貰った家の権利書は図面だった。サザエさんが男と風呂に入って離婚したマスオ
テレフォン人生相談 2017年12月7日 木曜日
嫁が間男を家に連れ込んだため息子は離婚。結婚を条件に息子は家を貰う約束だったが、貰えなかった。詐欺ではないか?
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 女75歳 息子49歳 婿入り23年目で離婚した元妻49歳 成人した息子と娘がいる
ドリアン助川:
もしもし、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、ありがとうございます。
ドリアン助川:
はい、よろしくお願いします。
相談者:
はい、よろしくお願いします。
ドリアン助川:
今日どんなご相談でしょうか?
相談者:
ええ、あの、息子の離婚のことなんですけど。
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
えっと、嫁が、(苦笑)そのそういう・・不貞を働いてて、
ドリアン助川:
ああ
相談者:
はあ
ドリアン助川:
はい
相談者:
ほんで、ま、決定的なところをね、あの目撃して、
ドリアン助川:
はい
相談者:
それを、あの、親も、側に寝てるから、分かってた、思うんですけどね。
ドリアン助川:
うんー
相談者:
親は「知らなかった」って、こう言うんですね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ほんで、その、23年前に、ま、色々あって向こうの家に入ったんですけどね、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお、その時に、ち、向こうのお父さんが・・あのお・・
「家をあげる」っていう事で、権利書、渡して、くれはったんですけどもね。
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
ほいで、ま、23年目に、そういう事があって、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
その、金庫、後生大事に直してたの見たら、権利書じゃなくて図面でしたやんやね。
ドリアン助川:
はあ
相談者:
はあ
ドリアン助川:
は、は、は、は
相談者:
ほん・・ほんで、だから、それでも、ま、孫たちも二十歳になってるから・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
もう・・みんな、何にも、無しで、ま・・離婚して出ましたわね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
でもね、23年間ていうたらね、大事な年頃ですのでね、
ドリアン助川:
うん
相談者:
あの、家も買えたと思うんですけどね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
何にもなしで、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ほんとに何にも無しで・・可哀想なんですね。
ドリアン助川:
ああ、あん・・
相談者:
ほんで・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
それが、詐欺にならないかな?と思って。
ドリアン助川:
うんー
相談者:
電話さしてもらったんですけどね。
ドリアン助川:
はい、じゃもう少し詳しく教えてくださいね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えーと、まず、あなた様おいくつですか?
相談者:
え、75。
ドリアン助川:
75歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
息子さんは?
相談者:
えーっと、49。
ドリアン助川:
49歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
23年前にご結婚なさったんでしょうか?
相談者:
そうなんです。
ドリアン助川:
はい。えー、という事は、息子さん26歳で、
相談者:
はい
ドリアン助川:
相手の、お嫁さんは当時おいくつだったんですか?
相談者:
同い年です。
ドリアン助川:
同い年?
相談者:
はい
ドリアン助川:
という事は・・離婚された元奥さんも49歳という事ですね?
相談者:
そうなんです、はい。
ドリアン助川:
はい、で、奥さんの方の、家庭に入ったという事なんですね?
相談者:
そうなんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
その時に、
ドリアン助川:
はい
相談者:
その「家をあげる」っていう風に、話が出て、
ドリアン助川:
はい・・出て。
相談者:
ほんで・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
そのお・・権利書じゃなくて、図面をわ・・持たされてたんですね。
ドリアン助川:
このただその、権利書・・えっと、確認しなかったんでしょうか?、当時。
相談者:
そう、知らなかったんちゃいますか、もう信用してたから。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あの、もう、それが権利書やと思うてたんちゃいますかね?
ドリアン助川:
という事は、えー、口約束をしたという事ですね?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
何かその・・えー文章で、こういう約束をしたという事が残ってるという事はないわけですね?
相談者:
ええ、でも、その図面がね?
ドリアン助川:
はい
相談者:
図面が、その、「あげる」っていう風に渡されたんですもんね?
ドリアン助川:
うーん・・
それで、えーと、お孫さん二十歳という風に、おっしゃいましたけども、
相談者:
ええ、ええ
ドリアン助川:
お、お孫さん、何人いらっしゃるんですか?
相談者:
ふたーり。
ドリアン助川:
二人?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、男の子女の子?
相談者:
そう、両方。
ドリアン助川:
両方?
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、のお子さんがいらっしゃるわけですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、ま、23年連れ添って来て、
相談者:
ええ
ドリアン助川:
で、えー、この奥さんには、お父さんとお母さん両方いらっしゃるんですか?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい、ん、つまりその家庭の中で、
相談者:
ええ
ドリアン助川:
何を目撃してしまったんでしょう?
相談者:
ええ、そのね?
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお、嫁がお、向こうの、男、間男と、
ドリアン助川:
はい
相談者:
お風呂に入ってるところを・・あの、偶然・・自分の息子がお風呂へ入るから、
「湯を流さすなよ」ってふうに言いに行ったんですって。
ドリアン助川:
はい
相談者:
そしたら・・なんか変やし、覗いたら男も入っとって、
ドリアン助川:
はあー
相談者:
うん、ほんでえ・・あのお、
ドリアン助川:
ちょっと大胆ですねえ
相談者:
ええ
ドリアン助川:
はい
相談者:
そして、も、親にもね、
「男と風呂入ってるぅ!」っていう風に言いに行ったのに、出て来なかったみたいです。
ドリアン助川:
ちょっと待ってくださいよ。
相談者:
はあ
ドリアン助川:
えー・・息子さんは、家の中にいるわけですよね?
相談者:
そうなんです。
ドリアン助川:
その、状況で、
相談者:
ええ、ええ
ドリアン助川:
つまり家族全員いるわけですよね?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
その状況で、奥さんは他の男と風呂に入ってた?
相談者:
はい。そ、夜やからね、
ドリアン助川:
なか、中々、でもこれは、ないケースですね?
相談者:
ね。
ドリアン助川:
夜何時頃、だってしょうか・・
相談者:
夜、そやから10時か・・9時ぐらいちゃうかなあ。
ドリアン助川:
や、随分早いじゃないですか。
これ、深夜2時とか3時かと思ったら・・
相談者:
いやいやあ
ドリアン助川:
夜9時に、他の男入って・・
相談者:
9時、10時、それぐらいですね。
ドリアン助川:
はあー・・おく、この人もな、何を考えて、それを入れちゃったんですかねえ?
相談者:
うん、いやあ、ちょっと、もうね、そんで、も・・ん、5、6年前ぐらいから、そういうのが、あったんちそうで・・息子も、こう・・お勤めが夜勤っていうのかね?
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお、9時頃に行って・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
朝帰って来るていうお仕事・・ですのでね。
ドリアン助川:
いや、ま、色々な、あのお、浮気はありますけども、
相談者:
うーん
ドリアン助川:
このお、みんな家族がいるとこのお風呂に、あの、はい・・
相談者:
そう
ドリアン助川:
一緒に入ってるって中々これ、聞いた事がないですね。
相談者:
そ、それも、親あ、母親もね、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
男連れ込んでるっていうのを知ってたと思うんですねん。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
あの、くる、息子もかい、会社から帰って来る、えらい大きな、トラッ・・あの車が止まってんな、とは思ってたけどもね、
ドリアン助川:
ああ
相談者:
まさか、そんな事とは思ってないからね。ええ
ドリアン助川:
そしてまあ、当然トラブルになりますわね?
相談者:
ええ
ドリアン助川:
で、えー、それから離婚まで、というのは、時間は・・そんな掛かんなかったんですか?
相談者:
ええ、そうですね。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
えーっと、うん、約半年・・
ドリアン助川:
半年?
相談者:
半年も掛かってないね。
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
うん
ドリアン助川:
で、慰謝料というかね、
相談者:
ええ
ドリアン助川:
えー、どういう事になったんですか?、離婚については。
相談者:
ええ、あのね、相手か、相手の男からは、自分が一生懸命努力して、
ドリアン助川:
はい
相談者:
相手の男からは取ったみたいやけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
その女の方からは一切何も・・
ドリアン助川:
なし?
相談者:
なし
ドリアン助川:
で、お子さんは、ま、お孫さんは・・
相談者:
ええ
ドリアン助川:
えーこの事実を知ってるわけですか?
相談者:
知ってるんです。
ドリアン助川:
で・・今このお孫さんは、お父さん、つまり息子さんとは連絡を取り合ってるんでしょうか?
相談者:
いいえ、ないんです、一切。
ドリアン助川:
ないんですか?
相談者:
はい
ドリアン助川:
うーん
相談者:
で、もう、向こうの、は、向こうの親の方に・・入り浸ってるんですねえ。
ドリアン助川:
ま、今後どうなるか分かりませんけどね。
相談者:
そうですね。まあ、二十歳・・
ドリアン助川:
ええ、それは、まあ、あの、息子さん、お孫さん達も判断というものがありますから。
相談者:
はい
ドリアン助川:
今後どうなるか分かりませんけども。
相談者:
はい、いいようになってくれたらいいのにな、って思うてるんですけどね。
ドリアン助川:
うーん、うーん、んで・・お母さまとしては・・
相談者:
ええ
ドリアン助川:
これはもう、息子さんが騙されそ、損で、
相談者:
ええ
ドリアン助川:
えー
相談者:
ちょっと可哀想すぎるので。
ドリアン助川:
もうちょっとどうにかなんないかと。
相談者:
はい
ドリアン助川:
いう部分ですね?
相談者:
そうですね、なんか・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
虫が治ま、治まらないっていうのか。
ドリアン助川:
うんー、なるほど。
あのお、ん、肝心のご本人は何ておっしゃってるんですか?
相談者:
本人はね・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
もうね、思い出したくないのか、
「忘れた」っていう風に・・言うんですけどね。
ドリアン助川:
うーん、我慢しちゃってるという・・
相談者:
そう、物凄く我慢してるんですね。
ドリアン助川:
うーん、そうですね・・
相談者:
だからそれが爆発したら・・怖いから。
ドリアン助川:
うーん、はい
相談者:
今の間になんとか・・
ドリアン助川:
分かりました。
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい、えー、では今日の回答者の先生紹介いたします。
相談者:
はい
ドリアン助川:
え、弁護士の坂井眞先生です、よろしくお願いします。
相談者:
はい、ありがとうございます。
(回答者に交代)