彼を亡くして4日目の女。対象喪失からのステップ。(今ココ)否認⇒絶望⇒‥
テレフォン人生相談 2018年7月30日 月曜日
母子家庭で子どもが成人し、10ヶ月前に人の紹介で付き合いだした彼を肺炎で失う。
容体が急変したため、最期のときは付き添ってあげられなかった。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女48歳バツイチ一人暮らし 離婚して10年 独立している息子二十歳 10ヵ月交際していた彼55歳は4日前に他界
今日の一言: 悲しみは人生には不可避的なもの。不幸ではありません。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもしい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
48歳です。
加藤諦三:
48歳。結婚してます?
相談者:
・・あ、バツイチです。
加藤諦三:
離婚してから、どのぐらい経つんですか?
相談者:
・・10年ぐらい経ちます。
加藤諦三:
10年ぐらい経つ?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、今あ、は、お1人?、で暮らしてるの?
相談者:
は・・はいそうです。
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
1人います・・はい
加藤諦三:
何歳ですか?
相談者:
成人して二十歳です。
加藤諦三:
あ、二十歳、でお父さんの方にいるの?
相談者:
・・いや、もう独(どく)り・・一人暮らししてます。
加藤諦三:
働いてるんですか?もう。
相談者:
そうです。
加藤諦三:
で、女の子男の子?
相談者:
男の子です。
加藤諦三:
男の子ね?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、あなたは今、1人で暮らしてると・・
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました、それでどんな相談ですか?
相談者:
あの・・付き合いしてる・・彼がいまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
10ヵ月ぐらい付き合ってたんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
4日前に突然亡くなっちゃったんです。
加藤諦三:
ああー
相談者:
それでえ・・今どう、(苦笑)自分の心が、
加藤諦三:
うーん
相談者:
どうして、この先・・生きて、行ったらいいのか?
加藤諦三:
はい、はい、はい、はい
相談者:
はい
加藤諦三:
・・あのお・・10年間、あなたは、やっぱり、寂しか・・ったのかな?、それとも、どうだったんですか?
相談者:
あの、子どもを育てる事があ・・必死だったので、
加藤諦三:
うーん
相談者:
それまで恋愛はしませんでした。
加藤諦三:
そうすっと別れて・・息子さんはあなたが引き取ったわけですね?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
それで・・今は、もう・・二十歳で成人して出てるって・・何歳まで一緒にいたんですか?
相談者:
・・高校卒業するまで・・うん
加藤諦三:
で、18歳、ぐらいまで?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
高校卒業して、働、んて、自分で、の・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
独立して出てったという事ですね?
相談者:
そ、そうです。
加藤諦三:
で、それまでは子育てに必死だったと。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・で、えー、ま、10ヵ月程前え、から、
相談者:
ええ
加藤諦三:
の、付き合い出したっていうか、もうその・・時点で好きだったんですか?
相談者:
お友だちの紹介だったんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
始めはなんか・・あの、友だちから始めて、
加藤諦三:
はい
相談者:
段々こう、あの・・好きになりました。
加藤諦三:
恋愛関係、という、その、ことを意識し出したのはどのぐらいからですか?
相談者:
・・えっと、知り合ってから3ヵ月ぐらいですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
ええ
加藤諦三:
あの、結構、急速に好きになっていってません?
相談者:
・・そうですね、なんかよく会・・会ってましたね、凄く。
加藤諦三:
はい、はい、はい、はい
相談者:
わたしのお・・なんか嫌な事とか・・あの、不安な事とかも色々、聞いてくれたり、
加藤諦三:
はい
相談者:
あと、なんというんですか?、一緒に居て、一番、気が休まる?・・
加藤諦三:
うーん
相談者:
ような関係になってったんですよね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
はい
加藤諦三:
だからさっきあの、「急速に好きになって行ったんじゃないですか?」と聞いたのはね?
相談者:
ええ
加藤諦三:
やっぱりあの・・子育てで夢中になってたとはいえね?
相談者:
はい
加藤諦三:
やっぱりい・・寂しくはあったんだと思うんですよ。
相談者:
はーい、はいそうです・・#$%◆
加藤諦三:
・・でこの、相手ですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
4日前に亡くなられたというのは・・あの、何歳ぐらいの方ですか
?
相談者:
55歳です。
加藤諦三:
55歳?
相談者:
はい
加藤諦三:
この方は独身?
相談者:
バツイチです。
加藤諦三:
あっ、でも・・独身だったわけですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
・・という事は・・結婚ん、する事に、何の障害もない?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
・・じゃそういう話っていうのは出てなかった?・・まだ。
相談者:
結婚っていう具体的な話はなかったんですけど・・
加藤諦三:
うーん
相談者:
ずっと・・一緒に・・いん、はい、エヘ(苦笑)
加藤諦三:
「ずっと一緒に」・・
その言葉は、あなたにとっては嬉しかったですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、あなたの方からも当然そういう事を言ってたわけですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
ただ、「結婚」という言葉は出なかったと。
相談者:
・・そうですね。
加藤諦三:
うーん。
それで・・大変失礼な話ですけど、「4日前に亡くなられた」というのは、病気かなんかなさって・・
相談者:
病・・あの急にね?
加藤諦三:
うん
相談者:
風邪をこじられましてえ、
加藤諦三:
風邪?
相談者:
はい、風邪から始まってね?
加藤諦三:
ええ
相談者:
あの熱が出て・・最終的には肺炎になっちゃって、
加藤諦三:
あーあ
相談者:
急変して亡くなっちゃったんです。
加藤諦三:
うーん・・
相談者:
はい
加藤諦三:
看病してたの?
相談者:
してました。
加藤諦三:
うーん
相談者:
肺炎になってちょっと・・あの、急変して、ちょ、んー・・
加藤諦三:
うん
相談者:
亡くなっちゃったんですけど・・
加藤諦三:
うーん
相談者:
あの、最期を?
加藤諦三:
うん
相談者:
最期が会えなかったんです。
加藤諦三:
・・
相談者:
仕事があったんで。
加藤諦三:
うん
相談者:
一緒に・・付き添えなかったんですよ。
加藤諦三:
うん
相談者:
その日だけは。
加藤諦三:
ええ
相談者:
で・・急変して病院で亡くなりました。
加藤諦三:
あー、そうですか、はい
相談者:
はい
加藤諦三:
・・で・・今・・電話下さったのは・・4日前に亡くなって・・
相談者:
はい
加藤諦三:
もう気持ちをどう、安定させて良いか、分からないという事ですかね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はあのお、スタジオに、心についてのエッセイストとしてお馴染のマドモアゼル愛先生が、いらしてますので。
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、難しい、ご相談だと思いますけれども、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
よろしくお願いします。
(回答者に交代)