横領も親が弁償、診療報酬請求漏れの隠蔽も賞与相殺10年でクビ回避
テレフォン人生相談 2019年12月26日 木曜日
クリニックに勤める娘が3年に渡って業者に支払うお金の2百数十万~3百数十万円を横領。
弁償すれば警察沙汰にしないとのことで親が支払った。
その後、診療報酬請求漏れの意図的な隠蔽も発覚し、その弁償は今後10年の賞与との相殺で勤務は続けられるもよう。
老後の資金もなくなり、親としてどうすべきか?
「事実関係は誰に確認したんですか?」ぐらいは訊きなよ、柴田さん。
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 男67歳 妻55歳 長女26歳 長男23歳 次男18歳
柴田理恵:
もしもしい?、テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもしい!
柴田理恵:
はい、こんにちはあ
相談者:
こんにちは、どうも、お世話になります。
柴田理恵:
はい、はい、はい
今日はどんなご相談ですか?
相談者:
ええ、娘があ・・
柴田理恵:
はい
相談者:
クリニックでえ・・
柴田理恵:
はい
相談者:
えー、仕事をしてるんですがあ、
柴田理恵:
はい
相談者:
そこであの、先生から預かったあ・・
柴田理恵:
はい
相談者:
お金ありますよね?あのお、支、支払いとかあ・・
柴田理恵:
はい
相談者:
業者さんに、しんせ、支払う・・
柴田理恵:
はい
相談者:
それを、
柴田理恵:
うん
相談者:
えー、何年間かに渡ってえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
・・横領をしていたと・・
柴田理恵:
はあ!
相談者:
いうことなんですよ。
ほいでえ、それが分かったのが1ヶ月ぐらい前なんですよ。
柴田理恵:
はい
相談者:
娘から電話がありましてえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
で「ちょっと話がある」と・・
柴田理恵:
はい
相談者:
いうことでえ・・家(うち)の方に戻って来たんですけど、
柴田理恵:
ふん
相談者:
その時そういう話を聞きましてえ、
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
それが2ヶ月ほど前ですね。
柴田理恵:
はい
相談者:
その時の金額があ・・
柴田理恵:
うん
相談者:
200う、30万だか40万だか・・
柴田理恵:
はい
相談者:
そのぐらいだったんですよ。
柴田理恵:
はい
相談者:
期間としては、
柴田理恵:
はい
相談者:
3年ん、ぐらい?・・
柴田理恵:
はい
相談者:
に渡って、やってたと。
柴田理恵:
はあ・・あの・・
相談者:
ええ
柴田理恵:
娘さんは今、おいくつですか?
相談者:
えーと、今26ですね。
柴田理恵:
26歳、はい。あなたは今おいくつですか?
相談者:
え、67です。
柴田理恵:
はい、えっと・・奥さまは?
相談者:
妻55です。
柴田理恵:
はい
相談者:
ほで、娘は長女で、
柴田理恵:
はい
相談者:
26で、
柴田理恵:
はい
相談者:
えー、その下が、男で20う、3・・
柴田理恵:
はい
相談者:
おと、18です。
柴田理恵:
はあ、18歳の方も男の子?
相談者:
はい、男です・・
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
はい
柴田理恵:
3年間に渡って、
相談者:
はい
柴田理恵:
そのお・・お仕事先の・・お金を横領し、ていたっていうことお・・
相談者:
はい
柴田理恵:
だと・・それどうやって・・分かっちゃったんですか?
相談者:
娘がやってた以前はあ・・
柴田理恵:
うん
相談者:
他の人がやってて、あ・・えー、それで・・その方が辞められてえ・・
柴田理恵:
はい
相談者:
娘に引き継いでえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
したらちょっと、お金があ、合わないと・・
柴田理恵:
うん
相談者:
いうことになったんですよ。で・・その時は全然分かんなかった、らしいんですよね。
で、なあんか、やっててもお・・合わないと・・
柴田理恵:
うん
相談者:
いうことでえ・・
柴田理恵:
あはあ、あ
相談者:
長いこと3年、ぐらいですか?
柴田理恵:
うん
相談者:
やっててえ。
それで「これを支払ってもらわないと」お・・
柴田理恵:
うん
相談者:
「横領として」?
柴田理恵:
うん
相談者:
「警察の方に被害届を出す」と・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
いうことで言われまして、ま・・
柴田理恵:
うん
相談者:
それは当然ですよね?
柴田理恵:
うーん
相談者:
はい、それで言われまして、
柴田理恵:
うん
相談者:
で「今これを払っていただければ」・・
柴田理恵:
うん
相談者:
まあ、「示談ということで」、
柴田理恵:
うーん
相談者:
「警察の方・・には被害届は出さない」と・・
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
いうことでえ・・
柴田理恵:
うん
相談者:
わたしもその時は娘を・・罪人にしたくなかったんで、
柴田理恵:
うーん、うん
相談者:
その穴埋めに?・・振り込んだんですよ。
柴田理恵:
はい
相談者:
それでえ・・これから・・どう・・娘と向き合ってえ・・行ったらいいのか?っていうのとお・・
柴田理恵:
はい
相談者:
もうその・・わたしのそのお・・手持ちのお金も?
柴田理恵:
はい
相談者:
そんなにもうないもんで、出しちゃったんでえ。
柴田理恵:
はい、はい・・はい
相談者:
わたしも、もうもう、年ですしい・・
柴田理恵:
ふん
相談者:
あと何年・・ね?
柴田理恵:
はいはい
相談者:
その・・仕事が出来るか分かんないんでえ
柴田理恵:
はい
相談者:
その、老後の不安ですか。
柴田理恵:
うーん
相談者:
それがありましてえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
で・・それともう一点なんですが。
柴田理恵:
はい
相談者:
えーと、おんなじところで、そのお・・経理をやってるのといっしょに、
柴田理恵:
うん
相談者:
医療事務の方も、も・・見てるんですよ。
柴田理恵:
その、娘さんが?
相談者:
はい
柴田理恵:
はい
相談者:
あの保険請求の。
柴田理恵:
あ、はいはい
相談者:
やっててですね?
柴田理恵:
はい
相談者:
それもお、なんか・・請求しなければいけない金額を・・
柴田理恵:
うん
相談者:
請求してなかったと。
柴田理恵:
ああー
相談者:
それも3年間らしいんですよ。
柴田理恵:
はあーあ、娘さんは・・
相談者:
はい
柴田理恵:
その、横領し、てたの、何に使ってたんですか?
相談者:
えーとね、たぶん遊興費だと思うんですけどね。
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
月にだからたぶん10万とか・・7万とか。
柴田理恵:
ああー
相談者:
それでその・・
柴田理恵:
ちょ・・
相談者:
もう一件の保険請求の方も・・
柴田理恵:
はい
相談者:
えーと、この間聞いた話ではあ、
柴田理恵:
はい
相談者:
「2、3千万」・・「請求漏れがある」と。
柴田理恵:
・・へえー
相談者:
トータルでね。ていうか・・
柴田理恵:
それは横領っていうんですか?
相談者:
・・なんすか?
柴田理恵:
計算がいい加減だってことですか?
相談者:
そうそう、そうそう、そうそう
柴田理恵:
計算がいい加減だ・・
相談者:
医療事務のその・・
柴田理恵:
んんー
相談者:
診療請求のお・・仕事を・・
柴田理恵:
うん
相談者:
適当にやってたって・・いう風なのしかないですよね。
柴田理恵:
うん。じゃそれは今から・・
相談者:
はい
柴田理恵:
ちゃんと、こう、きちんとし直して、
相談者:
はい
柴田理恵:
請求すれば・・その、先生のところには入って来るお金なんですか?
相談者:
入ります。
柴田理恵:
じゃ・・
相談者:
それを今、他のスタッフのお・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、方達が・・
柴田理恵:
うん
相談者:
仕事終わって、から・・
柴田理恵:
うん
相談者:
全部、今・・見直してるらしいんですよ。
柴田理恵:
洗い直してるわけですね?、娘さんは?
相談者:
・・やってます、一緒に。
柴田理恵:
一緒にやってんだ?!
相談者:
はい。まだ今・・一緒に仕事してます。
柴田理恵:
ああ、ま、責任取るまで・・
相談者:
はい
柴田理恵:
やるってことですかね?
相談者:
ええ、そういうことですね。
柴田理恵:
娘さんが横領した・・
相談者:
はい
柴田理恵:
お金・・360万円・・を、
相談者:
はい、はい
柴田理恵:
返しましたよね?、えっと娘さんが返さなきゃいけないのはそれだけですか?
相談者:
えーと、だからこれからあ・・
柴田理恵:
うん
相談者:
えー、保険請求う・・今し直してるんですけども、
柴田理恵:
はい
相談者:
その「たぶん損害が」あ・・「500万」、あん、「から・・700万じゃないか」って・・
柴田理恵:
はあ
相談者:
言、言われたんですよ、この間。
柴田理恵:
はい、はい、はい
相談者:
で、それをお・・どういう風に払お、おうかとかね?
柴田理恵:
あ、やっぱりそれは返さなきゃいけないわけですね?それを。
相談者:
はあい・・ですね。
柴田理恵:
ああーあー
相談者:
ほいで今娘が・・
柴田理恵:
はい
相談者:
先生から言われて、
柴田理恵:
うん
相談者:
えーと、1ヶ月の給料からあ・・
柴田理恵:
うん
相談者:
3万円を引いてえ・・
柴田理恵:
うん
相談者:
返済に充ててると。
柴田理恵:
はい
相談者:
それプラスのその、ボーナス?
柴田理恵:
ふん
相談者:
大体計算したら70万・・ぐらい年間返せると。
柴田理恵:
うん・・7・・
相談者:
いうことなんですが・・
柴田理恵:
でも、700万円の、ん、10年、10年・・
相談者:
700万っていったら10年ですよね?
柴田理恵:
うーん
相談者:
だからわたしの方も少しは・・助けなきゃいけないのかなあ?と思ってえ・・
柴田理恵:
娘はそこで10年続きますかね?
相談者:
まず無理だと思います。
柴田理恵:
・・無理?
相談者:
ああ、んで・・看護婦さんいますよねえ?
柴田理恵:
はい・・看護婦さん、はい
相談者:
その方が言うには「もう」・・
柴田理恵:
うん
相談者:
「一緒には仕事したくない」と。
柴田理恵:
ま、そりゃそうでしょうね。
相談者:
ん、だと思います、はい
柴田理恵:
うーん
相談者:
ですから・・
柴田理恵:
娘さんはなんて言ってんですか?
相談者:
んん、もう泣いて・・
「ごめんね」「ごめんね」っていう・・だけなんですよね。
柴田理恵:
はあー・・
相談者:
だ、もう・・
柴田理恵:
じゃあ、あの、改めて、
相談者:
はい
柴田理恵:
今日のご相談は・・
相談者:
はい
柴田理恵:
あの、どういう・・かた、ことですかね?
相談者:
えーと・・まず一つは娘とお・・
柴田理恵:
うん
相談者:
どういう風に向き合って、いけばいいか?
柴田理恵:
いけばいいか、はい
相談者:
それと・・わたしの今後?
柴田理恵:
はい
相談者:
老人生活に入った時に、
柴田理恵:
はい
相談者:
どういう風に、してったらいいのかな?っていうのがもう・・
柴田理恵:
生活設計みたいなことですか?
相談者:
はい、分かんなくなっちゃってて・・
柴田理恵:
ああ、分かりました。
じゃ先生に聞いてみましょうか?
相談者:
はい
柴田理恵:
はい
えー、今日の回答者の先生は、弁護士の塩谷崇之先生です。先生お願いします。
相談者:
はい、よろしくお願いします。
(回答者に交代)
柴田さん、優しいなあ。
私が親なら、警察に届けてくださいって、言って、お金も出さないし、助けないなあ。
私が厳しすぎるのかな。
雇用主側の監督責任は全く問われないのでしょうか?
全額従業員がかぶるのはおかしいのでは?
どういう規模のクリニックか分かりませんでしたが、税理士が何も気がつかないのが不思議です。
3年も発覚してないそうですが、他の人がやったこともかぶらされてるかもですよ。
だいたい、そんな会計上過去の損失、額にもよりますが、雑損失で処理できそうなものなのに。
それで、解雇しないのも不自然ですよね。
お金を扱う仕事ではダブルチェックをすると思うのですがどうなっているんでしょうか。
お父さん、事態をよくわかってないのでは?
実際に病院に出向いてお詫びした上で横領額を支払っていないようだし、金額が曖昧すぎてあやしいもんだ。
経理も診療報酬請求も、システム使ってたらそんな簡単に誤魔化せないし放置もされない。
娘に騙されてお金取られただけでは?
娘の住んでるとこに行ったり収入支出を調べたりしたのかしら。交友関係調べたり。
してないよな。
その辺、大迫中川高橋、今井加藤あたりならちゃんと疑うはず。
相談への対応が甘い。
少なくとも2人以上でレセやってるんですよね。
だったら3年もわからないなんて信じられないです。
クリニックにも問題ありです。
でも横領は犯罪ですからちょっと甘すぎるんじゃないでしょうか?
本人が本気でやり直すことができればいいのですが。
これ、実の娘による「振り込め詐欺」なんじゃない・・・?!
これって娘の話だけですすめられてるじゃん、おかしいやろう?
何と、無知な親としたたかな娘の茶番劇。
親がすべきことは今すぐクリニックに出向き確認とることやろう、もちろん振り込んだ証拠もってね。
娘同席でこれからのことを話し合っておいで、現実がみえてくるから。
老後の資金取り返さないと、お父さん可愛そうすぎるよ。
これって、本当に「娘」なの?
訴えたところで、金が返ってくる保証はないから、使役しながら金を返してもらうと言うのは、ある意味、賢い方法かも。親ももう金がないし、これ以上追い詰めたら破産宣告しかねない。
悲惨なのは親だね。
医療関係者ですが数年間保険請求できてないってあり得ない.相談者の回答も矛盾があちこちにあるし,たぶんこの相談はファンタジーではないかと.柴田さんも弁護士さんもご苦労様.