優しい人評価も実は生活ジリ貧で妬ましく家族の評価は最悪。救いは自己認識
テレフォン人生相談 2018年6月22日 金曜日
仕事にかまけて家庭を顧みずにやってきたが、収入はジリ貧になって、現在は親から生活費を援助してもらっている状態。
妻とも上手くいってなくて会話がない。
周りとの差を感じて羨ましく、妬ましく、表にもあまり出ていない。
若い頃の生き方を後悔している。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 男59歳 自営 妻56歳 2人暮らし 長女36歳結婚して別居 次女33歳バツイチで別居
今日の一言: 誰とも上手く行っていない人・・それは自分と上手く行ってない人です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
もしもし、はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、お、よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい、最初に・・年齢教えて下さい。
相談者:
えー59です。
加藤諦三:
59歳。結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
奥さん何歳ですか?
相談者:
えー50う、6。
加藤諦三:
56歳・・
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんは?・・男の子?
相談者:
とお・・
加藤諦三:
はい
相談者:
えー娘が2人。
加藤諦三:
はい
相談者:
えー36、33です。
加藤諦三:
・・で今・・一緒に住んでんですか?、独立して・・
相談者:
いや、2人ともいません。えー・・
加藤諦三:
独り、はい
相談者:
上は、あの嫁に行ってます。
加藤諦三:
はい、そうすっと今は・・
相談者:
えー下は、
加藤諦三:
下・・
相談者:
1回失敗してます。
加藤諦三:
あ、そうですか。いや今とにかく・・
相談者:
はい、で、1人で住んでます。
加藤諦三:
え、で、一緒に住んでるのね?
相談者:
いや、あの、1人暮らしです。
加藤諦三:
1人暮らし、はい分かりました。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
で、どんな相談ですか?
相談者:
えー、自分の性格の、ことなんです。
加藤諦三:
はいはい、自分、の生活(性格)という、とどういう・・
相談者:
いい・・ところはないと思います、性格は。
人は、「優しい」って・・言う、てくれますが、
加藤諦三:
あ、自分で・・
相談者:
その、程度だと思います。そのほ・・
加藤諦三:
自分ん、で見ると、自分の性格・・
相談者:
はい
加藤諦三:
は(わ)、
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、あんまり良いとは思わないけれども、人は・・
「いい性格」と言ってくれるという事?
相談者:
いや、あの「優しい」っていうだけです。
加藤諦三:
「優しい」という事ですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はいはい
相談者:
でもそれは、あ、わたしは、上辺だけで、だと思います。自分で。
加藤諦三:
・・はい
相談者:
そういう性格なんですよね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で・・えー、今、あ、もう、どうしていいか、その・・家庭も上手く行かない・・で、
加藤諦三:
はい
相談者:
えー、特に妻ですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ。えー・・見透かされてると思ってるんです、もう・・当然。
加藤諦三:
あの・・そ、心の中を、
相談者:
はい
加藤諦三:
奥さんからは見透かされていると。
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
いう事ですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
だけど周りの・・別にそういう近い人でない人から見ると、とにかく優しい人に、
相談者:
ええ
加藤諦三:
だという事ですね?
相談者:
で、普通だ、普通に見られる、てると思います。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
加藤諦三:
で、それは・・別にそれほど、そのお、珍しい事ではないと思うんですけれどもお、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
近い人から・・見る、その人と・・近くない人から見るその人っていうのは・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、あの、違う事は別に珍しい事ではないと思うんですが。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
あの、奥さんと上手く行かなくなったっていうは、いつ頃からですか?
相談者:
・・そうですね・・
加藤諦三:
つまり結婚してから、あー、あ、今、な・・
相談者:
結婚してからは、
加藤諦三:
はい
相談者:
普通だと思います。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、えー、仕事にかまをかけて(かまけて?)、(*)
(*)
鎌(かま)をかける: 白状させるために誘いの言葉をかける
感(かま)ける: あることに心奪われて疎かにする。
加藤諦三:
はい
相談者:
えー、20代前半で結婚したんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
20代はほとんど・・休みの時以外、は、月に2、3回の休みの時以外は・・もう、仕事人間でしたんで、
加藤諦三:
はい
相談者:
えー、家の事は、あー、顧みない、で、えー、休みの時は、たまに・・自分の都合で、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお・・家庭の事、見てたんですが。
加藤諦三:
はい、そしてあの・・
相談者:
そんな感じです。
加藤諦三:
あのお、仕事が忙しい、忙しがしくて今のあなたの話だと、月に、2、3回は・・
相談者:
はい
加藤諦三:
休むけれども、ま・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そういう仕事人間だった、って言うんですけれども、
相談者:
ええ、ええ
加藤諦三:
これはあの、仕事はホントに、忙しくてホントに好きでそうだったのか?
相談者:
いえ、えー
加藤諦三:
それとも奥さんといるのが嫌だから・・
相談者:
しご・・いや、実際仕事は好きでした。
加藤諦三:
・・仕事はす・・
相談者:
あの、やり甲斐もありました。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、えーとお、手に職持つ、職人の、仕事だったんで、
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ。でえー・・仕事は普通、ま、10時間ぐらいで・・ま、朝から・・10時間ぐらい、夜・・終わるんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
その後、飲みに行ったり、遊び行ったり・・えー、女性関係も、ありました。
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ
加藤諦三:
要するにそのお、飲みに行ったり・・女性関係云々っていうのはね?
相談者:
はい
加藤諦三:
要するにその、家に・・帰りたくないという事ですよね?
相談者:
・・その辺が、ちょっと自分では、分からないんですが。
加藤諦三:
はい
相談者:
今・・あ、そう、その、当時はそうだったのかもしれないけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
後悔してるんです、物凄く。
加藤諦三:
今、後悔してるの?
相談者:
はい。もう・・
加藤諦三:
その若い頃、その・・
相談者:
そうです。
加藤諦三:
仕事人間だったという事を、
相談者:
ええ
加藤諦三:
後悔してるっていう事?、ただ仕事人間・・
相談者:
そう、40代・・40になる頃から、かなり・・色々考えて、
加藤諦三:
はい
相談者:
えー、後悔してます。
加藤諦三:
その頃の生活を。
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすると、その頃の生活の後悔っていうのは、後悔の内容っていうのは・・仕事人間だった事を後悔してるんではなくて、
相談者:
はい
加藤諦三:
その・・の・・
相談者:
家の事ですね。特に。
加藤諦三:
飲んで歩いて・・
相談者:
はい
加藤諦三:
女性関係があったという、そっちの方を、後悔してるという事?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
・・うーん・・要する・・
相談者:
もっと・・
加藤諦三:
はい
相談者:
子どもを看てやれば・・良かったと。
実際、「冷たい・・親だ」って言われ、た事もあります。
加藤諦三:
あ、奥さんから「冷たい親」とね?
相談者:
いや、あの子どもにも。
加藤諦三:
あっ!子どもからも?
相談者:
ええ。子どもがお、大人になってからですね。
加藤諦三:
あ、あ、お、子どもが大人になってからね?
相談者:
ええ、ええ。
「お父さんは、昔は冷たかった」って。
そういうような・・ことを、き、聞き、あのお・・実際聞きました。
加藤諦三:
・・うん
相談者:
それでえ・・色々お・・実際「親の面倒も看たくない」とか。
加藤諦三:
あ、親の面倒、今看たくない。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、親とは、だから・・本当に、あの・・心の触れ合う親子関係ではなかったんですよね?
相談者:
自分はそう・・思ってます。
加藤諦三:
ああ、はあ
相談者:
色々、
加藤諦三:
はい
相談者:
考えたら。
加藤諦三:
・・で、「自分はそう思ってる」っていう・・けれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、親の方は・・違ったように思ってるって事?
相談者:
(ここからは相談者自身の生い立ち)
なんか・・共働きだったんですね。
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
えー、姉がいたんですが。
加藤諦三:
はい
相談者:
多少、大きくなると、
加藤諦三:
うん
相談者:
もう、自分1人・・なってまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
いつも・・1人遊び、想像の世界?
加藤諦三:
うん
相談者:
そういう・・とこに居たんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
で・・なんか親に言われても。
なんか、いい子ぶって、言われた事は・・聞くんです。
加藤諦三:
うん。気に入られ・・
相談者:
その当時は。
加藤諦三:
気に入られるためにね?
相談者:
はい、そうなんです。ええ
加藤諦三:
ええ。
・・一口に言うとですね・・
相談者:
はい
加藤諦三:
どの関係も、この関係も全部、今・・上手い、いい関係にないっていう事ですよね?
相談者:
そうなんです。ええ・・
加藤諦三:
そうなんですね。
相談者:
それでもう・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ホントに・・嫌気が差しちゃって。
加藤諦三:
いやあ、もうそれは・・あの、
相談者:
はい
加藤諦三:
な、だ、大丈夫です。もうこんだけ、あなたね?・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
今あ、正直に全部言ってるから、
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、これ正直に言わないと、もう、手の付けようがないんですけれどもね?
相談者:
ええ
加藤諦三:
ま今はもう・・人間関係あらゆるところで上手く・・「上手く行っていません」と・・いう事を認めて、いればね?
相談者:
はい
加藤諦三:
これはあの・・上手く行き始めます、必ず。
で、今日はそういう事であなたのね?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご相談分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、純粋に法律の、おー・・相談では、ないんですけれども、
相談者:
はい、はい・・
加藤諦三:
あのお、
相談者:
はい
加藤諦三:
弁護士の坂井眞先生がいらしてるので・・
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
えー・・
相談者:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい・・はい
(回答者に交代)
生活苦しくないわけないよね
ローンですか
言えよ〜はじめに〜1番大切なことを
自分にお金あったら家族に何言われても何とも思わなさそうな感じがムンムンする相談者
自分は幸せになるって毎朝私もやってみるか
あはは
本人にとっては背水の陣みたいな状況に感じられるのだろうが、ネット民にとっては「また愚か者が一人」的な。さらっと浮気してたことを告白してるしな。相談者に「ロミオメール」で検索するのをオススメしたい。身に覚えあることありまくるんじゃない?おそらく奥さんは熟年離婚の好機を伺ってる。
良い人良い人とチヤホヤされて調子に乗ったら、家庭に居場所無しジリ貧のアラカンアカンオッサンの出来上がりですか。「良い人」という評価は「どうでも良い人」だったりするからね。嫁が姑からイビられてもスルーする人の頭の中ってこんな感じかな。このオッサン、立場のヤバさは理解しつつも因果関係は何もわかっちゃいるまい。