加藤諦三「では大原先生の驚くような回答を聞いてみてください」

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは。

相談者:
こんにちは、よろしくお願いします。

大原敬子:
はい、ちょっと聞いていいですか?

相談者:
・・はい

大原敬子:
いいですか。まずね?

相談者:
はい

大原敬子:
初婚の男性は、再婚してます?

相談者:
あ、しておりま、す。

大原敬子:
うん・・でしょうねえ。

相談者:
はい・・はい。

大原敬子:
そして、息子さんは、

相談者:
はい

大原敬子:
この、4年前までは、一緒に、生活はしてなかった?

相談者:
そうです。
元の、夫のところに、置いてきました。はい。

大原敬子:
じゃあ、離婚なさった時は、息子さんは何歳?

相談者:
ええと、息子・・小学校3年生の時に、◆#$%□

大原敬子:
ここに、原点があるんだと、私は、思うんですね?

相談者:
・・はい

大原敬子:
勝手に言ってしまってはいけないんですけども。

相談者:
・・はい

大原敬子:
一応、確認を取りたかったんですね?

相談者:
はい

大原敬子:
で、もう一つは、お母様が亡くなりましたねえ。

相談者:
はい

大原敬子:
亡くなった時、あなたの中に去来するものは・・

相談者:
・・ハア(ため息)

大原敬子:
母の亡くなった事実と、その亡くなった姿を見て、母ではなくって、「もし自分がこの◆#$%になったらば」って、考えませんでした?、どうでしょう。

相談者:
あああーっ・・(吸って)・・それえ、は、ありま・・したねえ。

大原敬子:
怖い?それで・・今・・不安?

相談者:
怖いです。

大原敬子:
怖いでしょ?

相談者:
◆#$

大原敬子:
と、思います、私。
すごく、あなた、純粋ですねえ。

相談者:
・・いや、いえへ(苦笑)

大原敬子:
あのね?・・なぜ、これが、気になるかというと。
亡くなった・・再婚の男性をおっしゃって、初婚を最初、言わないんですね?

相談者:
・・はい

大原敬子:
で、聞きたいんですけど。初婚の男性とは、男性の浮気ですか?、別れた理由は。

相談者:
ズッ(鼻吸って)
浮気と、ギャンブルでした。

大原敬子:
そうですね。
あなた、この、

相談者:
はい

大原敬子:
初婚の男性、好きだったでしょ?

相談者:
・・好きは好きでしたけれども。

大原敬子:
そうだよねえ・・うん、わかるわ。

相談者:
あのう・・再婚、相手の、方、から、はあ、

大原敬子:
うん

相談者:
ものすごい、愛情を、たっくさん、もらいました。

大原敬子:
で・・結構、出会うまでに・・再婚の人とは、時間がありましたよねえ?

相談者:
・・ああ、そう、です、ね。はい、ありました。

大原敬子:
ねえ。寂しかった?、すごく自分自身が。

相談者:
・・そうですね、あの・・見知らぬ土地に、一人で引っ越して行ってえ、

大原敬子:
ああーそう・・ええ。

相談者:
本当に(含み笑い)・・お恥ずかしいんですけれども、

大原敬子:
ええ

相談者:
テレビも、なんにも無い・・

大原敬子:
へえー

相談者:
仕事・・を、一筋に、や・・って、きてえ。
本、当に、寂しかったですね(涙声)・・◆#

大原敬子:
でも、それだけ、真の強さがあったことがあ、経験したわけですよね?

相談者:
はい、はい。

大原敬子:
それなのに、本当にお母様の亡くなったところで、心が揺らぐかしら?

相談者:
・・あーーあ・・

大原敬子:
ねえ?
その時、お母様一緒に、同居してたの?

相談者:
いえ・・
本当にねえ、

大原敬子:
うん

相談者:
ズ(鼻すする)・・自分の記憶の中で、一番、最初に、虐待を受けたのがあ、多分、3歳か4歳ぐらいでえ。
手の甲に、お線香を・・ギューッと押し付けられたっていうのが、

大原敬子:
うん・・

相談者:
一番最初だったんですね?

大原敬子:
あと、どんなことがありました?

相談者:
母があ、夫婦喧嘩をするとお、怒りの矛先を、

大原敬子:
うん

相談者:
私に向け、てきてえ。
ほうきの、柄ってありますよね?

大原敬子:
はい、はい

相談者:
持つところね。あれで、叩いたりい。(吸って)ベルトのお、金具のところで、頭ん・・殴られたりして。

大原敬子:
ハアーッハ(苦笑)うん・・お母様も、

相談者:
うん

大原敬子:
孝独だったんですね?、すごく。
あなたに依存してたのね?

相談者:
(含み笑い)どうなんですかねえ・・

大原敬子:
で、お母様にすると、あなたは、自分の、母親と思ってやってるんですね、きっと。

相談者:
んあああ・・

大原敬子:
だから、仲が悪くっても・・

相談者:
うん・・

大原敬子:
結構そばにいたってことね?・・亡くなるまで。

相談者:
あ、そうですね・・はい。

大原敬子:
ってことは、あなたは、好きだけど嫌いなんです、お母さん。

相談者:
・・そうです、ね(ため息混じり)・・

大原敬子:
そうなんです。

相談者:
そうです(涙声)

大原敬子:
そうするとね?、非常に私・・無責任な言い方しますけれども。
今、あなたの話を聞きますとね、

相談者:
・・はい

大原敬子:
結構、あなた、自、分、らしく、生きてきた。

相談者:
・・はい。

大原敬子:
後悔ないでしょう?

相談者:
そおーで、すね。

大原敬子:
と言いますのはね?

相談者:
はい・・

大原敬子:
初婚の相手。

相談者:
・・はい

大原敬子:
長男がよく来ましたね?、あなた、同居。

相談者:
(吸って)

大原敬子:
すごい、ことですよ?

相談者:
◆#$%□

大原敬子:
これ。

相談者:
ええ・・

大原敬子:
あなた、置いてったんですからあ・・

相談者:
(吸って)うん・・

大原敬子:
なんて言って、「長男ちょうだい」って(含み笑い)言ったの?ご主人様に。

相談者:
いえ・・前の夫はあ、

大原敬子:
はい

相談者:
私と離婚してからあ、

大原敬子:
ええ

相談者:
すぐ再婚してえ、

大原敬子:
あん

相談者:
すぐ子供が生まれたんですよお。

大原敬子:
お、うん・・

相談者:
で・・長男は、居場所がなか・・ったんですね。

大原敬子:
うん・・

相談者:
でえ・・私の、再婚相手が「亡くなったんだよ」っていう、話をしたときに、

大原敬子:
あなた、本、当、に・・優しいんだ。

相談者:
・・

大原敬子:
と言いますのはね?

相談者:
はい

大原敬子:
男の子が、まだ小さい時にね、

相談者:
はい

大原敬子:
あなた、置いていったわけですよねえ?

相談者:
は、い・・(涙声)

大原敬子:
普通は、そこ、憎しみになるんですよ、子供ってのは。

相談者:
はい(涙声)・・

大原敬子:
それが、あなたが再婚しました。

相談者:
はい・・

大原敬子:
男の子はショックです、再婚ってのは。

相談者:
(吸って)

大原敬子:
ね?

相談者:
・・はい

大原敬子:
それでも、彼から、自分が来たんですよ。
あなた、本、当、に、優しいんだ。

相談者:
・・

大原敬子:
もう、それだけでも分かりました。

相談者:
・・

大原敬子:
そのあなたが、なぜ泣くんだろうか。

相談者:
・・(鼻吸って)

大原敬子:
そう思いますねえ・・
つまり、自分自身が今・・周りに、誰でも良いから・・いてほしい?

相談者:
・・

大原敬子:
特に、男の人。

相談者:
それは、絶、対、ないです。

大原敬子:
じゃあこの、再婚の人が・・と、似ている人がいたら、どうしますか?

相談者:
・・(涙声)そう、で、すね、◆#$%□

大原敬子:
いや、「男の人は絶対ありません」って言えます?

相談者:
言えないです。

大原敬子:
あのひとにてる・・言えないでしょ?、ほらあ。

相談者:
はい(涙声)・・

大原敬子:
そうなんです。
なぜ私があなたに言うかというと、なぜあなた今、悲しむか?ってことなんです。
一番の財産はね?・・

相談者:
はい

大原敬子:
まあ、極端に言えば、息子を捨てたと同じですよねえ?

相談者:
そうですねえ、◆#$

大原敬子:
だ、あなたに来たんですよお。

相談者:
・・はい

大原敬子:
幸せの、あれじゃないですかあ。

相談者:
・・

大原敬子:
これ以上の喜び、無いでしょお?

相談者:
・・そう、で、すね・・ズ(鼻吸って)

大原敬子:
ね?、なぜあなた泣くのお。

相談者:
・・

大原敬子:
羨ましいくらい。

相談者:
ウッ・・(涙声)

大原敬子:
まずね、人間ってのはねえ、

相談者:
はい

大原敬子:
子供が、親を慕うってのは、本、当、に、優しいから。

相談者:
・・

大原敬子:
あなたが。

相談者:
はい、いえ・・(鼻すする)

大原敬子:
だから、おばあちゃまの、亡くなった今、亡くなりましたねえ?

相談者:
はい・・

大原敬子:
ような、憎しみを持って(含み笑い)?・・

相談者:
ええ

大原敬子:
見るような、人は、あなたにはないですよ?、これから晩年。

相談者:
(ため息)

大原敬子:
それから、もう一つは、その、おばあちゃまね?
お仕置きね?
「お線香を、私の手に置きました」っていうのは、お線香一本を、あなたの手に・・やったのか?

相談者:
◆#$

大原敬子:
そこにお灸を置いたのか?、どっちですか?

相談者:
お線、香、を・・押し付けたっていう。何か所も・・

大原敬子:
その時、手の甲を押したら、お線香って、一本って、消えちゃうでしょ?

相談者:
あああー・・

大原敬子:
あら。
「痛い」っで、終わっちゃうじゃないですか。

相談者:
うん・・

大原敬子:
ってことは・・

相談者:
すごく痛かったの覚えてます。

大原敬子:
あ、熱いからね?

相談者:
・・はい

大原敬子:
他には、説教は何しました?、おばあちゃま、あなたに。

相談者:
本当に、ホウキで?、叩かれて。

大原敬子:
それは、昔、ホウキあります。
ホウキとかねえ、ハタキとかねえ。

相談者:
そう。叩かれて、ご近所の方、にい・・「やめなさいよお」・・ってえ・・

大原敬子:
なんか、昔の漫画見てる感じ。

相談者:
ッハ(苦笑)

大原敬子:
いい感じじゃないですか。ハハ(苦笑)ほんとに。
また、おばあちゃんも元気だったから、あなたが逃げると追いかけてくるんじゃないかしら、きっと。

相談者:
ハハ(苦笑)はい。ッヒッヒッヒ(笑)ほんと、漫画みたい◆#$

大原敬子:
おあらあー、漫画みたいでしょう?

相談者:
・・

大原敬子:
すごい、恐怖と思うけど・・第三者から見ると、「こんなことあったあ!」と、言うけれども、やっぱりおばあちゃん、恋しいんです、あなた。

相談者:
ああ、恋しいで、す(涙声)・・

大原敬子:
ね?
それを、あんなこともあった。ひどい◆#$と、思わなければ生きていけないからね(含み笑い)?

相談者:
・・ズ(鼻すする)

大原敬子:
そうすると・・あなたは、非常に健全じゃないですか。

相談者:
(鼻吸って)

大原敬子:
本当に素直に生きてきたね?

相談者:
ッハ・・(涙声)

大原敬子:
つい、あなたに言いたくなるのは・・「頑張ってよ!」ってこと。
「あなた、不幸じゃないのよ?」ってこと。

相談者:
はい

大原敬子:
不幸じゃない。
もう長男が・・

相談者:
はい

大原敬子:
来たってことはもう・・母親としては、最高なる勲章。

相談者:
はい

大原敬子:
ほたら・・おばあちゃんも、あなたはそう言ってますけど・・聞いてると・・「なんか、漫画の世界だな」と思うぐらいに、昔の、裸のままで、子育てをした、方の、生き方なんです、これ。

相談者:
ハアー・・

大原敬子:
だから、あなた、泣いてるんです。おばあちゃまに対して。

相談者:
はい

大原敬子:
そうすると、今あなたの周りに、みんないなくなっちゃいましたねえ?

相談者:
・・そうですねえ、はい。

大原敬子:
それが悲しいんじゃないの?

相談者:
・・

大原敬子:
で、いうのが2つあって。
1つあなたが忘れているのは・・あなた、男性が好きだと思いますよ?、きっと。

相談者:
はい・・

大原敬子:
もう1つは、ああ、そうだ!、私の今日の、69年間。
1ついたのは、あの、長男です。

相談者:
はい

大原敬子:
そういう、完、成、の、子育てがいたわけです。完成図の。

相談者:
うんん・・

大原敬子:
そしたら、あなた・・まず、おばあちゃまに、見送るときに、「ありがとう」ですね?

相談者:
そうですね・・

大原敬子:
そして、亡くなった、夫には、手を合わせて。

相談者:
はい

大原敬子:
さあ、これから。

相談者:
・・◆#

大原敬子:
まだ、あなた、69歳。若い!
好きな人と、恋愛しなさい?

相談者:
ありがとうございます。

大原敬子:
頑張ってね?

(再びパーソナリティ)

「加藤諦三「では大原先生の驚くような回答を聞いてみてください」」への1件のフィードバック

  1. まだ仕事が出来そうであれば、何とか仕事をして終活費用などを工面する努力もして欲しいが、再々婚も余裕があったらぜひ検討して欲しいです。

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