行き場のない17歳中卒カップル。本気で向き合う大人もいない

テレフォン人生相談 2018年9月24日 月曜日

姉の娘17は、高校に行かず働いてもいない同い年の男と付き合うようになって高校を中退した。
しばらくは母子家庭の男の家で暮らしていたが、母親が彼氏と出て行ってしまったので、二人は姪の家で暮らすようなったものの、今度は姪の両親からの苦言が嫌で出て行ってしまい、姪だけは祖父(相談者の父)の家で暮らしているが、男が姪に会いに来ている。
姉と父親からの相談を受けて、姪を通じて男に働き口を紹介しようとしたら、男は怒ってるもよう。

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 男40歳 妻46歳 娘9歳 祖父と住んでいる姪17歳 姪の彼氏17歳

今日の一言: 血縁につけ込まれるな。デヴィッド・シーベリー

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、もしもし

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、よろしくお願いします。

加藤諦三:
最初に、年齢教えて下さい。

相談者:
えーと、わたしが40歳です。

加藤諦三:
40歳。結婚してます?

相談者:
あ、してます。

加藤諦三:
えー奥さん何歳ですか?

相談者:
えーと46歳です。

加藤諦三:
はい、お子さんは?

相談者:
1人います。

加藤諦三:
何歳ですか?

相談者:
9歳です。

加藤諦三:
9歳。男の子、女の子?、どっちで・・

相談者:
えっと女の子です。

加藤諦三:
女の子、はい分かりました、それでどんな相談ですか?

相談者:
えーっと、わたしの姉の、娘になるんですけど。17歳の、

加藤諦三:
あ、はい

相談者:
姪に、なるんですけど。

加藤諦三:
はい

相談者:
彼氏が出来てえ・・

加藤諦三:
はい

相談者:
で、学校に行かなくなって、

加藤諦三:
そのお、彼氏というのが、

相談者:
はい

加藤諦三:
何歳ぐらいの人・・

相談者:
えーと17歳の・・

加藤諦三:
あ、

相談者:
同い年ですね。

加藤諦三:
同い年ですか?

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
で今・・17歳、高校生・・かなんか。

相談者:
高校お、ですけど、辞めてしまったんです。

加藤諦三:
あ・・

相談者:
退学。

加藤諦三:
退学したわけですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、その相手の男性も・・あの、同じ高等学校?

相談者:
は(わ)、えーと・・学校には行ってなかったんです。

加藤諦三:
あ、もうすでに学校行ってなかったの・・

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
それで学校行ってないけど、どっか勤めて働いてたの?、それとも・・

相談者:
いや・・

加藤諦三:
ブラブラし・・

相談者:
えーと、働いてもなくて・・ずーっとお、遊んでる感じですね。

加藤諦三:
・・遊んでいるだけですか?、それとも所謂非行少年というような感じで・・

相談者:
うーん

加藤諦三:
要するに警察の補導の対象になるような・・

相談者:
うーん、んでは、ないと思うんですけど。

加藤諦三:
んじゃ、ではない?

相談者:
はい、うん

加藤諦三:
うん

相談者:
で、彼の家に、その姪っ子が転がり込んで・・まあ・・

加藤諦三:
彼の家に?、彼は何?、ま・・この17歳の男性は、両親と暮らしてんの?

相談者:
えーとお、母親と、

加藤諦三:
うん

相談者:
2人で暮らしてて、

加藤諦三:
はい

相談者:
そこに・・姪が転がり込んで、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、もう・・学校も行かなくなって、

加藤諦三:
はい

相談者:
辞めてしまって、

加藤諦三:
はい

相談者:
その・・彼のお母さんが、

加藤諦三:
うん

相談者:
なんか再婚相手をみつけて・・どっかへ引っ越してしまったんで、その家を、引き払って、その彼がもう・・住むとこがないので、

加藤諦三:
はい

相談者:
えーと、姉のお、ん、あの夫婦んとこに、姪と、彼氏が・・住まわしてもらってる・・たんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
うーん、仕事もしないし、

加藤諦三:
うん

相談者:
学校に、行くわけでもなく、

加藤諦三:
うん

相談者:
うーん、どうしたらいい、か分からないので、僕んとこに相談に、姉が・・来たんです。どうしたらいいですか?

加藤諦三:
うーん

相談者:
うん、それで、まあ・・ま、17歳やし、

加藤諦三:
うん

相談者:
そやったら、「警察に一旦、相談したらどうですか?」って・・言ったら・・

加藤諦三:
うん

相談者:
ま、姉も「分かりました」って言うし、警察に、行って事情したら・・えー、説明したら・・
それは、んん、警察が介入・・するアレでないんで・・

加藤諦三:
うん

相談者:
それで、彼は・・彼女の、親から・・

加藤諦三:
うん

相談者:
・・こう、指図されるのが、めんどくさくなったのか、

加藤諦三:
うん

相談者:
えー、友だちの家に・・しばらくは居たんですけど。あー、あ、しば、うん・・それでえ・・姪っ子は、なんか・・
「もう両親とは居たくないから」って・・爺ちゃんの・・家、わたしの、父親ですね。

加藤諦三:
ええ

相談者:
の、家に、転がり込んだんです。

加藤諦三:
・・うん

相談者:
ん、そしたら、えーと、どうもお・・彼が夜な夜な・・通ってるみたいな、爺ちゃんの家に。

加藤諦三:
あ、この、17歳の彼が、

相談者:
はい

加藤諦三:
その爺ちゃんの家に・・通ってる。

相談者:
はい、そうですね。もう・・とりあえず僕は・・とりあえず「仕事見つけたらどうですか?」んー「僕の知り合い」・・ん「ところんでも働いたらどうですか?」って、その姪っ子を介して・・そのお、話したら・・ん、こう、い、怒り出したっていうか・・姪っ子に・・

加藤諦三:
うん

相談者:
こう、「なんで、そんな知らん人」お、「の指図を」・・「受けないかんのや」みたいな・・

加藤諦三:
に、この17歳の男性が言ったっていう事ですね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
はい、はい、はい

相談者:
で、もう、姉もどうしていいのか分からないし。

加藤諦三:
うん

相談者:
僕もどうしていいのか分からない。

加藤諦三:
うん

相談者:
んで、ご相談・・したんですけど。

加藤諦三:
うん、ま、大変複雑う、で、

相談者:
はい

加藤諦三:
難しいですよね?

相談者:
はい

加藤諦三:
ていうのは、あなたの・・娘じゃなくてえ・・

相談者:
はい

加藤諦三:
これは姪・・

相談者:
姪・・(苦笑)

加藤諦三:
あ、もう、も・・姉さんの話ですよね?

相談者:
そうですね。姉さんと・・わたしの父親が困ってるんです、どうしたら、いいか?・・

加藤諦三:
で・・

相談者:
で、僕が相談ずっと受けて、

加藤諦三:
うん

相談者:
アドバイスしたら・・それを、聞きい、入れてくれなくて。

加藤諦三:
そりゃ聞き入れないですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
だって・・いいですかあ?

相談者:
はい

加藤諦三:
・・この17歳の男の子考えてみるとね?

相談者:
はい

加藤諦三:
まず自分の両親は離婚してるわけです。

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
で、自分のお母さんと一緒に住んでいた。

相談者:
はい

加藤諦三:
お母さんは、好きな人を・・

相談者:
はい

加藤諦三:
見つけて・・この子を捨てて、

相談者:
そう・・

加藤諦三:
行って・・しまったと。

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすっと、この17歳の男性は、まあ、今・・世の中に居場所がないんでしょうね。

相談者:
あー、そうです、はい

加藤諦三:
はい・・お爺ちゃんからすればね?

相談者:
はい

加藤諦三:
娘がこの・・

相談者:
はい

加藤諦三:
・・17歳の・・

相談者:
はい

加藤諦三:
女の子に責任持つべきでしょ?

相談者:
・・はい、そうです、はい

加藤諦三:
だけど・・

相談者:
うん、はい

加藤諦三:
あなたのお姉さんはもう・・

相談者:
はい

加藤諦三:
責任放棄してるわけですね?

相談者:
そうですね、もう何言っても・・

加藤諦三:
うん

相談者:
もう、「夜」、「遊びに行くな」って言っても、

加藤諦三:
うん

相談者:
行くし。

加藤諦三:
うん

相談者:
「学校辞めるな」って言っても、辞めて来るし。

加藤諦三:
うん

相談者:
もう・・手離したみたいな・・見放したっていうんですかね。

加藤諦三:
だよね?

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はですね・・

相談者:
はい

加藤諦三:
スタジオに、

相談者:
はい

加藤諦三:
心についてのエッセイストとしてお馴染のマドモアゼル愛先生がいらしてんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
あの、あなた自身が・・

相談者:
はい

加藤諦三:
の相談というよりも、あなた自身、と違った人が今困ってる事の相談だっていうので、

相談者:
はい

加藤諦三:
大変あの、答えにくいんです・・と思うんですけれども、お話伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)


「行き場のない17歳中卒カップル。本気で向き合う大人もいない」への2件のフィードバック

  1. 相談者姪(娘かも)彼が居場所を転々として‥その間にターニングポイントが多々あったはずだけど‥。大人たちが真剣に向き合わなかったというより、お互いに売り言葉と買い言葉で憎悪の種を育んだ結果では。ニュースで加害者の親のコメントが逃げ腰だったり他人事だったりする背景に、この相談者の家庭の事情でもあったのだろうか。相談者は、姪(娘?)と向き合わずに解決したいように見えた。無論、そんな魔法なんて無いけど。

  2. 原因が各所諸々あったうえでの当面の問題
    相談者の両親、資産に居座られている事、だったら
    それに対しての態度、行動を明確にするしかできない
    ただし、孫娘には行き場がなく
    その悪親の両親であるジジババの家に居候したとしても
    当事者達は互いに了解関係なのではないだろうか?
    相談者視点での「両親も困っている」とは
    どの程度の内容なのか?が決めてなのだが
    相談者の本当のところ”面白くない”のではないか?
    だとしたら、なかなか意地の悪い叔父、弟、息子。とも見れる
    正直を隠した相談も生き方も結局晴れない

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