結婚も仕事も続かない癌サバイバー。家事仕切るも親父認めず出たくても金はナシ
テレフォン人生相談 2019年6月5日 水曜日
結婚1年も経たず出戻って両親と3人暮らし。
10回の転職を経て無職。
2年前に癌の手術をして通院はしているものの、やろうと思えば仕事もできる状態にまで治癒。
生活費は親がかりで炊事選択を担っている。
母は相談者に好意的だが、父は嫁ぎ先から戻って来たときも反対し、仕事に就かないことにもモノを言って来たが、最近は直接には言わなくなった。
両親ともに弱って来て、世話をしていくつもりだが、父との仲が悪く、家を出たいが経済的にムリ。
大原女史が相談者の家を出たがる真意を探る。
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 中部なまりの女49歳バツイチ 子どもはいない 両親と3人暮らし 父82歳 母77歳 家庭持ちの姉53歳 兄51歳
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、お願いします。
今井通子:
はい
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
あの、同居している父と、
今井通子:
はい
相談者:
あの・・仲が悪い、くて、
今井通子:
あらら
相談者:
ちょっと、ひ、1人で暮らしたいんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
経済的に・・ちょっと・・苦しいので、
今井通子:
ええ
相談者:
はい・・という、相談です。
今井通子:
なんとか、お、あの・・お父さんと・・
相談者:
はい
今井通子:
上手く、やれればって事?
相談者:
いや、もう・・そういう風には・・わ、わたしは思ってます、もう・・
今井通子:
うん
あなたおいくつ?
相談者:
49です。
今井通子:
49歳。
相談者:
はい
今井通子:
お父さまは?
相談者:
82です。
今井通子:
82歳。
相談者:
はい
今井通子:
お母さまは?
相談者:
77です。
今井通子:
77歳。
相談者:
はい
今井通子:
あなた、一人っ子?
相談者:
いや・・兄弟います。
今井通子:
ご兄弟は・・
相談者:
姉と・・
今井通子:
うん、お姉さん?
相談者:
姉と兄が。
今井通子:
お姉さんとお兄さん?
相談者:
はい
今井通子:
はい。おいくつぐらい?
相談者:
53と・・
今井通子:
うん
相談者:
50う、1です。
今井通子:
51歳。
相談者:
はい
今井通子:
じゃ、あの、お姉さんとお兄さんはもう、別居されてんの?
相談者:
はい
今井通子:
結婚してる?
相談者:
はい
今井通子:
あなた自身は?
相談者:
あ、わたしは一度・・しましたけど、
今井通子:
はい
相談者:
1年ももたないで・・
今井通子:
あ、え?
相談者:
離婚しました。
今井通子:
1年ももたないで?
相談者:
はい
今井通子:
何歳ぐらいの時?
相談者:
30歳ぐらいの時です。
今井通子:
なるほど。
じゃ、お子さんはいないのね?
相談者:
はい
今井通子:
その後ずっと・・あの、ご実家で生活してらっしゃるわけ?
相談者:
はい
今井通子:
これ、1年ももたなかったっていうのはどういう事だったの?
相談者:
・・あのお、関係が・・持てなくて・・性生活の。
今井通子:
はい
相談者:
んで、ちょっと・・姑さんのいるところでしたので。
今井通子:
ああー
相談者:
はい、ほんで、ちょっと、これは無理だなと思って・・
今井通子:
ええ
相談者:
はい
今井通子:
じゃ、これはもうすぐに、じゃ・・ケリを付けたというか。
相談者:
あ、そうですね、はい
今井通子:
うん
相談者:
はい、ほんで・・母親に・・言ったら、
今井通子:
うん
相談者:
お、母親はもう・・「ほんなんじゃいかん」って・・言ってくれたんですけど、
今井通子:
うん
相談者:
はい。父はもう・・「嘘言っとるといかんで」って言って・・
今井通子:
うん
相談者:
もう・・ん、「戻れ戻れ」ちって、言うて・・はい
今井通子:
ふうーん。じゃ、も、その、頃からお父さんとは仲悪くなっちゃった?
相談者:
もう、その前からもう・・仲悪かったですけど。
今井通子:
はい
相談者:
はい、はい
今井通子:
元々、何?、どういうふうに仲悪いの?
相談者:
あ、わたしが、あの、転職ばっかしとるもんで・・
今井通子:
ええ。
どれぐらい、こう、転職してんの?
相談者:
もう、10以上は・・バイトとかも入れると。はい
今井通子:
ふうーん
それ、なに、どうして?
相談者:
・・あ、もう、初めに入ったところは、もう残業が多くて、
今井通子:
はい
相談者:
はい・・で・・えらくて・・
今井通子:
うん
相談者:
あれで、はい。なんか・・&#△%っともう一回辞めちゃうと、なんかやっぱり、金銭的に、どんどん安くなって行っちゃうもんで。
今井通子:
うん
相談者:
はい。あ、また次・・次って、探しとるうちに・・はい
今井通子:
今は、じゃ、その、え、自活出来るほどにはなってないっていう事?
相談者:
あもう、あれです、はい
今井通子:
親掛り?
相談者:
そうですね、はい
今井通子:
えー、食事とか。
相談者:
・・あ、食費・・
今井通子:
その・・
相談者:
食費として・・あの、お、親に、もらって・・自分で・・家族の分も料理してます。
今井通子:
え、あなたがお料理してるっていう事?
相談者:
あはい、はい
今井通子:
はい・・ていう事は、今は?、お勤めは?
相談者:
あ・・今、無職です。
今井通子:
あ、今無職なのね?
相談者:
はい
今井通子:
はい
じゃあ、あなたが・・どちらかっていうと家事一般・・
相談者:
あ、まあ、食事と洗濯ぐらいですけど。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
をされていて、
相談者:
はい
今井通子:
お父さまとお母さまは?
相談者:
・・も、あの・・隠居生活です。
今井通子:
隠居生活?
相談者:
はい
今井通子:
でも、そのご家族っていうのは、お父さまお母さまも含めて、あなたが料理洗濯をしてるんでしょ?
相談者:
はい
今井通子:
で、そうすると、
相談者:
はい
今井通子:
食費い、とかを、あなたがもらってるってわけね?
相談者:
はい。食費としてもらってます。
今井通子:
ふうん
相談者:
はい
今井通子:
お父さまお母さまはお元気なの?
相談者:
ま・・元気っていえば元気ですけど、やっぱり「膝とかが悪い」とか言って・・「あんまり歩けん」って言って・・
今井通子:
ええ
相談者:
はい、そんな感じです。
今井通子:
それはお父さまお母さまどっち?
相談者:
あ・・どちらもです。
今井通子:
・・じゃあ、あの、3人で、ずうっといつも、家(うち)に居るっていう事?
相談者:
そうですね、はい
今井通子:
ふうーん。
そりゃ大変な生活ですね。
相談者:
あ、はい
今井通子:
そこで、お父さまが・・
相談者:
はい
今井通子:
しょっちゅう、なんか・・怒ったりしてるわけ?じゃ。
相談者:
あもう・・今はもう・・あ、諦めてあれですけど(苦笑)。
今井通子:
うん
相談者:
もう、わたしがもう、何も言う事を聞かんし、返事もせんもんで・・はい
今井通子:
うん
相談者:
だけど、ちょっと、前までは・・うるさかったですね(苦笑)。
今井通子:
うん
相談者:
怒ってすぐ。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
で、今はおとなしくなっちゃった?
相談者:
あもう・・わたしには言いません。お・・母には言ってるみたいですけど。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
・・で、結局、じゃ、あなたは・・10回ぐらい転職したあと・・
相談者:
はい
今井通子:
もう、仕事をするの諦めちゃったわけ?・・&#
相談者:
・・ちょっと、病気になりまして。
今井通子:
はい
相談者:
はい、ほいで・・辞めちゃったんですね。
今井通子:
え、それは何?、どこの病気?
相談者:
癌なんですけど。はい
今井通子:
今あ・・あ、その癌のステージっていうか、どれぐらいなの?
相談者:
あ、もう・・もう手術して・・大丈夫なんですけど。
今井通子:
あ、治ったのね?
相談者:
はい
今井通子:
はい
で、治って?
相談者:
はい
今井通子:
これは、じゃ、そうするとお、どれぐらい前の話?何年か前?
相談者:
ん、2年くらい前です。
今井通子:
2年ぐらい前に、
相談者:
はい
今井通子:
癌になった?
相談者:
はい。んで・・
今井通子:
で、で・・
相談者:
2ヶ月か3ヶ月後に手術して、
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
でえ・・2年前で、えー、癌で、手術してもう治ったって医者に言われたっていう事は・・
相談者:
あ、まだ・・2ヶ月に今1回は・・行ってますけど。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
ま、よ、要するに5年治癒っていうか・・
相談者:
はい、はい、そうです、はい
今井通子:
うん、ま、まだ5年にはなってないのよね?
相談者:
はい
今井通子:
うん、で、再発もしてないと。
相談者:
再発はしてないです。
今井通子:
うん
じゃまだ・・闘病生活中じゃない?
相談者:
・・ん、うん・・
今井通子:
ま、一応。
相談者:
ま・・元気い、は、元気なんですけど(苦笑)、はい
今井通子:
そうですよね。
相談者:
はい(苦笑)
今井通子:
だから、もうあの・・そうすると・・今、そ、あの、仕事するわけにはいかないっていうか・・
相談者:
いや・・やろうと思えば・・あれですけど、やっぱ、なんか、もう親も・・なんか出来んくなって来とるし・・
今井通子:
うん
相談者:
食事の支度とかも・・
今井通子:
うん
相談者:
うん
やれば出来、ない事はないと思うんですけど。
やっぱりエラそうだもんで・・
今井通子:
ええ
相談者:
はい
今井通子:
あ、やっぱり、親御さんの介護っていう、ような・・
相談者:
うん、んー・・
今井通子:
こともあって。
相談者:
わ、わたしとしてはそうやって、思ってるんですけど、
今井通子:
うん
相談者:
やっぱり、父はなんかもう・・
今井通子:
「早く仕事に行け」と?
相談者:
んん、んあ・・今は言わないですけど。
今井通子:
うん
相談者:
まあ、そんな感じでした。
今井通子:
・・でもほら、お父さん言わなくなっちゃったっていうのは、あれじゃないの?・・あなたのありがたみ、分かってんじゃない?今は。
相談者:
あふ(苦笑)うふ(苦笑)そうですかね?
今井通子:
ふうーん
相談者:
うん・・や・・
今井通子:
で、よ、要するに・・あなた自身の心の問題として、
相談者:
うん
今井通子:
お父さん早く亡くならればいい、とかって・・
相談者:
&#△%て、考えちゃうんですよね。
今井通子:
思ってる事お、が、ちょっと問題だわねえ。
相談者:
ああ
今井通子:
あの・・今日はですねえ、
相談者:
はい
今井通子:
幼児教育研究の、
相談者:
はい
今井通子:
大原敬子先生がいらしてるので、
相談者:
はい
今井通子:
その辺伺ってみたいと思いますが。
相談者:
あ、はい
今井通子:
そうします?
相談者:
はい、お願いします。
今井通子:
はい
(回答者に交代)
でも親が死んだら、親の年金がなくなるよ。そうなると、自分の老後の生活費がないよ。まだ若いから。
続ける仕事を探して、自分の年金や健康保険を払えるように。自立できるように。一人で生活できるように。
と、思わず思ってしまいました
なぜそんな事を問題にするのか?
が、問題
執着。執着のある人間はまずもってケチである
この方も、ものすごい怒りと憎しみを抱えて捨てられずに
苦しくて苦しくてなにが問題なのかすら分からなくなってしまった
でも心の奥には食らいついたら決して離さない
小鬼のようなものすごい邪気がありありとAli Vedelci
ホントそうですよね。
お父さんの怒りも、相談者さんが、若い頃から仕事が続かないことや病気になったことへの心配の裏返し、そして、今は相談者さんに頼らざるを得ないけど、それでいいのか、自分達の死後、どうするんだっていう心配の裏返し、のような気がしました。
相談者さんは、お父さんに怒ってる暇があるなら、自分の人生を見つめて、今のうちに資格でも取っておいたらどうでしょうか?
それとも、親の死後困ることも知りつつ、それでもいいと、現実逃避してたいのかな。実は、やる気のない自分への憤りがお父さんに向かったりしてるのかな。
追記
ホントそうですよね。は、ひとさんのコメントへの同意でした。
なんか暗い。
親のせいにしてるけど、親は親、自分は自分。
自立したいなら何とかするしかないのでは?
悩んでいるまがあったら動く動く!
親の世話して、なんでもいいから働いて。
今は良いとして
親が亡くなったらどうするのかな?
生保かな?