ボーダーの子育て。お勉強だけでなく生活態度を評価して好感を持たれる人に
テレフォン人生相談 2019年9月12日 木曜日
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女48歳 夫43歳 長女11歳(小6) 長男8歳(小3)
柴田理恵:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、もしもし?
柴田理恵:
はい、こんにちは
相談者:
あ、よろしくお願いいたします。
柴田理恵:
はい
相談者:
はい、お願いします。
柴田理恵:
はい、今日はどんなご相談ですか?
相談者:
はい。えっとですね、あのお、子育てのことについてなんですけど。
柴田理恵:
はい
相談者:
はい・・あのお・・
柴田理恵:
え、あなた今、いく、おいくつですか?
相談者:
え、今48歳です。
柴田理恵:
よん、お子さんいらっしゃるんですね?
相談者:
はい
柴田理恵:
えっと旦那さんは?旦那さんはいらっしゃいますか?
相談者:
はい、います。
柴田理恵:
えっと、何歳ですか?
相談者:
43歳です。
柴田理恵:
43歳はい
相談者:
はい
柴田理恵:
お子さんは・・
相談者:
はい、えっと上が11歳で、
柴田理恵:
はい
相談者:
小学校6年生。
柴田理恵:
はい、男の子女の子?
相談者:
は(わ)、お、えっと女の子です。
柴田理恵:
女の子はい
相談者:
はい
柴田理恵:
で、下のお子さんが?
相談者:
下が、えー、男の子で、小学校3年生です。
柴田理恵:
3年生ってことは・・
相談者:
はい
柴田理恵:
じゅっ・・
相談者:
8歳です。
柴田理恵:
8歳ですね?
相談者:
はい
柴田理恵:
はい。それで、その、子育てでお悩みって・・
相談者:
はい
柴田理恵:
いうのは?
相談者:
えっとですね、
柴田理恵:
はい
相談者:
えっと、上の、女の子は、
柴田理恵:
はい
相談者:
えー、今支援級に行ってるんですけど、ちょっとあの・・
柴田理恵:
うん
相談者:
知的に、遅れ、て・・
柴田理恵:
はい
相談者:
ですね。
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
はい
柴田理恵:
はい
相談者:
で、下の子は、えー、普通級なんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
2年生の・・1年生の時もそうだったんですけどテストが全然出来なくってですね。
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
で、2年生、の夏に、
柴田理恵:
はい
相談者:
ちょっとあの児童福祉センターの方で相談、して・・発達検査したところ、
柴田理恵:
うん
相談者:
知能が80ぐらいっていうことで、
柴田理恵:
うーん
相談者:
で、あのお、一般的に、普通級の、
柴田理恵:
うん
相談者:
教科書とか?
柴田理恵:
はい
相談者:
は(わ)・・上の子の時にも説明受けたんですけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
知能が90ぐらいまでの子が、受けれ、あのお、理解出来るように作られてる・・
柴田理恵:
はい
相談者:
みたいなことを聞いてたので・・
柴田理恵:
知能指数ですね?
相談者:
え・・あの・・
柴田理恵:
知能指数が、80ってことですか?
相談者:
そうですね、はあい、知能指数ですね。はい
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
なんで、80だと、支援級は70以下ですしい・・普通級だと中々・・
柴田理恵:
あーあー
相談者:
理解するのが難しいっていうその微妙な感じなんですね。
柴田理恵:
はあー、うん
相談者:
だけど、はあい
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
で・・ですけども、あのお、ん、ちょっと専門的な用語になってしまうんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
あの・・ワーキングメモリーみたいなのもすごく低いんですけど・・
柴田理恵:
ワーキングメモリーってなんですか?
相談者:
あのお、聞いたことお、を、
柴田理恵:
うん
相談者:
覚えていられる?
柴田理恵:
はあ、はは
相談者:
能力?
柴田理恵:
はいはい
相談者:
はい、例えば、えーと「隣りの部屋に行って上から3番目の、引き出しの中から黄色いタオルを持って来てね」っていうようなことを・・
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
覚えていられる力ですね、要するに。
柴田理恵:
あ、はいはい
相談者:
はい
柴田理恵:
それがワーキングメモリー。
相談者:
はい、そうです、そうです。
柴田理恵:
はいはい
相談者:
それがちょっと一番低くって、
柴田理恵:
はあー
相談者:
で、言葉の理解指数みたいなのは、もう普通なんですよ、ホントに99なんで、まったくの普通で。
柴田理恵:
ああー
相談者:
で、そのワーキングメモリーとか、その、処理速度っていうんですかね?
柴田理恵:
はい
相談者:
あの黒板を写す能力みたいなのが、ま、70・・いくつでちょっと低くてですね。
柴田理恵:
あー、はい、はい
相談者:
はい、だから、学校の授業についてくのが・・中々難しいので家で教えてはいるんですけど・・
柴田理恵:
うん、ふんふんふん
相談者:
あの、本人が、なんて言ったらいいんでしょうね?
あのお、やる、気が、向上心というか・・
柴田理恵:
うん
相談者:
好奇心とか向上心みたいなものが、
柴田理恵:
うん
相談者:
中々、持てない、性格う、でですね。
柴田理恵:
うん・・うん
相談者:
で、そういうものがあれば、そこから、こう引き上げて行こうとかって思い、は(わ)するんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
中々そういうものを持ってもらえなくてですね、息子が。
柴田理恵:
はい、うん
相談者:
今サッカーも習ってるんですけど「サッカーやりたい」って言って。
柴田理恵:
はい
相談者:
で、もう半年以上経つんですけど、
柴田理恵:
ふん
相談者:
なんか先生も説明してるんですけど、
柴田理恵:
ふん
相談者:
たぶんあんまり本人聞いてなくって、もう、自分勝手にただ蹴ってるだけで、
柴田理恵:
うーん
相談者:
全然上手くもならないし(苦笑)・・
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
で、あのお、サッカーの本とか、子ども向けの本とか買って来て「ほらほら、買って来たよ」って言って、
柴田理恵:
うん
相談者:
「一緒に読もうよ」って言っても、なんか・・
柴田理恵:
うん
相談者:
全然興味持ってもらえないし・・
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
でもサッカーは本人が「やりたい」って言ったんで、もちろんやってるんですけど・・
柴田理恵:
うん、ふん、ふん、ふん
相談者:
だから、せめて、ね?、それで、「あ、サッカーってこういう風なんだあ」とか本を見て、
柴田理恵:
うん
相談者:
こう・・「あ、なるほどね」みたいな工夫してやってみて、出来た、上手になったっていう、成功体験を積んでいけたらいいなと思って本を買って来たんですけど、
柴田理恵:
うーん
相談者:
ま、そもそも、あんまり字を読むのが得意でないので、
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
えーと、リーディングスリットっていうちょっとあのお、読みやすい、一行だけが見えるような?
柴田理恵:
うん
相談者:
物、道具とかもあたし作ったんですけどお、
柴田理恵:
うーん
相談者:
なんかもう、「それあると余計見にくい」みたいな感じ(苦笑)に言われちゃったりとかして、
柴田理恵:
うーん、あの・・
相談者:
そのお、本、を・・
柴田理恵:
えー、例えばサッカーの試合を見たりとか・・そういうのはどうなんですか?
相談者:
あー、試合も全然興味ないですね。あのお・・
柴田理恵:
はああー
相談者:
テレビでやってるの見ても、なんの興味もないし、
柴田理恵:
この、好きな・・
相談者:
ただ単に、自分が動きたいだけ。
柴田理恵:
好きな・・
相談者:
て感じですね。
柴田理恵:
あの、好きな・・
相談者:
はい
柴田理恵:
あの、選手の方あ、の、こ、プレイを見て・・
相談者:
あ、そういうの
柴田理恵:
あんな風になりたいとか。
相談者:
好きな選手もいないんです、それが。
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
好きな選手とかもなくって、ただもう自分が動きたいだけみたいな?ボール蹴りたいだけみたいな感じで・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
サッカーやってるんですよね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
うんで、すっごいリフティングの人とかテレビでやってたんで「ほらほら、すごいでしょ」って言って見せてもお・・なんか、全然・・興味を持ってくれなくって(苦笑)・・
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
こんなに興味がない、し、向上心もないっていったい、ど、どうしたらいいんだろ?本人の好きなことですらみたいな感じで・・
柴田理恵:
あの、上のお姉ちゃんは、
相談者:
はい
柴田理恵:
あのお、その支援級に行ってらっしゃるって、
相談者:
はい
柴田理恵:
おっしゃいましたけれども、
相談者:
はい
柴田理恵:
その、向上心とか、好奇心とかおありになるんですか?
相談者:
あの、絵え、描くことが大好きなんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
すごく、あのお、勉強熱心で色々アニメの、イラストを模写したりとかしてえ・・
柴田理恵:
うん
相談者:
「上手に塗れたよ」とかやっぱりさすがに、ちょっとずつ上手になってるんですよね。
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
だから、そういう意味での向上心は、結構あるんですよ、上の子の方が。
柴田理恵:
あるんですね。じゃ、すごく楽しく、
相談者:
うん、そうですね。
柴田理恵:
頑張って・・
相談者:
あの・・
柴田理恵:
あの、自分の好きなことをやってるんですね?
相談者:
そうです、そうです。
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
そうなんですよね、だからそういうのを・・
柴田理恵:
じゃ上のお姉ちゃんはそういうの、が、がおありになるのに・・
相談者:
はあい
柴田理恵:
下のお子さんは、どうしてそういう風に・・例えばサッカー好きだったらもっと頑張ってとか・・
相談者:
そうなんですよね・・
柴田理恵:
ていうことが出来ないんだろ?っていう・・
相談者:
そうなんですよね。
柴田理恵:
ことですね?
相談者:
で、勉強も出来ないので(苦笑)・・
柴田理恵:
うん
相談者:
せめてサッカー、好きなところから、文字を読むとかそういう楽しみをとか・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
思うんですけど。
柴田理恵:
うーん
相談者:
なんにもとにかく興味を持ってくれないので、
柴田理恵:
うーん
相談者:
いったいどうしたものか?と思いましてですね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
はい、ご相談させていただきました。
柴田理恵:
なるほど。
相談者:
はい
柴田理恵:
じゃ、今その、じゃ、ご相談の内容としては、下のお子さんが、
相談者:
はい
柴田理恵:
色んなことに、中々興味を持ってくれない、
相談者:
そうですね。
柴田理恵:
えーと、知的い・・んー、にも少しこう、普通としてよりは少し、低いようであると。
相談者:
低いのと、はい、あと、集中力もやっぱり、ちょっとないし・・
柴田理恵:
うん
相談者:
落ち着きもないし、みたいな感じです。
柴田理恵:
どのようにして育てて行ったらいいだろうか?っていうお悩み・・
相談者:
そうですね。
柴田理恵:
でしょうかね?
相談者:
はい、どういう風に本人の向上心とか、な、興味とか?
柴田理恵:
うん
相談者:
そういうものをお、
柴田理恵:
うん
相談者:
こう、モチベーション上げて行ったらいいのかな?っていう・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
悩みなんですけど。
柴田理恵:
じゃ・・先生に、聞いてみましょうかね?
相談者:
はい、お願いします。
柴田理恵:
はい
えー、今日の回答者の先生は、幼児教育研究の大原敬子先生です。
相談者:
はい
柴田理恵:
先生お願いします。
相談者:
お願いします。
(回答者に交代)
日頃の子育てを反省…
こういう親は子供の感情や興味を無視して、自分の子供の時と比べて、こうあるべきだと決めつける。子供は自分が興味あることに対して全力で遊べばいいんだよ。
嫌われようが、あの時こうだったから、とか、やってみて小さいながらも成長してくんだよ。最初から完璧に育てようとする相談者が悪い。こんな親、大きくなったら真っ先に嫌われるわ。子供は親の第二の人生ではない。明らかに人の道からはずれたならともかく、このくらいはどうってことない。親が考えすぎ。
知能指数は相対的なものであり、絶対的なものではありません。属する集団によって、意味がコロコロ変わります。例へば、ノーベル賞を受賞する化学者と私なんかを比べたら、私なんか低知能になるし、その化学者と熱帯雨林のアマゾンに住む先住民族を比べたら、先住民族のほうが優れた能力を持っている面があり、私と先住民族を比べたら、私のほうが優れた想像力を持っているかもしれない。たまたま日本に産まれただけで評価される限定的な
テストなんかで一喜一憂しないで下さい。我が子の可能性を諦めないで下さい。成長がゆっくりしてるだけです。現在、息子さんはサッカーに興味があるのではなく、ボールを蹴ることに興味がある。それでいいじやないですか。ボールを蹴るって、結構難しい動作ですよ。まずボールを注視する、それから、足の側面をボールに当てる、力を加減する。息子さんすごいですよ。今はボールを蹴るのが楽しいんですよ、来年になったら、ボールをパスしたり受けたり、パスが来たボールをドリブルし、ゴールを目指すというのが楽しくなると思います。定形発達している子供と比べるって、意味ないですよ。私なんて、オフサイドをわかつてないし。冷蔵庫を開けた瞬間に何を取りにきたか忘れるし。でも、人間の脳は死ぬまで成長するそうです。息子さんは可能性のかたまりですよ。
ごめんなさい、片付けの出来ない母親で・・・(´;ω;`)
掃除の出来ない鬱親でごめんなさい・・・(´;ω;`)
ゴミ出しとかは何とかやってるんだけど・・・めげずに頑張る・・・。
口うるさく子どもにまくしたててないですかね?この相談者さん。
明るいからいいかもだけど。
大原先生が話してるのに自分の主張を声量あげてかぶせて。
うるさいったらない。
私は、逆に知能指数が高くて人生悩みがつきません。
中学までは勉強しなくてもテストの点が取れたので勉強せず、学習習慣が身につきませんでした。
それでも幸運にも大企業に就職できて、10年以上過ごしたのですが、今、子育てを終え、中小企業に再就職したら周りにいる人がたちが馬鹿に思えて、そういう他人を卑下する自分の器の小ささが嫌になります。
大企業(こういう呼び方も嫌味かもしれませんが分かりやすいので)では、仕事が出来るのは当たり前で、性格も良く尊敬出来る人たちに囲まれてました。
そのような人間を何度もテストや面接でふるいにかけて選んで入社させてるからでしょう。
でも、それは当たり前のことではなかったんだと、中小企業(分かりやすいので)に勤めるようになって知りました。
高いと同じくらいの知能指数の人間のコミュニティにいた方が楽です。
低くてもそうなのでしょうか?
知能指数だけで見たら、そうかもしれませんが、人生は勉強だと思うなら、似た者同士でくっついているだけでは、学びは少ないですよね。
色んな人と接した方が、勉学ではない本当の人生勉強ができる、と思います。
それに、優秀な方こそ、社会に還元してこそ、優秀であることの意義が高まる、と言うか、うまく言えませんが、
最近読んだ本で、
テストで100点をとるだけでは、ほんものの100点ではない、
その100点とれる頭で、勉強のできない人に教えてあげることで、その100点はほんものの100点になる、
というような文章を読み、感銘を受けました。
劣等感の強い人と付き合うのは、疲れるでしょうが、ぜひ、貴方のその優秀さを、社会の役に立ててください。
相談者の声質と話し方が
キンキン捲し立てるようで
子供も興味が湧く前に
意欲を削がれてるのでは?
子供の生きる力を信用して
どーんとしてて欲しいな。
お母さんの愛情で、色々と声かけたくなるのは分かります。
私も息子いるので。
でも、子ども同士のコミュニケーションから、好奇心や向上心を得るっていう先生の話を胸に刻みたいと思いました。
親が先回りしてたら、芽を摘むことになりますね。きっと。