3ヶ月の孫娘を残して嫁が自死。息子が嫁親の養子になると言い出して動揺する女68歳
テレフォン人生相談 2016年6月1日 水曜日
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
相談者: 女68歳 三男36歳 一ヵ月半前に35歳で自死した嫁 3ヶ月の孫娘
嫁の父76歳 嫁の母73歳
ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもし?どうも。
ドリアン助川:
よろしくお願いします。
相談者:
あ、お世話様なります。
ドリアン助川:
はい。今日、どんなご相談でしょうか。
相談者:
えっと、あのお、私い、三人いるんですね、子どもが。
ドリアン助川:
お子さんが三人?、はい。
相談者:
そのお、三番目の息子のことなんですけど。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい。
ま、結婚はしてます。
ドリアン助川:
息子さんが?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい
相談者:
そいで、あのお、嫁があ、一か月前ですかねえ。
一か月も半ぐらいなりますか?亡くなったんですね。
ドリアン助川:
はあ。
相談者:
はい。
あのお、自殺でした。
ドリアン助川:
はあ・・・
相談者:
はい。
そいで、赤ちゃんがあ、もう、三か月の赤ちゃんいます。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい。
もう四十九日、終わりました。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい。
それで、ちょっとあの、(嫁が)一人娘なんですよ。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい。
それでえ、うちの息子を、養子にっていうことを、ちょっと口走ったんですね。
ドリアン助川:
はい?
相談者:
養子に来ないか?っていうことで。
ドリアン助川:
養子に?
相談者:
養子にね。
ドリアン助川:
はい、はい
相談者:
まだあ、結論は出てないんですけどお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ちょっとお、反対なんですよね、私は。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい。
ただ、孫がいるし、今あのお・・向こうの両親に、ま、見てもらってる状態なんですよ。
ドリアン助川:
お孫さんを?
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、向こうの両親は、あのお、お父さんが76です。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ほんで、お母さんが73なんですね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ほんで、ま、うちにいて、見ていただいてるんですけど、ちょっとお父さんが、あの、薬を飲んでるんですよね。
ドリアン助川:
・・何か、あの・・持病がある方なんですか?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
はい。
相談者:
もう前からなん・・みたいなんですけど
ドリアン助川:
ええ、ええ
相談者:
それでもう76ってなるとねえ、なかなか大変なんで、はあ、で、私もちょっとお・・主人があ、あのお、脳溢血で、もう10年前に、うちにいるんですね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
在宅してるんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい。
それで私が面倒見てます。
ドリアン助川:
あなた様のご主人は、
相談者:
はい
ドリアン助川:
10年前に脳溢血をやられて、
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、おうちにいらっしゃる?
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、そのご主人が面倒をあなた様が見て、
相談者:
あ、見て
ドリアン助川:
らっしゃる?
相談者:
あ、そうです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
ちょっと話を整理していいですか?
相談者:
ええ、ええ。
ドリアン助川:
えー・・あなた様には三人のお子さんがいらっしゃる。
相談者:
はい
ドリアン助川:
あなた様、今おいくつでしょう?
相談者:
68です。
ドリアン助川:
68歳。
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、この、う~三番目の息子さんはおいくつですか?
相談者:
36歳です。
ドリアン助川:
36歳。
相談者:
はい
ドリアン助川:
このお、亡くなられたお嫁さんてのはおいくつだったんですか?
相談者:
ええ、一つ違いなので
ドリアン助川:
35歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、自殺という形で、
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
世を去ってしまった。
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、三か月のお子さん。
男の子ですか?女の子ですか?
相談者:
女の子です。
ドリアン助川:
女の子。
相談者:
はい
ドリアン助川:
女の子いるのに、
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
去ってしまった・・。
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
自殺の理由っていうのは、今、わかるんでしょうかね?
相談者:
えー・・心の病気ですね。
ドリアン助川:
育児ノイローゼ?
相談者:
ええ、ような感じですね。
ドリアン助川:
うう~ん。
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
前からその、そういう・・・兆しがあったということではないんですか?
相談者:
どう~でしょうかね。
ドリアン助川:
ううんん。
相談者:
ちょっとよくわからない
ドリアン助川:
そのへんはわからない?
相談者:
ですけどねえ。
ドリアン助川:
ま、息子さんは何か感じた・・
相談者:
ええ、感じてると思いますねえ。
ドリアン助川:
息子さんは・・えっと恋愛結婚だったんですか?
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
じゃ、前から知り合われてたんですか?
相談者:
そうですね。もう・・11年、あの結婚して。
ドリアン助川:
結婚して11年?
相談者:
はい
ドリアン助川:
じゃ、もう学生さんの頃から知ってたんでしょうかね?
お嫁さんのことは?
相談者:
いいえ、二十歳頃からだったと思います。
ドリアン助川:
二十歳ぐらいから?、出会って。
相談者:
ええ、ずっとあのお、子供はいなかったんですね。
10年くらい。
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
で、初めて、も、10年目に
ドリアン助川:
はい
相談者:
てな感じで
ドリアン助川:
じゃ、喜ばれたでしょう?
相談者:
そうですねえ。もう、本当、向こうのご両親も初めてなんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
初めてね、もう、お孫さん持ったんですよ。
ドリアン助川:
うん
相談者:
手放したくないってね、なんかうちに、「じゃ、持ってこうか?」、あ、「ちょっとお母さん疲れてるから私ちょっと二、三日大丈夫ですよ」っていうことになると、
ドリアン助川:
はい
相談者:
「いや、結構です」っていう風になっちゃうんですよね。
ドリアン助川:
うん、なるほど。
相談者:
(笑)
ドリアン助川:
で、あってはいけないことが起きてしまって、
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
えー、奥さん、お嫁さんは世を去ってしまった。
相談者:
そうですねえ。
ドリアン助川:
で、や、まず、ほんとに息子さんの気持ち考えると、なんとも言葉が出てこないんですけども、
相談者:
ええ
ドリアン助川:
えー、この、「養子にしたい」というのは、
相談者:
はい
ドリアン助川:
三男の息子さんを
相談者:
ええ
ドリアン助川:
えー、お嫁さんのご両親が「養子にしたい」と。
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、で。
相談者:
はい
ドリアン助川:
一番問題なのはこれ、息子さんの気持ちなんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
息子さんはなんておっしゃってるんですか?
相談者:
向こうはお金持ちなんですね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
結構財産もあるし、
ドリアン助川:
はい
相談者:
っていうことで、お金のそのあれ勢いで、「行ってみようかな~」なんていうようなちょっと口走ったこともあるんですよ。
ドリアン助川:
はい
相談者:
うちの方は
ドリアン助川:
はい
相談者:
三人息子がいましたけど
ドリアン助川:
はい
相談者:
ちょっと事故で真ん中の息子が亡くなってます。
ドリアン助川:
あ、そうなんですか?
相談者:
それでま、長男が一人になってしまうっていうことで、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、長男も結婚して
ドリアン助川:
はい
相談者:
子どもいますけど。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、男の子ですけどね。
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
はい
ドリアン助川:
真ん中のお子さんおいくつのとき亡くなったんですか?
相談者:
ええ、26歳です。
ドリアン助川:
交通事故?
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
ああ
相談者:
はい
ドリアン助川:
そうですか。
相談者:
そういうようなね、
ドリアン助川:
う~ん
相談者:
状況があって、
ドリアン助川:
う~ん
相談者:
ちょっと私にはね、返事しきれないんですよ。
ドリアン助川:
うん
相談者:
今っていうことではないんだと思うんですけどね。
ドリアン助川:
あ、これから先ということですか?
相談者:
そうですね~。
ドリアン助川:
お母さまとしては
相談者:
ええ
ドリアン助川:
お母さまの気持ちで、あの、養子になるのが我慢できないという部分のご相談なのか?
相談者:
そう
ドリアン助川:
あるいは、
相談者:
ええ
ドリアン助川:
息子さんの人生のためには何がいいのか?っていう相談なのか?どちらでしょうね?
相談者:
ああ、やはり、息子の?
ドリアン助川:
はい
相談者:
ために、ま、幸せになって欲しいとね?
ドリアン助川:
息子さんの幸せのために何がいいか。
相談者:
ただ、今まだちょっと・・考えが揺れてますね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
その揺れてる部分を含めてご相談ということでしょうかね?
相談者:
そうですねえ。
ドリアン助川:
はい、わかりました。
相談者:
はい
ドリアン助川:
それでは今日の先生紹介したいと思います!
相談者:
はい
ドリアン助川:
幼児教育研究の大原敬子先生です。
よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願いします。
(回答者に交代)