川潤:
看護師としてのキャリア、 よりも、56年、生きてきて。20何年間ね?、主婦として、ね?

相談者:
はい・・

中川潤:
いろいろな、身の回りのことをやってきた。そのキャリアがあるんですよ?、人生のキャリアが。

相談者:
・・

中川潤:
そうすればね?、例えば、その、小さなクリニックでもいいですよ、クリニックの中の、

相談者:
はい

中川潤:
物の配置だとか、なんだとか。若い子に、気つかんようなことが。患者さんが来たらどう思うか、とか・・

相談者:
ああ、はい

中川潤:
そういうところにも、気が付けるだけの、人生を踏んできたわけですよ。

相談者:
あ、はい。

中川潤:
で、それがあ、先輩として、先に現場で、動いてるわけですから。

相談者:
・・はい

中川潤:
「この子たちを、どうやってうまくサポートしてあげようか」と。
同じ看護師のレベルとして、

相談者:
あ、はい。

中川潤:
張り合うんではなくて、

相談者:
はいはいはい。

中川潤:
この子たちを、 サポートして。かつ、この子たちから学んで。もう1度、その、ブラッシュアップしようと、自分のね?、キャリアを。

相談者:
はい

中川潤:
という、よう、な、スタンスでいかないと、長続きはしないわけです。

相談者:
はああ・・ほんと、そうですねえ、はい。

中川潤:
でしょーうー?

相談者:
はい

中川潤:
今までぶつかってきたってのは、だいたいその辺のところじゃないですか?

相談者:
そうですう。自分の能力に・・結びつかなくて、

中川潤:
うん

相談者:
そういうところで、自分が、不甲斐ないなあと、

中川潤:
うん

相談者:
いうところがありまして。

中川潤:
思うわね?。

相談者:
はい

中川潤:
でも、不甲斐ないのは、もう、しょうがないって、そこで居なるんですよ。腹ん中じゃ。

相談者:
教えてもらうっという、スタンスう、が、

中川潤:
そう。これから学ぼうと。

相談者:
そうですね。

中川潤:
まだ56なんだから、ね?

相談者:
はい。そういう、気持ち、で、仕事探しをすればいいですね?

中川潤:
そういうことです。

相談者:
はい、はい、ありがとうございます。

中川潤:
はい・・

相談者:
ほんとそうですね、

中川潤:
うん

相談者:
はい

中川潤:
加藤先生と、ちょっと替わりますねえ。

相談者:
ありがとうございます。はい、はい。

(再びパーソナリティ)

「仕事に打ち込める夫が憎かった専業主婦が子育て終えて現場復帰に躓くワケ」への12件のフィードバック

  1. 就業当初は優しくしてくれた先輩が、半年で豹変すること、私も何度も経験しました。なんですぐにダメになっちゃうんだろう?と悩みました。報連相の正しい仕方を懇切丁寧に教えてくれる先輩に出会い、50を超えてようやく職場の人間関係をこなせるようになってきました。
    今の職場は服装が自由ということになってますが、服の色が派手すぎる、ズボンの裾が短すぎる、などと細かく指摘してきたり、居眠りを指摘してくるイヤなヤツもいます。それには従っておいて心の中で舌を出して、業務以外でその人と関わらないようにしています。睡魔に負けないよう、目を見開いて居眠りしないようにするのが大変ですが😅
    相談者も、うまくやり過ごしながら長く働けるといいですね。

  2. 数日前の、愛先生が切れた回の相談者さんに似ていると思った。
    長年専業主婦という事で(旦那留守がち)当時の相談者さんにとって全世界である家庭の中で采配を振るってきたが外へ出るとペーペーからのスタート。子供みたいな歳の人が大先輩。
    この現実のギャップに耐えられないという話ではないかと思った。

    親戚の家の犬に娘が顔を噛まれてという事だが
    幼い子供ならともかく成人した娘。
    娘と親戚との間で解決してるのではないのかと思ったが
    その辺はどうなんだろう。
    跡が残るくらいメタメタに噛まれたのだろうか?
    そこをもう少し聞いてほしかった。

  3. これは…
    と思いながら聴いていましたが、中川先生がみごとにしっかり、はっきり言ってくれて、
    「だよね?だよね??」と思いながら最後まで聴きました。

    姑婆さんが嫁の子育てに、
    「わたしの時はそうじゃない」と不満だらけなのと同じレベル。

    ブランクがあって年齢もそれなりなら、謙虚さを持ちながら教えを請い、ささやかな知恵袋的な存在を目指したい…と思うくらいでないと、四半世紀近くの溝は狭くはならなそう。

  4. 旦那さんは研究職で24時間365日休みなしだそうですが、生物がらみなんでしょうか。お子さん2人が学生成人だけに、子育てはもう少しか?
    一方、ご相談者さんは看護の仕事をされていたそうですが、准看護師でなく、正看護師で間違いないのか?ともあれ、復帰を目指して欲しいです。

  5. こういう話聞くと、やっぱり専業主婦って社会性に乏しく、甘い人が多いんだなって思っちゃう。

    一人で生きていかなければならない状況なら、そんな簡単に辞められないし、
    職場で理不尽なことがあっても、
    受け入れたり、腹を立てたり、納得できなくても自分なりに消化していかないといけないけど、
    すぐ辞めるって、その行動自体が夫の稼ぎに甘えてるからこそできること。

    依存心が高く他責思考ながら、プライドはそれ以上に高い。

    己を客観視して正しく理解すること、社会で生きていくには大切だなと思いました。

  6. 私も研究職の夫を持つ主婦です。
    まあ365日びっしりと休みなくではないのですが
    夫も比較的研究室で過ごすことが多いです。
    そして頭も固いので妻の私が家の事を100%して
    きました。
    私は相談者さんのように手に職があるわけではないのですが子供が中学になった頃に外に短時間でも
    出てみたいと思い色々と失敗もしながら
    社会に出て働いた経験もあります。
    このご相談者さん、生真面目すぎなのでしょう。
    もしも頑張ってもどうしても自分に合わないなら次また職場を見つけたらいい!と
    思うくらいの気持ちで飛び込んでみては?
    そこだけしかないわけではないですし、おも〜く
    考えすぎかもしれません。

    私は専業主婦の期間も長いのですが
    夫のサポート、子供の食育などしてきて
    それなりの自負もあります。
    社会に出て働いてちょっと誇らしい気持ちにも
    なったり失敗したり、良い経験になったとも
    思っています。
    ガチガチにしてしまっているのはご自身であり
    フットワークを軽くしてまず身体を
    慣らしてみよう!くらいに思われたら良いのでは?

  7. 最初の話では、研究一筋で家庭を顧みない夫にワンオペ家事育児を強いられ、看護師としてのキャリアも断念され、鬱々とした気分でいて、なんともお気の毒だなと思った
    ただ、中川先生とのやり取りを聞いて、お気の毒って気が失せた

    20年ぶりにキャリアに復帰して、即戦力になる方がすごいよ、何かのラノベの世界だ
    しかも、研究者の夫への対抗意識が強すぎて、大病院や専門のクリニックでないと夫と張り合えない、って気持ちも多分にありそう
    稼がないといけないって割には、収入を確保するために診療所や保育園で歯を食いしばるってこらえ性もないし、自信はないけど自尊心だけは高いってんじゃ、職場でうまくいくわけがない

    結局相談者にとって最優先なのは、自分のプライドなんだろうな
    職場だけじゃなく、このプライドがあるから、専業主婦時代にママ友もできなかったんだろうし、新しく人と関係を構築すること自体も難しいんだろう
    これじゃ独りぼっちになるのも当然の結末よ
    唯一親しかった親戚と犬の件で関係がこじれたのも、この相談者の性分が多分に影響してそうだし

    この自尊心を捨て去るには、加藤先生の仰るとおり「~でなければならない」って考えをやめて、何らか資格を使って稼げればいい、専業主婦だった頃も悪くなかった、って自分へのハードルを下げるしかない
    そうしたら周りへのガードも下がるから、同僚が相談者に興味を持ってもらえるようになるかも知れない
    50半ばになって思考や行動パターンを変えるのは至難の業だけど、このままではどのみち袋小路、どうにか活路を見出してほしい

  8. 専業主婦、子育ての経験って大きい。それは本当です。(それに社会経験があるとベターですが。) わたしは飲食店で働いていますが、40から60代の主婦の方が入ってくると期待しちゃいます。機転がきくし、度胸もある。人間関係もそつなくこなす。即戦力になるかたが多いです。

  9. 周りに元&現看護師さんが多いのですが、看護の世界は日進月歩。日々勉強が欠かせないそうですよ。ある人は、昔々の話ですが、子育てで6年現場を離れていたら、電子カルテが導入されていて大変だったと言っていました。20年以上ブランクがあったら、それだけではすまないでしょうね。やっぱり始めは初心に戻って、我慢我慢。
    そのかわり、ソフトの部分、患者さんの心のケアなど、今までの経験を生かせることがきっとありますよ。

  10. 看護師さんとして結構バリバリ活躍していたのでしょうか。だとすると、その自負が邪魔しているんでしょうね。
    いっそ全然畑違いの仕事をすれば、とも思いますが、看護師さんほどのお給料はもらえないでしょうしね。

  11. いくらブランクがあったとしても、歳下から教わるというのは、もしその後輩が生意気な感じの人だったなら余計に、したくないだろうなぁ。
    若い頃看護士、保育士とかバリバリやってきた専業主婦が現場復帰する時は、プライドを捨てて一から…なのか。回答者の先生はできるかな?

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