
加藤諦三ですらまだそれはずっと後だった‥悩みの答えじゃなく対処法を訊く16歳
テレフォン人生相談 2025年2月24日 月曜日
先日観た映画なんかどうかしら。
なんでも器用にこなせるものの無目的に過ごす高校生の八虎が見つけた好きなこと。しかし・・
八虎 「食べていける保証がないなら美大に行くメリットってなんですか?」
これに対する美術の先生(薬師丸ひろ子)の回答は相談者のヒントになるかも。
アタシ的には、母を思いやり、一見さえない父を父として頼る眞栄田郷敦に胸キュンです。
加藤先生は自分のことをああ(受験勉強一筋)言ってますけど、結構自由闊達な高校生ですけどね。
アタシはこれを高校生のとき友だちのを借りて読みました。
作者が誰かなんてすっかり忘れてて加藤諦三と気付いたのはずーっと後になってから。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 男16 父60 母51 妹13 4人暮らし
今日の一言: 16歳で対処の仕方を学ぶことは大変恵まれてます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもしい。
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい、最初に、年齢を教えてください。
相談者:
16歳です。
加藤諦三:
・・1、6、歳?
相談者:
はい
加藤諦三:
高校生?
相談者:
高校1年です。
加藤諦三:
高校1年生。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、今は・・お父さんお母さんと暮らしてるわけね?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、お父さんお母さん何歳ですか?
相談者:
お父さんが60です。
加藤諦三:
へい
相談者:
お母さんは51です。
加藤諦三:
3人で暮らしてんですか?
相談者:
あ・・妹がいます。
加藤諦三:
妹が。はい、わかりました。・・妹何歳?
相談者:
13です。
加藤諦三:
13。はい、わかりました。で・・どんな相談ですか?
相談者:
将来の・・ことを、
加藤諦三:
うん
相談者:
見通せずう、
加藤諦三:
(吸って)
相談者:
・・悩んでしまってえ・・イライラしてしまうこととか・・
加藤諦三:
うん
相談者:
不安になってしまうことが、あるんですね?。でえ・・
加藤諦三:
(鼻を吸って)将来のことが見通せないってことは、何?・・職業のことを考えてんの?
相談者:
職、業・・とか。先生、あのう・・高校卒業後・・っていうんですかね。
加藤諦三:
うん
相談者:
はい・・(吸って)
加藤諦三:
高、校、卒業後のことが、見通せないので、悩んでるという・・
相談者:
それでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
別に何も関係ない・・日常の生活でも、
加藤諦三:
あい
相談者:
それ、が、ちょっと・・イライラとか、
加藤諦三:
うん
相談者:
あまり楽しくないなとかあ。
加藤諦三:
うん
相談者:
全然関係ないことにもお・・きっと、なんかの関係で、支障をきたしてるのかなあって・・
加藤諦三:
う、あの・・
相談者:
あ、心の中に、そのモヤモヤが、どこかにはあるのでえ。
加藤諦三:
う、あん・・
相談者:
で、そういう時にい・・おっきな悩み事とか(吸って)
加藤諦三:
うん
相談者:
深刻な悩みとかあった時にい、
加藤諦三:
うん・:
相談者:
どういうふうに、対処していけばいいのかな?っていう、相談をしたかったんですね。
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
っ、はあ、い・・
加藤諦三:
普通・・ものすごい一般的な・・ことを言うとね?
相談者:
・・っはい
加藤諦三:
青年期の、課題ね?
相談者:
はい
加藤諦三:
要するに、何を解決したらいいかと、どう生きたらいいかという、その青年期の・・最大の課題っていうのは、2つあって。
相談者:
・・っはい
加藤諦三:
1つは、興味と関心の育成っていうのかね?
自分はどういうことに興味があるのかってことを、わかる、ということと。
相談者:
はい
加藤諦三:
アイデンティティの確立と言って、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分が自分であるという、確信を持てるようになることっていうんだけど。(吸って)将、来、を、見通せず・・そのことでイライラ、モヤモヤしてしまうのは、(吸って)・・先ほど、「日常生活」って言ってたけど・・今、自分が何に興味があるのかっていう、そういうことを、わからなくて、イライラするってことはないの?
相談者:
どういうことが興味あるかっていうのは、その・・一部はあるんですけどお。それが、果たして、職業になるのか、とかっていうことが・・
加藤諦三:
うん。今、現段階では・・興味の持ってること・・とか、そういうのは何?
相談者:
陶、芸、で、す・・
加藤諦三:
陶芸?
相談者:
・・っはい
加藤諦三:
すごいじゃない。
相談者:
◆#
加藤諦三:
そこら辺はもう・・はっきりわかってるとすれば。
相談者:
ただ、その・・(含み笑い)普通の皿としては使えないような・・もの、◆#$%作れないんですけど・・
加藤諦三:
・・うん
相談者:
そういうことは、一応、趣味としてやるのは好きかなあと思います。
加藤諦三:
趣味としてでも、とにかく、好きなことは、そういうものが、あるわけですよね?
相談者:
ああ、はい・・
加藤諦三:
だから、好きなものがなんにもなくて・・生きていることがイライラしたり、モヤモヤしたりっていう、よ、り、も・・
相談者:
うん・・
加藤諦三:
将来の職業がどうかっていうことは、別にして。そういう、興味のあることが・・あるってことは、心理的に、安定することにはなんないの?
相談者:
そう・・(含み笑い)まだ、ならない・・ですね。
加藤諦三:
ああ、い・・
相談者:
なんか、逆に、その、勉強よりもお、
加藤諦三:
うん・・
相談者:
自分が今はまっていることとかに、
加藤諦三:
うん
相談者:
の方、を、優先的にやりたくなっちゃう時期というか・・勉強が苦しいとそっちに逃げてしまい・・たいって思いもあってえ・・
加藤諦三:
うん。
勉強は、嫌いなの?
相談者:
ッハア(苦笑)あんまり好きじゃないですねえ・・ただ、一部だけ好きなのはあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
・・数学なんですよ。
加藤諦三:
あーあー、でも・・いろんな科目がある中でえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
数学が好きだっていうことがわかってるわけですよねえ。◆#$
相談者:
あ、現段階では、はい。
加藤諦三:
じゃあ、普通の高校生より、イライラやモヤモヤは・・無いように、思うんだけど。
相談者:
・・でも、やっぱりイライラしてしまうことが結構あってえ・・
加藤諦三:
い、イライラしてしまう?・・でも、周りを見てね?
相談者:
・・はい
加藤諦三:
16歳の段階でね?、「将来を見通せず」なんてこと、考えてないんじゃないのかなあ。
相談者:
アッ(苦笑)確かに、なんか、その・・大人とかに聞いてみるとお、
加藤諦三:
うん
相談者:
なんかその、「16の時なんて、まだ考えてなかったよー」とかって・・
加藤諦三:
うん
相談者:
◆#$%□ですよねえ。・・でも・・
加藤諦三:
僕、なんかの時代もそうですよ?
相談者:
・・そうですよねえ。
加藤諦三:
で、今日のあなたの相談というのは、
相談者:
・・はい
加藤諦三:
つまり、自分の将来が見通せなく、て、
相談者:
はい
加藤諦三:
日常生活でも、イライラ、モヤモヤが・・出てくると。
相談者:
はい
加藤諦三:
そういうこと?
相談者:
そういうことですね、はい。
加藤諦三:
はい、わかりました。
今日は、あのう、回答者の先生として、心についてのエッセイストとしておなじみの、マドモアゼル愛先生がいらしているので、お話を聞いてください。
相談者:
お願いしまあす。
(回答者に交代)
相談者(16歳)と回答者のミスマッチ。
今回の回答者は 相談者の悩みに対して クリアーカットにアドバイスしてくれる人が良かったかなぁ。
例えば、弁護士の野島さんとか。
思春期特有の悩みに自分の経験談を交えながら答えてくれた最適な回答だったよ。
何言ってるの?
相談者、数学(理系)が好きだと言ってたしね。
独特の思想(宗教的)をお持ちのMさんは
今回の素直な相談者(高校生)の回答者としてはね・・・?
やはり、疑問が残るかなぁ。
何か特定の思想を押し付けたわけじゃない一般的な回答で何も問題なし。
仮に本人が何かの宗教を信じていたとしても日本は信仰の自由があるのでコレも問題なし。
訴訟の相談ではないし弁護士先生案件でもない。
それか高橋先生案件だったかな?笑
百人いれば百人の姿やありようがあるように
人はみなそれぞれに 他人とは違ったやり方や考え方がある
百人百様だったら「独特の思想」持ってていいじゃん
自分で自分にツッコんで一人漫才?
全くの 別人ですけど 何か?
笑顔あふれる幼稚園児を想像してキュン!となってしまった。
可愛いねえ。しかし将来を見通せる人なんてどの年齢の人にもほぼいないもんだよ。そして仮に自分が作った人生設計通りに運び予想外のことが一つも起こらない人生があったとしたら、面白いと思えるだろうか?
それにしてもこの子には時間がたっぷりあってとてもうらやましい。
みうらじゅんの「色即ぜねれいしょん」がおすすめ。面白いからぜひ読んでみてほしい。
リアルタイムで聴いていましたが、ショックだった一方、夏休み突入後すぐ電話かなあと思いました。
それぞれの節目で悩むことは今後もあると思いますが、その時々でのいい答えを出しながら頑張って。
「16才⁉︎」と加藤先生もびっくりされてましたね。
この年齢にしてこのラジオ番組を見つけたこと自体がすごいことだなー。私は、たまたま運転中につけていたラジオでこの番組に出会いました。オープニングの音楽とナレーションの昭和感溢れる感じにおったまげた記憶が‥‥。
悩める若者よ。未来が一杯ある君がうらやましいです✨
16歳でテレフォン人生相談にかけてきた
なんて純粋で真面目な学生なんだろうなと感じました。
先々のことは誰にもわからないし
好きな事を職業にできる人は少ないが趣味は
別の仕事に就いた時に趣味は心を助けると思う。勉強があまり好きでない子は多いし
これから失敗を恐れずに挫折を感じながら
生きてきた人はメンタルも強くなると思う。
きっとこの子は勉強が好きでないので『普通のサラリーマン』になれるのかが不安でそれがイライラに繋がるのかな?でも割と俯瞰できている子で勉強はイマイチかもしれないけれど
考える力のある子だと思った。
先生や親御さん以外のまた違う大人との良い
出会いでこの子はまた良い影響をうけたらいいねと思い、応援したくなりました。
16歳で先の見通しを持っているのは極一部であるし
何か目標があってもその通りにいかず、挫折する人も多くいる
対処法を知りたい
・・・といっても、今後どんな問題、障害があるかもわからない
そして、今その答えはどこにも無い
悩み、それに対処し続ける限り、相談者には明るい未来があると信じます
端的に言うと、僕は勉強できないけどちゃんと就職できるのかな?が大きな問題なのかな?
諦三さん、最近は決めつけが大きくズレることが多いのですが、今日はお二人共に、いいおじいちゃんが自分の経験から孫に話している。感がとても良く感じられました。
数学が好き。ということで答えが明確なことがすきなのでしょうね。
でも、世の中答えはひとつじゃないし、正解というものも有るようで無い。
清々しいな。一服の清涼剤って感じ。
ここに毎日電話してくる大人たちにも こんな時期があったのだろうに。
わたしが高校の時もそれなりに悩みはあったけど、割と目先のことばかりだった。テストで赤点とったらかっこ悪いとか、文化祭の出し物何にしようとか。マラソン大会かったるいとか。叶わぬ恋に胸ときめかしたり。今思うとくだらねえ💦 相談者君に恥ずかしい。
でも本人はいたって真剣でした。
悩みなさいな。それが若さの特権かも。
陶芸が好きなんですね。
わたしは子供の頃から漫画を描くことが好きで、漫画家になりたいとずっと思っていました。それで食べていけるかなんて考えもしませんでした。勉強もそっちのけで下手な漫画ばかり描き続け、雑誌に投稿もしました。今 思うとアホです。プロなんかなれるわけないのに大まじめに漫画描いていたんですからね。
で、ある日、突然、漫画を描くことが楽しくなくなってきていることに気がついてやめました。やるだけやって飽きたのかも。でも楽しかったなあ。好きなこと好きなだけやれたんですもん。いい青春の思い出ができてよかったと思っています。
と、まあ、わたしは単純なので、あまり先のことは考えずに、その時々でやらなければならないことと、やりたいことをバランスをとってやってきました。相談者さんも好きなことは理屈抜きで楽しめばいいですよ。勿論、学生としてするべきこともしなくてはいけませんけどね。
映画のご紹介、そのヒント。
ありがとうございます。