度重なる娘からの無心。22歳年上婿が脱サラして始めたコンビニは消費税も払えない
テレフォン人生相談 2016年6月24日 金曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 女66才 夫72才 息子42才 3人暮らし
遠くで暮らす結婚10年の娘38才 コンビニ経営の婿60才
今井通子:
もしもしい?
テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
今井通子:
はい、今日はどういったご相談ですか?
相談者:
えーっと、あの、娘からの、度々の、借金の申込みで、困ってますう。
今井通子:
あら。
まず、あなたは、おいくつ?
相談者:
えっと、66です。
今井通子:
66才。
相談者:
はい
今井通子:
ご主人いらっしゃいますか?
相談者:
はい、72才。
今井通子:
72才。
相談者:
はい
今井通子:
お子さまは、
相談者:
はい
今井通子:
そうすると、お嬢さんと?
相談者:
え、あとお、長男が家にいます。
今井通子:
ご長男の方が、
相談者:
うん
今井通子:
上ですか?下ですか?
相談者:
42才です。
今井通子:
42才。
相談者:
はい
今井通子:
そのお、借金をしようとしている(含み笑い)娘さんは?おいくつ?
相談者:
えっと、38です。
今井通子:
38才。
相談者:
はい
今井通子:
はい。
で、まず、ご長男は、独身でお家にいらっしゃるの?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
お嬢さんの方は?
相談者:
はい
今井通子:
外に出てるの?
相談者:
え、そうです。
あの、だいぶ、遠くで。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
ご結婚されてんですか?
相談者:
はい
今井通子:
ああ、なるほど。
お子さんもいらっしゃるの?、じゃ。
相談者:
いえ、子どもはいません。
今井通子:
えーっと、そうすると、お婿さんっていうか、
相談者:
え、あ
今井通子:
おいくつ?
相談者:
えっと、旦那さんですね?
今井通子:
ええ、旦那さん。
相談者:
えっと、60才です。
今井通子:
お嬢さんは38才?
相談者:
はい
今井通子:
で、そのお、ご主人は、60才?
相談者:
そうです。
今井通子:
ああ、なるほど。
相談者:
フッ・・
今井通子:
で、60才っていうと、ご主人の方が、もう定年なのかな?
相談者:
自営です。
今井通子:
あ、自営の方?
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
あ、最初は、あのお、せ、サラリーマンでした。
あの、4、5年前に、自営をやって、
今井通子:
はい
相談者:
で、それで、お金が、足りなくなって、っていう感じみたいです。
今井通子:
あー・・ま、元々は会社に、
相談者:
はい
今井通子:
お勤めだったのに、
相談者:
はい
今井通子:
という事なんですかあ。
相談者:
はい
今井通子:
はーい、でえ、今やってらっしゃるお仕事が、順調じゃないって事?
相談者:
えーっと、お店はあ、普通なんでしょうけども、
今井通子:
はい
相談者:
なんか、消費税の季節になると、「消費税が払えない」とか、あのお、「督促状が来た」とか、「車のローンが払えない」とか。
なんか、そんなこんなで、今までえ、だいぶ・・・
今井通子:
うーん
相談者:
で、わたしも、あの、サラ金から借りられるとお、困ると思って、
今井通子:
ええ
相談者:
ま、何とかやり繰りして、あの、わたしの旦那と、
今井通子:
うん
相談者:
今までえ、送ってたんですけども、
今井通子:
そうすると、ちょっと待って。
まず、ご結婚何年目ぐらいなの?お嬢さんたちは。
相談者:
えっと、10年ぐらいです。
今井通子:
10年。
相談者:
はい
今井通子:
はい。
で、最初サラリーマンをやってらした頃は、
相談者:
え
今井通子:
そういう貸し借りっていうか、
相談者:
え、そんなのなかったです。
今井通子:
なかったのね?
相談者:
ええ
今井通子:
それが、じゃ、5年ぐらい?
相談者:
え、それ、お店え、や、始め出した・・
今井通子:
始める前・・ですね?
相談者:
え、え
今井通子:
だから、最初の5年間ぐらいは、大丈夫だったのね?
相談者:
ええ
今井通子:
それで、退職されてからあ、
相談者:
はい
今井通子:
その、お店を出されて、
相談者:
はい
今井通子:
これ、何関係のお店なんですか?
相談者:
あ、コンビニです。
今井通子:
あ、コンビニでらっしゃるの?
相談者:
はい。
なんか、「やりたい」って言って、早期退職したみたいなんです。
今井通子:
ああ・・なるほど。
じゃ、退職金を、つ、入れて、作られたのかな?
相談者:
ま、だと思いますね。
今井通子:
うん
相談者:
いくらかお金掛かるんでしょうからね。
今井通子:
はい。
そこからなんですが、
相談者:
え
今井通子:
まず、あなたのところお、に、してしまった借金はどれぐらいあるの?
相談者:
あ、一番最初、なんかあのお、契約金みたいなので、150万っていうのは、
今井通子:
はい
相談者:
あのお、「退職金もらったら返すから」って、それは返されたんですよね。
今井通子:
まず、でも、借金としては、えー、150万でした?
相談者:
ええ
今井通子:
はい
相談者:
あの、始める前に、
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
で、これはもう、行って返って来たわけね?
相談者:
え、え、ちゃんと返って来ました。
今井通子:
はい。
で、その後は?
相談者:
す、その後は、あとお・・娘の方から、
今井通子:
うん
相談者:
「やっぱり足りない」っていう事で、200万ぐらい、なってますかね?
何回かに分けて。
今井通子:
一気に200万じゃないのね?
相談者:
じゃ、ない、ないんです、何回も、何回も。
今井通子:
その何回もの・・1回の、か、金額とお、
相談者:
え
今井通子:
それから、その理由を教えて頂ける?
相談者:
あ、えーっと、最初のうちい、のはねえ、
今井通子:
うん
相談者:
ちょっと分かんないとこもあるんですけども。
「旦那が歯医者に行くのにお金足りないから」って、15万ぐらい貸した時もありますし、あと・・
今井通子:
15万。
相談者:
ええ、あとう・・
「車のローンが、ボーナス払いなので、それのお金が足りないからって、50万くらい・・車検とか何かもあるしい」って、「50万ぐらい」って言われて。
今井通子:
うん。
で、その次は?
相談者:
あとお、は、「消費税、が、払えない」って言って、
今井通子:
それは、店のですね?
相談者:
そうです。
それが、どういうシステムになってるか・・
今井通子:
店の、売上の消費税が払えない?
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
え、あと、何か、「国税からあ、督促状が来た」とか何とかって言って、
今井通子:
うん
相談者:
「今、45万」とかって。
今井通子:
ちょっと待って、ま、えーと、最初に、店の消費税をっていう事で、言われたの、おいくらでし、すかね?
相談者:
あ、店の消費税って言われたのは、「100万」っていうの・・
今井通子:
ここまでは、全部貸されちゃったお金なわけ?
相談者:
え、あの、わたしが、もう、入れました。
今井通子:
うん、で、要するにあなたから、言ったら、義理の息子さんだわね?
相談者:
そうですね。
今井通子:
義理の息子さんからの、お金はもう、かい、
相談者:
ええ
今井通子:
「150万は、返って来てます」と。
相談者:
はい、返して来ました。うん
今井通子:
だけどお、そのお、お嬢さんが言って来るう、
相談者:
うん
今井通子:
えー
相談者:
お金は、
今井通子:
ごしゅ、「ご主人(娘の)があ、歯医者さん行くから」っていう、
相談者:
うん
今井通子:
15万とお、
相談者:
はい
今井通子:
それから、車のローンがあ、
相談者:
ええ
今井通子:
で、車検も含めっていう、50万とお、
相談者:
ええ、あと、もっとあるんですけど、わたしも・・
今井通子:
それから・・にせ・・
相談者:
記憶ないんですよ。
今井通子:
コンビニの、
相談者:
ええ
今井通子:
えー、ま、主に消費税え、がらみで、
相談者:
ええ
今井通子:
「お金足りないから」という、100万と、
相談者:
え
今井通子:
45万。
相談者:
え
今井通子:
これだけは確かなわけね?
相談者:
え、え
今井通子:
うん
相談者:
あと、ま、通帳見れば、あの、ハッキリした金額は分かるんですけども。
今井通子:
なるほど。
相談者:
ええ、なんか、しょっちゅう、しょっちゅうなもんで、あまり・・
今井通子:
で、これってなんかあのお、ま、親子ではあんまり、取らないだろうけれども(笑)
相談者:
え
今井通子:
あのお、
相談者:
あ、
今井通子:
借用書みたいのっていうのは、
相談者:
ええ、そんなの何にも取んない(苦笑)です。え。
今井通子:
あ、そう。
相談者:
ええ、だから、わたしとすれば、
今井通子:
うん
相談者:
この先、ずっとこんな状態続けて行ったら、
今井通子:
うん
相談者:
娘は絶対、破産するって。
もう、わたしたちもお、いつまでも手伝ってやれないしい、
今井通子:
うん
相談者:
だから、何とかそこをね?、考え方を変えて、
今井通子:
うん
相談者:
あのお、やって行ってもらいたいと、おも、思って、それには、どういうふうに言ったら良いかっていうか、
今井通子:
あ、要はだからあ、あの、えーと、この金額う、とかは、問題じゃないんですね?、じゃあ。
相談者:
問題じゃないんです。
今井通子:
あ、もう、まあ、とりあえずは、あなた方のお、そのお、えー、ご自身の、働きで、
相談者:
そうそうそうそう
今井通子:
今のところ、ご自身の生きるう、だけの、
相談者:
うん
今井通子:
資産は、お持ちなわけね?
相談者:
ええ、ええ、
今井通子:
うん
相談者:
その金額は、
今井通子:
うん
相談者:
まあ、あのお、ま、ちょっとこまい事言うと、あれですけども、大学にも入れてやんなかったし、結婚式もしないから、
今井通子:
うん
相談者:
ま、その分でしょうがないやと思ってね、ずっとこう、何回か援助して来たんですけども、
今井通子:
ちょっと計算してみたけど、今んところ、210万なんだけど。
相談者:
ああ、そうですか。
今井通子:
うん
相談者:
え
今井通子:
で、「それぐらいは、ま」
相談者:
ええ、ええ
今井通子:
「今は、いい」と。
相談者:
え、言ってる・・
今井通子:
で、「今日のご相談は、違うんだ」と。
相談者:
ええ、これからも、
今井通子:
いうお話ね?
相談者:
え
今井通子:
うん、そこが、どういう、ご相談ですか?そうすと。
相談者:
ええ、あのお、これから、自分たちで、
今井通子:
うん
相談者:
あのお、やって行けるように、してもらいたいんですけども、そのためには、どういうふうに言ったら良いか。
今井通子:
分かりました。
相談者:
はい
今井通子:
今日はですね、弁護士の坂井眞先生がいらしてますので、
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
今井通子:
先生、よろしくお願い致します。
相談者:
はい、お願いしまーす。
(回答者に交代)