機能不全家族で育ったアダルトチルドレン。再生へのロードマップ永久保存版
テレフォン人生相談 2024年11月15日 金曜日
実家に父親がまだ健在だから同居の家族とも遠のいてしまったっていうことかな。
まずはそのプライドっていうか、自分を良く見せたいってことの自覚からかしら。
友だちができないのは貴女が拒否しているから。
人間関係がうまく作れないのはなぜか?、その本質に迫る
パーソナリティ: 田中ウルヴェ京
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)
相談者: 女47 夫45 長男16 3人暮らし 別に暮らす両両親とも74と75
田中ウルヴェ京:
もしもし、テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもし、よろしくお願いいたしまーす。
田中ウルヴェ京:
はい、よろしくお願いします。最初に年齢からお願いします。
相談者:
47歳。夫が45歳、息子16歳、3人で暮らしておりまして。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
両両親とも、74と75歳で、別々に暮らしております。
田中ウルヴェ京:
はい。では、今日のご相談は何でしょうかあ。
相談者:
ちょっと自分を、取り繕って、しまうというか、生きづらいというか。人と話すと、ドッと疲れてしまって、
田中ウルヴェ京:
あー、はい。
相談者:
自分を出せないというかあ・・
田中ウルヴェ京:
ああ。
相談者:
で、今、友達い、が、(含み笑い)1人もいないっていう、悩みが、ありまして、お電話しました。
田中ウルヴェ京:
ま、友達と、思える方がいないっていうことかしら、それとも・・どんな意味ですか?
相談者:
そうですねえ・・(吸って)ママ友お・・とも、うまく、気の合う人がいなくてえ。
田中ウルヴェ京:
うーん、はい。
相談者:
なんか、いい人を、演じてしまうというかあ・・
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
話してても、色々な自己啓発本を読んでえ、
田中ウルヴェ京:
フフン(苦笑)
相談者:
「質問した方が、相手は喜ぶ」とか。「次は、どういう、ことを、聞こう」とか。もう、そういうことで、頭がいっぱいになってえ、
田中ウルヴェ京:
ああ、そうか・・
相談者:
もう、(含み笑い)全、然、会話も楽しめなくて。
田中ウルヴェ京:
あああ・・
相談者:
なん、か、いい人であろうという、自分がいて。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
(含み笑い)疲れます。ッフ(苦笑)
田中ウルヴェ京:
そうね・・では、ご自分は、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
全然、自分が出せてないなっていうことは、わかっていて。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
それは、どう、して、だ、と、思わ・・れてるんですか?
相談者:
小さい頃お・・
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
ちょっと、親、にい・・
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「お前はダメだ」とかあ、
田中ウルヴェ京:
・・はい
相談者:
親戚の前に、行ってえ、色々話すと、「なんで、さっき、こんなふうに言ったんだ、言い方が悪い」とか、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
殴られたりい。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
常に、だから・・親の顔色を伺って生きてきたせいなのもあるのかなあーなんて・・
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
思い当たるのは、これぐらい・・ですかね。
田中ウルヴェ京:
殴られたのは、お父様、からですか?、お母様からですか?
相談者:
あっ、父ですねえ。
田中ウルヴェ京:
お父様から。どんなふうに?
相談者:
うーん、なんか、(含み笑い)蹴られたりもして。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
とにかく、父の顔色を1つ・・家族みんな、伺っていて。
田中ウルヴェ京:
うん・・
相談者:
仕事から帰ってきて父の、機嫌が悪いともう・・家族中が、怯えて。(吸って) ちょっと、キッチンの椅子とかを、父が機嫌悪くて、蹴り飛ばした時があって。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
私も、あまりにも理不尽なので、椅子を直したんですね?
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
そしたら、思いっきり・・蹴り飛ばされてえ。ちょっと、吹き飛んで、(含み笑い)頭ぶったりとかあッハ(苦笑)
田中ウルヴェ京:
頭をぶったりとか・・
相談者:
そんなようなことが多々・・はい。
田中ウルヴェ京:
これは何歳ぐらいの頃、に、続いてましたか?
相談者:
中学生ぐらい・・ですかねえ。
田中ウルヴェ京:
はい・・いつ頃からでしょう、覚えてますか?
相談者:
うーん、でも、小学生ぐらいから、結構、いざこざが、家の中で、ありい。
田中ウルヴェ京:
はい、はい。
相談者:
学校から帰ると、家の前にパトカーが止まってたりとか。
田中ウルヴェ京:
ああ・・
相談者:
父、の、両親と、父が仲が悪くてえ・・
田中ウルヴェ京:
ああ、なるほど。
相談者:
喧嘩してる現場をよく・・見てましたねえ。
田中ウルヴェ京:
それでは、あなたが、殴られたりしたという最初の記憶は、何歳ぐらいでしょう。
相談者:
幼稚園ぐらいの時にも、親戚の家に行った帰りの、車内、で、
田中ウルヴェ京:
うん・・
相談者:
殴られたりい。
田中ウルヴェ京:
はい、親戚の話は、もう、あなたが、まだ、幼稚園の、頃だということですね?
相談者:
そうですねー、◆#
田中ウルヴェ京:
うん。怖かったですか?
相談者:
毎、回、怯えてましたね。
田中ウルヴェ京:
怯えてた・・
相談者:
「あ、もう、親戚の家出たら、また何か言われるんだろうな、ダメ出しされるんだろうなー」って。
田中ウルヴェ京:
お母様はそんな時、どういう、対応だったんでしょうか。
相談者:
母も何も言えなかったです。
田中ウルヴェ京:
ううん・・あなたの、ご兄弟・・どなたかいらっしゃいますか?
相談者:
弟2人です。
田中ウルヴェ京:
はい。弟さん2人との、あなたの関係はどうだったんでしょうか。
相談者:
良好でしたねえ。仲間のような感じで、もう・・父、対、(含み笑い)全員家族っていう感じで。
田中ウルヴェ京:
うん・・そうすると、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
4人には、あなたは、あなたの、ことを、喋れてたんですか?、家族の中で。
相談者:
はい、喋れてましたあ。
田中ウルヴェ京:
喋れてた?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
では、あなた自身が、出せないなと思うのは、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
例えば・・今のご家庭ではどうでしょう?
相談者:
いや、それが、また、出せてないんですよねー。
田中ウルヴェ京:
ああ、そうですか。
相談者:
はい・・
田中ウルヴェ京:
どんなふうに出せないか、ちょっと教えてもらえますか?
相談者:
主人も息子も お・・なんか、できた人でえ。全、然、悪口、愚痴、文句を言わないんですよお。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
なんですが、
田中ウルヴェ京:
はい
田中ウルヴェ京:
私は、結構、愚痴とかあ、出てしまうタイプでえ。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
息子に愚痴るとお、「またお母さん、愚痴ってるよ?」って言われるのが、嫌でえ。
田中ウルヴェ京:
ううん。
相談者:
それもまた取り繕って、(含み笑い)いい人を演じてしまうんですね。
田中ウルヴェ京:
そっか、
相談者:
はあい
田中ウルヴェ京:
ちょっと、言いにくい・・ご家庭でもあるんですね?
相談者:
はい、自分でもお・・もう、やっぱり、品位のある・・高めたいと思って、(含み笑い)なるべく言うのはやめようと思っていて。
田中ウルヴェ京:
すごいですねえッヘッヘッヘ(苦笑)
相談者:
でも、自分と全然違うので、だから苦しいんでしょうねえ。
田中ウルヴェ京:
そうすると・・お友達に、限らずう、今のご家庭でも、旦那様だったり、息子さんだったりも・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ちょっと取り繕っちゃうん、ですね?
相談者:
はい、そうです。
田中ウルヴェ京:
あなたご自身の、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ご結婚前のご家庭では、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
お母様だったり、弟さんには、お話はできたわけですね?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
そうよねえ。
相談者:
なん、ですが、ちょっと、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
もう、7年ぐらい・・ちょっと、縁を切って、距離を、置いてます。
田中ウルヴェ京:
では、そこにも、何かちょっと問題があった、かも、しれないわけですね?
相談者:
そおう・・ですね。
田中ウルヴェ京:
はあ、はあ、はあ、はあ。では、ご相談内容とすれば、あなた自身が、自分を、出、せ、ない・・この状況で、どのようにしたらいいかという、こ、と、ですかね?
相談者:
・・はい
田中ウルヴェ京:
うん、わかりました。今日の回答者は、精神科医の、高橋龍太郎先生です。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
先生、お願いします。
(回答者に交代)
自分を出す、言いたいことを言う= 愚痴を言う
と考える人とは私は関わりたくありません。
息子さんも、理由がどうあろうと愚痴を言い続ける。人の悪口を言う。を嫌うのは当然です。
愚痴を言うようになったら、身体的な暴力を振るわないだけで、父親の血をしっかり受け継いでいます。
旦那、息子への精神的な暴力です。
父親が暴力的なのはその父親の影響では無いのですか?相談者はなぜあなたの父親を嫌うのですか?
よく考えて下さい。
自分を取り繕う・・・では無く、過去のことは過去のこと。息子と旦那とどんな生活をしていきたいか?楽しい未来がどうしたら訪れるのか?を毎日考えましょう。
過去は見ないで断ち切りましょう。
機能不全家族で育つと、その後家族以外の人間関係も上手く築けないことが多く、ツラい人生をおくることが多い、という理不尽で厳しい現実を高龍好々爺は優しく教え諭すように解決に導いていて、なんだか涙が止まりませんでした
そして後半、ヴェルヴェさんの圧巻の連携プレー
相談者さんの気持ちを整理しながら高龍先生からさらに有益なアドバイスを引き出して、2人で相談者さんを暖かく励まして😂
神回でした
まさに永久保存版です✨
相談者さんは、まだほんの子どもだった頃から虐待といっても過言ではない仕打ちに耐え、虐待の多くは連鎖するという現実を見事に切り抜け、良き伴侶を選び取り、わが子に負の連鎖が及ばないように、キッパリと親と断絶し、ご自身と家庭を守り抜きました
自らの思いを吐き出し受け入れてもらう、それは愚痴じゃないよ、癒やしの必要なプロセスなんだよ、と今日のテレ人でお墨付きをもらい、実践しながら少しずつ前進
語ることで同じ境遇の人からの共感が得られたり、取り繕わなくても良い人間関係が築けるようになったり
相談者さんのこの先はきっと明るい!
そう信じてます
龍太郎先生のお見立てはその通りだと思う
機能不全家族で育って、自己肯定感もなく、コミュニケーションの取り方もわからない人が、人と仲良くなれるはずがない
その点ではまぎれもなく相談者は親の犠牲者だし、親との縁を切れた点で相当な前進なのは間違いない
ただし、その心の鬱憤を、外で同じ悩みを持つ人に吐き出すとか、夫にぶつけるならともかく、子どもにぶつけちゃ絶対だめだ
既に息子は嫌がってるわけだし、親子逆転(byボウルビー)して子どもを自分の感情のはけ口にしていいわけがない
それは、自分が父親にされたことを、また立場を変えて息子に連鎖させることに他ならない
ここはウルヴェさんのいつもの「ノートに気持ちを書き出す」じゃなきゃいけない、なんで龍太郎先生もこんなことおっしゃってしまったんだろうか
そして、最後にウルヴェさんが真正面から斬りつけたけど、この相談者は最後まで「いいひと」の繕った仮面を外そうともしてなかった
加藤先生だったら「あなた絶対わかってない、その心の姿勢のままじゃ救われない!」って怒られるところ
自分は愛されなかったことを受け入れて、それへの正当な怒りをしかるべき場所で表明して、理屈じゃなく感情の処理をしてからじゃないと、この相談者は前向きになるのは難しい気がする
自分としては、加藤先生&マド愛先生案件だった気がするなあ
自分の過去の辛かった物語を語れるようになるってのを
ナラティブ
って言うらしいけど、この方が自分の物語や気持ちを好きな皆様に語れるようになると良いなって、心から思います
アダルトチルドレンの話とは違うが
ママ友やご近所さんとの雑談が弾まないのは
相手にそんなに興味がないからだと最近気が付いた。
指南本に書いてあるようなテクニックを駆使して盛り上がろうとしている段階で相手に興味がないという事ではないか。
そして無理して喋ると失言するものだ。
なので無理せず挨拶と柔和な表情だけ浮かべていれば
友達は出来なくてもトラブルにはならないと思う。
あとvs父で共に戦った母や弟達と絶縁しているわけも知りたかった。
どっちかと言うとこっちに問題の本質が隠れているように思われた。
まずはウルヴェさんと高橋さんからもらったアドバイスに沿って行動、生活することからでしょうか。
人生あと半分くらいありますから、前を向けなかったら、ちょっともったいない。とにかくお幸せに。
自分が作った家庭で吐き出すとか、感情を出すとかしないでほしい。連鎖するよ。
私の母はACでしたが(祖父母が支配的)、外面がいい反面…自分の家庭では愚痴を吐き、今までの鬱憤を晴らすかのように自分の感情を家族に出した。父も我関せず。
結果、私と妹は実家と距離を置きました。
私にもACが連鎖している自覚が少し。
絶対に自分の家庭や子には連鎖させまいと色々と勉強中です。
とても興味深い回でした。私も体罰は受けてませんが精神的な過干渉、支配の塊の母に育てられたので相談者さんの気持ち痛い程わかります。結婚して子どもが産まれて新しい人生を生きるんだと家を出てからは決意しました。しかし弱った時に20年近く母の顔色を伺いながら過ごした自己肯定感の低さは必ず出てきます。母はじっくり話を聞いてくれなかったので幼少期は母が喜ぶ話題を選んで会話してました。(いい点が取れた、先生に褒められたなど)過干渉で先回りばかりする事は子どもをずっと否定する事になるそうです。相談者さんもそうですが家庭で話のキャッチボールの練習が幼少期から出来てないのに外で実践なんて無理なのは当然です。話題よりも顔色を気にする習慣が出来上がってしまってるんですから。そんなこんなで私も対人関係苦手です。今の所、子どもたちの話をじっくり聞いたり、先回りをせず失敗しても「大丈夫だよ」と声掛けしてます。ACの負の連鎖だけは自分の代で終わらせたいので一緒に相談者さん頑張りましょう。
わたし愚痴を言うタイプなので・・。お母さんまた愚痴ってるよ・・・。
子供がうんざりするほど愚痴っているということですよね。すでに発散していませんか?
とても興味深い回でした。私も体罰は受けてませんが精神的な過干渉、支配の塊の母に育てられたので相談者さんの気持ち痛い程わかります。結婚して子どもが産まれて新しい人生を生きるんだと家を出てからは決意しました。しかし弱った時に20年近く母の顔色を伺いながら過ごした自己肯定感の低さは必ず出てきます。母はじっくり話を聞いてくれなかったので幼少期は母が喜ぶ話題を選んで会話してました。(いい点が取れた、先生に褒められたなど)過干渉で先回りばかりする事は子どもをずっと否定する事になるそうです。相談者さんもそうですが家庭で話のキャッチボールの練習が幼少期から出来てないのに外で実践なんて無理なのは当然です。話題よりも顔色を気にする習慣が出来上がってしまってるんですから。そんなこんなで私も対人関係苦手です。今の所、子どもたちの話をじっくり聞いたり、先回りをせず失敗しても「大丈夫だよ」と声掛けしてます。ACの負の連鎖だけは自分の代で終わらせたいので一緒に相談者さん頑張りましょう。
管理人さん、いつもありがとうございます。
この相談者さんのお父さんも同じように育てられてきたのでしょうか?
高橋先生の回答通りに、自分の家族に理解してもらい、本当の自分を受け入れてもらって、心がおだやかになりますように。そして、いつかお父さんの人生を理解したいと思えるようになるのでは?(私はそうなって、父の辛さも理解できるようになりました。長いことかかりましたが)
相談者さん最後まで仮面を付けたままでしたね。田中ウルヴェ京先生が上手な言い方で指摘されましたが、しっかりと腑には落ちなかったのでしょうね。相談者さん、これからです。少しずつ少しずつ自分を確立し取り戻して行って欲しいです。子供を巻き込んで生きて行く親って一定数います。そんな親に限って恩を子に売ります。親自身が自立していないのです。私は私です。親は関係ありません。そして我が子の人生も又我が子のものです。
悩む人にはたまらない番組ですね。そうでない人は受け付けないかも。