年金8万-特養14万=▲6万。底をつく預金。認知症の夫名義の土地を売るには?

テレフォン人生相談 2017年3月22日 水曜日

夫が認知症で施設に居る。夫の財産を処分して入所費と老後に充てようと思うが、どのようにするのがよいか?

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 大迫恵美子(弁護士)

相談者: 女71歳 3年前から特養老人ホーム入所する夫77歳 子どもはいない

今井通子:
もしもしい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、お世話になりまーす。

今井通子:
はい

相談者:
あのお・・わたくし71歳

今井通子:
はい

相談者:
で主人が、77歳

今井通子:
はい

相談者:
そして、あの子どもはいないんです。

今井通子:
はい

相談者:
それで、今主人は、えー3年ん、前から・・特別養護老人ホームの方で、

今井通子:
はい

相談者:
お世話になってるんですね(泣き)

今井通子:
はい

相談者:
それで、その、経費をですね、

今井通子:
はい

相談者:
あの主人の方の、預金で、

今井通子:
はい

相談者:
まあ、あの・・ん、あ、賄って来たんですが、

今井通子:
はい

相談者:
あのお、それが・・乏しくなって来たもんですからあ、

今井通子:
あー、はい

相談者:
あの・・主人の・・宅地の他に、不動産を持ってるもんですからね、

今井通子:
はい

相談者:
それを、処分して、充てたいなと思うんです。

今井通子:
はい

相談者:
んで、それに、ま、不動産屋さんの方へ、

今井通子:
はい

相談者:
あの、相談に行きましたところ、

今井通子:
はい

相談者:
ま、ちょっと、主人そういう認知い・・が、あるもんですからね、

今井通子:
はい

相談者:
で、ま、司法書士さんかあ・・あのお、なんかにい・・相談して、で、あのお、成年後見人ですかね?

今井通子:
はい

相談者:
あの、そういうー・・ん、の、依頼したらどうだ?と・・

今井通子:
はい

相談者:
というー・・アドバイスをいただいたんです。

今井通子:
はい

相談者:
うん・・でもあのお・・・司法書士さーん、に、お願いするとお、あのお、一時的な、経費はともかくとしてね、ま、月々・・何等かの、報酬を、お支払いしなきゃいけないわけなんですが、

今井通子:
はい

相談者:
・・と思いますが、

今井通子:
あ、これは、成年後見に、人を、司法書士さんに、お願いするということですね?

相談者:
はい、した場合ね。

今井通子:
はい

相談者:
あ、それしか、あの弁護士さんっていうの、頭になかったもんですから、不動産屋さんから「司法書士さん」って言われたもんですから、

今井通子:
はい

相談者:
うん、そのまま今、言葉にして表してるんですが。

今井通子:
はい

相談者:
・・あのお・・・・費用の件ですね、

今井通子:
はい

相談者:
その、点が、とても・・不安なんですよね。

今井通子:
あ、はい

相談者:
で、今、現在い、土地い、を持ってることに、よって、

今井通子:
はい

相談者:
あのお、宅地、と、自分ちの宅地と、そのお、持ってる空き地と合わせて、

今井通子:
はい

相談者:
あの、年間35万ぐらい、固定資産税払ってんですよね。

今井通子:
はい

相談者:
んで、うー、それえ、の、他に、あのお、ま、雑草処理?

今井通子:
・・はい

相談者:
でえ・・一回・・ん、ん、5万ぐらい掛かるもんですからあ、

今井通子:
はい

相談者:
年に2回刈るとして、10万ぐらい掛かってるんですよね。

今井通子:
はい

相談者:
でま、それは今まで全部わたくしの方の、あのお金で払ってたんですが、

今井通子:
はい

相談者:
ま、今後、それがずっと続くとなると、

今井通子:
はい

相談者:
わたしも、自分の老後があるもんですからね、

今井通子:
ええ

相談者:
大変ですので、まあ、思い切ってその、処分できるものであれば、その、土地を処分したいなと・・思って、

今井通子:
はい

相談者:
で、あのお、ん、どういう、方法が、一番ベストかというご相談なんですけど。

今井通子:
・・あ、なるほど。あの目的はあ、宅地と不動産を処分したいと・・いうことですね。

相談者:
あ、宅地と不動産じゃなしに、あのお、た・・

今井通子:
宅地だ・・

相談者:
宅地は・・自分が今住んでるもんで、わたくしが住んでるもんですから、その他にあるう、空き地い、ですねえ。

今井通子:
あ、別に・・土地お持ちなのね?

相談者:
はい、そうです。

今井通子:
で、この・・空き地の、あの、名義人は、ご主人だ、なんですね?

相談者:
あ、そうです。

今井通子:
はい

相談者:
で、宅地の方は、わたくしと、共有です。

今井通子:
・・あ、なるほど。えー、じ、じゃあ、お話を、ちょっとキチっと・・整理すると、

相談者:
はい

今井通子:
あのお・・ご主人は現役時代は、自営ですか、それとも、あの、会社に、か何かにお勤め?

相談者:
あ、サラリーマンをしてたんですが、

今井通子:
はい

相談者:
・・50ぐらいになった時にですねえ、あのお・・
「も、体が大変だから・・辞めたい」と。これも、それからは、あのお・・無職で・・で、ずっと、わたしが扶養してたんです。

今井通子:
なるほど。
・・で、奥様の方、あなたの方はあ、

相談者:
はい

今井通子:
会社員、か、

相談者:
はい、わたしは、ずっと、あの高校出てから、

今井通子:
はい

相談者:
あの60歳まで働きました。

今井通子:
・・であのお・・今ご主人があ・・えー、入ってらっしゃる、特養、特別養護老人ホームって・・年に、いくらぐらい掛かるんですか?

相談者:
あえーとね、月にね、14万です。

今井通子:
うんふんふん

相談者:
大体14万ぐらいですね。

今井通子:
はい。であのお・・今ご主人は、

相談者:
はい

今井通子:
年金生活?

相談者:
はいそうです。

今井通子:
ふんふんふん

相談者:
当然・・

今井通子:
ちなみにお・・あえーと、どれぐらいかしら。

相談者:
月額?

今井通子:
はい

相談者:
8万円ぐらいですね。

今井通子:
あ、な、なるほどね。

相談者:
はい

今井通子:
はい。
・・でえ、実際にはあ、そのお・・えと、1ヵ月に、14万払われてんのね。

相談者:
はい、そうです。

今井通子:
うん・・で、その8万の残りの部分はあ・・あなたの方で、

相談者:
あ、今のところは・・あ、主人の、預金から・・ん出しております。

今井通子:
あーなるほど。

相談者:
・・今ねえ、

今井通子:
貯金の残高ってどれぐらい?

相談者:
今100、あ、普通預金で、190万ぐらいです。

今井通子:
なるほど。
・・そうするとお、まあ、もう底をつくのは、すぐ・・間近ということね。

相談者:
割と・・んもう、目の・・

今井通子:
うん

相談者:
前ですよね。

今井通子:
うん。
・・あなた自身はじゃ別にい、その貯金もお持ちなわけ?

相談者:
はいわたしい、は、あの、若干ん、ま、す、あの、今お話したように・・主人を、扶養しておりましたのでね、

今井通子:
ええ

相談者:
そんなにたくさんではないんですけどお、ま、ん、若干やり・・いー、くりして、あの、貯めて・・おります。

今井通子:
お持ちなわけね。

相談者:
はい

今井通子:
・・それでえ、年金額もお、あなたの方がずっと多い・・はずですね。

相談者:
あそうですねえ、あのお・・うー、月額う・・あえーと、じゅう、はっち万ぐらいですかね。

今井通子:
はい

相談者:
14万です(苦笑)ごめんなさい。

今井通子:
14ですか。

相談者:
はい

今井通子:
うんうんうんうん、なので、あなたはお元気なうちは、あなた自身は、これえ、ま、持ち家で、いらっしゃるしい、

相談者:
はい

今井通子:
えー、月額う、これぐらいで、生活は出来ますよね。

相談者:
はい、なんとか。

今井通子:
うん、ただ、ご主人の方に、サポート入れちゃうとお、

相談者:
はい

今井通子:
かなりキツくなっちゃうということなんですよね。

相談者:
そうですね。

今井通子:
でえ、今はその、お持ちの、空き地

相談者:
はい

今井通子:
大体その不動産屋さんの・・値踏みだとおいくらぐらいになるんですか?

相談者:
いや全然、聞かなかったです。

今井通子:
・・うーん

相談者:
なん、そういう話は・・いー、なかって、も、あのお・・ま、主人がそういう状態だから、

今井通子:
うん

相談者:
・・よば、あの、手が出せないというような・・意味合いでえ・・あのお、
「後から連絡します」って(苦笑)連絡来ないんです。

今井通子:
分かりました。で・・そのお、特養に入られるまで、にね、

相談者:
はい

今井通子:
大体、こう例えば認知度いくらとか、そういうー・・あのお、診断はあ、あん、病院で、されたりしてました?

相談者:
あ、あのお・・ま、介護保険を受けるためにい、

今井通子:
はい

相談者:
あうー、申請したらば、すぐにい、

今井通子:
はい

相談者:
要介護、う、う、3・・んー、でしたんですよね。

今井通子:
あ、最初3ね。

相談者:
はい

今井通子:
はい

相談者:
あ、それでえ・・要介護5になったんです。

今井通子:
はい、分かりました。で・・結局う、まあ、このままあ、だと・・じゃあ、その・・空き地を売られたら?

相談者:
はい

今井通子:
・・それなりにい・・まあ、経費的には続いて行くだろうと、お考えですよね?

相談者:
あ、そうですね、あのま・・う今言った、あの固定資産税もね、

今井通子:
ええ

相談者:
払わなくていいしい、

今井通子:
はい

相談者:
あのお・・雑草の、お金も払わなくていいですからね。

今井通子:
はい

相談者:
んで、んま、ん、なんとか、この先・・んま、どれぐらいで売れるか分かりませんけどお、

今井通子:
はい

相談者:
・・当、ん面、ていうか、まあ主人の一生はそれで、え賄えるんじゃないかなと(笑)

今井通子:
あー

相談者:
思ってるんですが。

今井通子:
分かりました。ということでえ・・そうすると、今日のご質問は?

相談者:
はい・・あの、わたくしは、

今井通子:
うん

相談者:
・・あの、ん、どのようにい・・そのひ・・その、主人の・・あの・・財産を処分するには、

今井通子:
うん

相談者:
どのような方法を選択するのがあ、

今井通子:
うん

相談者:
・・あの、ベストお、なのかなっていう・・

今井通子:
ことを、お聞きになら、なりたいわけですね?

相談者:
はいう・・

今井通子:
なるほど。
今日はですね、弁護士の大迫恵美子先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。

相談者:
はい、すいません。

今井通子:
先生、よろしくお願い致します。

(回答者に交代)


年金8万-特養14万=▲6万。底をつく預金。認知症の夫名義の土地を売るには?」への1件のフィードバック

  1. わ~!
    相談者さんが、これを読んでくれてたらいいのに・・

    管理人さんの経験から教えてくれたアドバイス。
    まだ若い50歳からご主人リタイヤされて、ずっと支えてきて・・
    「素敵な老後を」送ってほしいです。

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