アカの他人の些細な仕草にアタシへの悪意を感じてしまうのはナゼ?

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは。

相談者:
あ、こんにちはあ。

大原敬子:
あのね?

相談者:
はい

大原敬子:
今、先生のお話を聞いていまして、

相談者:
はい

大原敬子:
伺いたいことがあるんですね?

相談者:
はい

大原敬子:
幼児教育をして、50年近くなりますけれども。

相談者:
はい

大原敬子:
この年齢のケース多いんですねえ。
ただ、い・・お話がですねえ、具体例がないんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
まずね、

相談者:
はい

加藤諦三:
「えっ?、こんな言葉を使うの?」と思ったのは、

相談者:
はい

大原敬子:
自分が・・些細なんてって、分かっていながら、腹立つんでしょ?

相談者:
あ、そうですねえ。

大原敬子:
これ、特徴なんですよねえ。

相談者:
うん・・

大原敬子:
で、次はですねえ、今日、この電話を、あなたがなさった理由・・

相談者:
はい

大原敬子:
大きな出来事ありましたか?

相談者:
一個、何か、大きなこと、が、起きたというよりは、ここ2年ぐらい、すごい・・1回外出たぐらいで、そういうことが起きるのでえ。

大原敬子:
どっちに、起きましたかあ?

相談者:
(吸って)いやあ・・多分、本当に、片鱗・・は、高校生ぐらいの時からあったと思うんですけどお。

大原敬子:
それじゃあね?

相談者:
そこまで、はい・・

大原敬子:
うん。
50年間、以上見た・・中でね?

相談者:
はい

大原敬子:
一つの系統があるんですねえ。

相談者:
はい

大原敬子:
それは・・お母さんとの関係なんです。
これは、男の子も、女の子も、共通してんですね。

相談者:
ああ・・はい。

大原敬子:
そして、その、お母さんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
お母さんと、相談できますか?

相談者:
んー・・あんまり深いことはちょっと・・

大原敬子:
そうですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
男の子は、だいたい、22、23歳頃から、

相談者:
はい

大原敬子:
「雨が怖い」とかね?

相談者:
はい

大原敬子:
「雨が僕を襲ってくる」とか。

相談者:
はい

大原敬子:
多いんです、すごく。

相談者:
あーっ・・

大原敬子:
・・だ、

相談者:
ええ

大原敬子:
女の人は、30過ぎてから、こういうこと、起きるんです。

相談者:
あーっ・・

大原敬子:
で、あなたのね?

相談者:
はい

大原敬子:
今、加藤先生にも、「あー、そうですか」って、非常にね?

相談者:
はい

大原敬子:
知的にお話してますけども。

相談者:
はい

大原敬子:
実際は、そうですか?

相談者:
・・

大原敬子:
お母さんとの会話。

相談者:
ま、結構、寄り添っては・・くれる・・ん、ですよねえ。

大原敬子:
言葉はね?

相談者:
はい

大原敬子:
この・・その、深さが、

相談者:
はい

大原敬子:
深く聞いてくれない。

相談者:
・・そうですねえ、はい。

大原敬子:
・・ああ、なるほどね。
先ほど言いましたけども。

相談者:
はい

大原敬子:
「男の子も、女の子も」、

相談者:

大原敬子:
「お母さんに問題があります」と言ったのはね?

相談者:
はい

大原敬子:
もう、共通してるんですけども。これ、共通ね?

相談者:
はい

大原敬子:
男の子の場合が、23、4から起きるんですけども。

相談者:
はい

大原敬子:
「怖い」って。「雨が、槍のように降る」って言うんですね?

相談者:
はい

大原敬子:
・・だから・・いつも歩いていて、「あっ・・もしかしたら
、後ろから、人が攻めるんじゃないかな」とか。

相談者:
はい

大原敬子:
そういう男の子は、とにかく、ひたすら、逃げる子なんです。

相談者:
・・はい

大原敬子:
で・・女の子の場合には、

相談者:
はい

大原敬子:
幼児期から、結構お母さんに、憧れてるのかな?
でもあまり、お母さんは、子供に関心持ってない。

相談者:
はい

大原敬子:
ある時、あまり言うこと聞かない時に、お母さんが、その子の、大、事、な、ぬいぐるみを・・焚き火の中に入れてしまったんです。

相談者:
うんうん・・

大原敬子:
ったら・・「お母ちゃんやめてえ!」って言ったんですって。

相談者:
はい。はい。

大原敬子:
それ、ずーっと頭に、こびりついてるんですって、今でも。

相談者:
うーんうん。

大原敬子:
そうすると・・結婚してる方よ?

相談者:
はい

大原敬子:
子供を見ても・・常に、「ああするんじゃないかな?」って。
とにかく、悪いことへ、悪いことへ、考えてしまうって言うんです。

相談者:
・・う、うん・・

大原敬子:
あなたは、それに、両方とも入ってないのね?

相談者:
はい

大原敬子:
じゃあ・・「怖い」っていうのは、ありますか?

相談者:
・・

大原敬子:
「怖い」ってのは、本当は、投影で、自分が憎しみがあって攻めたいんですよね?、きっと。

相談者:
はい

大原敬子:
だけど・・「相手が、自分を攻めてくる」っていうの。
だから、「逃げる」って言うんです・・

相談者:
はい

大原敬子:
あなたは逃げる方?

相談者:
逃、げ、る、方ですねえ。

大原敬子:
ああーっ
・・ということは、あなた、幼児期にですねえ。

相談者:
はい

大原敬子:
お母様との接触です。

相談者:
はい

大原敬子:
「こんなことをしてくれなかった」とか、「寂しかった」とか、そういうの、ありましたか?

相談者:
・・そおう、ですね。なんか、あんまり深く・・聞いてくれない
っていうか、

大原敬子:
そうなんです。

相談者:
はい、はい。

大原敬子:
結局、あなたの、この、怖いっていうのは、自分を見てくれなかったってことですね?

相談者:
うーん・・

大原敬子:
こういうところを見てくれなかった・・

相談者:
はい

大原敬子:
年をいけばいくほど、「なぜ、ここを見れないんだろうか?、親は」とかって。

相談者:
うーん

大原敬子:
子供の時代は、当たり前と思ってたことがあ、

相談者:
はい

大原敬子:
許せなくなるんですね?

相談者:
うんうん・・

大原敬子:
ほて、もう一つ配なのはね?

相談者:
はい

大原敬子:
あなた自身が、相談していながら、

相談者:
はい

大原敬子:
相談の内容を、非常に、客観的にしゃべってるんです。

相談者:
っああー・・

大原敬子:
自分がいい人になるように。

相談者:
はい・・

大原敬子:
一般はね?「怖いんですよ、電車の中で、あの人が◆本当に腹立つんです」って。

相談者:
うん

大原敬子:
「あの、つり革に立った、あの、男性」・・ってなるんですね?

相談者:
あーあー。

大原敬子:
でも、あなたは、最初冒頭から、

相談者:
・・う、うん・・

大原敬子:
「こんなことは、ささいで、どうでもないん・・だけども、なぜ私は腹立つんでしょうか?」って・・おかしくない?

相談者:
・・あーっあ・・

大原敬子:
つまり、自分と自分で向き合ってないんです。

相談者:
ああっ・・そうなんですね。なるほど・・

大原敬子:
うん。
・・あなたは幸せですか?

相談者:
(吸って)幸せな状況だとは、思うんですけどお。

大原敬子:
「幸せな状況」はなんですか?

相談者:
住むところも、ご飯もあってえ、(含み笑い)家族も元気・・でえ、とか、そういう・・ことですかねえ。

大原敬子:
その幸せな水が、ペットボトルに、満杯ですか?
それとも、思ってるんだけども、

相談者:
はい

大原敬子:
お水は、半分とか?

相談者:
そうだと思います。半分とか・・

大原敬子:
ということは、あとの半分は、

相談者:
はい

大原敬子:
心が、満たされてないわけでしょ?

相談者:
あ、そうですねえ。

大原敬子:
で、今・・あなた言ったのは、「家族・・家はある」って言っているんです。

相談者:
はい

大原敬子:
形は、あるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
でも・・その中に入っていくと、家はなかったということなの・・

相談者:
うーん・・

大原敬子:
寂しかったんじゃないの?

相談者:
あ、そうですねえ。

大原敬子:
お母さんには、何をしてほしかったの?

相談者:
(吸って)もう、ちょっと・・向き合って、悩み事を聞いて、もらったりとかあ。何が好きかとかも・・そういえば、あんまり言ったこと、無かったなあ、とか。

大原敬子:
あなたも話してないのよね?

相談者:
そうですね。

大原敬子:
ということは、自分の、経験の、子供たちを見た範囲で、思えることは、

相談者:
はい

大原敬子:
あなたは寂しい。

相談者:
あー・・

大原敬子:
そして、これもしてくれなかったんじゃないかなあ、◆#$%□&

相談者:
・・はい

大原敬子:
歳を取れば取るほど、「あの人何もしなかった」という、怒りがあったんじゃないかと思います。

相談者:
あーん、ありますね。

大原敬子:
そして、自分が・・人生でもし、

相談者:
はい

大原敬子:
恋愛でも、うまくいかないと、「全部、あの方のせいだったんだ」と。

相談者:
うーん・・

大原敬子:
ということで、今、◆#$あなたの怒りはですねえ、

相談者:
はい

大原敬子:
「私が、今・・こうなってしまうのは、あの人」・・っていう、人の責任にすることによって、あなたが楽になるんですね?

相談者:
はい・・うーん・・

大原敬子:
でも、解決はいかないでしょ?

相談者:
そうですね。

大原敬子:
向き合うとな・・

相談者:
はい

大原敬子:
だから・・今日から、お母さんがしてくれなかったこと。お父さんしてくれなかったこと。

相談者:
はい

大原敬子:
全部、列記しなさい?

相談者:
はい

大原敬子:
すると・・「あっ、これだった」って分かりますから。

相談者:
うん

大原敬子:
わかれば、もう、あなたは、30歳?

相談者:
はい。あ、31ですね。

大原敬子:
できますよね?

相談者:
はい

大原敬子:
新しい自分の人生あると思いますよ?
自分だと思いますけども。

相談者:
はい・・はい、分かりました。

大原敬子:
じゃあ、先生に伺いますね?

(再びパーソナリティ)

「アカの他人の些細な仕草にアタシへの悪意を感じてしまうのはナゼ?」への6件のフィードバック

  1. 私もそういう時期があったけど分析してみると
    満員電車で1時間半通学通勤していた時代でした。
    今は家から車で5分のところに努めているのでそのころの
    なんかされたらブッ〇ロス!みたいな気持ちが無くなっていることに気が付きました。
    過去の育ち方と言うより今さらされているストレスが強すぎるのでは。

  2. ごきょうだいがいらっしゃるのか分かりませんでしたが、いた場合は長女で厳しく当たられていたというようなことがあったのだろうと思います。
    差し支えなければ障害者基幹相談支援施設など、関係各所に相談しつつ、精神科を予約して、関係スタッフと帯同して診療して対応するのも手か?
    これまでのことを聞かれることがあるので、今回出た回答にあるご両親やごきょうだいがいれば彼らにやってもらいたかったことを書いて欲しい。
    その紙を診察時に持っていって見せて、今後の対応を協議してもいいのではないかと思いますが、形はどうであれ、今後のご多幸をお祈りします。

  3. 31才相談者に幼少の頃から親の関心がなく、心が満たされなかったのが、赤の他人からマウントされているように感じてしまうのではというアドバイスだった。
    しかし、思春期の葛藤も、成人すると、精神的に自立して自己実現できるようになると思うが、相談者は31才になっても、そのトラウマから抜け出せないでいる。これはパーソナリティ障害の予備群では?心療内科受診し、カウンセリングを受けたほうがよいのではと思う。

  4. まあ駅でぶつかってくる奴には心底イラっとする、それは誰もそう
    ぶつかってくる奴も同じく、いろいろと余裕がなくてイラついてるんだろうけど、八つ当たりされていい気分になる人はおらん

    相談者も同様に、基本的に余裕がなくてイラついてるんだろうな
    学生時代にずっと「3軍」で見下された怨念が何も成仏してなくて、物言いは平静ぶってるけど周りに敵意全開なんだろうなと思う
    こんな相談をテレ人にしてくる時点で、あまり周囲に話せる相手もいないんだろうし、怒りやストレスを発散するのも不得手そう

    何より、大原先生の「何が幸せ?」って核心的な問いに「住むところがあって」なんて答えてる時点で、そりゃ不満は解消できまいよ
    自分は恵まれてると自分に言い聞かせてるだけで、自分で何をしてる時が楽しいとかって感覚はないんだろうし、この感じだとぼっちを楽しむ芯の強さもなさそう
    実のところは、そんな浮草みたいな自分自身にイラついてるんだろう

    幼少期の親との関係が現状と無関係とは思わないけど、足りないものを数えたって一歩も前には進めない、何より相談者はもう30歳だ
    むしろ「欲しいものは親からもらえなかったな、ならば自分で埋めていくしかない」くらいの開き直りが必要だよ
    夢中になれるものとか生き甲斐を探すことが、結局は問題解決の近道なんじゃなかろうか

  5. 調べた所、【関係妄想】に近い傾向があるのかな?と感じました。ご本人は学生時代のカーストと言われていましたが、いわゆる陰キャの低カーストであった方が同じような考え方になっているとも思いにくいです。

    ネガティブな記憶が肥大化してしまうのも
    全員に当てはまるわけではありません。

    楽しみも少なそうなので、不安感が強い方かもしれませんね。

    社会生活で不自由さを感じる事が続くようであれば、専門家に一度お話しされた方が良い方向にいく気がしました。

    【関係妄想】「周囲の無関係な言動や出来事が自分に向けられたもので、特別な意味がある」と強く信じ込む症状

    【被害妄想】「自分や身近な人が誰かから攻撃されている、不当な扱いを受けている」と確信する症状。
    どちらも事実とは異なる確信であり、本人が訂正を受け入れにくいことが特徴です。

  6. 記憶力も悪い私、日本人なのに日本語も出来ない、自分がアホだと自覚しています。「江戸しぐさ」に???何となくこんな意味かな?がたまたま正解。一生使わない、知らない言葉が多い。だからといって、外国語が得意でもない。
    いつも管理人さんには尊敬の念を抱いています。勝手な想像ですが、クレバーな読書家なのでしょうね。(読む人と関係ないコメントお許しください)

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