口では別れてもいいと言いながら実はストーカー66歳
テレフォン人生相談 2018年10月1日 月曜日
妻に先立たれ、近くで農業を営む子持ちの女性とつきあって15年。
男は女の農業を無償で手伝って来た。
警察が来て、女が別れたいと言っていると告げられた。
女に会うと「警察に話していますから」の一点張り。
別れるのは構わないが納得がいかない。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 男66歳 妻は25年前に他界 子どもは別に住んでいる 15年間内縁もどきの妻62歳 内縁には息子が3人いる
今日の一言: 事実は1つです。しかし、事実の解釈はその人の数だけあります。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもーし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、恐れ入ります。
加藤諦三:
最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
66歳です。
加藤諦三:
ろくじゅ、んさい。結婚してます?
相談者:
あーんと、20う・・5年位前にあのお・・家内が亡くなりました。
加藤諦三:
あーそうですか。
そうすっと今は、お1人で暮らしてんですか?
相談者:
子どもはあのお・・
加藤諦三:
独立して・・
相談者:
独立っていうか・・
加藤諦三:
あーそうですか。
相談者:
あの別・・に、あの住んでます。
加藤諦三:
あ、そうです・・
相談者:
わたし・・1人・・
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、それでどんな相談ですか?
相談者:
えーと、内縁の事お、なんですけども。
加藤諦三:
はい
相談者:
15年間続いてるんですけども。
加藤諦三:
はい
相談者:
・・2ヵ月くらい前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
突然・・「別れたい」っていう事で、
加藤諦三:
ん、はい
相談者:
警察の方から、来まして、
加藤諦三:
はい・・
相談者:
「本人がそういう風に」言、あのお「言ってます」っていう事・・話、されました。
加藤諦三:
うーん・・突然という・・
相談者:
ま、あと、お、突、うん突然っていうか、何年、か前からあ、あのお・・そうですね、1年に2回ぐらいずつ、かな?、ちょっと、あの仕事の事で・・あの、トラブった時とかあ・・あ、「別れたい」「別れたい」とはあ、何度もお・・本人は、あの、言ってたんですよね。
加藤諦三:
あーそうですか。それでその、「警察が来た」というのはどういう事ですか?
相談者:
いや、あのお、本人が、
加藤諦三:
はい
相談者:
あー本人が、あの、警察になんか相談行ったらしいんですよ。
加藤諦三:
うん、でしょうね。それじゃなきゃ来ないもんね、警察は。
相談者:
ええ、それであの「本人が『別れたい』っていう事ですけども」・・
加藤諦三:
はい
相談者:
「よろしいですか?」・・ってただそれだけなんですよね、警察の方では。
加藤諦三:
「よろしいですか?」という事ですか?
相談者:
ええ、だから、その理由も聞いたんですけども、警察も、あの・・話もしなかったし、
加藤諦三:
あーあ、そうするとあなたもお、ま、彼女が「別れたい」「別れたい」って言ってんのは前から言ってたけど、なんーで別れたいか?は・・は(わ)あ、なんか言ってなかったんですね?
相談者:
んん、夜になってお酒飲んでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
話(はなし)してる・・ときに、あの、ま・・言葉の暴言っていうのは、多分あの、わたし自身が言ってると思、うんですよね、それは。
加藤諦三:
うん、うん。まあ、さ、お酒飲んで言ってる事だから覚えてはいないでしょうけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
例えば・・どんなような言葉あ・・
相談者:
うんそれがちょっとわたし、あの、知り、知りたいもんで(苦笑)、ちょっと分かんねえんですね、わた、わたし、自身が分かんねえんですよね。
加藤諦三:
うん、うんうんうん
相談者:
まあ、別れる事に対しては、わたしはあ・・構わないんですけども、
加藤諦三:
・・あの、別れる事は、構わなくて相手が「別れたい」と言っていてえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、そうすっと今日の相談ってのはどういう事ですか?
相談者:
うん、あのお、結局、今まで15年間っていうのはタダ働きみたいな事をやって来たわけなんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
相手の、土地なもんで。
加藤諦三:
はい
相談者:
そんでそこであの、果樹とかそういうのを、やっ、あの、ずーっと15年間一生懸命やって来たわけなんですよ。
加藤諦三:
15年間、はい
相談者:
ええ。
そんでほら、突然「じゃ別れますよ」、あと「警察来ましたよ」・・じゃ、わたしは一体今まで何なんだったのかな?っていう・・
加藤諦三:
あーそういう事ですか。
相談者:
やっぱ感じを持つよね。
加藤諦三:
うーん。今「別れたい」って言ってる女性と・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
結婚する事の・・障害はなかったわけ、ですよね?
相談者:
いや、1回はあのお・・相手から、あの一応あの、申し込みは、あったんだけども、
加藤諦三:
あ、この女性から、
相談者:
はい
加藤諦三:
「結婚したい」という風な事はあった?、はい
相談者:
ええ、でも、やっぱりほら、子どももまだ、小さか・・ったし。
加藤諦三:
うん、うん
相談者:
うん、ま、「籍入れないでそのまんまの方がいんじゃないの?」っていう事で、ま、ずっとこの、あの、こういう状態、あ、あ、今までちょっと続いて来たわけなんですよね。
加藤諦三:
ふうーん。で今あ・・あなたは66歳という事ですけど、お子さんは今何歳なの?
相談者:
あの、うちのお・・うーんと、おっきいのは、40う、2歳かな?
加藤諦三:
うーん
相談者:
おっきいていうか一番長女。
加藤諦三:
うん。で、彼女は今・・そうすると、一緒に暮してるわけじゃないわけですね?
相談者:
いや・・
加藤諦三:
さっきなんか「1人で暮らしてる」つった・・
相談者:
あのお・・わたし、の住んでるとこからあのお、5分ぐらいして、あのお・・近くに居るんですよ。
加藤諦三:
・・いや、その女性の方は何歳ですか?
相談者:
えっとお、4ん・・あ、あ60う・・2かな?
加藤諦三:
うんー
相談者:
2か3・・あの、別れる、には、あの、わたしはあのお・・向こうがあの、手を引くっていう事であれば、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、わたしは構わないんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
やっぱり今まで、あの、タダ働きみたい、ね?あのお・・も、一生懸命、一生懸命、バカみてえにして、働いてんのに1円ももらってないと。
加藤諦三:
うん
相談者:
だ、そういう物はどういう風になんのか?と。
加藤諦三:
・・今まで、ただ働いて来てえ・・そいで、「ハイ、サヨナラ」って言われるのは、あまりにもおかしいじゃないか?っていう事ですね?
相談者:
はいそうです。
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあの、スタジオに弁護士の塩谷崇之先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
怖えぇぇ
塩谷先生、あなたが行かなきゃ済むことですよね
・・・