一目惚れは必ず破綻する。そこから変われるか?、喧嘩の絶えない夫婦へ
テレフォン人生相談 2017年3月23日 木曜日
夫婦喧嘩が絶えない。妻が「死ね」とか「親を殺す」など暴言を吐く。上手くやっていくにはどうすれば?
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
相談者: 男37歳 妻35歳 長男10歳 長女5歳
今日の一言: どうしようもない関係は、スタートが問題です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です
相談者:
こんにちは
加藤諦三:
こんにちは、最初に年齢教えて下さい。
相談者:
えーと、37です
加藤諦三:
37歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、奥さん何歳ですか?
相談者:
35です
加藤諦三:
35歳、お子さんは?
相談者:
は、10歳と、5歳です
加藤諦三:
5歳、はい、男の子、女の子は?
相談者:
えーと、上が男、下が女です。
加藤諦三:
はい、分かりました。で、どんな相談ですか?
相談者:
えー、ま、夫婦間の・・喧嘩が絶えなくて・・
加藤諦三:
喧嘩が絶えないってのは、どういうこと?、あの、夫婦喧嘩ってのは、喧嘩しない方がむしろ・・おかしいけれども。
相談者:
んん・・ですね・・
加藤諦三:
なんか、喧嘩のし方がちょっと、
相談者:
ですねえ
加藤諦三:
・・
相談者:
「死ね」とかあ
加藤諦三:
死ね?、スゴイこと言ってるね・・
相談者:
はあい、も、親の(苦笑)・・こと言われたりい・・
加藤諦三:
あ、あなたの親のことを言われる?
相談者:
はい
加藤諦三:
どう言ってるわけですか?
相談者:
もお、ま、「殺す」とかあ・・
加藤諦三:
ん?、ちょと待って、お、親を殺す?
相談者:
ま、僕とか、
加藤諦三:
うん
相談者:
あとお、家族は皆んな、殺すとか、そういう・・
加藤諦三:
うーん・・
あの、恋愛結婚?
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してからどのくらい経つんですか?
相談者:
こっとしで、11年です。
加藤諦三:
11年・・
相談者:
はい
加藤諦三:
で、結婚してから、も、途端に関係が悪くなった?
それとも11年間で、次第、次第に悪くなってった?どっち?
相談者:
うーん、ま、次第・・ま、最初から喧嘩は絶えなかったんですけどお・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
ま、最近、ここお、2,3年、特に酷いですね。
加藤諦三:
うーん・・恋愛期間中と、結婚してからと、ガラッと関係が変わったっていうんではないん・・ですね?
相談者:
いやあ、もう、ガラッと変わりました。
加藤諦三:
ああ、やっぱりガラッって変わってる?
相談者:
はい
加藤諦三:
あ、例えば、結婚前まではあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、非常に、いい人でえ、
相談者:
ですねえ
加藤諦三:
ところが結婚した途端にガラッと反対になった?
相談者:
はい
加藤諦三:
そいでえ、最初のうちは、だけど、そんな激しい言葉ではなかったんだよねえ?
相談者:
・・結構、も、酷かったですね、最初から。
加藤諦三:
ふうん・・
相談者:
と、ヒステリーを最初から起こしてたんでえ
加藤諦三:
・・
ああ、そうですか・・
相談者:
うーん、包丁持ち出したりい、
加藤諦三:
あ、ほ、包丁持ち出したりね、うーん
相談者:
うーん・・「死んでやる」とかあ
加藤諦三:
う、うん
相談者:
はい
加藤諦三:
うん、うん、うん・・
でも、よく11年間、子どもをキチンと育てて・・今まで来ましたね?
相談者:
うーん、ま、僕の、と、自分から言わない方なんで(苦笑)全然
加藤諦三:
あなたは、あんまり酷い言葉を言わないで、奥さんに色んなことを言われてでも、
相談者:
はい
加藤諦三:
黙ってるということ?
相談者:
黙ってはないですね。
もお、酷いときは、も、ほんと、手も上げたりもありました。
加藤諦三:
だけどお、奥さんはあれでしょう?、包丁持ち出すような場合っていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたの方が暴力的になったら大変なことになるから、
相談者:
ですねえ
加藤諦三:
だいたい、奥さんの方が、暴力的になってるんだよね?
相談者:
はあい、もう、だから、結局う・・蹴ったり、殴ったりい、っていうのがあるからあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
うーん
加藤諦三:
うん
相談者:
今日の朝も、もう・・仕事にい、行く前に、
加藤諦三:
うん
相談者:
今日も、「出て行け」って、も、蹴ったり、たた、叩いたりですね。
加藤諦三:
うーん・・
相談者:
あったんで、
加藤諦三:
蹴っても殴っても気持ち収まらないもんね、奥さん。
相談者:
うーん、ですね
ま、いざ別れるってなったら、ま、別れないんですよ。
加藤諦三:
うん・・
相談者:
うん、でも、今回ちょっとお、今日の朝もだったんですけどお、ちょっと子どもお、2人もちょっと顔色が、ちょっと・・
加藤諦三:
何?、今日、喧嘩する・・包丁持ち出すっていうようなことは、何、子どもの前でもやってるってこと?
相談者:
ま、何回かありましたね。
加藤諦三:
2人だけのときではないんだ。
相談者:
はあい、子どもがいるときも、
加藤諦三:
ふうん
相談者:
子どもが間に入って、「やめて、やめて」って言うときもありますし、
加藤諦三:
ああ、それは子どもは泣くよね、「やめて」ってね。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
だけど、まあ、子どもが泣いてるうちはいいんだけれども、
相談者:
ですねえ
加藤諦三:
子どもが、ほんとにこう、悪い影響及ぼすって時ってのは、も、その光景が絶えられなくなって、耳を塞いで押入れに入っちゃうっていうようなことになってくると、
相談者:
うーん
加藤諦三:
ものすごい深刻な影響が出て来るんだよねえ
相談者:
うーん
加藤諦三:
うーん・・
相談者:
ま、心に、かなり大きな傷を、持ってると思います、子どもは。
加藤諦三:
もうすでに、うー、忘れらない心の傷を・・負って、る可能性はありますよねえ。
相談者:
うん、上の子は特にですね。
加藤諦三:
あ、上の子は男の子だからね。
相談者:
はあい
加藤諦三:
うーん、お母さんが包丁持ち出して、そうやってれば、それは、傷は負ってるだろうねえ
相談者:
うん
加藤諦三:
んで、だ、だけれども、そうやって、殴る蹴るするけれども、あなたにしがみついてるから、あなたからは絶対離れられないと。
相談者:
うーん
結局、僕があ、も、「出て行け」って、出て行ってもお、一緒なんですよ。
ま、出ていっても、またすぐ電話来て
加藤諦三:
うん
相談者:
何を考えてるんだ(苦笑)ってなるんでえ
加藤諦三:
うん・・
も、完全に、自分のパーソナリティに矛盾を抱え込んでんです。
相談者:
うーん・・
そいで・・ま、一番ん、僕が思うのは、
加藤諦三:
うん
相談者:
嫉妬深いとこあるんですよね。
加藤諦三:
それは嫉妬深いですよお
相談者:
も、半端じゃないですね、異常ですもんね。
加藤諦三:
うん、異常でしょうね。
相談者:
結局、だからあ、ここお、1ヶ月ぐらい何、何回か、はい、ま、日曜日とか、休みのたびに買い物なんかに行くんですけどお(苦笑)・・
ま、前からあったんですけどお、
加藤諦三:
うん
相談者:
僕が、ま、普通に歩いて、◆#$%□&▽するんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、若い女の子がいて、
加藤諦三:
うん
相談者:
ちっとも僕見てないんですよ
加藤諦三:
うーん
相談者:
見てないんですけど、「あんた今何を見てるの?」って言ってくるんですよ。
加藤諦三:
うーん
相談者:
「え!?」って言って、「別に何も見てないけど」って言ったら、
加藤諦三:
うん
相談者:
「女の人、ジロジロ見て」って言って、も、「気持ちが悪い」って、も、そっから始まるんですよね。
加藤諦三:
うん・・
相談者:
で、だんだん、だんだん、機嫌が悪くなってえ、
加藤諦三:
うん、機嫌悪くなるねえ・・
相談者:
も、どうすればいいんだ?、
加藤諦三:
ええ
相談者:
も、どこにも行けないぞ、これじゃって
加藤諦三:
うん
相談者:
なる
加藤諦三:
それで、その、奥さんね、小さい頃からどういうその、成長をし方をしたっていうのは分かってんの?あなたに。
相談者:
うーん、まあ、さみ、ま、両親が結局仕事が忙しかったみたいでえ、で、まあ、朝から晩まで、結局、ずっと、仕事で毎日、日曜日もないような感じで働いてきて、ちっちゃいときから、あんまりどこにも連れて行ってもらえなかったって言って・・
だから今、休みになったら、「どっか行こう、どっか行こう」で、なるんですよね、子どもよりも。
加藤諦三:
うーん・・
相談者:
うん・・
加藤諦三:
そいで、こういう喧嘩っていうのはあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
どのくらいの頻度?
相談者:
一週間に、2、3・・2回とかそのくらいかな、2,3回・・
加藤諦三:
一週間に2,3回ってことは、もう、いつでも喧嘩してるってことじゃないの?
相談者:
ま、ですねえ、ほとんど・・
加藤諦三:
うーん・・
相談者:
結局もう、どうすれば、分かんなくてえ、ま、今日も電話したんですけどお・・
加藤諦三:
はい
分かりました。
も、大変、難しい問題ですけれども、
相談者:
ええ
加藤諦三:
今日はですね、幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
はじめまして。
いつも読ませていただいてます。
加藤先生のコメントに脱帽です!
私も相談者のような夫婦関係(子なし)で私は離婚のために動いております。
本当に先生の言った事が的を射てます、痛いくらいに。
管理人様、いつも文で立ち上げていただいて、ありがとうございます。
実は海外在住なので本当に助かってます。
これからもできる範囲で続けてください。
応援してます(^-^)/
若い時 この様な経験しました。結婚には至らなかったですが 私の親子関係も悪く 二人で 憎しみ合いながら 別れました。やっと わかりました。あれから 自分の意志を しっかり 持つように していますが・・・ 勉強になりました。