
騙して入れたグループホーム。様子とは裏腹な父の「ここは天国」が娘を苦しめる
(回答者に交代)
マドモアゼル愛:
はい、どうも、こんにちはあ。
相談者:
こんにちはあ。
マドモアゼル愛:
はい。
確認なんですけど、まず、お父様が、グループホームに、半年前から、入っていると。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
グループホームに入ってもらおうとしたのは、どなたですかあ?
相談者:
私です。
マドモアゼル愛:
でしょ?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それを、負い目に感じている、話なんじゃないの?
相談者:
あっ、そうです。
マドモアゼル愛:
どういうとこが負い目、だったわけ?、でも。
相談者:
グループホームも、ちょっと、多少の、待ちの時間が、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
ほぼ1年、あってえ。
マドモアゼル愛:
うん、はい。
大迫恵美子:
それまで・・私が週、3、で、通ってえ。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
色々、周りのことを、やっていたん・・で、す、があ、
マドモアゼル愛:
う、ん・・(吸って)うん
相談者:
声がかかったのでえ、
マドモアゼル愛:
うんうんうん
相談者:
このチャンスを逃すと、やっぱり・・
マドモアゼル愛:
まあね?、どうなっちゃうかね?
相談者:
もうちょっと、待、たなきゃいけない。
マドモアゼル愛:
はい、わかりました。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
あなたは、お仕事をされてるの?
大迫恵美子:
はい、パート、ですが。
マドモアゼル愛:
うんうん、パートでね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
結構、大、変・・なわけだよね?、パートしながらあ、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
認知症が、出てきた、お父さんの、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
面倒をみるっていうことは、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ずっと、大変だったわけでしょ?
相談者:
そうですね、はい。
マドモアゼル愛:
うん。
ご兄弟とか、他にいらっしゃるんですかあ?
相談者:
はい、妹があ、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
ちょっと離れたところに、います。
マドモアゼル愛:
そいで、妹は、お父さんがグループホームに入ったことなんかに関して、は、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
お姉さんを、問い詰めるとか、そんな・・感じは、ないわけでしょ?、でも。
相談者:
無いです。
マドモアゼル愛:
無いよね?
相談者:
全然・・だけど・・
マドモアゼル愛:
みんな、理解してくれてるわけだよね?
相談者:
はい、そうです。
マドモアゼル愛:
うん・・でも、あなたとしては、最高の余生をお父さんに送ってもらうためには、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
やっぱり、庭のある・・自宅が・・で、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
くつろいでもらうとか、という・・一つの、思いがあってね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
今、お父さんに、「そういう機会を、自分が取り上げちゃったんじゃないだろうか?」・・
相談者:
そうで、す。
マドモアゼル愛:
という、罪悪感を持って、苦しんでると、いう、お話じゃないかな?って
相談者:
そう
マドモアゼル愛:
いうふうに、思うのね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
その時一番、大事なことは、ご本人がどうか?ってことなんですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
うん・・そこで、お父さんは喜ん・・いる。
「ここは」ッハ(苦笑)
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「天国だ」っていう・・ところまで、言うんだからあ、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
嘘ではない、と思うんだよね?
相談者:
そうですね、はい。
マドモアゼル愛:
うん・・だから、月に何回くらい会いに行くんですか?、今。
お父さん・・
相談者:
いや、今は、もう、必ず、週一では、行ってます。
マドモアゼル愛:
行っているわけね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それ行ったら、お父さんも喜んでくれるわけでしょ?
相談者:
いやあ、ほぼオッホ(苦笑)・・喜ばないです。
「いらんいらん」って言って。
マドモアゼル愛:
うん。「来る必要ないよ」と?
相談者:
そうですッ。
マドモアゼル愛:
いうような、ことに、
相談者:
そうですッ。
マドモアゼル愛:
なってるっていう、こ、と、で、ね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
うん、でも、(吸って)入る、間際に、お父さんとなんか揉めた、と、かあ、「やっぱり行きたくない」とか、それはあったのかしら?、じゃあ。
相談者:
あぁ・・それがあ、あのう・・
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
認知症なのでえ、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
全て、私が決、め、てえ、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
(鼻声)本人には、ほぼ騙す感じでえ、
マドモアゼル愛:
うんうん
相談者:
連れて、行きました(含み笑い)。
マドモアゼル愛:
うんうん
相談者:
でええ・・他の利用者さんは、やっぱり、「帰りたい」っていう方が多いらしいんですけどお、
マドモアゼル愛:
うんうん
相談者:
父はあ、
マドモアゼル愛:
ッハ(苦笑)
相談者:
一言も、「帰りたい」って、言わないのが、
マドモアゼル愛:
あ、そう。
相談者:
逆に、私を、責めるというかあ・・
マドモアゼル愛:
うんうん、だから・・あなたとしては、「騙してお父さんを入れた」・・
相談者:
は、い・・(震え声)
マドモアゼル愛:
っていう、罪悪感、の・・持ってる・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
わけだよね?、それはね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
入れたことも問題なかったし、結果的に。
相談者:
はい・・
マドモアゼル愛:
良かったのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
でも何ていうの?、負い目があるから、あなたには。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それを、どうにかしよう・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
いんですよ。
負い目は、負い目。
相談者:
は、い(涙声)・・
マドモアゼル愛:
選択は、選択。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ね?
しょうがないよ。だ、お父さん喜んでくれるんだから。
これでお父さんが・・「嫌だ」とかなったら、また、そん時、考えればいいわけ、で、ね?
相談者:
はい・・はい
マドモアゼル愛:
自分が、そうした、まあ、罪悪感を、伴いつつ・・お父さんも、み・・看ていくっていう、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ことで。
そういう、真面目さ・・で、いいんじゃないかな?って気がするけど。
相談者:
はい・・
マドモアゼル愛:
それから、さっきね、チラッと僕ねえ、お母さんが・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
のことを思うと・・苦しくなるって、なんか・・ゆ(言)ったような、気がしたんです。
相談者:
ああ、はい・・
マドモアゼル愛:
それはどういう意味・・だったのかしら?
相談者:
まだぁ、その・・母を思いすぎて。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
亡くなったっていうことを、見れてないというかあ・・目をそらしてるっていう感じ・・な、ところは、あります。(鼻声)
マドモアゼル愛:
何が受け入れられなかったわけ?、お母さんが亡くなったことに関して。
相談者:
ズッ(鼻すする)やっぱり、ずっとー・・いてくれるものだと・・思っている中でえ、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
やっぱりい、病気に、な、り、
マドモアゼル愛:
うん・・
相談者:
肉体があ、なくなっていくっていうことは・・受け入れるんだ、け、れ、ど、もお。
マドモアゼル愛:
うんうん
相談者:
やっぱり・・7年の間で、どこも・・母を感じない・・
マドモアゼル愛:
日は無かったてこと?
相談者:
気はします。
マドモアゼル愛:
ふん・・
相談者:
ただ、母も、父も、すごく、自立、してる人なのでえ、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
私が、こういう風に、悲しんでることは、決して良くないとは・・思うのでえ。
マドモアゼル愛:
うん・・
相談者:
(吸って)
マドモアゼル愛:
でもさあ、お母さん亡くなって、7年前でしょ?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それ、お母さんのこととか、お父さんのことを思うと・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
懐かしさとか、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
安心感とか・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そういう・・ものよりも、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
なんか、「自分が悪いことした」とかっていう・・罪悪感の方が強くなるわけ?
相談者:
そうですね、はい。
マドモアゼル愛:
うーん・・それは、苦しいよね?、でもねえ。
相談者:
いつか死ぬっていうことは、分かっているし。
マドモアゼル愛:
うんうん
相談者:
自分も死ぬんだけ、ど、もお。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
そう、なる・・前にい、すごく、親孝行を、いっぱいしようと。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
自分なりで、一生懸命やってきたんだけれどもお、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
もう・・父とも、普通の会話は、あまりできないのでえ。(ずっと鼻声)
全然満足してないというか・・
マドモアゼル愛:
うん・・
相談者:
逆にい・・「ごめんなさい」っていう気持ちが、すごく強いです(涙声)・・
マドモアゼル愛:
お父さん、お母さんって・・あなたに、何か、要求してたの?
相談者:
いえ、なんにもです。
マドモアゼル愛:
ふん・・
相談者:
本当に、できない、ポンコツ娘なのでえ。
マドモアゼル愛:
うん・・
迷惑もかけたわけじゃないでしょう?、でも、別に、特に・・
相談者:
全然です、はい。
マドモアゼル愛:
ずっとあなたは自分・・を・・受け入れないでえ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「こんな自分じゃダメだ」って、ずうっと・・若い時から、思・・ながら、生きてきて、今に至ってる わけ・・だよね?
相談者:
特、に、子育て中・・はぁ・・
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
子供が学生・・ま、で、の、 時・・は、一生懸命すぎて、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
あんまり、何も、考えすに・・
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
ずっと来れたんですけどお。
マドモアゼル愛:
うん・・
相談者:
子供お・・があ・・外に、
マドモアゼル愛:
うん、うん
相談者:
ほとんど、行くようになったぐらいからあ、(吸って)時間もできた事でえ(含み笑い)、
マドモアゼル愛:
うん・・
相談者:
自分の周りを、見渡すとお・・
相談者:
マドモアゼル愛:
うん・・
相談者:
(吸って)両親には・・申し訳ないなあと・・
マドモアゼル愛:
うん・・
相談者:
「何」っていうわけじゃないんですけどお・・
マドモアゼル愛:
うん・・
相談者:
うんん・・
マドモアゼル愛:
ん、だって、具体的にないもんね?◆#両親に、すごく迷惑をかけたとか・・す、ねえ?
相談者:
そうですねえ。
マドモアゼル愛:
そういうんじゃないよねえ?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
でも、だんだん強くなってるよね?、それが・・最近になって
。
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
ねえ。
相談者:
父があ、その、自宅から離れたっていうこと、はあ、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
(吸って)
マドモアゼル愛:
だから、何かの・・基本的な問題があなたの中にあって。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それが・・具体的な、罪悪感に、すり替わって、
相談者:
ああ・・
マドモアゼル愛:
何かが・・訴えてるっていう、ことじゃないかな?って、気はすんのよね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そこら辺・・加藤先生が、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
一番・・明快に、きっと・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
話してくださると、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
思いますので。
相談者:
はい、はい、はい。
マドモアゼル愛:
加藤先生に、ちょっと・・
相談者:
はい
加藤諦三:
お話、伺ってみたいなと、思います。はい。
相談者:
はい、わかりました。
マドモアゼル愛:
はい、はい、
相談者:
ありがとうございましたあ。
マドモアゼル愛:
はい、ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)
認知症の父親をグループホームに入所させず、パートの仕事をしながら週3回通って世話してたら、精神的、身体的ストレスで相談者が倒れていたかも知れません。
騙して半年前に入所させたとしても、父親は「ここは天国だ」と言っているのだから、週1回の面会で顔を見せることが大事だと思います。たとえ、父親が相談者を認識できなくても。
親族が入所して、面会し、昔話などしていると、ふと、正気に戻って、活き活きと話すこともありました。
3週間前に母をグループホームに預けたわたしにはドンピシャ当てはまる相談でした。参考までに私の場合は以下の通りです。
この3週間、私も色々逡巡し、3日連続で母の夢を見たりもしました。やはり、母が可哀想だという気持ちはありましたから。
母は認知症は軽度なのですが、鬱と不安症がひどく、ほぼ寝たきりで拒食状態。体重も33キロまで落ち、かかりつけの医師から施設に入居をすすめられ、グループホームに入ったわけですが、入所当初は恨み言を言われましたよ。覚悟はしていましたし、黙って聞いて謝りもしましたが、ちょっとグサッときたのが「わたしをこんなところに押し込めて、あんたたちは楽をしている。自分が楽になりたいからわたしを見捨てた。」という言葉。これも言われるだろうなあとは予想していましたが、実際言われるといい気持ではありませんね。しかし、わたしに毒づくことでストレス発散できるなら、それでいい、受け止めようと思いました。
そう思えたのは、ホームに入って以来、母が食事をするようになり体重が増えるという目に見えた効果があったからです。顔色も見るからによくなり、表情も穏やかになってきています。最近では、あきらめたのか馴染んだのか、あまり文句も言わなくなり、レクに笑顔で参加している写真を見せてもらいました。
父も母から解放され、こちらも穏やかになり、わたしは 朝夕来ていた父からの愚痴ラインから解放されました。
何より母が安全に守られているという安心感は何にも代えがたいです。おかげで、わたしも母の愚痴を優しく聴くことができるようになりました。
母を施設に入れる決断をしたのは、主治医に言われたからばかりではなく、自分でも色々考えての結論で、正しい判断だとは思っていたのですが、年老いた母に無理をさせているのかと少しすまない気持ちもありました。が、先日、介護師さんから「よくこの方を自宅で看ていらっしゃいましたね。大変だったでしょう。」と言われ「プロから見ても母の介護は大変なんだ。やはり自宅介護は無理だったんだ。ホームに入れて正解だったんだ」と救われた気持になりました。それ以来、もう迷う気持はなくなりました。あとは、できるだけ面会に行って見捨てたわけではないと安心させてあげようと思います。
長々と書きましたが、最後に、加藤先生の言葉でわたしが実践しようと心がけているのは「一度選択したら、その選択の良いところだけをみなさい」ということです。
相談者さんもそうすればいいのに。
(ちなみにこの選択の悪いところはスバリ、お金がかかることです。母の寿命が尽きるのが先か、貯金が尽きるのが先か?手に汗握ります。ケアマネさん曰く、お金がなくなっても打つ手はあるそうですが。)
以上、長文、駄文 失礼しました。
大原先生なら、泣かないで、自分に酔いしれるから!て言われてしまいますね。
相談者本人が、今後同居して精一杯、お父様を介護しては如何でしょうか。
そう遠くない内にお別れしてしまう前に、後悔しないよう、泣いてばかりいないで、行動あるのみです。
そんなに言うなら、余裕もできたし お父さんを引き取ればいいじゃないですか? 自宅で自由に暮らさせて上げれば? 週末だけでも自宅で過ごさせてあげるという手もありますよ。それは嫌なんでしょう?自分の手は汚さずに綺麗事言ってるだけに聞こえます。
お父さんだって今さら環境を変えるのは嫌でしょう。外出を億劫がるのも年取れば当たり前。
本当の悩みは何?お父さんのことではなさそう。