
不幸な成育からのAC、性的マイノリティ‥見つけてしまった上手くいかない理由
(回答者に交代)
塩谷崇之:
はい、こんにちはあ。
相談者:
・・はい、よろしくお願いします。
塩谷崇之:
はい。
幼少期からの・・お父さんとの、関係が、ああ、あまり良くなかったと。
義理のお母さんとの関係もあまり良くなかったのかな?
相談者:
・・そうですね。やはりちょ、あの、途中から、はい。
塩谷崇之:
うん。それがあ、まあ・・一つの理由となってえ、自己肯定感が低く、なってしまって・・いるんじゃないか?と。
相談者:
はい
塩谷崇之:
いうふうに、ま、自分自身では、分析されているわけですね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん・・なるほど。(吸って)でも、あなた自身は・・その後?、だから、20代に入ってから・・は、そのう、お父さんとの関係っていうのは、どうなっているんですか?
相談者:
20半ば・・頃に、
塩谷崇之:
うん
相談者:
あの、亡くなっているのでえ。
塩谷崇之:
ああー・・
相談者:
で、それまでは、もう・・父親がいたのは、もう、田舎なので。
塩谷崇之:
うん
相談者:
まあ、地方、都市なのでえ。
塩谷崇之:
うん
相談者:
全く、そのう・・ま、亡、くなる、ちょっと前ぐらいまでは、も、ほとんど・・連絡も取って、いない状態・・
塩谷崇之:
あああーうん・・
相談者:
でしたね。はい。
塩谷崇之:
じゃ、現在では・・父親に怯えるとか、そういうような感じでは、ないのね?
相談者:
はい・・◆#$%はい
塩谷崇之:
うん。
ちょっともう、全て、その、昔の・・中学生、
相談者:
あ、はい
塩谷崇之:
の頃までの・・おお、思い出の中で。
相談者:
・・
塩谷崇之:
お父さんから、なんだろうな・・これ、いろいろ、バカにされるようなことが、多かったってことなのかな?
相談者:
そうですね。なので・・父親も、なんか、こう、子供だ・・った、精神が。
塩谷崇之:
うん
相談者:
子供だったのかな?というふうに、今、今考えると。なのでえ、例えば、何か、ちょっと知らないと、「そんなことも知らないのかあ」「バカか」とかあ。
塩谷崇之:
うん・・
相談者:
まあ・・こう、理想通りの受け答えとか、会話ができないと・・「俺の子じゃない」みたいなとか、ま、そういうの、結構、言われましたけど。はい。
塩谷崇之:
うん・・うんうん、なるほどねえ・・
ご自身でね?、そういう、うう・・お父さんとの関係・・が、原因なんじゃないか?というふうに、分析されているというところはね、ま、それは、あのう・・ま、そうなのかもしれないですけれどもお。
ただ・・それってえ、まあ、あなたの人生のまあ、前半部分?
相談者:
・・
塩谷崇之:
まだ、未成年の頃の話でえ。
その後は、ちゃんとあなた自身で、人生切り開いていってるわけですよねえ?
相談者:
・・んん、まあ・・切り開けているかどうかがあれなんですけどもね・・はい。
塩谷崇之:
うん。あ、そこが切り開・・けて、ないのは、そういう、子供の頃の・・そういうことに、原因があるんじゃないか?という風に、思っておられるの?
相談者:
そうですね。かなりやっぱり・・家庭内で、やっぱり・・こう、人間関係みたいなのがなかったのでえ。
塩谷崇之:
うん
相談者:
例えば、会社組織に入ったりしても、なかなかうまく・・いかない・・ということが、かなり多かったんですよね。
なんか、そういう・・ことに、つながっているんじゃないかな?というふうに、自分は・・分、析、しちゃう・・んですね。なんか、◆#
塩谷崇之:
うーん・・
相談者:
そういことが・・はい。
塩谷崇之:
でも、それってえ・・お父さんとの関係・・が、本当に原因なのかなあ?
相談者:
・・
塩谷崇之:
なんか、そこに、こう、原因を持っていくことによって、お父さん・・との、関係に?、責任転嫁をしちゃっているようなところってのが、あるんじゃないのかなあ?っていうふうに、話を聞いてて思ったんですけれどもお。
相談者:
・・
塩谷崇之:
最近ね?、よく、その、親ガチャっていう・・言葉、
相談者:
うん・・はい。
塩谷崇之:
・・聞きますよね?
自分の親っていうのは、選べないわけで。
相談者:
はい
塩谷崇之:
何か、自分に、足りないところ・・あるいは、何かこう、自分でうまくいかないことがあったときに、たまたま自分の親が悪かったからこんな目に合ってるんだというふうに、思ってしまう。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、それってやっぱり、一つの、やっぱり、逃げ・・道なんですよね?
で、人間って、逃げ道があった方が気が楽になることもあるんだけども。逃げ道があることによって、逆に克服できなくなっちゃうっていうこともあるんだと思うんですよ。
相談者:
はい
塩谷崇之:
色々うまくいかないことってのは、色々あったとしても、そこを、なんか、こう、乗り越えていって、新しい人間関係を作っていくことは、頑張ればできると思うんだけどもお・・そこで、そのう・・やあ、子供の頃の・・っていうところに・・こう、逃げ道を作っちゃう・・う、ところ、がね、なんていうのかな・・いや、あなたの相談したいことは、それをどうすればいいか?(含み笑い)っていうのは、多分、ご相談だとは思うんだけども。
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん・・なんていうかな、その・・発想自体を、やっぱり・・もう一回ね、自分がそういうふうな発想しちゃってるっていうところを、もう一回、見つめ直してえ。
でねえ、その、父親との、過去の思い出っていうのは、もう、変えられないわけですからあ。
相談者:
はい
塩谷崇之:
そこを、変えることはできないわけですからねえ。
だからあ、あのう、そこに・・原因を、持っていってしまわないで、今、どう、すべきなのか?っていうところ、だけを考えるように・・していけばあ、多分、あなただったら、なん・・とか、なるとは思うんですね?
相談者:
・・
塩谷崇之:
まあ、もちろん、その・・セクシャルマイノリティのこととか、色々、あるのかもしれないし。自分を好きになれない部分というのがあるのかもしれないけれども。
相談者:
・・
塩谷崇之:
だからあ、辛い思い出は辛い思い出として、きちんと封印して。
ま、封印してって言っても、もう、それ、忘れられるもんじゃないのかもしれないけれども。
そこに結びつけないように、今の自分自身を・・見つめるっていう風に、心がけて・・いく、ことで、少しは、今の状況が改善されるんじゃないかな・・とは思うんですけれども
相談者:
ん・・
塩谷崇之:
難しいですかねえ?
相談者:
まあ、頭では・・そうですねえ、分かっているんですけれども◆#$%
塩谷崇之:
そうなんですよねえ。
相談者:
そういう・・なんか、こう、例えば、具体的な、その・・いつも、心がけて、いけばいいことみたいなのが、ちょっと・・どうしようかな?というふうに、なんかこう・・うん・・
塩谷崇之:
うん・・
相談者:
そうですねえ・・なんかあ・・
塩谷崇之:
ち、ちなみにい、なんか、お姉さん二人いるっておっしゃったじゃないですか。
相談者:
はい
塩谷崇之:
このお姉さんと、の、付き合いっていうのは、あるんですか?
相談者:
悪くは、ないですね、◆#はい。
塩谷崇之:
ううん・・
相談者:
ワン(犬の鳴き声?)
塩谷崇之:
姉さんたちは、そういう、なんか、辛い思いをせずに、生きているの?
相談者:
いや・・あ、る、と、思いますよ、ねえ、と、はあい。
塩谷崇之:
あると思う?うん・・
相談者:
あのう・・それが、ちょっとこう・・体を、崩したりとか、そういうことも、あ、結構、あったのでえ。
塩谷崇之:
うん
相談者:
やっぱ、精神的な面も、結構、大きいです、しい・・
塩谷崇之:
うん・・
相談者:
一般的な、社会では、やれていない・・のでえ。
塩谷崇之:
うん、うん・・
相談者:
うん・・まあ、◆#$
塩谷崇之:
なるほどねえ。まあ、ある程度・・そんな・・昔のこともね?、ええ、話して。
ま、時にはこう、愚痴を言ってね?、まあ、「お父さんひどかったよね」みたいな感じで、愚痴を・・(吸って)言える人が、まあ、周りにいるっていうこと自体は、それはそれで、いいことだと思いますんでえ。
相談者:
んん・・
塩谷崇之:
そういう、ことは、きちんと、そのう、まあ、あなたと、お姉さんと、場合によっては、そのう・・ええ、お母さんと?、きちんと共有しながらも、もう忘れて。何とかこう、「前向いて生きていこうよ」っていう風な、そういう仲間をね?
相談者:
うん・・
塩谷崇之:
形成して。
で・・これから、どうやって前向きに、考えていけば、いいのかっていうことを、未来を向いて、考えていけるような、そんな雰囲気を作っていくといいのかなあ・・というふうには、思います。
相談者:
うん・・
塩谷崇之:
まあ、なかなかね?、言葉で言うのと、実際に・・考え方をね、気持ちを変えるっていうのが・・とは、違うと思うので、難しいと思いますけれども。
相談者:
はい
塩谷崇之:
でも、そんなことを言葉に出していくだけで、やっぱり少しずつ変わってく・・んじゃないかなと思いますんで、
相談者:
うん・・
塩谷崇之:
あなたはあなたで、お姉さんたちを励まして。
お姉さんは、お姉さんから、あなたは励まされて。
で、お母さんからも、「あんなひどい・・お父さんだったけれども、もうそんなことは、気にしないで、頑張ってこれから生きてきなさいよ」と・・いう風な。
お互いに、そういう、声掛けをしながらね?、やっていくのが、いいのかもしれないです。
一人で、考えているとね、よく分かんなくなってきちゃいますから。
相談者:
・・はい
塩谷崇之:
・・はい。
そんなところですかねえ。
じゃあちょっと、もう一度、妙憂先生に、替ります。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
不幸な生育歴には同情するが、相談者の父親が亡くなって20年以上経過し、相談者も41才。
いつまでも責任転嫁してないで、一歩踏み出す努力をしましょう。
今回の回答者はマドモアゼル愛先生が適任だつたかも。
ネットで当てはまる原因探しをして、テレ相諦三さんの何でも親のせいにすることに影響を受け
発する言葉は「・・・たら」「・・・れば」
居る居る、こういう人間
責任転嫁、他責思考
聴いていてイラッとしたが、同じ気持ちでいるであろう崇之弁護士は呆れながらも丁寧な回答をしていて素晴らしい対応だと感じました
過去に囚われず前を向いて歩いてください
精神科受診も考えた方がいいと思うが、それには地元市町村の福祉関係部署に相談、関連施設の職員を紹介してもらって同行してもらうのがいい。
もちろん、人のせいにするのは良くないだけに、前を向いて頑張って欲しいが、最終的には精神科通院を続けながら自営をして欲しいところです。
客観的な目で見たら、塩谷先生の仰るとおりなのは間違いない
憎い父親はもう他界して、自分を縛るものは何もない
雇われの辛さもないから自分のペースで働けるし、LGBTなら同じ仲間の方々と交流を持っていけばいい
…なんだけど、虐待を受けて心がへし折られた人は、そうやって背筋を伸ばして、いい意味で開き直るのがとても難しいのもまた事実
父親の暴言罵倒をずっと言ってたけど、きっと相談者にとってもっと重大だったのは「実母に捨てられたこと」だろうなと思う
5~6歳の時に産みの母に見放され、親父からも継母からも愛されずに育てば、そりゃ自己肯定感もゼロになろうし、人間関係をうまく結べるはずもない
男性が好きなんじゃなく、母に捨てられた心の傷で女性不信なんだろうなという気もする
それほどの重い過去を背負って生きてきた人に、軽々しく「なぜ立ち上がれないんだ」とは言いたくない
だけど、このまま過去を言い訳にうずくまって生きていくのが嫌なら、塩谷先生の仰るとおり、過去は過去として、今から歯を食いしばってでも前を向いて行くほかない
「変えられないのは過去と他人、変えられるのは自分と未来」(by加藤先生)だ、相当苦しい道のりにはなろうけど