なぜか借地契約賃料より少ない長年の入金実績。元の地代での更新を拒否する借り主
テレフォン人生相談 2018年9月22日 土曜日
2年前に両親が亡くなって相続した土地は祖父が20年間の事業用借地契約で貸していて、15、6前に父親が引き継いだ。
契約期間は一年前に過ぎている。
通帳を確認すると、父親が引き継いだ頃から入金額が賃料よりも4,5万円少ない。
元の賃料による契約更新を申し入れたら、借り主は今の支払い金額でしか更新しないと言う。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 女50歳 夫54歳 長女22歳 次女20歳 2年前に両親は他界 姉と弟がいる
今日の一言: なし
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
と、わたし、50歳。
加藤諦三:
50歳。ご、えー結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えーご主人何歳ですか?
相談者:
54歳です。
加藤諦三:
54歳、お子さんは?
相談者:
女2人で・・
加藤諦三:
うん
相談者:
22と、二十歳です。
加藤諦三:
はい、分かりました。で、どんな相談ですか?
相談者:
あのお、両親が亡くなって、相続した土地い、で、困ってるんですけど、
加藤諦三:
え、あなたの、ご両親が亡くなられたっていう事?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
相談者:
それで・・
加藤諦三:
んで、え、いつですか?、亡くなられたのは。
相談者:
2年前ですね。
加藤諦三:
2年前ですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、えっと・・お2人・・とも、
相談者:
はい
加藤諦三:
2年前?
相談者:
はい
加藤諦三:
あーそうですか、はい
相談者:
はい
加藤諦三:
で・・あの・・あなたの兄弟、は?
相談者:
うちの兄弟は、女あ・・が、姉と、
加藤諦三:
はい
相談者:
弟がいます。
加藤諦三:
・・弟とお姉さんですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました、3人ですね?
相談者:
・・はい
加藤諦三:
はい、それで?
相談者:
それで・・その、土地い・・は、ある会社に貸してあるんですけど、
加藤諦三:
ん、はい
相談者:
最近、事業用借地契約書・・が出て来まして、
加藤諦三:
事業用借地契約書?、はい
相談者:
はい。それえ、で・・それえ、の中を見た・・
加藤諦三:
要するに、今、借地なわけですね?、そうすっと、さっき「土地がある」っておっしゃったのは。
相談者:
はい。貸してあるんですよ、賃貸、ってか、契約して。
加藤諦三:
貸してあるんですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
うん、はい
相談者:
それで・・その内容っていうか、中を見ましたら、
加藤諦三:
はい
相談者:
期限が、もう切れてたんですよ。
加藤諦三:
・・あーそうですか・・
相談者:
契約。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
加藤諦三:
どれぐらい前に切れてたんですか?
相談者:
・・1年前です。
加藤諦三:
1年前までだったのね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい・・それで?
相談者:
それでえ・・契約をし直したい、ものですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
契約う、を、し直そうと思って、
加藤諦三:
はい
相談者:
あっちの会社さんの方に行って、
加藤諦三:
はい
相談者:
あ、そしたら、あの、契約書の金額が・・
加藤諦三:
契約書の期限?
相談者:
あの、金額。
加藤諦三:
金額?、はい
相談者:
はい、もらってる金額が、
加藤諦三:
はい
相談者:
契約書と・・
加藤諦三:
はい
相談者:
自分のもらっている金額が違ってたんですね。
加藤諦三:
・・あーあ、や、多かったの?少なかったの?
相談者:
少ないです。
加藤諦三:
少なかったの?
相談者:
はい、3、4万、違いますね。
加藤諦三:
結構違うね、はい
相談者:
はい。それで、契約う、を、し直すために、
加藤諦三:
はい
相談者:
自分は書いてある・・金額でお願いした、かったものですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
「その契約でお願いします」っていう事お、を、お願いしたら、
加藤諦三:
うん
相談者:
「今の金額じゃないと、出来ない」って言われたんです。
加藤諦三:
「今の金額」っていうのは、今、今・・あの、
相談者:
もらってる・・もらってる・・
加藤諦三:
会、会社、会社とか◆#$%分かる、今、払ってる、金額ですね?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
はい
相談者:
「それじゃないと」・・「契約は出来ない」と・・
加藤諦三:
はい
相談者:
いう、感じだった・・んですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、自分としてはあ、その、契約の金額で・・契約をしたいんですけど、それは強く、自分の方は言えないんでしょうか?っていう#$・・ことなんですけど。
加藤諦三:
それでその・・契約はど、あのあ、もう、1年前え、に切れてるっていう事ですけど、どのぐらい、長く続いてたんですか?
相談者:
約20年間ですね。
加藤諦三:
20年間?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、当然お父さんと、ご両親・・がやってた事で、あなたあ、は・・
相談者:
はい
加藤諦三:
その・・実際に・・今まで・・金額も・・何も、
相談者:
全く知りません。
加藤諦三:
な、ん、全く知らなかったわけですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
当然お姉さんも弟も知らなかったっていう事ですね?
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
で、はい分かりました。今日の相談はそれで・・あなたとしては・・今の・・金額ではなくて、
相談者:
その・・はい、前のこの・・
加藤諦三:
契や・・
相談者:
はい
加藤諦三:
契約書に書いてある、金額・・
相談者:
で・・やれ・・
加藤諦三:
で、このあ、新しく、契約をしたいと。
相談者:
はい
加藤諦三:
だけど・・相手方は・・今払ってる金額で、
相談者:
ま、そ・・はい
加藤諦三:
契約をしたいと。
相談者:
はいそうです。
加藤諦三:
で・・そこで話が分かれてるわけですか?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
・・で、お互いに・・もう・・例えば、弁護士の先生を、た、立てるとか、そういう事をしないで・・
相談者:
まあ・・
加藤諦三:
対立したまんまで話が終わってるという事ですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はあのスタジオに弁護士の中川潤先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、お願いします。
(回答者に交代)
中川先生、質問者が20年の事業用借地と言っているから、これは定期借地権、つまり、更新のない借地ですよね?