ナプキンを買い与えない毒母。逃げ切った女に「娘さんは貴方の子ども頃の姿」

テレフォン人生相談 2017年10月23日 月曜日

子供の頃からの確執で10年会っていない母。このままでは後悔すると思って会うことになったものの、二の足を踏んでいる。

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 女46歳 夫49歳 長女7歳(小1) 長男4歳 疎遠の母74歳

今日の一言: 親に否定された人は、自分が自分を否定します。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
もしもし?

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、こんにちは

加藤諦三:
こんにちは。最初に、年齢教えてください。

相談者:
はい、46歳です。

加藤諦三:
46歳、結婚してます?

相談者:
はい、してます。

加藤諦三:
えー、ご主人何歳でしょうか。

相談者:
49歳です。

加藤諦三:
49歳、お子さんは?

相談者:
えーっとですね、4歳の男の子とお、(*)

(*)この答え方について、女の心理をマド愛から指摘されることになる。

加藤諦三:
はい

相談者:
7歳小学校1年生の女の子がいます。

加藤諦三:
はい、分かりました。それで、どんな相談ですか?

相談者:
えーっとですね、母あ、とですね、

加藤諦三:
はい

相談者:
10年ぐらい会ってないんですけれども、

加藤諦三:
母って、その、あなたの、お母さんですね?

相談者:
わたしの母です。はい

加藤諦三:
で今、一緒に暮してないんですね?、もちろん

相談者:
暮らしてないです。

加藤諦三:
はい。おいくつですか?お母さんは。

相談者:
えーっと74です。

加藤諦三:
74、はい

相談者:
ま、近日中に、ちょっと会おうかっていう約束をしたんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
今になって、やっぱり会っていいのかどうか?っていうのを凄い迷い始めましてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
はい、それで・・

加藤諦三:
それにはなんか深い理由があるんですか?、普通は・・

相談者:
えー

加藤諦三:
お母さんに会うっていうのに、そんなに・・う、理由考えなくても、会いたい、会いたくない・・っていう事だと思うんですけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
その迷うのは、なんか、深い理由があるんですか?お母さんとの間に。

相談者:
母がこう、ちょっと支配的な人というか・・

加藤諦三:
あー、はいはい

相談者:
それでえ、えーと、まあ、今まで、ま、10年会ってないですし、その前も、ずっと・・あの、海外に逃げたりい・・ま、あのお・・居場所を知らせなかったりっていう、生活が続いてましてえ、

加藤諦三:
あー・・海外に居たっていうのはお母さんの方が海外に居たっていう事?

相談者:
あ、わたしです。

加藤諦三:
あ、お、あなたの方が海外に、はいはい

相談者:
はいはい。ま、一応、仕事お、とかで行ってたっていう事なんですけれども、

加藤諦三:
はい・・はい

相談者:
ま、あの、父とか母が、ま・・単独では来れないような、

加藤諦三:
うん

相談者:
ところで、はい、仕事してまして。

加藤諦三:
あー。
あの、支配的っていう事は、小さい頃のなんか、お母さんとの思い出で、なんか辛い思い出があるわけですね?

相談者:
えっとあの小さい・・

加藤諦三:
自分の意見が言えないとか・・したい事でも・・

相談者:
はい

加藤諦三:
したくない事でも「したい」と、言わなきゃいけないとか。

相談者:
あ、それもありますし、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、ま、母はとにかく女の子が欲しかったらしくてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、も、妊娠する前からピアノを買って、女の子にこれをさせるっていうのを決めてたらしくて、

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、まわたしが全然才能もなかったっていうのもあって凄い、そんなのが辛かったりい、

加藤諦三:
あーあー

相談者:
「女は勉強なんかできんでも、愛嬌さえあったらいい」とか、わたし割と勉強好きだったんで(苦笑)

加藤諦三:
はあはあ

相談者:
あのお・・ちょっと、あの母の理想の子どもになれなかったのもあってえ・・あとそれとですね・・

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、小さい時は溺愛で、中学生ぐらいになるとお、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、あの、祖父の遺産が入ってから、母が凄い派手になってえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、あのスナックとか飲み歩くようになってえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
わたしが中学3年生の時に、スナック開い・・自分で始めちゃったんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
はい。それでもう・・まあ・・も、昼に起きてえ・・で夜中、3時とか4時とかに帰って来る生活になったんで、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、そうですね、中1ぐらいからもう家事とかは、わたしがしててえ、

加藤諦三:
はい、はい、はい

相談者:
そ、ね、その頃からもう母とはほとんど会わない生活を・・

加藤諦三:
うーん

相談者:
してたんですよね。はい

加藤諦三:
そうするとあなたから見て・・お父さんとお母さんの関係はどうだったの?、どうだったっていうか、夫婦関係・・

相談者:
えーと・・母と父い・・はあ・・あのお、仲良しっていうか、母がもう父の悪口をずっと言っているっていう感じでしたねえ。

加藤諦三:
あー

相談者:
はい

加藤諦三:
悪口を・・いっつも言ってる、ともう、なんか悪口を言わないではいられないっていう感じなのかな?

相談者:
うん、そうですね、いまだになんか、この長い手紙にひたすら父の愚痴が書いてあったりするので。

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
はい。

加藤諦三:
そうすと、お母さんはなに?、お父さん以外にも大体その近くなると、みんな悪口を言ってた?

相談者:
あ、それはあります。

加藤諦三:
ですよねえ・・。

相談者:
はい

加藤諦三:
遠い人は別として、近くなると、全部・・気に入らない、くなるんでしょうねえ。

相談者:
はい

加藤諦三:
要するに物凄い依存心の強い人なんでしょ?

相談者:
あー、そうなんだと思います。あの・・

加藤諦三:
はい

相談者:
10年ぐらい前に会った時はあ・・

加藤諦三:
はい

相談者:
ちょっと子ども・・みたいだなってその時はちょっと、思ったんですよね。

加藤諦三:
うん

相談者:
うん

加藤諦三:
もう子どもと・・ま幼児とおんなじよう、心理的に言うとまだ幼児っていう事でしょうねえ。

相談者:
はあ

加藤諦三:
要するに外側の事が凄く大切なわけですよね?、女の子欲しいって、要するに、男の子でも、女の子でも、自分の子ができたら嬉しいっていうんじゃなくてえ・・

相談者:
うんうん

加藤諦三:
女の子が欲しいと。
こんな女の子が欲しいと。

相談者:
はい

加藤諦三:
要するに外側の事が、自分の思い通りでないと、

相談者:
はい

加藤諦三:
・・ん物凄く不満になるという・・

相談者:
あ、だと思います。そうですね。

加藤諦三:
だから・・

相談者:
うん

加藤諦三:
あな、たあ、が、おん・・あなたの事が理想の女の子っていう事は、お母さんにとって、その理想の女の子でないと・・あなたあ、は面白くないんだ?、よね。

相談者:
そうですね、あと・・ちょっとあの、中学生の時に、

加藤諦三:
うん

相談者:
ま、女の人って、ま、生理とかが始まるじゃないですか。

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
それで、ナプキンを買ってもらえなかったんですよね。でわたしほとんどお小遣いも、貰えてなかったので、

加藤諦三:
はい

相談者:
それが、凄い辛かったっていうのがあ・・

加藤諦三:
はい

相談者:
あってですね、あっは(苦笑)

加藤諦三:
はい

相談者:
そういうなんか、うーん・・な・・

加藤諦三:
それはあの、

相談者:
うん

加藤諦三:
あれ?・・いじめで・・という、感じなの?、それともいじめという感じじゃなくて・・無関心でそういう事やってるって、どっち、ですか?

相談者:
そのお・・それに関してはいじめ、と思いました。

加藤諦三:
あ、いじめの方ですか、うーん

相談者:
あの、自分の物は持ってるんですけれども、

加藤諦三:
うん

相談者:
いいやつ、高いやつを持ってるんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
「数えてるから・・取ったらバレるう、からね」みたいな事言われるんですよ(苦笑)

加藤諦三:
あー

相談者:
うん

加藤諦三:
ん、て、いじめはかなりしつこいね?

相談者:
しつこいですね。

加藤諦三:
うーん

相談者:
うーん

加藤諦三:
お母さんはあなたに執着してますからねえ。

相談者:
はい

加藤諦三:
・・もう、別れたままでいるのが僕は最もいいと思うんですけれども。

相談者:
ああー

加藤諦三:
それはなんか難しいんですか?

相談者:
わたしも常識的な事考えたら、ま、あの、子どもが二人いるんですけれども、

加藤諦三:
うん

相談者:
ずっとお婆ちゃんの存在を、ま、父だけに会うっていうのは難しいのでえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、お婆ちゃんの存在も知らせないかんのかな?、とかあ。

加藤諦三:
ああ、なるほど、そう考えたのねえ。

相談者:
あのお・・こう例えば、今あ、母とか父が死んだ時にい・・

加藤諦三:
うん

相談者:
あの、あの、なんの、この・・何ていうか、あの和解もなくう、

加藤諦三:
うん

相談者:
死なれたら、後で後悔するのかなとか、

加藤諦三:
ああ

相談者:
ちょっと思ったり、してですね。

加藤諦三:
・・うん

相談者:
うん

加藤諦三:
今日はですね、

相談者:
はい

加藤諦三:
スタジオに、心についてのエッセイストとしてお馴染の、

相談者:
はい

加藤諦三:
マドモアゼル愛先生がいらしてんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
あー愛先生のご意見、伺ってみて下さい。

相談者:
はい

(回答者に交代)

「ナプキンを買い与えない毒母。逃げ切った女に「娘さんは貴方の子ども頃の姿」」への3件のフィードバック

  1. 諸事情に関係なく母親というものは
    娘より息子の方が愛おしいもんじゃないかな
    愛先生誘導尋問ぽかった(笑)

  2. なにげに、珠玉の回ではなかろうか?
    他の姑息ないつもの相談とは明らかに差のある
    意味のあるやり取り
    越えねばならぬ達せねばならぬ
    人生のステージに厳しくも勇気をだせと
    諭す加ト窓コンビに脱帽いたします
    ・・ドリでなくて良かった

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