絶縁を文書化する母娘。母を許すべきか?裁判官と化す娘の本当のわだかまり
テレフォン人生相談 2020年5月15日 金曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女51歳 夫52歳 娘27歳 3人暮らし 父は5年前に他界 母76歳 姉54歳 弟43歳
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談でえす。
相談者:
はい、よろしくお願いいたしますう。
今井通子:
はい、今日はどういったご相談ですかあ?
相談者:
わたしの母の、話なんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
と、2年前に、絶縁、したんですね。
今井通子:
絶縁?、はい
相談者:
わたしが、書類を作りまして。自分で。
今井通子:
はい
相談者:
「こうこうこういうことはしない」っていう決まり事をいろいろ書きまして、
今井通子:
はい
相談者:
それで、事実上、ま、絶縁したんです。
今井通子:
はい。あなたおいくつ?(苦笑)
相談者:
今51です。
今井通子:
51歳。
相談者:
はい
今井通子:
お母さまはおいくつ?
相談者:
は(わ)、76です。
今井通子:
76歳・・あなたは、ご結婚されてます?
相談者:
してます。
今井通子:
ご主人おいくつ?
相談者:
52です。
今井通子:
52歳。お子さんいらっしゃいますよね?
相談者:
ええ、います。
今井通子:
お年と・・性別を教えてください。
相談者:
えーと、娘え、で、27歳です。
今井通子:
お1人?
相談者:
そうです。
今井通子:
はい
ご結婚されてる?
相談者:
いいえ、未婚です。
今井通子:
じゃ、一緒に住まれてる?
相談者:
そうです。家族3人で住んでます。はい
今井通子:
あ、家族は3人ね?はい
相談者:
はい
今井通子:
で、絶縁したお母さまはあ、
相談者:
ええ
今井通子:
別に住んでらっしゃるのね?
相談者:
そうです。
今井通子:
はい。で、話を続けてください。
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
その母なんですけど、父はもう、5年前に亡くなっておりましてえ、
今井通子:
はい
相談者:
1人で、住んでるんですがあ、
今井通子:
はい
相談者:
毒親っていうんですかね?
自分、自分、の人でえ・・
今井通子:
うん
相談者:
ま、いたんですけれども、
今井通子:
うん
相談者:
一番大きな理由があ、
今井通子:
うん
相談者:
ま、不倫をしていたんですよ。
今井通子:
いつ頃?
相談者:
2年前に絶縁したときにわたしは初めて知ったんですけどお、
今井通子:
うん
相談者:
恐らく、父が生きてるときからだと、思うんですね。
今井通子:
ま、不倫はそういうことですよね?(含み笑い)、はい
相談者:
ええ、ええ
で、相手の方も奥さんがいらっしゃってえ
今井通子:
うん
相談者:
それでなんかバレたみたいなんですよ。
今井通子:
うん
相談者:
その相手の方の奥さんに。
今井通子:
うん
相談者:
そして、ショックを受けてえ、なんか、自殺未遂したとかっていう話、も、母から聞いて、
それをなんていうんだろ?、事の重大に気づかず、しゃあしゃあと、わたしに言って来たんですよ。
今井通子:
うん
相談者:
で、当然、裁判するとか、なんかそういう話にもなったらしくって、
今井通子:
はい
相談者:
わたしは、「も、そんなのやめてちょうだい」って・・
今井通子:
うん
相談者:
言ったんですけど、
「あーうるさい!」みたいな感じで・・突き放されまして、
今井通子:
はい
相談者:
それでもやっぱり・・
「やめなさい」とは、娘ですから言いますよね?
今井通子:
はい
相談者:
そうすると・・とにかく「もううるさいから」・・「もう、縁切るわ!」みたいな感じで・・言われて・・
「じゃあ、そうします」って・・そういう感じで絶縁したんです。
今井通子:
あ・・あ、あなたのほうから、縁切りをしたんじゃなくて、
相談者:
はい
今井通子:
親御さんのほうが、縁切りをして来たわけね?
相談者:
して来たっていうか、言って来たんですよ。
今井通子:
うん
相談者:
で、まあ、わたしも頭に来まして、
今井通子:
うん(苦笑)
相談者:
「じゃあ、しましょう!」っていうことで、
今井通子:
はい
相談者:
もう、「今後一切」、も、「関わりません」みたいな・・
今井通子:
うん
相談者:
文章を、作って・・
今井通子:
うん
相談者:
送りつけた、んですよ。
今井通子:
はい
相談者:
そしたら、ま、署名捺印して、送り返して来ました。
今井通子:
ん、なるほど(含み笑い)
相談者:
で、その、中に、「今後一切連絡しない」っていう、項目もあったんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
電話を、掛けて来まして。
今井通子:
はい
相談者:
1年前ぐらいに。
今井通子:
はい
相談者:
もちろん電話には出なくって、留守番電話だったんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
「どうしてるの?」みたいな。
今井通子:
はい
相談者:
うん、でえ、スルーしてたんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
そうしたら、ここ最近なんですけど、
介護とか・・生活の援助ですとか、年も年なので。
今井通子:
はい
相談者:
不安に・・なって来たのか、
今井通子:
はい
相談者:
わたしの実の姉え、があ・・「もう、母も」お?、「反省してるから許してあげたらどう」?っていう話を最近、言われて来てえ・・
今井通子:
あなたは・・
相談者:
はい
今井通子:
ごきょうだいはお姉さんと?
相談者:
と、弟です。
今井通子:
あ、お姉さんおいくつ?
相談者:
54です。
今井通子:
はい、54歳・・ご結婚されてます?
相談者:
してます。
今井通子:
弟さんは?・・何さ・・
相談者:
弟は43です。
今井通子:
43歳・・ご結婚されてます?
相談者:
してます。
今井通子:
ていうことはもう、皆さん、ちゃんと、別世帯を、お持ちなんですよね?
相談者:
そうなんですけどお、
今井通子:
はい
相談者:
ま、金銭的に、姉も弟もあまり、裕福なほうではなくてえ、
今井通子:
はい
相談者:
3人の・・きょうだいの中でうちが一番、お金があるかな?、っていう、のでえ・・
今井通子:
なるほど。
相談者:
絶縁する前もお、
今井通子:
うん
相談者:
何かと、うちが、支援して来たっていう、感じではあったんですね。
今井通子:
ん、え?その支援はお母さんに対する支援ね?
相談者:
そうです。
今井通子:
はい
相談者:
ま、お祝い事とか、こう・・
今井通子:
うーん
相談者:
ありますよね?、そういうの、旅行ですとか、そういうのも全部うちが出して来たんですけどお、
今井通子:
あはい
相談者:
そのわたし達が、縁を切ってえ・・
今井通子:
うん
相談者:
年を取って来てえ、姉もお・・きっと、不安になって来たんだと思うんですけどお、
今井通子:
うん
相談者:
「許してあげたら」?って・・
今井通子:
うーん
相談者:
でも、もう、わたしとしてはちょっと虫が良すぎるんじゃない?っていう気持ちで、こう、心がザワザワするっていうか・・
今井通子:
ふん
相談者:
許してあげ、た方がいいのかあ?
今井通子:
うん
相談者:
ちょっと複雑な気持ちでえ・・
今井通子:
うん
相談者:
悩んでまして、ご相談をさせて、て、いただきたいなって・・思って、お電話いたしました。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
お母さんの毒親ぶりっていうのはあ(含み笑い)・・
相談者:
はい
今井通子:
不倫だけ?
相談者:
やっぱ言葉の暴力っていうのかな?
それが結構すごくってえ。こう、なに・・
今井通子:
それは何?、最近?
相談者:
ん、結婚してからずっとです。
それこそ大人になってから・・だと思うんですけど、
無神経なこととかいっぱい言われてえ・・傷ついて、来ました。
相談者:
子供のときは?
相談者:
はい・・子供の時ですか?(苦笑)
子供の時は・・あったのかもしれないですけど、やっぱり・・あまり覚えてないですね。
今井通子:
じゃ・・それほど、お母さんから・・
相談者:
ええ
今井通子:
傷つけられた、覚えはないってことでしょ?
相談者:
子供の時はね?
今井通子:
うん
相談者:
ないです。
今井通子:
あの、大人になってからってもう、結構早いうちからあ、お母さんは、
相談者:
はい
今井通子:
ん毒舌でもあった?
相談者:
そうですねえ。わたしが結婚した直後ぐらいからだと思います。攻撃的になって来たのは。
今井通子:
あーあ、そうですか。
相談者:
ま、一般的にい、どういうふうに思うのか、人それぞれだとは思うんですけどお、
今井通子:
うん
相談者:
うちの主人が、ま、もう今、完治したんですけど、癌になったときがありまして、
今井通子:
はい
相談者:
そのときに、やっぱりすごいショックを受けてえ・・
今井通子:
ええ
相談者:
母に・・言いまし、た。そしたら・・
今井通子:
うん
相談者:
「お母さん」・・「昨日、三味線のバチ、パアン!って、なんにもしてないに割れたんだよね」・・
今井通子:
ええ
相談者:
「どんなに直しても、お金掛けても」?・・「もう絶対無理だね」、「もう、無理だ」っていきなりその話をし始めて、
今井通子:
ええ
相談者:
「もう、きっと無理でしょう」って、「治らない」
今井通子:
うん
相談者:
で、わたしは・・そんなこと親に言われるとは思わなくって。
「なんでそんな話、今するの?」って・・
今井通子:
うん
相談者:
言ったんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
そしたら「お母さんの勘って当たるんだよ!」みたいな・・
「もうダメでしょ」みたいな・・
今井通子:
うん、フフ(苦笑)
相談者:
そお、れで・・ま、そのときもショック受けましたしい・・
今井通子:
うん
相談者:
ま、そういうような・・
今井通子:
うん
まあ、でも、一応はあ、そうですね。
要するに連絡を取ったほうがいいか、どうかってことでしょ?
相談者:
連絡っていうか、まあ・・
今井通子:
許してあげていいかどうか?っていうことか。
相談者:
許してあげ・・折れて許してあげてえ・・
今井通子:
うん
相談者:
病気になったときにい、
今井通子:
うん
相談者:
面倒看てあげるのが、娘として・・役割なのかあ・・
今井通子:
うん
相談者:
やっぱり、自分は許せないっていう意思を貫いて、このまま無視するのかあ?
今井通子:
うん
相談者:
どっちがいいんだろう?って・・ホントに悩んで、ます。
今井通子:
分かりました。
相談者:
はい
今井通子:
今日は心についてのエッセイストとしてお馴染みのマドモアゼル愛先生が・・
相談者:
はい
今井通子:
いらしてますので、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
先生よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
母親は自業自得なので、ほっとけば?
母親本人から反省や謝罪が感じられてから
答えを出せば良いのでは?
老いて弱って、かわいそうに思って胸が痛んで、自分が幸せになれなかったり、優しく接することをせずに、死を迎えて、後で罪悪感からうつ状態になったり、まあとにかく子供を一生苦しめるのが毒親ですよね。
母親が不倫して、ましてや相手の妻にも知られて自殺未遂や裁判話までいってたら阻止するのは普通だと思うけど…
なんで相談者が裁判官扱いされてるのか?
今回の回答は少し納得出来ませんでしたね
毒親は子を洗脳して自分の都合のいいようにコントロールします
親孝行も恐らく子供の中でも金がある相談者が「した」のではなく「させられた」のでは?
自分も愛先生が相談者さんを責めるのは、おかしいと思いました。不倫をしておもしろおかしく済ませる神経がわかりません。他人ならまだしも実の母親がそんな事してたらいさめるのが普通だと思います。こう言う母親って一回は謝っても喉元過ぎればなんとやらで死ぬまで相談者さんを傷つけ続けると思います。返信失礼しました。
親って何人か子供がいると、頼りやすい子とか、愚痴りやすい子とか、甘えさせる子とか、それぞれ使い分けてると思います。
私は、3人兄弟の長女で10代の頃から、母の父に対する不満の愚痴を聞かされて、私が何とかしなければと思い、子供だから何も出来ないんだけど、心を痛め色々考えたり精神的に辛かったです。
そのくせ他の兄弟には、カッコつけて良い顔をしてたりで、何で私ばかり頼られてと腹が立ちました。
でも母は、私が助けたからと言って、別に私に感謝してるわけでもなかったです。
自分が親の立場になり、年老いたらわかりませんが、親は子供に助けてもらいたいとは、思っていないと思いました。
私もなるべく母と距離を置いて、自分が嫌な事は、はっきり断わるように付き合うようになりました。
相談者さんがお金の援助をするのが嫌なら、はっきり断わった方がいいと思います。
母親の問題は、母親の責任だと割り切っていいです。
貴方の境遇があまりに自分と似ているので、思わず返信してしまいました。
本当にそうですよね。毒親は、自分の都合のよいように、こどもを利用します。この子は愚痴のはけ口、この子はかわいがる対象、この子は助けてあげなくちゃいけない、などと、使い分けて、愚痴のはけ口のこどもが心を痛めていてもお構いなしです。
一見、親がかわいそうに見えても、おっしゃる通り、母親は自分で自分の人生の責任をとるべきです。甘やかしてはいけません。
優しくて働き者だから今の幸せを築くことが出来ました。この幸せを誰かに盗まれないように気をつけてください。
寂しさや後ろめたさに付け入る人達からご自身を守りましょう。
本当に不倫て多いですよね。不倫ていうか婚外性交相手を持ってる人たち。精神的なものより性愛目的として。
管理人さんのコメントに主婦が性愛を求めるなら
不倫しかないって書いてらしたけどそのとおりだなって。
子供の習い事が一緒とか、パートの取り引き先の人とか、仕事の上司とか、何十年ぶりに会った元彼とか…
子供が知ったらそりゃ色んな意味でゾッとしますよ。
皆さん絶対知られないようにしてください。
マドモアゼル愛先生は、「不倫話は過去のカミングアウトぽいことだし、毒親が娘の忠告など聞く耳持たないから、こんな毒親を裁くな、関わるな!」と、相談者を裁判官に例えて強調したのだろう。相談者の連帯責任に対する不安には及ばないことも付け加えながら。
また、愛先生の回答はここで終わらず、そこから相談者の心の奥底にある思いを引き出させて、解決に至る糸口をアドバイスするところはさすがだと思う。因って今回は、今井先生も付け加えることがほとんどなく終了した。
うちの母(70代)は、不倫ではありませんが付き合ってる男性に失礼な事をしてるので、私が注意をしますが、自分勝手な言い訳ばかりで聞きません。私には、妹と弟がいますが、その事を知ってるか知らないかわかりませんが、私しか注意する人はいません。憎まれ役ですが、非常識な事をしてたら子供として、母に注意します。
相談者さんが、お母さんに注意するのは、当然だと思います。
私の母は、躁鬱(そううつ)病で躁病の時は、自己中で人に失礼なだったり、非常識な事をします。
私も以前は、母が躁病だと気付きませんでした。
それで、毒親の人の中には、躁病の人もいるのではないかと思い投稿しました。
相談者の父親を巡る価値観のズレが家族の間で生じていたこと。ここをマド愛先生が上手に引き出していたのが良かった。裁判官云々も「価値観の違う相手には家族であれど関わるな」という意味合いかな。むしろ相談者の兄弟が「金も労力も出さないけど口だけ出す」という感じ。相談者も家庭持ちなので、実家は実家と割りきって、自分の家庭を大事にすれば良いと思う。
KBCラジオのテレ人後付けコーナーでは「許して上げたら?」という保守的意見が多かったので自分の感覚がおかしいのか、と思っていたが、ここのコメント欄読んでホッとした。