姉が主張すべきは相続分か?野菜作りか?長男が独占するのが慣例の土地柄で
テレフォン人生相談 2019年3月28日 木曜日
父親が亡くなったときには相続について何の話し合いもしていなかったが、ここに来て弟が代理人を立てて、遺産のすべてを弟が取得する旨の遺産分割協議書への署名を迫られている。
土地の慣習に倣ってすべて長男が取得すべきという考えの母が主導している様子。
現在、相談者は遺産である土地の一部で野菜を作り、小遣いを得ていて、これからも気持ちよくそれを続けられるなら、すべて弟に譲ることはやぶさかではないのだが・・
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 野島梨恵(弁護士)
相談者: 女61歳 夫63歳 父は10年前に他界 要介護2の母87歳 バツイチの弟が実家で母と同居中で、相談者も通いで世話をしている。
柴田理恵:
もしもし?、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、もしもし?
柴田理恵:
はい
相談者:
お世話になります。
柴田理恵:
はい、こんにちは
相談者:
・・お世話になります。
柴田理恵:
はい。今日はどんなご相談ですか?
相談者:
あ、はいえっと、弟、と、あのお、土地の相続の件で、
柴田理恵:
はい
相談者:
あのお、ちょっとご相談したいと思いまして。
柴田理恵:
はい
えっとあなた、おいくつですか?
相談者:
あ、61歳です。
柴田理恵:
61歳、はい
えと、ご結婚なさってますか?
相談者:
はい
柴田理恵:
旦那さんはおいくつですか?
相談者:
えー、60う、3歳です。
柴田理恵:
はい
えっと・・えっと、弟さんとの相続っていうと・・
相談者:
はい
柴田理恵:
お父さまかお母さまの・・土地い・・
相談者:
はい
柴田理恵:
という事でしょうか?
相談者:
はい、そうですね。
柴田理恵:
はい
相談者:
あの父親あ、が、
柴田理恵:
はい
相談者:
10年ほど前に亡くなりまして、
柴田理恵:
はい
相談者:
その時は、あの、相続とかいうのは、手続きも何もせずに・・
柴田理恵:
はい
相談者:
今まで・・置いてたんですよね。
柴田理恵:
はい・・はい
相談者:
それが・・
柴田理恵:
うん
相談者:
はい、あの、急に、
柴田理恵:
うん
相談者:
あのお、弟が、
柴田理恵:
うん
相談者:
相続という事を・・
柴田理恵:
うん
相談者:
言いだしたというか、ま、あの、正確には、あのお、書類を、
柴田理恵:
うん
相談者:
持、持って来てというかテーブルの上に置いといて、
柴田理恵:
うん
相談者:
それに、あの、判と・・サインをしろという、ふうな形なんです。
柴田理恵:
ふうん、あの、お母さまは、どうなさってます?
相談者:
はい、あのお、母親は、
柴田理恵:
うん
相談者:
今あ、あの・・介護の、2い、ですね。で、あの、家でおります。
柴田理恵:
あーそうですか。
相談者:
はい
柴田理恵:
えっと、お母さんおいくつですか?
相談者:
80う・・7ですかね?
柴田理恵:
7歳、はい
えっと、お父さまの、
相談者:
はい
柴田理恵:
財産っていうのは・・
相談者:
はい
柴田理恵:
お母さん・・と、息子さんと娘さんに、行く・・
相談者:
はい
柴田理恵:
ことになってますよね?
相談者:
はい、そうですね。
柴田理恵:
はい
相談者:
法律的には多分そういうふうな形に、なるんですけれども、
柴田理恵:
はい
相談者:
ま、田舎なもんですから・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、長男が・・引き継いで、ま、あの、次の世代に渡すというのが、あの、この辺の、あの、習わしというかね・・
柴田理恵:
ああー
相談者:
そういう風に、母親は思ってるんですよね。
柴田理恵:
はい
相談者:
はい
柴田理恵:
えっと・・ご兄弟は・・
相談者:
はい
柴田理恵:
あなたと、
相談者:
はい
柴田理恵:
弟さんと・・
相談者:
はい
柴田理恵:
まだいらっしゃるんですか・・
相談者:
2人です。
柴田理恵:
2人で?
相談者:
はい、そうです。
柴田理恵:
は、という事は、弟さんが、ご長男っていう形に・・
相談者:
はい
柴田理恵:
なるわけですか?
相談者:
はい、そうです。
柴田理恵:
はい
お母さまは今、介護お・・の2ですけれど、
相談者:
はい
柴田理恵:
あのお・・どこにいらっしゃるんですか?
相談者:
家で、おります、実家に。
柴田理恵:
お母さん、お一人?
相談者:
いえ、あの、弟お・・と、あの、住んでおります。
柴田理恵:
弟さんはご結婚なさってますか?
相談者:
はい、結婚はしてますが、離婚してます。
柴田理恵:
あ、じゃ、お一人?
相談者:
・・はい、そうですね。
柴田理恵:
あーあ、じゃ、今、弟さんが1人で、
相談者:
はい
柴田理恵:
お母さんを看てらっしゃるんですね?
相談者:
いえ、そういうわけではないんですよ、わたしも、あの、60の、
柴田理恵:
うん
相談者:
年で、仕事を辞めまして、
柴田理恵:
はい
相談者:
母親がそういう状態なので、
柴田理恵:
うん
相談者:
家から、30分ぐらい、車でえ、なんですけれども、
柴田理恵:
はい
相談者:
そこへ、毎日通ってる状態ですね、実家の方へ。
柴田理恵:
あーなるほど、おか、お姉さんが通いでお母さんの面倒看つつ・・
相談者:
はい
柴田理恵:
弟さんが、お母さんと一緒に同居なさってる?
相談者:
はい、そうです。
柴田理恵:
あーなるほど。
弟さんは、なんで急に・・相続の事を言って来られたんでしょうかね?
相談者:
いえ、それも・・
柴田理恵:
うん
相談者:
直接、弟からっていうのは、一切無いんですよ。
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
母親あ、が・・ま、あの、あい、間でというんではないんですけれども・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あのお、ま、正確に言ったら今週う、の・・頭ぐらいに、
柴田理恵:
うん
相談者:
その・・用紙、があ・・あのお、法律事務所に、あの、お願いしてたらしくって、届いて、その、用紙を・・あの、テーブルの上に置いてたのを・・
柴田理恵:
うん
相談者:
「ここに」・・「判を押して、サインをしろ」と、いう風な事を母親が、が・・弟から、あの、言われて・・それを、ひ、あのお・・言、ってるんですよね。
柴田理恵:
うんー
相談者:
だから、なぜ?というのもわたしも直接聞いてませんし、
柴田理恵:
うーん
相談者:
うん・・&#
柴田理恵:
あの弟さんとはあんまりお話、なさらないんですか?
相談者:
・・そうですね、このところ、ま、そういう状態になってます。
柴田理恵:
何か仲たがいするう、何かがあったんですか?
相談者:
ええ、仲たがいというか、ま、わたしが、あの、母親を看るう・・のに、あの、実家の方に、来てて、
柴田理恵:
うん
相談者:
そのお、実家の方に、田畑があるもんですから・・
柴田理恵:
うん
相談者:
そちらの方を、あのお、わたしが・・あのお、ま・・作ったりなんかした、ものを、
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、産直う、とかいう、そういうところに出して、
柴田理恵:
はい・・うん
相談者:
お小遣い稼ぎを、まあ、わたしが、あの、母親を看ながら、
柴田理恵:
はい
相談者:
そういうのをしてるんですよね。
柴田理恵:
あーはい、はい・・うん
相談者:
あ・・
柴田理恵:
うん
相談者:
ま・・&#△の土地を、わたしが、ま、一応、借りるという形で、
柴田理恵:
ん、うん
相談者:
あのお、してるんですけれども、
柴田理恵:
うん
相談者:
ん、◆#は、あのお、快くないようで・・
柴田理恵:
あー
相談者:
&#△%
柴田理恵:
その法律事務所から送られて来た書類、は読みましたか?
相談者:
・・はい、一応、目は通しました。
柴田理恵:
うん、何て、書いてあったんですか?
相談者:
だから、あのお、土地い、とか財産の、相続に関するう、
柴田理恵:
うん
相談者:
あのお、手続きを、委任します。というのを、あの法律事務所の方に委任します、という弟の・・サイン、書く用紙と・・それと、あのお、分割協議書っていうんですかね?、なんかそれえ、で、あの、全ての財産を、あの、弟が・・引き継ぐという、そういう風な、ことを書いてる用紙と、2部ありましたね。
柴田理恵:
はあ、じゃ、これはやっぱり先生に聞いてみた方が早いですね。はい
相談者:
はあ、ありがとうございます。
柴田理恵:
はい、えー・・
相談者:
よろしくお願いします。
柴田理恵:
今日の回答者の先生は・・
相談者:
はい
柴田理恵:
弁護士の、野島梨恵先生です。
相談者:
はい
柴田理恵:
先生お願いします。
相談者:
お願いします。
(回答者に交代)
そういう風習なら、田畑は弟にあげて、野菜は店で買えばいいんじゃないの、と私は思うけど、小遣い稼ぎしたいし、
だめなんだねー。
私の実家の田畑なんて、父の兄弟達で分けちゃったもんだから、ちっちゃくなっちゃって、農家を継いだ父の分は、もはや耕しても赤字になるくらい超小規模。兼業して、やっと年収100万いくかなってところ。
もしこれを私達兄弟が分割したら、何の役にも立たないくらい小さい。
田舎だから、土地買って家建てる人もいなくて、農地としてしか役に立たない土地を、相続のたびに分割してたら、もうどうしようもない。
その風習は農地や農業を守るためのものと思いましたが。
相談者さんは、野菜作りでお小遣いを稼ぐだけでなく、お母さん以外の人との交流や、畑仕事でやりがいを得ているのでは無いでしょうか。
お母さんの世話だけでは気が滅入ります。細かい出費もあるでしょう。野菜を売ったお金で、お母さんに美味しいものでも買って行こうと言う気持ちになっているかもわかりません。
土地は弟さんに全て譲り、畑の使用権だけ確保する方が、お母さんも弟さんも納得するような気がします。
一番上の匿名です。ちょっと疑問に思って再コメントします。
相談者さんは、母と弟に畑作りの許可をもらってから、始めたのでしょうか?
親の土地は自分のもののように思いがちで、勝手に使って、親や兄弟から、反感を買ってる人を、よく見るので。
もし、黙って始めて、お金も稼いでたら、よくは思わないですよね。そのお金も、母や弟に還元せず、自分の懐にだけ入れてたら、なおさら。
そこのところ、知りたかったなあ。
もちろん、親の介護はえらいなあと思います。私にはできるか、自信ないです。
ただ、相談者さんは、自分に都合の悪いことは隠して、話してないかな、とちょっと思いました。考えすぎなら、ごめんなさい。
それにしても意固地な弟、机の上に弁護士事務所からの書類を置いておくなんて、二人だけの姉弟なんだから話し合いで解決出来ないの?
姉が退職後、楽しそうに野菜作りしているのが妬ましかったのかな?