進学クラスの頑張り屋の娘が行き詰まって過食で3ヶ月で8キロ太った
テレフォン人生相談 2017年9月14日 木曜日
高2の娘が、進学や友達関係に悩んでストレスから過食症になり3か月で8Kg太って、とても心配。
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女48歳 夫51歳 長男19歳 長女17歳(高2) 次女15歳
ドリアン助川:
もしもし、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、もしもし
ドリアン助川:
あ、よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願い致します。
ドリアン助川:
え、今日どんなご相談でしょうか?
相談者:
えっとお、娘のことについて、ご相談したくてお電話しました。
ドリアン助川:
はい。えーお嬢さん?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えどんな問題が今、ありますか?
相談者:
えっと今、高校2年生なんですけれども・・勉強のこととか、友だち関係のことで、色々悩みがあるようで、
ドリアン助川:
はい
相談者:
えーと・・どう見ても、どう、あの過食をしているようで、
ドリアン助川:
過食?
相談者:
食べすぎですね。
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
・・で、ここ2、3ヵ月の間にい・・随分太ったようで、
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、自分でも治さなければと思っているんですけれども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
なんか気分の浮き沈みがありまして、
ドリアン助川:
うん
相談者:
何かあの、上手く行かない事とかがあると、どうも・・あの食べ物に走ってしまうようで、
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、こんな自分では駄目だ、変えなければっていう気持ちが、強いんですけれども、また上手く行かないと・・食べてしまってっていう事を繰り返していて、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
このままちょっと、親としてどう接して行けば・・いいかということを悩んでおりまして、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、お電話しました。
ドリアン助川:
はい。えー、では、もう少し詳しく教えて下さいね。
相談者:
はい
ドリアン助川:
まず、あなた様おいくつでしょうか?
相談者:
48歳です。
ドリアン助川:
48歳。えー、ご主人は?
相談者:
51歳です。
ドリアン助川:
51歳。そして、お嬢さんお一人ですか?
相談者:
いや、3人兄弟の真ん中です。
ドリアン助川:
3人兄弟の真ん中。
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、お兄さんお姉さん、がいらっしゃるんでしょ・・
相談者:
えっと、兄が19歳。
ドリアン助川:
はい
相談者:
本人が17歳。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で下に、妹が15歳です。
ドリアン助川:
はい・・で、この、真ん中の17歳のお嬢さんが、
相談者:
はい
ドリアン助川:
2、3ヵ月前から・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
過食。
相談者:
はい
ドリアン助川:
食べ過ぎて、しまうと。
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー・・どんな風なんでしょうね?、ま、朝昼晩は食べますよね?
相談者:
食べます、が、
ドリアン助川:
はい
相談者:
えーと、以前から・・高校2年生になった頃からちょっと、学校を時々休むことがありまして、
ドリアン助川:
はい
相談者:
「お腹が痛い」とか「ちょっと熱がある」とかいう、ことで、
ドリアン助川:
はい
相談者:
何日、か休んでいまして、
ドリアン助川:
はい
相談者:
そのことでも心配していたんですけれども、
ドリアン助川:
えーええ
相談者:
最近ん、も、やっぱり、そういうことが続いていて、
ドリアン助川:
うん
相談者:
困ったなと思ってたんですけれども。やっぱりあのお・・食べる、時は、わたし達が見ていない時に食べるんですね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
でも、顔つきとか体つきを見ていると、明らかにもう・・太ったのが分かって、
ドリアン助川:
うんー
相談者:
本人にも聞いたところお・・どうも2、3ヵ月で8キロほど太ったようなんです。
ドリアン助川:
あーそれは、ず、ね?、随分ですね。
相談者:
そうですね、はい
ドリアン助川:
8キロ・・で、えー、その原因の方に今から、あの話を、
相談者:
はい
ドリアン助川:
展開して行きたいんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、精神的な何か今、葛藤があるようなんですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
学校休んだり。
相談者:
はい
ドリアン助川:
うん、で、その、何が起きてるということは、
相談者:
はい
ドリアン助川:
お母さんに話するんですか?
相談者:
えーっとお、ま・・わたしもいちいち、見てるわけではないので、娘からの話なんですけれども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、一つは、進学コースにおりましてえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ただ、自分が思ったように、勉強はしているけれども、成績は伸びない?
ドリアン助川:
はい
相談者:
みんなに中々ついて行けない。
ドリアン助川:
はいはい、うん・・
相談者:
で、あの自分の、大学、進学したい大学があるんですけれども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
そこにも中々、成績が、届かない?
ドリアン助川:
うん
相談者:
そういうので、ジレンマが、ある事とお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あと、えーと、段々、学年が上がるにつれて文系理系とかと分かれて行くと、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、仲のいい友だちと離れてしまって、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
例えば、なんか、体育だったり、理科だったりの・・教室が変わる時に、移動するう、メンバーが、いなくなったっていうことで、
ドリアン助川:
うん
相談者:
悩んでいたりとかあ・・
ドリアン助川:
仲のいい友だちが今いないってことですかね?、つまり。
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
同じ、あの教室の中に。
相談者:
はい
ドリアン助川:
えーと、理系ですか?
相談者:
え、理系です。
ドリアン助川:
理系で?、はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
あとは何かありますかね?
相談者:
あとは、まあ、えっとお・・親から見ても、とても頑張り屋さんなので、
ドリアン助川:
はい
相談者:
課題とかも、小さい時から全部こなす子だったんですけれども、一生懸命やってもやっても課題がこなせない?
ドリアン助川:
うーん
相談者:
で、ただし、あの、部活動、をしていまして、
「そんなに無理なようなら部活動も考えれば?」って言うと、
部活動は止めたくない?
ドリアン助川:
はい
相談者:
「中途半端では、終わりたくない」って言って、
ドリアン助川:
うん・・部活動、は、あの、差し障りなければ何やってらっしゃるんでしょ?
相談者:
えと、吹奏楽部です。
ドリアン助川:
吹奏楽部?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい。
相談者:
なので、
ドリアン助川:
これはあの、お母さん・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
には、あの、伝えてない、事かもしれませんけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
恋の悩みっていうことは考えられないんですか?、誰か好きな男の子・・
相談者:
えっとお・・今は全くそういう事はないようです。
ドリアン助川:
気配ないですか?
相談者:
はい
ドリアン助川:
うーん・・とすると、えー、勉強の悩みと、友だちが今いないっていうこと・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
の、2点ですかね?
相談者:
と、あとやっぱり、理想の自分があるんだけれども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
自分はいつも、その理想と、反対のことをしてしまって例えばその過食もそうなんですけれども、
ドリアン助川:
ええ、ええ
相談者:
食べたら駄目って分かってるのに、また食べてしまった。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
勉強しなければいけ、いけないのに・・またできなかった?、学校休んだらいけないのにまた休んでしまった、ていうことで、
ドリアン助川:
はい
相談者:
理想の自分と現実の自分のギャップ・・を感じることに・・それが、あの子を追い詰めてるような気がして・・
ドリアン助川:
あー・・ま、しかしそれ、結構誰に誰にでもあることでねえ。
相談者:
はいー
ドリアン助川:
あの、今日は原稿を書くはずだったのにい、
相談者:
はい
ドリアン助川:
お酒飲んじゃった。
相談者:
はい(笑)
ドリアン助川:
なんてよく、わたしは・・ありまして、
相談者:
はい、うーん
ドリアン助川:
えー、ま、そのジレンマに慣れっこなんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
若い時って、それが、大変ちょっと心の傷になったりして、
相談者:
そうですねえ
ドリアン助川:
ね?、「こんな自分じゃダメだあ」みたいな。
相談者:
うんうんうーん
ドリアン助川:
で、そのお、傷埋める・・ん、ために夜食べちゃったりとか。
相談者:
はい
ドリアン助川:
ええ・・まあ、あのお・・振り返るとね、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あのお、自分たち、ま、わたしもそうでした。
相談者:
はい
ドリアン助川:
あの、高校生の頃なんていうのは、ホントに・・心に傷ができちゃって、
相談者:
はい
ドリアン助川:
学校をしばらく休んじゃったりとか、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、そういうこと、自分にもあったので、。
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、勉強もまあ・・しても、中々伸びないって経験も、もちろんありますし、
相談者:
はい
ドリアン助川:
分かるんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
ここ、どう乗り越えるかですね?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
えー、お兄ちゃんとかは、そういうことなかったんですか?
相談者:
はい・・全くなかったです。
ドリアン助川:
全くなかった?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、青春の、なんか、こう、乗り越えなきゃいけない山みたいなのなかったですか?、お兄ちゃんは。
相談者:
えーと、反抗期もあまりなかったですしい、
ドリアン助川:
なかった・・ええ
相談者:
うん、本人の中にはあったのかもしれないけれどもお、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
お兄ちゃんは、手の掛からない子ですね。
ドリアン助川:
ああ・・お母さんはどうですか?、振り返ってみて。
相談者:
あ・・
ドリアン助川:
若き日々。
相談者:
わたしと、娘は凄く似ていて、
ドリアン助川:
はいはいはい
相談者:
あの、わたしも、ちょっと過食う、に走った時があったので、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
娘が打ち明けてくれた時、「実はお母さんもあったんだ」っていう風、なことで、話をして、
ドリアン助川:
はい
相談者:
うん、「でも、必ず乗り越えられるよ」っていう風に・・励ましたあ・・りはしていたんですけれども・・
ドリアン助川:
お母さん、どうやって乗り越えたんですか?
相談者:
わたしは、気が付いたら治っていたっていう感じで、
ドリアン助川:
うん
相談者:
なんか、そんなにストレスを感じなくなった?
ドリアン助川:
はい
相談者:
他のことに気が行くようになって、
ドリアン助川:
はい
相談者:
やっぱりわたしも、自分ん、は・・ストレスを感じるたびに、食べていて、食べたいから食べるんではなくて、ストレスを忘れたいために、食べていたんですね、わたしの時は。
ドリアン助川:
はいはい、うーん
相談者:
なので、娘の気持ちが凄く分かるしい、
ドリアン助川:
うん・・
相談者:
あのお・・「他の事に気を紛らわし、たら?」とかいう、声は、掛けているんですけれども、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
もうなんか・・やっぱり、心が弱くなると、食べてしまって、結局・・なんかもう・・泣き腫らした顔でえ・・いるような時もあるしい、
ドリアン助川:
はい
相談者:
多分自分を凄く責めているんですね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
うん、でも、かといって、そういう、あの、クラスの居場所もなさそうなので、
ドリアン助川:
うん
相談者:
今、娘が行ってる学校は、特進コースとかあるので、
ドリアン助川:
はい
相談者:
それを選ばなければ、友だちと一緒になれそうなのでえ・・敢えて、あの、じゃ、
「特進コース諦めれば?」ても、言ったんですが、
「でも、やっぱり目指したい大学があるから」
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
「特進コースに行きたい」って言って、あの、凄く、理想を求める姿勢が高いんですね。
ドリアン助川:
うーん。ま、その辺の心を、娘さん・・のねえ?
相談者:
はい
ドリアン助川:
内側、が、ホントにどこまで、今・・
相談者:
うーん
ドリアン助川:
えー・・語ってくれてるか?ということもあると思うんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
ま、しかし、いい方向に、
相談者:
はい
ドリアン助川:
い、行けたらと思いますので、
相談者:
はい
ドリアン助川:
それでは、今日の回答者の先生、紹介いたします。
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
えー、三石メソード主宰、作家で翻訳家の、三石由起子先生です。よろしくお願いします。
(回答者に交代)